ジョジョの奇妙な冒険 第 部 〜受け継がれる魂〜 とある魔術の禁書目録編   作:超P

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戦闘パートへ移っていきます!…いきたい!…いくかも?…わかんない。

この作品は人間ごとに章を変えていきます。


孤独な炎
邂逅


 

 

 

御坂にお仕置きをし、上条にもコンクリの上で落下式ブレーンバスターをしてやった修夜は

 

 

 

 

「っし!帰るか!」

 

「」

 

 

とてもいい笑顔でぶっ倒れている上条にそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハラ減ったな……なぁ、帰る前に何か食べないか?」

 

「おっ、いいな。だが上条の癖にいい事を言うんじゃねぇお前が言うとなにが起こるか不安でしょうがない」

 

「辛辣過ぎない⁉︎」

 

 

そんなやりとりをしながら2人は牛丼屋の前で立ち止まり財布を確認する。

 

 

「……………………………………………………、並かぁ」

 

「こちらは大盛り3杯、ってとこか?」

 

「…………なぁ」

 

「だが断る」

 

「まだ何も言ってなくね⁉︎」

 

「お前が何を言うかぐらいお見通しなんだよ!このスカタン!お前らのせいで俺は買わなくてもいい二代目のウォークマン買う羽目になったんだぞ⁉︎ちったぁ申し訳なさそうにウォークマンの代金カンパしようとぐらい思わねぇのかテメェは⁉︎」

 

「アレはビリビリが勝手にやった事で俺は何もやってねぇだろ!」

 

 

「お前がいなかったらあいつあんなに暴れねぇよ!次あったらもういっそ腹パンブチかまして男の怖さ教えてやれよ!近づかなくなるから!」

 

「そんな事したら上条さんは警備員(アンチスキル)に捕まってしまうんでせうが⁉︎」

 

「知るか馬鹿!勝手に捕まってろ!」

 

 

 

 

 

 

結局…

 

 

「一つしか奢らんからな……」

 

「ありがたいけど真横で倍食べてるのを見ると複雑な気分……」

 

「体格が違うんだよ。お前みたいに無能力者(レベル0)じゃないしな。強能力者(レベル3)ともなるとレベル計測の度に面倒くさい事やってエネルギー使うからな」

 

「……まぁ、確かにその体型保つのもきついだろうけどよ、能力は確か念動力(サイコキネシス)だろ?」

 

「…………………あぁ、まぁな」

 

 

嘘だ。

本当の能力は超能力者(レベル5)空力使い(エアロハンド)である。

これは特典ではなく修夜本来のポテンシャルである。

 

主に移動にしか使っていないが本来は防御に適している。

空気、風、またその温度までも操る事ができる。

その上規模はかなりのもので自分を含めた数人を持ち上げる事が可能である。

 

 

「確か念動力(サイコキネシス)の能力の使用は最も使い勝手が良くて、あまり脳に負担がかからないはずじゃ…?」

 

「個人差があるんだよ」

 

 

そう言われると返しようがないのか、上条は黙って奢って貰った牛丼(大)をかきこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ん?」」

 

2人が学生寮の7階、自分らの部屋の階に着くと、部屋の前で3台の清掃ロボットがたむろしていた。

 

 

「一体何が……、」

 

 

人間には怖いモノ見たさという常軌を逸した機能が備わっている。

 

一歩、二歩と思わず前に足が進んだ時、ようやくソレが見えた。

 

不思議少女インデックスが空腹でぶっ倒れていた。

 

 

 

 

「…………………………………、あー」

 

 

 

 

この時、修夜は何かおかしいと思ったが、上条は気づいていない。

 

人間の呼吸による吐かれる息の中には気道の香りが少なからず着くはずだ。

そして吐く息のリズムは吸う息のリズムと常に一定のバランスをとる。

だが『ハイウェイスター』が感知した呼吸は普通のリズムをとっていない。

まるで”怪我をしてまともに呼吸ができていない”ようなリズムで香りが伝わってくる。

 

それに脳が出す分泌物の量が滅茶苦茶だ、明らかに『怪我をした時などに分泌される』bーエンドルフィンが多い。

 

 

「………おい、上条」

 

「おい!こんな所でナニやってんだよ?」

 

「おいまて!上条、”それ以上近づくな”‼︎」

 

「……、あ……?」

 

 

やりやがった……!あの馬鹿!

 

そこには背中ーほとんど腰に近い辺りが、真横に一閃されている。

 

死亡寸前のインデックスがいた。

 

 

 

まるで定規とカッターナイフを使ってダンボールへ一直線に切り込みを入れたような刃物の傷。

腰まである長い銀髪の髪の毛先は綺麗に切り揃えられ、その銀髪も傷口から溢れ出す赤色に染め上げられていく。

 

 

マズイ、このまま”何もこない筈がない”この現場を作り出したものがすぐ近くにいる!

 

 

「や、……めろ。やめろっ!くそ‼︎」

 

 

上条はようやく目のピントを合わせ重傷のインデックスに群がる清掃ロボットに慌てて掴みかかる。

 

が、盗難防止の為に無駄に重たい清掃ロボットは馬力もあって、なかなか引き離す事ができないようだ。

 

もちろん、清掃ロボットは、『床に広がり続ける汚れ』を掃除してるのであって、直接インデックスの傷口に触れているのではない。

 

だがそれでも、上条の目には腐りかけた傷口に群がる羽虫のようにでも見えているのだろう。

 

 

「どけ」

 

「えっ……?うおっ」

 

 

コォォォォ、と呼吸をする修夜の体が少しだけ光り輝いた。

 

波紋によって傷を修復しているのだ。

そして、その手で触れるインデックスの体の傷がほんの少しだけ治っていった。

 

 

(俺の『C.G(クレイジーダイヤモンド)』では回復できない!精神疲労で力尽きてしまう!クソっ、こんな時仗助さんがいれば………!)

 

 

「…………上条」

 

 

そのまま修夜は続ける

 

 

「こいつを連れて”今すぐ”に逃げろ」

 

「…は?何言ってんだ⁉︎どうにかしないとこいつが…」

 

「いいからっ行け!何か……ヤバいぜ!」

 

 

そう、この場の空気の熱が上がってきているのだ。

 

それも異常なレベルで。

 

 

「それよりもこいつだっ!ちくしょう!ふざけやがって、一体どこのどいつにやられたんだ、お前‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

「うん?僕達『魔術師』だけど?」

 

 

 

 

 

 

 

瞬間、上条の中にはある感情が芽生える。

それは『恐怖』でもなく『怒り』でもない、強いて言うなら『戸惑い』と『不安』だ。

 

まるで 言葉も分からない異国で財布を盗まれたような、絶望的な孤独感。じりじりと、体の中へ広がる氷の触手のような感覚に心臓は凍り、上条は思い至る。

 

 

 

 

”これが魔術師”。

 

 

 

 

この時、上条はこいつが敵であるとわかっていても動けなかった。

 

そいつは修夜とほぼ同じくらいの身長だが修よるとは違い、顔に若さが残っている。

これは外国人特有のものだ。

 

しかも言葉の節々に英国の訛りがある……そして赤髪、神父服、バーコード、タバコ……………間違いない、こいつの名は

 

 

「ステイル=マグヌスか………?」

 

「うん?1人”こっち”の世界の住人が居たのか?まぁいい」

 

 

それにしても、とそいつは続ける。

 

 

「これはまた随分と派手にやっちゃって」

 

 

口元のタバコを揺らしながらあちこち見まわす。

 

 

「神裂が斬ったって話は聞いたけど……、まぁ。血の跡がついてないから安心安心とは思ってたんだけどねぇ」

 

「けど、何で……」

 

「うん?ここまで戻ってきた理由かな?さあね、忘れ物でもしたんじゃないのかな。そういえば昨日背中を撃った時点では被り物(フード)があったけど、あれってどこで落としたんだろうね?」

 

 

戻ってきた、ということは今朝の時点で監視されていた、ということか………。

 

 

上条は後悔していた

 

 

 

 

『……、じゃあ。私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?』

 

 

 

 

あの時、なぜあの手を掴まなかったのだろう、と。なぜ分かった、と言えなかったのだろう、と。

 

 

「……ばっかやろう」

 

 

上条は続ける

 

 

「ーーーばっかやろうが‼︎」

 

 

きっと、上条は自分を魔術師たちとの戦いに巻き込ませない為に離れていったであろうインデックスにいったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから運命を変える戦いが始まる




移れなかった……



で、でもっ!
頑張るから!見捨てないで!
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