ジョジョの奇妙な冒険 第 部 〜受け継がれる魂〜 とある魔術の禁書目録編 作:超P
夏休みがスタートして間もない7月20日の朝
朝っぱらから修夜ことジョジョと上条は補習を受けに学校へ来ていた。
もうこのクラスになって1学期経つが、未だにありえねぇ、と2人は思っている。
1年7組の担任。
名は月詠小萌。
生徒想いで面倒見の良い生徒にも人気のある女性、ここまでなら別におかしな点は無い。
だが問題はそこでは無く外見だ。
そう
身長が135㎝しか無いのだ。
しかも聞いた話では安全面の理由からジェットコースターの利用をお断りされたという伝説を持つ、誰がどう見ても黄色い安全帽に真っ赤なランドセル、ソプラノリコーダー標準装備の
「おしゃべりは止めないですけど、先生の話は聞いてもらわないと困るですー。先生、気合を入れて小テストも作ってきたので点が悪かったら罰ゲームはすけすけ見る見るですー」
寧ろ小テストはいいから
割と本気で。
数学とかなんのために存在してるんだよあれ…俺は将来何が何でも数学が要らない職種に就く…!それが俺の選んだ答
「考えごとは後にしてほしいのですよ空条ちゃん」
っ…………!俺の思考を読み取った…だと…?まさかこいつ新手のスタ(ry
「ってかそれ目隠しでポーカーしろってアレでしょう先生!ありゃ
上条がそう叫ぶ。
いいぞもっとやれ!そんでそのままお前だけ補習受けてろこのマヌケがっ!
「はいー。けれど上条ちゃんは
うわぁ、まさしく今の上条の顔はそんな感じに見えた。
まぁ、確かにあのリーマン教師の営業スマイルはなかなかのものだが…
ふっ!普段からの行いがものを
「空条ちゃんも一緒ですよ?」
そう
「……むう。あれやね。小萌ちゃんはカミやんとジョジョが可愛くて仕方ないんやね」
と、斜め後ろの青髪ピアスの学級委員(男)が訳のわからない事を言ってくる。
「……おまいはあの楽しそうに黒板に背伸びしてる先生の背中に悪意は感じられんのか?」
「同感だな…あれは教え子の苦しむ顔を見て楽しんでいる節がある…と、俺はそう読んでいる…」
いつの間にか復活していた
「…なに? ええやん可愛い先生にテストの赤点なじられんのも。あんなお子様に言葉で責められるなんてカミやんら経験値高いでー?」
「ロリコンの上にMかテメェ!まったく救いようがねーな‼︎」
「あっはーッ!ロリ『が』好きとちゃうでーっ!ロリ『も』好きなんやでーっ!」
「………………なんでテメェは捕まらねーんだ?」
「なんでってそら、ボクは紳士ですから!」
「マジに疑問だ…『やれやれだぜ』というやつだぜ…」
「ジョジョも一緒に夕方の公園でナンパせぇへん?ジョジョなら可愛い女の子や奥様方がいっぱいで選り取りみどりですよ?」
雑食⁉︎と上条が叫ぼうとした所で
「はーいそこっ!それ以上一言でもしゃべりやがったらコロンブスの卵ですよー?」
……
このコロンブスの卵という
まぁ、
3人は呼吸をするのも忘れて教卓の月詠小萌をじっと眺める。
「おーけーですかー?」
にっこり笑顔はどこぞの
この月詠小萌という教師、『可愛い』と言うと喜ぶくせに『小さい』と呼ぶと激怒するのだった。
とはいえ、あまり生徒から低く見られるのを気にするタイプにも見えない、それは学園都市の中では仕方がない部分もあるのだが。
ここは人口の8割が学生という
普通の学校と比べても『リーマン教師』に対する風当たりは強いし、何より学生の『強さ』の基準は『学力』と『能力』の2つで決まってくる。
先生というのは学生を『開発』する人間であって、先生そのものは何の能力も持たない。(明らかに常人離れした動きをするものもいるが)
体育教師や生徒指導などは
「……、なぁカミやん、ジョジョ?」
「あんだよ?」
「お前……コロンブスの卵をやりたいのか…?」
「別にええやん、それより……小萌先生に説教くらうとハアハアせーへん?」
「テメェだけだ馬鹿!もう黙れ、黙れ馬鹿!
「いい加減にしろこのエセ関西弁………!腹ん中ぶちまけてぇのか…………?」
「エセ…え、ええええええエセ言うな!ボクはホンマに大阪人やねんな!っていうかジョジョは怖い事言わんといて!」
「黙れ米どころ出身。イライラしてんだから無駄にツッコミいれさせんなよ」
「青髪ピアス………次にお前は『米どころじゃないよタコヤキうまいなー的な事を』あぁもう駄目だ。吹寄俺は寝るから後で起こしてくれ」
途中で諦めて言うのをやめた修夜は吹寄に後を頼み眠りにつく事にした。
「こ、こここ米どころ違いますよ!あ。あ、あーっ!タコヤキ美味しいなぁ……っは!ってなんでやねん⁉︎」
「おぉ、今のはそれっぽいツッコミだがそれ以外の無理矢理な関西属性やめろ!テメェ役作りのためにタコヤキおかずに飯食えんのか」
「いや何言うてん。いくら大阪人でもタコヤキオンリーで食卓を彩る訳ないやろ」
「……、」
「ないやろ?ないと思うーーいや待ち。けど……でも、ないーーけど、あれ?どっち?」
マヌケは見つかったようだな………修夜は寝ながらそう思った。
「メッキ剥がれてんぞ関西モドキ」
はぁ、と上条はため息をついた。
…おそらくこんな事ならインデックスの側にいるべきだった、とでも思ってるんだろうな…おそらく上条は魔術を信じた訳ではないが逃した魚はデカかったくらいには思ってるだろう。
それもそうだ、こんな無駄な補習を受けるぐらいならいっそオ
上条は今ならヒロイン(キレイ、というよりは可愛い?)も付いてくるのだから。
「……何だったんだろうな?」
上条が珍しくセンチな感じになっていた。
そこに
「センセー?上条クンが窓の外の女子テニス部のひらひらに夢中になってまース」
と、青ピがちょっかいを出していた。
なんか気に入らなかったので修夜は
(…『ハーヴェスト』)
そう心の中で呼ぶと修夜の背後から蜂のような小人が出てきて、青髪ピアスの血管にアルコールを打ち込んだ。
「と言ってる馬鹿の顔が真赤だぜ?酒を飲み過ぎたんじゃねーのか?」
「なに言うてるんですか?ボクは至って正j…あれっ?あれれー?」
「保健室に持ってくから抜けるぜ…」
そう言うと、修夜は軽々と馬鹿の体を肩に担ぎ教室を出て行った。
次はどこぞのツンデレールガンのお時間です。
まぁ、まだツンデレでは無いんですけどね?