究極大英雄の山田次郎かく闘えり!   作:うぃっちべーす

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第一話『山田くん颯爽と登場す』

一人の高校生がいた。

 

彼の名は山田・ブラウマイスター・次郎。自称がブラウで通称は山田だ。

つまり『ブラウマイスター』なる呼称は公式文書等には全く存在しない。

ペンネーム及びラジオネームに存在する、いわゆる『雅号』と言う奴だ。

 

彼は東京都にある普通の高校『都立国立国分寺立川高校』に通っている。

都立なのか、国立なのか、どこからが校名なのかが不明で有名な学校だ

逆を返せば目立つ所はそれくらいしかないという、とても地味な学校だ。

 

そんな地味めな高校に通う地味めな彼は、地味めな自転車で走っている。

彼は耳にイヤホンを着けているのだが、流行の音楽には興味がなかった。

 

 

 

『――気象庁は九州北部に大雨警報を出し注意を呼びかけています。』

 

「し、しまった!俺とした事が関東地方の天気予報を聞き逃したか!」

 

 

 

ラジオニュースを聞きながら、山田くんはゆっくりペダルを漕いでいる。

 

実は家から学校までは遠くはないのだが、何故か自転車通学をしている。

その理由は、単に自転車に乗って通学してると高校生っぽく感じるから。

彼は見た目とか雰囲気とか体裁にこだわる少々古い感覚の男の子なのだ。

 

 

 

「おはよう山田くん。」

 

「……ぁ、ぉぁぉぉ。」

 

 

 

クラスメイトの女生徒が、こうしてごくまれに山田に挨拶をしてくれる。

俯いたまま返事をする彼に苦笑しながらやはり自転車で追い抜いていく。

恥じ入って赤面してるという訳ではない。下唇を噛みしめ苦渋の表情だ。

 

彼は非常に醜悪な面相で誰からも嫌われる見た目、というわけでもない。

きちっと刈られた黒髪、黒縁のメガネ、少し焼けた肌、少し高めの身長。

目も耳も鼻の穴も二つ、平均より少し重い体重、特別な生物等ではない。

 

単に彼は人見知りするのだ。ここで、彼の心の中の台詞を覗いてみよう。

 

 

 

『馬鹿者!勝手に話しかけおって!すぐに返事なぞ出来る訳があるまい!

 無論心の準備さえ出来てれば俺でも挨拶できるさ!準備さえあればな!

 挨拶可能条件は相対速度が時速3キロで助走距離を3キロほどで頼む!』

 

 

 

大人の歩行速度の平均が3キロ、つまり相手が近寄るのみの状況である。

3キロ手前からガン見して触れ合うほどの直前でいきなり挨拶を始める。

つまり目視確認後1時間を経過させなければ山田くんは返事が出来ない。

 

こんな不自然極まりないシチュエーションで『できるさ』と考える山田。

こんな事を考え生きている彼、その行動はやがて集団から離脱していく。

山田はクラスから孤立していき、5月初旬に終日無会話記録を樹立した。

 

 

 

 

 

 

 

しかし彼は学校自体が嫌いな訳ではない。むしろ彼は皆勤賞候補だった。

そして唯一の静かな個室での優雅なランチこと『便所飯』の経験もない。

何故こんな少しシャイすぎる山田が楽しく高校生活を過ごしているのか。

 

 

 

「ちゅーす!センパイ、遅いっスよー!もう30分くらい待ってンぜ!」

 

「おいおい、嘘言っちゃイカン。30分前だとまだ授業中じゃないか。」

 

 

 

昼に向かったのは社会科教室。特別授業用校舎にある教室の一つである。

無論使用しない時は施錠されている部屋。しかし山田は鍵を持っている。

待ちわびた3人の少年達に急かされ首から提げたヒモ付の鍵で開錠する。

 

 

 

「センパイってば、またいつもの窓際だろ?じゃあ俺が正面とったぜ!」

 

「そんなに急がないでもイイだろう?いつもの配置になるだけだって。」

 

「いや、ニノあたりが俺の席狙ってる!こいつ昔からそういう奴だし!」

 

「いや、どう見てもその席に拘ってるのって君だけにしか見えないが。」

 

 

 

少し明るめの茶髪少年が目を輝かせて、山田の正面に机を動かし始める。

他の少年たちはそんな彼に苦笑しつつ、それでも山田の傍に机を置いた。

窓際の山田を囲むように机を配置する3人。逃げ場を塞ぐ様にも見える。

 

コミュ障の山田に鍵を管理させるとは危険が過ぎると驚くかもしれない。

無論この学校でもリスキーな事は通常行われない。それには秘密がある。

彼は鍵を管理するだけの理由がある立場にあるのだ。その理由とは……

 

 

 

「センパイ、俺、部長やりたくないんですけど!何とか出来ねッスか!」

 

「大丈夫だよ!やれよ!俺だってやったんだし!君なら大丈夫だって!」

 

「それもそうだな!センパイにできるんなら俺だったら超絶大丈夫か!」

 

「なんだと!この第8代部長の山田次郎を馬鹿にするのか一之瀬くん!」

 

 

 

この教室は、山田次郎が所属している『映像文化研究部』の部室なのだ。

そして山田くんは部活動において最大重責である部長を務めているのだ。

だからこそ鍵を持つ。先代部長も、先々代部長も、皆が持っていた様に。

 

 

 

「そーそー、そーいや新入生に顔見せしてやってくださいよセンパイ!」

 

「え?!……俺が見るのは全然構わんが、後輩育成は君らの仕事だろ?」

 

「いや、そーじゃないっスよ!女子が入ったって言ったじゃないスか!」

 

 

 

窓と暗幕を背にして机に向かい、やっと母親の手弁当を食べ終えた山田。

対する3人の後輩はサンドイッチであり、早々に食べ終えた後であった。

彼を慕う茶髪男子、半目の笑みの長髪男子、そして少し大柄な短髪男子。

 

そんな少し派手めな後輩を眺める山田。無論彼もそんな後輩たちを慕う。

クラスでの対応とは全くの逆、彼は後輩らの目を代わる代わる覗き込む。

ゆっくり目のペースで、少し大きめの声で、はっきりと喋り始めていく。

 

 

 

「女子が入ったなら言うことは二つ。取り合いで喧嘩をしないこと……」

 

「何度も聞いたッスよソレー!マン研に気をつけろっていうんだろー?」

 

「そーゆこと。特に田中キョーダイは危険すぎるのだ!新入生を守れ!」

 

「大丈夫ですって!大体田中キョーダイの上は去年卒業したんでしょ?」

 

「侮るのが悪い癖だぞ!君も次期部長、上に立つ者は常に身構える事!」

 

 

 

ここで山田くんの地である根性のねじくれ曲がった表情が浮かび上がる。

好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。そして好きなものは極端に贔屓。

その為であれば彼は蛇蝎になる。いつもの優しげな表情はそこには無い。

 

引き気味になる後輩たちに気付き、咳払いをしながら表情を戻す山田氏。

 

 

 

「とにかく、間違っても美術室には行かせるな!理由は何でも構わん!」

 

「リョーカイっす。……センパイ、マン研って心配する程ですかねー?」

 

「もう何度も言っただろ!奴らは毒だ!そして田中は不倶戴天の敵だ!」

 

 

 

山田くんは非常に内弁慶な性質を持つ。自宅では両親に自慢ばかりする。

俺はクラブでは人気者で後輩達が俺を慕う、だから安心しろマイマザー。

俺は成績も悪くないし悪友は一人もいない、だから安心しろファーザー。

なぜこんな出来損ない寸前の彼が、部活の部長で後輩が慕うというのか。

 

 

 

「何度も聞きましたって!田中のせいでセンパイの代は全滅なんしょ?」

 

「そーゆーこった!12人いた1年が俺だけになった!恐ろしい事だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田くんが新入生の頃に同学年部員は8人居た(12人とは盛っただけ)

だが山田くんは新入生当初に顔を出したが、実は仮入部しただけだった。

その理由とは、山田氏お得意の人見知りが原因であり深い訳は一切無い。

 

十月頃に扱いづらくてちょっと癇癪持ちな2年生が映研部長に就任した。

後輩に『下手糞』『辞めちまえ』などと罵詈雑言を浴びせ叱咤する日常。

諌める同輩にもその牙は向かい、『お前も敵なのか!』を連発し始める。

 

偏執さは凄まじく、『階段では会いたくない男』とさえ揶揄されていた。

 

 

 

「おい、おめえ階段で俺のコト上から見下しただろ!天上人きどりか!」

 

「おい、おめえ階段で俺のコト下から見上げてたろ!下克上ねらいか!」

 

 

 

並んで歩く以外に手がない。どうしろと言うのだ、という具合であった。

 

やがて美術部、通称マン研に彼女のいる噂のある副部長が反旗を翻した。

部員20名のうち15名が脱退、美術部に入部するという事件が起きた。

そもそも、部活動の最低構成人員は6名と生徒会規約に記載されている。

 

数日後、山田はクラスの隅っこで寝た振りをしている所を呼び出された。

 

 

 

「俺は映研部長鈴木一浪だ。山田くん、君は俺のことを覚えてるかな?」

 

「ぇ?ぁ、あ!鈴木先輩……ですよね?確か仮入部の時に会いました?」

 

 

 

切羽詰った鈴木は、資料をひっくり返し仮入部保留中の山田を見つけた。

そして、傲慢な彼が何をとちくるったのか蝶よ花よの扱いで山田を誘う。

癇癪を起こし部活を解散させると見ていた他の部員も、これには驚いた。

 

もちろん鈴木には熱泥の様に煮えたぎった恨みがどす黒く渦巻いている。

副部長一派の裏切りは忘れない。だが、それ以上に山田には優しかった。

山田も記憶の中では初めての他者からの好待遇で、一気にのめりこんだ。

 

 

 

「筋がいいぞ山田!俺の見込んだとおり、貴様こそ次期映研の部長だ!」

 

「ありがとうございます!この山田次郎、必ずや言いつけを守ります!」

 

 

 

そして当時美術部部長の田中一葉、次期部長候補の田中双葉は敵である。

決して姉妹などではない、キョーダイだ、等々と彼の洗脳教育は続いた。

そんな極端な思想は一種のヒステリーとなり二人の結束は深まっていく。

 

新入生が入る頃には、山田は技術思想共々、鈴木コピーとして完成した。

そして案の定、ヒステリックな鈴木部長とコピーの在籍する部活である。

新入部員獲得人数は映像文化研究部史上最低の3人という結果となった。

 

 

 

「山田、俺は新入生には一切タッチしない。お前だけで全てを育てろ。」

 

「えぇ?!無理っスよ鈴木センパイ!俺なんてぜんぜん役立たずです!」

 

「山田ァ!二度と弱音は吐くな!部長たるもの常に権威を保ち続けろ!」

 

 

 

山田は千尋の谷に突き落とされる。人見知りのする彼がイキナリ教育係。

その上、面識のないちょっと怖そうな男子学生が山田を品定めしている。

しかし鈴木は山田にとって絶対。そして映研は山田にとって生活の全て。

 

山田は6年以上も抱えていた人見知りと緊張癖を、限定的に乗り越えた。

 

 

 

「三人とも良く聞け!この俺が教育を任された次期部長の山田次郎だ!」

 

「はぁ、それは入部の時にも聞いたッスけど。ヨロシクっすセンパイ。」

 

「言っておくが映研は仲間ゴッコのお遊戯ではない!技術集団なのだ!」

 

 

 

これは嘘ではなかった。映研とは制作に重きをおいている部活であった。

鈴木は出会った当初優しく山田に接したが、山田は接し方を迷っていた。

だから山田は自分の考えを彼らに伝えた。嘘をつきたくはなかったのだ。

 

 

 

「無論技巧は大事だが、努力が出来る者に技巧は育つ。努力が一番だ。」

 

「センパイ質問!俺って超天才なんスけど、それでも努力すんのかよ!」

 

「だが超天才の君でも絵を描く事に関しては、絶対に俺には勝てない。」

 

「マジかよそれって!まさかセンパイって俺より天才ってことなんか?」

 

「俺は君よりも長く努力をしてて、そして今後も努力を続けるからだ。」

 

 

 

茶髪で声の大きな、少し幼い思考の少年が山田の話にのめり込んでいく。

他の二人が苦笑を浮かべる中で、茶髪の彼だけが山田に質問を浴びせた。

そして山田は、そんな彼が質問を出し尽くすまで全てを答えきったのだ。

 

 

 

「ニノ、俺このセンパイ気に入ったぜ!判りやすいし超シンセツだし!」

 

「そ、そうでもないけどね。でもまぁ、判ってくれたんなら嬉しいね。」

 

「イチがここまで気に入ったのも久々だな。ま、さすがはセンパイか。」

 

 

 

結局この元気印の茶髪少年が乗り気になり、後輩と山田の距離が縮まる。

鈴木の代が去り、4人の映研になって、一層山田と後輩は距離が縮まる。

山田が3年へと上がる頃には、もはや結束と友情が芽生えるまでに至る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺ら今年8人獲得っス!マン研は4人スよ?どう見ても勝ちっしょ!」

 

「コッチの部員を狙ってるから人数なんて気にしてないんだよヤツら。」

 

「じゃあ後輩辞めないように顔出しお願いしますよ、せんぷわぁぁい?」

 

「キショ!……わ、わかった、顔ぐらい出すけど、その、俺さ、実は。」

 

 

 

人見知りの激しいコミュ障で新入生が可愛いとかどうでも良いんだよね。

正直、誰も入れないで映研が潰れちゃっても良いかなって思えるくらい。

そう告白しようと決意していた。無論それが出来るのなら苦労してない。

 

そして山田くんには悪い癖がある。咄嗟に話を作るのだ。いわゆる嘘だ。

 

 

 

「か、彼女出来て忙しいんだよね。リアルで充実っていう、アレだよ。」

 

「マジっスかセンパイ?なんだよ、後輩喰ってもらおうと思ったのに!」

 

 

 

後輩の3人のうち、一人は非常に元気がいいが暴れるのが好きな少年だ。

もうひとりはクールだが、相槌を打つのが巧かったり非常にそつがない。

そしてもう一人はシニカルな性格で女関係の話題が大好きな少年である。

 

 

 

「く、喰うってキミィ……本気でソンナ悪いことを考えてなかろうな?」

 

「だって女だけで4人スよ?一人づつ分けてもピッタリじゃないスか。」

 

「女子にも人権ってもんがあってね……とにかく!俺はチョー忙しい!」

 

 

 

本当は後輩にだって会いたい、つるんでれば楽しい、だが初対面が怖い。

そんな自分を何とかしてくれようという、彼らなりの優しさなのだろう。

でも女性を分けるという概念は彼には無かった。彼らは少し変なのでは。

 

だがすぐに疑念を払拭する。山田にとっては彼らこそ映研の仲間なのだ。

きっと変なのは自分で彼らが普通なのだろう。だが、分けるのは駄目だ。

まずは後輩に会おう。そのうち。そして自分で判断をしよう。そのうち。

 

時間は刻々と過ぎていき、昼休み終了時間となってお食事会は解散する。

 

 

 

「じゃあさ、出来れば今日こそは部活来てくださいねー、センパーイ!」

 

「え?!あ、おお!もちろんだよ!出来るだけ頑張る!じゃあなーっ!」

 

 

 

しかし勿論彼は行かない。今日も予備校に通う名目で放課後は逃げだす。

もちろん3次元どこを探しても、彼には母親以外の親しい女性が居ない。

だから今日も衛星予備校へ行きヘッドホンを付けてノートをとって帰る。

 

 

 

「ただいまでござるよマイマザー。勉強し過ぎで脳が焼けそうなりよ!」

 

「おかえり次郎、夕ご飯できてるわよー。先に手を洗ってらっしゃい。」

 

「かたじけない。ラスカルも驚くほどしっかり洗って戴くでござるよ。」

 

 

 

親に勉強をしてきたアピールをして、自室に戻ってマンガを描いて寝る。

 

彼の所属する映像文化研究部だが、実際にはアニメや実写を作る部活だ。

現在は山田くんだけがアニメ製作班であり、二年の後輩は実写製作班だ。

だが部誌に全員でマンガを描く伝統があり、絵やデザインを教わるのだ。

 

新入部員たちは夏休み迄に自分の所属したい班を決めるという段取りだ。

 

 

 

「うわー、俺はホント絵が下手だなー。教えるのは好きなんだがなー。」

 

 

 

もちろん全くの下手ではない。一般人から見ればかなりの上級者に映る。

だが彼の目標は鈴木一浪であり、そこに到達できぬうちは下手糞なのだ。

それでも山田は努力をやめない。自身の為、部活の為、そして約束の為。

 

 

 

ちなみに彼が本格的に絵を練習したのは古くて小学校6年生の頃である。

彼の兄が殊の外にセーラームーンが大好きで弟にも強制的に練習させた。

しかも兄は理論派かつ理系でどうやれば上手くなるか弟に伝授していた。

 

 

 

「次郎、セーラームーンはいいぞう?特に緑が最高だ!乳でかいしな!」

 

「にーちゃん、俺どうでもいい。それにこの中だったら黄が一番いい。」

 

「じゃあお前にはウサギちゃんをやろう!貴様の一生の嫁となるのだ!」

 

 

 

ただし弟たる山田次郎は漫画が嫌いであった。だから全く努力をしない。

強制的に練習させない限り努力しない。だから彼の絵は全然上達しない。

不思議な事にある日を境にして彼の絵は上達するが、話は後段に譲ろう。

 

 

 

 

 

結局彼は二回だけ成長した。一回は小学生時代に、一回は高校生時代に。

今現在は成長というよりは維持である。毎日の努力は腕を下げない為だ。

一日サボれば取り戻すのに十日かかるのが絵の世界と彼は教わったから。

 

もちろんコレの原典はピアノの話なのだが、彼には知るべくもなかった。

 

 

 

「俺はアニメや映画で食いたいわけじゃねえ。高校生したいだけだし。」

 

 

 

お決まりの口ぐせを呟きベッドに横になり、そしてすぐ寝入ってしまう。

もちろん決まった分の課題はしっかり終わらせた後。あくまで口ぐせだ。

山田は夜更かしをすることが出来ない。この時まだ夜の10時であった。

 

 

 

 

しかし、この時に誰が予想し得たであろうか。

こんな彼が未曾有の大事件を解決する事になろうとは。

そして世界を救いヒロインを抱き上げることになろうとは。

 

だが現状では、彼は間違いなく駄目な部類の高校生3年生であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

 




実は完結後にちょこっと改訂しました。
主に行文字数の部分の調整だけですが。

とにかく山田くんの大冒険がここから始まります。
換算文字数40万字のお話ですので気楽にどうぞw



ではではw
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