真面目系屑の魔法使い   作:キムチ豆腐

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ありきたりな第三話

 匠君…

 

 

 あっ、 こんにちは。

 

 私、高町なのはです。

 

 私には小学生になる前にすっごく大きな恩をある男の子から受けたの。

 

 その子は私と会った次の日に遠くの町に引っ越してしまいました。

 

 もう一度会いたいなって思うんだけど… どこにいるのかも分からなくて。

 

 会いたい気持ちだけがどんどん大きくなっていきました。

 

 

 

 

「はぁ~」

 

「なによ、なのはどうかしたの?」

 

「大丈夫?なのはちゃんため息つくこと、最近多いね」

 

「なんでもないの…」

 

「ならいいけど… あんたはもっとあたし達を頼りなさいよね」

 

「そうだよ、なのはちゃん。 何でも相談に乗るからね?」

 

「あはは、ありがとうアリサちゃん、すずかちゃん」

 

 最近は前以上に匠君の事しか考えられなくなってきたの…

 

 ああ、そうだ。 この二人を紹介しないと駄目だよね?

 

 

 まずはこの子。透き通るような金色の髪、太陽のような明るさを持っている私の親友の一人。

 

アリサ・バニングスちゃん。

 

 もう一人はこの子。吸い込まれそうな紫がかった黒色の髪、全てを受け入れてくれるやさしさを持っている私のもう一人の親友。

 

月村 すずかちゃん。

 

 

 初めて会った日は喧嘩をしちゃったんだけど、今では最高の親友達。

 

 

「あっそうだ知ってる? 明日隣のクラスに転校生が来るみたいよ」

 

「へぇ~そうなんだ、 どんな子が来るのかな?」

 

「あれ? なんでアリサちゃん明日来るって知ってるの?」

 

「先生が話してるのを聞いちゃったのよ、なんでも昔このあたりに住んでた子が戻ってきたみたいよ」

 

 昔住んでた…

 

 もしかして………

 

 

 

 あはは、あり得ないよね? そんな偶然あるわけない…かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう、なのは」

 

「おはよう、なのはちゃん」

 

 

「おはようアリサちゃん、すずかちゃん」

 

 はぁ~昨日アリサちゃんが言ってた転校生の事が気になってあまり寝れなかったの…

 

「なんだか眠そうね?なのは?」

 

「うん… ちょっとアリサちゃんが言ってた転校生の事が気になってあまり寝れなくて…」

 

「大丈夫? ちゃんと寝ないと駄目だよ?なのはちゃん」

 

「うん、今日は早く寝るの」

 

「気になるんなら見に行きましょうよ、一時間目が終わった後にでも」

 

「ふぇっ」

 

「そうだね、アリサちゃん。 私も少し気になるし」

 

「え?え? 見に行くの!?」

 

「だって隣のクラスだしすぐに見に行けるじゃない。 そしたらなのはも落ち着くでしょ?」

 

 ふぇぇ そんな急に見に行ってもし本当に匠君だったら…

 

 

「なのはちゃん!? 大丈夫? 顔真っ赤になってるよ!?」

 

「だ、大丈夫なの!」

 

 あわわわ、どうしよう、考えただけでなんか恥ずかしいの。

 

「な~んか怪しいわね…」

 

「な、なんでもないの。 ほっ、ほら!もう学校に着くよ!! この話はここでおしまい!」

 

 今のこの顔はあまり人には見せたくないの。

 

 

 

 

 

「よーし、いくわよ! なのは!すずか!」

 

 アリサちゃんは一時間目が終わるとすぐに私たちにそう言ったの。

 

 うーうー、心の準備がまだできてないの…

 

 

「ほら、行こ? なのはちゃん」

 

 うう… すずかちゃんまでぇ。

 

 こうなったら行ってやる!女は度胸なの!

 

 

 そう意気込んだ私は隣のクラスに行きました。

 

 

 神様って本当にいると思うの。

 

 

 だって、私はやっと会えたから。

 

 お礼が言いたくて、ずっとずっとお話がしたくて。

 

 さっきまで抱えていた不安とか、心配が一気にどこかに飛んでいきました。

 

 だから、私は彼を見た瞬間に走って彼に言いました。

 

 

 

 

 

「ねえっ! 匠君だよね! 私の事覚えてる? 高町なのは!」

 

 

 

*********************************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さぁ困ったぞ… 

 

 なんだって初日に行き成り見つからなきゃならねんだ…。

 

 てか、よく覚えてるな、会ったとき幼稚園児だぞ。

 

『ほら、マスター言ってやりなさい、君を忘れたことなどない、と』

 

「(まぁ、ある意味間違っちゃいないな)」

 

 だが、しかあぁぁし。

 

 すまんね僕は屑なんだ、覚えてねぇよ、とでも言えば帰っていくだろう。

 

 さぁ行くぞ!!

 

「ごめんね、覚えてn「うん!幼稚園に通ってた頃に友達になったの!」」

 

 ………ファッッ!?

 

「いや、何を言っt「あら、そうだったの。 私は アリサ バニングスよ、なのはの親友。よろしくね」

 

「いや、だかr「私は 月村 すずかだよ、よろしくね」

 

 やべぇ、こいつら話を聞かねえ。

 

 どどど、どうしよう… 助けてセリえもん!

 

『いいですよ』

 

 えっ?本当!

 

『では、マスター今から私の言う通りに喋ってくださいね』

 

 うん!分かった!!

 

 

 

『もちろん!覚えてるよなのはちゃん!』

 

「もちろん!覚えてるよなのはちゃnっておい!」

 

「えっ本当?本当に覚えてくれてるの?」

 

「い、いや今のは間違『キーンコーンカーンコーン』「あっ授業始まっちゃうよ!」「じゃあお昼また来るね匠君!」ちょっとまっ「じゃあまた後で!」話を聞けーーーー!!」

 

 

 

 

 行ってしまった…

 

 

 

 

『プークスクス、ねぇマスター? 今どんな気持ちですか?』

 

 

 

 

 

 

 

   こんの、クソデバイスがぁぁぁーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 投稿させていただきましたー!

 ちょいと文章少ないですが、まぁ暇つぶし程度に読んでいただけると幸いです。


 感想、気になった点書いていただけると幸いです。


6/7少し修正しました。
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