ま、どこまでいってもアイマスの小説だと思う   作:オタクになりたい

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王の怒り

オーディションというのは、どうも面倒くさいもののようだ。いちいち歌のオーディション、ダンスのオーディションといった風に行っていくのだから。

765プロの高木社長よろしく、ティンときた!で選べばいいのに。まどろっこしい。

まぁ、そんな風に選んでいては視聴率がとれないのだからしょうがないとは思うが。

 

「てな訳でだな、とても帰りたいわけだ」

「なら、帰りなさいよ。こっちもライバルが減ってちょうどいいわ」

「今の突っ込み32点。どっちかというと、接続詞の方に突っ込むべきだった。後、マジレスはいらない」

「うるさい!いちいちなんなのよ!アナタは!」

 

カルシウムが足りてなさそうな俺の話し相手『秋月 律子』は、本当についさっきまではおとなしそうな口調だったのだが俺の『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』(単純に超鬱陶しく接しただけ)で建前を破壊させてもらった。すると、あら不思議。真反対の性格ではありませんか。これには、さすがの俺もびっくり!(大嘘)

 

「番号18番のお方!ステージへどうぞ」

「あ、次ね。私の番号」

「なんだよ。次かよ。ちっ、面白くない」

「舌打ちした?ねぇ、アナタ舌打ちした?」

「大丈夫か?俺の行きつけの耳鼻科行くか?」

「もぉぉぉぉ嫌!」

「静けさにしてください!」

「「あっ、はい」」

 

もしかしたら、キャラ変わったと思うお方もいるだろうがそれには理由がある。正確には単純に俺のキャラが超アバウトなだけである。俺が、前世でつけられていた渾名は『鬱陶しいニート』である。もう、あれだね。働かないのに鬱陶しいとか救いようがないね。養ってもらうしかないね。だから、働いててはいけないね。

 

「アナタ、メールなってるわよ」

「お、本当だ」

 

件名 逃げるなよ

Toダンディーサー

本文

 

 

 

 

「よし、頑張って働こう!」

「アナタもアナタだけど、プロデューサーもプロデューサーね」

 

件名だけで脅すとか怖っ!しかも、ナチュラルに俺の考えてることをわかってるよね。なんなの?ニュータイプなの?ガンダム乗って地球を守ってるの?

 

「おぉ、そうだ。律子」

「何よ?というか、いきなり名前で呼ぶのね…」

「俺のボイスパーカッションを聞かせてやるよ。オーディション会場にいる魔王エンジェルもびっくりしすぎて腰抜ける級の奴」

「やってみなさいよ」

「ブンツクパーツクブンツクパーツクチキチキチキチキ(全て口で言ってる)」

 

どうだ。これが俺の最高の特技だ!

 

「あれ?律子いないじゃん…」

 

< = >

なんなのよ、アイツ。私の仮面をいきなり見破った挙げ句本音を出させるなんて。あのウザさの前で平常心でいられる奴を見てみたいわ。後、アイツのプロデューサーもね。

 

 

 

あれを私はボイスパーカッションとは認めないわ。なんなのよ、チキチキチキチキって。

 

 

 

「では、19番の律子さん!お願いします!」

 

おっと、アイツのことを考えることより目の前のオーディションに集中しないとね。魔王エンジェルもいることだしね。

 

 

 

 

 

 

「21番の淳さん!お願いします!」

 

ラッスンゴレライ。え?え?なんて?

オーディションが嫌過ぎて他のことで紛らわしております。どーも、齋藤淳だよ。全く、いきなり曲を歌えだなんて酷いね。単純にオーディションの一部なのだろうけど。今歌ってのはウォークマン内の曲ではない。というか、オリジナルですらない。こんなとこで俺の切り札とも呼べるものを披露するつもりは全くない。なんか魔王エンジェルって言うらしい奴らは、聞いてるようで全く聞いてないね。ま、俺には関係ないけど。

 

 

 

 

「あー、面倒くさかった。もう一生したくねぇや」

「アナタ、すごかったのね…。そんなのなのに」

「アイドルなんて、どれだけ自分に嘘を重ねる事が出来るかだよ」

 

アイドルは、どれだけ自分を偽ってファンに夢を見せれるかだ。中には、ありのままの自分を受け入れてもらえるやつもいるが、そんなのはほんの一握り。だからといって偽って生きるのがいいとは言わないけど。ソースは前世の俺。

 

「そうね。私もそう思うわ」

「ん?誰だ?」

「…嘘!?魔王エンジェルの東豪寺麗華!?」

「あたしの事を知らないなんてアンタよっぽどのアホね」

「ほっとけ」

 

こいつが魔王エンジェルの東豪寺麗華…らしい。

なるほど、確かにそこらのアイドルとはオーラが違う。後、どす黒い匂いも。それはもう、捕まった政治家ぐらいに。俺に被害がなければどうでもいいけど。

 

「すごい!本物だ!あの「さっきからうっさいわね」!?」

あぁ、そういうことね…

「さっきからうっさいのよ。なんの才能もなかった癖に。アタシはアンタじゃなくてコイツとしゃべってるの?わかる?」

「え?え?」

コイツ…律子に才能がないとか言いやがったか?

「アタシ。アンタの事覚えてんのよ。あのオーディションでくっそ下手な歌を歌ったやつでしょ」

「黙れよ」

「「!?」」

あぁ、やっちまった。でも、しょうがないか。

言ってはいけないことを目の前のコイツ『東豪寺麗華』は言ったんだから。

「俺はさ、普段働きたくないとか言ってるけどさ、与えられたらもうやるしかないなって思ってやるんだよ。けど、それを『才能がない』とかいって全部台無しにする奴が大っ嫌いなんだ。それはもう仕事よりもな」

「そ、それがどうしたのよ?そんなのはアンタの事情じゃない」

おいおい、コイツは何言ってやがる。それだけで俺が本気になるわけないだろ。

「律子が泣いてるだろ?それだけで俺が本気になるには充分だよ」

俺は、男なんだから。

 

 

 

< = >

「おめでとうございます!21番の淳さん。貴方が優勝しました!お気持ちは?」

「最っ高ですね!」

「では早速この番組の名物。できる範囲なら貴方の願いを叶えましょう!」

魔王エンジェル全員が今この瞬間まで睨んできてる。おそらく麗華の奴が他の奴らに話したのだろう。

「じゃあ、俺の願いはですね」

 

 

 

 

 

 

「お、久しぶりだな。御前崎」

「あ、お久しぶりです。坂巻さん」

「ったく、お前のところのアイドルなんちゅう逸材だよ。あれは凄すぎるな」

「まぁ、性格に問題ありですけどね」

「で、今回のアイドルのお願いは、何なんだ?番組のレギュラーか?それともCDデビューか?」

「まぁ、アイツらしいアホなお願いですよ」

「それを許可したんだろう?どうせ」

「アイツじゃないとOKしませんよ」

「よっぽど信頼してるんだな」

「まさか」

「で、お前にそこまで言わせるお願いは何なんだ?」

「驚かないでくださいよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「魔王エンジェルとのライブバトルでお願いします♪」

 

 

「魔王エンジェルとのライブバトルですよ」

 

 

 

 

 

「「「「「「「はぁぉぁぁぁぁ!?」」」」」」」




何なんだ?この評価ラッシュ。

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追記
6月20までの投稿は絶望的です。
理由は中学校のテストです。くそっ
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