ダンガンロンパ -希望と絶望のバトルロワイアル-   作:roft

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☆どっきどき修学旅行・しおり☆

 

季節は夏。

学校にもスッカリ慣れ、どこの高校生もそこそこにだらけ始める時期。

超高校級の幸運、苗木誠もその一人だった。

(アッツイなぁ...けど、ここに入学してきて4ヶ月。最初は不安だったけど、案外打ち解けられるもんだな)

校舎のバルコニーで1人、そう思い耽る苗木に話しかけてくる人物がいた。

日向「お!苗木じゃないか!どうしたんだこんなところで?」

日向創。彼もまた超高校級の生徒として入学して来た、苗木の1つ上の先輩だ。

苗木「日向先輩!いやぁ...ここ最近学校にも慣れて何とか落ち着いてきたなーって、ボーッとしてただけなんですけどね」

日向「そっかぁ、落ち着いてきたなら何よりだな。けど、ボーッとしてばっかもいられないぞ!」

苗木「...何かありましたっけ?」

日向「おいおい...忘れたとは言わせないぞ!何たってもうすぐ、学年合同の修学旅行なんだぞ?」

苗木「その話題、今週になって3回目ですよ...確かに、僕も楽しみだけど」

日向「だよな!やっぱり高校生活の一大イベント!しっかり楽しまないとな!」

左右田「そうだそうだ!ソニアさんと史跡見学して、ソニアさんとお土産屋さん行って、ソニアさんと郷土料理を食べる!まさにその為のイベントだぜ!」

桑田「ハ⁉︎馬鹿言ってんじゃねーよ!舞園ちゃんと映画村行って、舞園ちゃんとあんみつ食べて、舞園ちゃんの部屋に泊まるんだッ!」

苗木「桑田くんに、左右田先輩....って桑田くん!舞園さんと修学旅行まわるの⁉︎」

桑田「アッタボーよ!舞園ちゃんと修学旅行デート...テンションマキシマムMAXだぜ!」

舞園「私そんな約束してませんよ?」

苗木「ま、舞園さん!」

舞園「私、苗木くんと一緒にまわりたいです」

苗木「!あ...ありがとう////」

桑田「....アポ?」

日向「おいおい、俺の事忘れてんじゃないだろうな!みんなで楽しもうぜ!」

左右田「本当に忘れられてんの俺じゃねーか!言わせんなよ悲しい!」

日向「ハハハハ!そう気を落とすなよ!ソニアさんと見てまわるんだろ?」

左右田「お、おう!そうだな!なんかテンション上がってきたぜー!」

ソニア「私は田中さんと廻る約束をしましたので、切り捨て御免!」

左右田「モロに切り捨てって言われちまったよ...」

 

 

そんな、ただ当たり前の日常。

他愛もないクラスメートや先輩との会話。

その日常から少しだけ離れて泊まりがけで友達と過ごす3日間。

超一流と言えど高校生、誰もが浮き足立ってそして希望に満ち溢れていた。

 

そして2週間後、超高校級の生徒達は学園が用意した専用バスに乗り、高校生活最後の修学旅行へと旅立ったのだった。期待に胸を膨らませて。希望に笑顔を輝かせて。

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