1日1日の生きる活力になります(^_^)/
ついにピアと紫が対決!
果たしてピアは紫をどうするのか!?
第二十三章始まります…
ピアと紫。それぞれの目的、そして守るべき者のために、二人はスペルカードを発動した。
「滅符、『滅閃光』!」
「罔両、『ストレートとカーブの夢郷』」
互いのスペルが激突する。しかし、紫が弾幕に対してピアはレーザーである。このスペル同士の勝負はピアが勝った。しかし、紫はスキマの中へと消えていった。
「ちっ……スキマか……!」
ピアは周辺を警戒した。いつ、どこから来るかはわからない。
いつ来てもいいように、エッジをしまい、キャリバーのみにした。
ピアが右から左へ視線を流した直後、突然ピアを囲むように大量のスキマが現れた。
「……!こいつは……!?」
「魔眼、『ラプラスの魔』」
ズドドドドドッ!!
紫の声とともに、スキマから大量の弾幕が発射された。ピアは何とか避けていたが、そのうち一発に被弾してしまった。
「ぐっ……!」
その隙を逃すまいと、一気にスキマから弾幕が発射された。
「ぐああああぁぁぁぁぁぁっ!!」
「まだよ……私の境界……すべてを見せてあげるわ」
そう言うと紫は、スペルを発動した。
「境符、『波と粒の境界』。境符、『色と空の境界』。結界、『生と死の境界』」
次々と襲い来る弾幕は、ピアを捉えて逃がさなかった。
「とどめよ……『人間と妖怪の境界』!」
ドドドドドドッ!
さらに容赦のない弾幕がピアを襲う。
「がああぁぁぁっ!!」
ピアは最後までよけきれず、紫のスペルをすべて被弾した。紫はそれでも冷徹な態度を崩さなかった。
「ふん……本気を出さないというなら、本気を出す前に終わらせてあげるわよ?」
「くっ……!」
ピアは顔をあげた。その瞳からは、諦めない意志の強さを感じられた。
「……いい加減に……死んでくれないかしら?」
「そいつぁ……無理だね……!」
「…………」
「あいにくだが……俺はこの世界で、帰るべき場所を見つけたんでね……。おいそれとやられるわけにはいかないんだっ!」
あくまで負けない。ピアは紫に向けてキャリバーを突き付けた。
「覇滅、『裂光覇』!!」
ピアは滅閃光に似たレーザーを紫に発射した。それは途中で分裂し、紫を追い込もうと展開した。
「…………」
しかし、紫は黙ったままスキマの中へと消えていく。目標を見失ったレーザーはどこかへと飛んで行った。
「ちっ……!」
ピアが舌打ちすると同時に、紫がスキマから出てきた。
「残念だったわね」
「まったくだ……残念だ……よ!!」
ピアの言葉に合わせて、分裂したレーザーが一つに合体し、真上から紫を襲撃した。
「いけっ!裂光覇!!」
「うっ……ああぁぁぁっ!!」
裂光覇は確実に紫に直撃した。紫はレーザーの光からなんとか抜け出てきた。
「くっ!よくも!!」
あてられたことがよほど許せないのか、紫は次のスペルを発動した。
「魍魎、『二重黒死蝶』!!」
紫は蝶型の弾幕を展開した。ピアはその弾幕を一つ一つ確実に回避していった。たまにピアはキャリバーから通常弾を撃って弾幕を撃ち落した。
「ちぃっ!落ちなさいっ!!」
「できぬぅっ!!」
ピアはさらに強力な通常弾で、今度は紫本人を狙った。しかし、紫はその弾をスキマに送り込み、ピアのすぐ近くでスキマを開いた。
「くぅっ!!」
「無駄よ。私にはあなたの技は当たらない……」
「さっき当たってじゃねぇかよ!」
「あれは油断していただけよ!この程度の弾幕では、私は倒せないわ」
「くそっ!斬凍、『氷裂斬』!!」
弾速の速い弾を撃っても、紫はスキマを使って難なく回避する。ピアは紫がスキマから出てくるタイミングを狙ってスペルを撃った。
「刃灰、『龍炎刃』!!」
完璧なタイミングだったが、それでも紫はスキマによる移動で回避した。
「(やむを得ない……能力を使う……!!)」
ピアは能力を発動した。紫がスキマの中を移動している姿を、ピアはとらえた。さらに鮮明に見えるようにするために、ピアはスペルを使った。
「無符、『アンチスキル』!!」
ピアは自分に能力が効かないスペル、『アンチスキル』を発動した。すると、今以上に紫の場所がはっきりと見えた。
「(次……そこだっ!)」
紫がスキマを創ろうとする仕草を見て、ピアはすかさずスペルを使った。
「撃滅、『雷神撃』!!」
ピアが放った弾幕は、スキマから出てきた直後の紫に命中した。
「くっ!!や、やってくれるわね……」
「当たり前だ……。そう簡単にやられるわけにはいかないんだよ。俺を必要とする人たちがいるからな。負けるわけにはいかないんだよ」
「貴方を必要とする?うぬぼれるのも大概になさい。幻想郷において、あなたに居場所を得る資格はないわ」
「そうかもな……。いや、そうなんだろう」
「…………」
「たしかに……俺が住む場所をもらって呑気に暮らしてるなんてのは、幻想郷の生みの親としては面白くないだろうな……」
「えぇ、そうよ。そして、あなたの能力は幻想郷に危険をもたらすものだと判断した……よって、排除すると決めたのよ」
「お前のスキマの力を使えば、人間をもとの世界に戻すことが出来ると聞いたんだが……なぜそれを俺にしない?」
「そんなの簡単よ。あなたの世界は幻想郷の外の世界とは、別次元の世界だからよ。あなたの世界は、私が能力で探すには次元が遠すぎる……休まず探し続けても、半年はかかってしまうわ」
「だから、探すのを諦めた……と?」
「そう。殺すほうが、遥かにはやいでしょ?だから死んでもらうわ……ピア・デケム」
「…………」
紫が弾幕を放とうと構えた、その時だった。
「待ちなさいっ!紫!!」
聞こえてきたのは霊夢の声だった。ピアと紫は声がした方へ振り向いた。
「れい……む?」
しかし、そこにいたのは霊夢だけではなかった。レミリアや咲夜たち紅魔館組。幽々子と妖夢。永琳、輝夜、鈴仙ら永遠亭組に妹紅と慧音。早苗と諏訪子と文。さとりたち地霊殿の面々もいる。その中には勇儀にパルスィ、ヤマメにキスメと、旧都のメンバーもいた。そして、先ほどまで戦っていた白蓮たちと神子たちも集まっていた。
「なっ……!お前ら!?何やって……」
「何って……決まってるでしょ?ピアの援護に来たのよ!」
「え……援護?」
「当たり前じゃない。人の執事に手をあげて、主がだまっているわけないでしょう?」
「レミィ……」
「ふふ……好きな殿方が困っているのに、帰りを待つだけなんて寂しいからね。私なら……旦那と一緒に、戦場に出るわ」
「幽々子……」
「ピア……私はあんたのこと、何も知らない……。でも、あんたは私がボッコボコにするんだから、あんな胡散臭い奴にやらせはしないわよ!」
「輝夜……」
「たとえ周りの人がピアさんを嫌っても……私はピアさんをずっと愛しています!ピアさん!負けないでください!」
「さ、早苗……」
「ピアさんの心……たとえ読めなくても、今ならわかる気がします。だから、私はピアさんを手助けします!」
「さとり……」
「八雲紫……あなたにピア君は討たせません。ピア君のことを何も知らないあなたに、その資格はないのです!!」
「白蓮……」
「彼は、この幻想郷全土に支えられる者……。そうやすやすと、死なせはしませんよ」
「神子……みんな……」
思いが一つに集まっていく。たった一人だった悪魔は今、多くの者たちに支えられている。ピアが目の前に広がる光景に驚きを隠せないでいると
「ふぅ~。どうやら間に合ったようね」
あとから遅れて天子と衣玖がやってきた。
「天子!衣玖!これは一体……」
「総領娘様のご命令で、皆さんに声をかけていったのです」
「皆あんたのために来てくれたんだから、私の次に感謝しなさいよ!」
「……そうだな……ありがとう、天子……みんな……!」
「ふざけないでっ!!」
怒りで完全に取り乱している紫が、その場にいる全員に向かって怒鳴った。
「なんなのよ!どうしてなのよ!?なぜどいつもこいつもそんな悪魔の肩を持つのよ!!そいつの能力は……!」
「因果律……だっけ?……だから?」
「なっ……!?」
霊夢のどうでもよさげな反応に、紫は驚いた。紫は必死に霊夢に訴えた。
「何を言っているのよ霊夢!?こいつは……!」
「だったら何?因果律で幻想郷が消されるって?こいつの力で幻想郷が壊れるって?……それがどうしたのよ!!」
「…………!」
霊夢はぴしゃりと言ってのけた。霊夢の力強い言葉に、紫は思わずたじろいだ。
「な……なんで……!?なんでみんな……そんな奴……!」
それでもなお、認めようとしない紫に一同はさらに続けた。
「答えは簡単ですわ……みんな、ピア様のことが好きなのです」
「咲夜……」
「お兄さんには世話になってばかり……私はお兄さんに、何一つ恩を返せてないっ!!」
「妖夢……」
「八雲紫……あなたの言い分はわかるけど、納得はできないわ。悪いけど……今はピアの味方でいさせてもらうわ」
「永琳……」
「ピアは……今や子供たちにとってはヒーローだ!それを奪わせるわけにはいかない!!」
「慧音の言う通り……周りの目を見ようとしないあんたに、ピアは倒させないよ!」
「慧音……妹紅……」
「ピアさんの記事を見るときの、皆さんの嬉しそうな表情……残念ですが、守らせてもらいますよ!」
「ピアは早苗にとって、かけがえのない存在……二度もやらせるわけにはいかないんでねぇ!!」
「文……諏訪子……」
「ピアは私にとって大事な友だ。友の危機に、駆けつけない鬼はいないんだよ」
「勇儀……」
「兄貴はやらせない!絶対に!!」
「聖にとって大切な人……私は、必ず守りたい!」
「ぬえ……星……」
「ピア殿!会って間もない我らだが、存分に頼ってくだされ!」
「太子さまの友は我らの同志も同然……困ったときは、いつでもどうぞ」
「布都……青娥……」
みんながピアを慕っている。みんながピアのために戦おうとしている。みんながピアを守ろうとしている。もはや紫には、味方はいなかった。
「ピア……デケムっ!!」
紫はピアに向けて弾幕を放った。
「ピアさん!危ないっ!!」
「……っ!しまっ……!!」
「神祭、『エクスパンデッド・オンバシラ』!!」
直後、一本の御柱が弾幕を弾き飛ばした。早苗の表情が一気に明るくなった。
「か……神奈子様!!」
「八坂神奈子!?なぜ!!」
紫の弾幕をはじいたのは神奈子だった。神奈子は早苗の近くまで下りると一度、諏訪子と目を合わせた。
「神奈子様!」
「早苗……勘違いするな。私はピアを認めたわけではない」
「神奈子……あんた……」
「だが……多くのものに支えられるこの男を、死なせるわけにはいかない……そう思っただけだ」
「神奈子様……ありがとうございますっ!!」
神奈子はピアの方を見た。ピアも神奈子の方を見る。
「神奈子……」
「ピア……貴様が早苗を泣かすようなことすれば、その時は……容赦なく貴様を討つ!……覚えておけ」
「……!あぁ、わかったぜ」
ピアはついに神奈子すらも味方につけた。紫の顔が焦燥と憎悪で満たされていった。
「許さない……許さない、許さないぃ!!よくも私の大切な幻想郷を!!」
「お前だけじゃない!ここを創ったのはお前でも、ここはみんなの世界だ!!」
「……!!」
「ピア……あとは私たちに任せて」
「……霊夢……」
「ここからは……私たちの番だから」
「……わかった」
ピアは全員の後ろに下がった。そして、霊夢は目の前にいる敵に目を向けた。
「さて……次はあんたの番よ、紫!」
「くぅ……!!」
「紫……確かにピアは危険よ。幻想郷にとって強すぎるし、能力も能力無効と因果律操作の二つを持ってるし。おまけに武器は魔剣と聖剣だし。危険の塊よ。でもね、紫……それとこれとは話は別よ。外から見ただけの判断に、私たちが従うわけないじゃない!紫が幻想郷を守りたいって気持ちはわかるわ。私も、この世界が好きだもの。けどね……あんたのやり方はゲスすぎるのよ!!」
「そうねぇ……。誰かを好きになることって、とっても素敵なことなのに……。それを利用して彼を陥れようとするなんて、簡単に許されることじゃないわよ、紫」
「幽々子……」
幽々子はフランとこいしの肩に優しく手を乗せた。二人に優しいまなざしを向けながら、幽々子は続けて言った。
「私もピアが好きよ。だから、この二人の気持ちは痛いほどわかるわ。だからこそ、紫……私は親友として、あなたを止めなければならないわ」
フランとこいしの隣に、それぞれの姉が現れた。二人はそれぞれ、大切な妹の手を握ってあげた。
「ピアさんは、私たち地底妖怪にも心優しく接してくれました。こいしも……たくさんお世話になりましたし」
「お姉ちゃん……」
「まぁ、ウチのフランも似たようなものね。早とちりだったとはいえ、あいつの言葉に惑わされて暴走していたところを止めてもらった以上は、必ず借りを返さないとね」
「お姉さま……」
「フラン……あなたたちは悪くないわ。すべての元凶は紫……だから気にしなくてもいいわ」
「でも……」
それでも申し訳なさそうにするフランに、さとりはにっこりと笑いかけた。
「大丈夫ですよ。妹の不始末は……」
「姉の責任よ。二人はさがって、ピアのところにいなさい。あとは……私たちがやるわ」
「……うん!」
「お姉ちゃん……気を付けてね……」
フランとこいしはピアのところへ行った。それを見送ったレミリアとさとりは、お互いを一瞥した。
「……珍しいわね。あんたとここまで息が合うなんてね」
「そうですね。でも……今回の場合は、特に珍しくないのではないでしょうか?」
「……?」
さとりは再び笑った。そして、レミリアの目を見ながら、はっきりと言った。
「お互いの……大切な“家族”のために……でしょう?」
「……!ふふ……そうね……」
今の二人は完全に意気投合していた。その様子を見ていた紫は、やはり気に入らないといった顔をしていた。
「何が大切よ……あんたたちにとって!幻想郷とたった一人の男!どっちが大切だと……」
「両方よぉーっ!!」
紫の声を遮るように、霊夢が叫びつつ紫の顔面を思いっきりぶん殴った。
「がはぁっ!!」
「紫ぃ!いい加減にしなさいよ!!あんた!自分で言ってたわよね!!」
「……!」
「“幻想郷はすべてを受け入れる。それは残酷なことだ”って!あんたが一番分かってることを、なんであんたが認めないのよ!!」
「!!」
「紫!!歯ぁ食いしばれえぇ!!」
霊夢は渾身の力を右手に込めて、紫の顔を殴った。迷いもない、焦りもない、霊夢の真っ直ぐな気持ちが乗った一撃は、紫を完璧に捉えた。
「!?!?!?!?」
避けられたはず。それでも体が反応しない。紫は霊夢の拳を避けることが出来なかった。
「(なぜ……?私は……幻想郷を……守るために……)」
力なく落下していく紫を、藍がそっと受け止めた。
「藍……」
「紫さま……ご無事で……」
「藍……私は……間違っていたのかしら……。私はここを……みんなの世界を守ろうと……」
「紫さま……あれをご覧ください……」
紫は藍が見つめる先へと視線を移した。
「あ……」
「あれが……紫様が殺そうとした人の姿です」
紫の目に移ったのは、多くの者たちに囲まれ、愛され、支えられる一人の男がいた。それは、とても幻想郷を滅ぼすようには見えなかった。
「……私は……いったい何をしようとしていたのかしら……?」
「紫様は……いえ、紫様も……大切なものを守るために戦っただけです。私と橙も、また同じく」
「そう……」
大切なもの。それは人それぞれであり、みんなが一緒とは限らない。紫は空を見上げた。すると、空からは小さく雪が降り始めた。
「……もうすぐ冬……ね」
「はい……冬ですね……」
「……帰りましょう、藍……」
「はい、紫様」
紫は最後に、ピアの方を見た。相変わらず、大勢の女性に囲まれてちやほやされていた。しかし、本人はあまりいい気分ではなさそうだった。
「(ピア……もう一度会えたなら、その時は……)」
「紫さま……?」
「いえ、何でもないわ。……戻りましょう」
「わかりました」
もう一度会えたなら、その時はちゃんと話をしよう。紫は心の中で、そうしようと決めたのだった。
「よっしゃ―!!これでピアを取り巻くすべての異変が終わったわけだぁー!!」
「ちょっと、魔理沙。あんた何もしてないじゃないのよ」
「ちっちっち!甘いぜ、霊夢!地底で一回死んで、生き返った藍と橙を回収したのは、ほかでもない私だぜ!!」
「……そんなのどうでもいいわよ……」
霊夢が魔理沙に呆れている頃、ピアはフランとこいしを連れて、レミリアや勇儀たちに謝罪していた。
「悪かった……といっても許してはくれないかもしれない……」
「…………」
「…………」
「だが、二人を責めないでほしい……。二人がこうなってしまったのも、すべて俺が……」
「いえ、私たちの責任よ」
「レミリア……」
「妹の不始末は姉の責任……あなたが謝る必要は……」
「いや、俺も二人にかかわってきた人間だ。謝らせてくれ」
「……はぁ、やれやれだねぇ」
「……勇儀?」
勇儀はピアの肩をポン、と叩くとけらけら笑いながら言った。
「あんたに謝られたら、許さないわけがないだろう?まぁ、一回死ぬってのもなかなかの刺激だったけどな!あっはっは!」
「“あっはっは”じゃないわよ!まったく……一度に大勢で現れたから、死神の人が驚いてたじゃない!」
「まぁまぁ、そういうなよパルスィ。異変を感じて三途の川を渡るのを待ってくれた死神さんにも、あとでちゃんと感謝しないとな」
「(死神か……俺の世界にもいたなぁ、そんなやつ。……少し気になってきた)」
「ま!そういうわけで!!私らは気にしてないよ、ピア」
「勇儀……ありがとな」
「フラン、次からちゃんとピアを信じなさい。好きな人をちゃんと信じられるくらい、立派な女になりなさい……いいわね?」
「はい、お姉さま」
フランとこいしは許してもらえた。そうとわかった途端、ピアが我慢していた疲れが一気に押し寄せてきた。
「はあぁ~。なんか……疲れた……」
「よっしゃー!そうとわかったら、宴会だぁー!」
「ファッ!?」
魔理沙がいきなり言い出したので、ピアは思わず反応した。
「ちょ、おま……!雪が降ってるのにか!?」
「雪ならお前の因果律で、ちょちょいと無くせばいいだろ?」
「マジかよぉ~……」
ピアは霊夢に魔理沙を止めるように言おうとしたが、肝心の霊夢もすっかり乗り気になっていた。
「ちょっと……お前ら……」
ピアは冗談だ、と言おうとしたが、よく見ると全員が宴会をやる気満々だった。
「マジか……」
「……?ところでピア、何か言ったかしら?」
「……いや、何でもない……。宴会、やるか?」
霊夢は当たり前のようにうなずいた。そこでピアは、全員に宴会を開催することを伝えると、一気に盛り上がりが増した。他でもない、ピアのための宴会。たまには空気に酔うのも悪くはない。みんなが一度解散していく中で、ピアはそう思いながら霊夢とともに博麗神社へ、帰るべき場所へと帰っていった。
だれもブレイクタイムを二回も入れないという約束は無かったので
次回また歓迎会の話をはさみたいと思います(*^_^*)
実際原作でも異変が解決すれば宴会を行うのでちょうど合したような感じになりました。
次回も見てくだされば光栄です!