ジョジョの奇妙な冒険 第 部 〜受け継がれる魂〜 とある魔術の禁書目録編 作:超P
ディアボロはそう言うとその場から『
「その程度の石ころぐらい……⁉︎」
と、同時にこちらに向かって走り出しステイルの腹に向かって蹴りを入れた。
「かはっ……⁉︎」
ステイルは勢い良く後方へ吹き飛ぶ。
ステイルは負けじと炎の剣を出現させようと、手で十字架を握ろうとしたが首元にあるはずの十字架が見つからない。
「なっ、僕の十字架がない⁉︎」
「探し物はこれか?」
ディアボロの手にはステイルの首に下げられている筈の炎の剣を生み出す為の小さな十字架が握られていた。
近づいた一瞬の隙に掠め取ったのだろう。
「…………!甘く見るなよど素人がッ!この僕が自分の弱点をそのままにしておくと思うのか⁉︎プロは十字架を一つしか持ってないなんて、失態は犯さないんだよ!」
「ならば早く”自分の右の胸ポケット”と、”左足の太ももを確認してみろ”」
「⁉︎」
ステイルは急いで自分の身体を確認してみるが一向に十字架が見つからない。
「貴様!何をした⁉︎」
「簡単な事だ」
ディアボロはステイル達を睨みながら言う。
「お前がこれから何をするつもりか『予測』し、十字架の隠し位置を見つけてその位置から抜き取ったまでだ」
言い終わると同時にステイルの首の後ろを死なない程度に叩きつけ、ステイルを気絶させた。
ディアボロの能力は『10秒先の未来を予知する』事ができる。
ステイルが自分の危機をどうやって解決するか予測ができした上で、その解決方法を潰したのだ。
神裂はその強さ故か、ディアボロの恐ろしさを本能で感じていた。
『聖人』のポテンシャルは凄まじく、単純な身体能力だけでも人間の範疇に収まらない。
思考速度や傷の再生速度、その他魔術的な耐性もかなり高い。もしもディアボロがただの人間なら勝負は火を見るより明らかだろう。
だがこの人間はただの人間ではない。
19歳でスタンドの弓矢の秘密に気づき、自分の組織拡大の為に数々の人間を犠牲にしてきた男である。
『
吐き気を催すような邪悪
あのブチャラティにさえもそこまで言わせる程の悪。
神裂は誰も殺したくはない。
誰も傷つけたくない。
救いたい。
皆を救いたい。
救われない人たちを救いたい。
だからこそ、魔法名が『救われぬ者に救いの手を』
だが今抜かなければ自分は確実に殺されるだろう。
そうなれば当然
それだけは絶対に嫌だ。
なんの為にここまで来たのか、なんの為に嫌われてきたのか。
なんの為にあの子の側にいたのか。
どんなに嫌われても構わない。
どんなに恨まれても構わない。
それであの子が生きられるのなら。
だからこそ神裂は抜く。
あの子の為に、自分の為に。
そして、神裂の『七天七刀』はその”本当の輝き”を放つ。
「唯閃!」
そう言うと同時に刀身を抜きディアボロに向かって斬りかかる。
だが
「我以外の時間は消し飛ぶ!」
ディアボロの前には無力だった。
ディアボロは神裂が刀を抜く未来を予知し、その一瞬前に時間を消し飛ばした。
結果として、放たれた『唯閃』はディアボロに当たることなくそのまま、後ろの空を斬った。
「そんな…………!『唯閃』が⁉︎」
「殺しはしない……修夜の迷惑になるからな、だがしばしの間お前には眠っていてもらおう」
動揺して隙だらけの神裂の首にも当身をし気絶させる。
「ぐっ!」
神裂も眠らせた後、ディアボロは言い放つ。
「『帝王はこのディアボロだッ!依然変わりなくッ!』」
僅か1分の間に、ディアボロはロンドンでも十指に入る魔術師を2人倒したのだった。
戦闘の描写ってムズイよね