ジョジョの奇妙な冒険 第 部 〜受け継がれる魂〜 とある魔術の禁書目録編 作:超P
本編開始ですよぉ!(フリーザ風)
あと、二話で終わるってのは無しで。
だって書きたいんだもん。
一話の内容が薄いけどね。
黄金に輝く『矢』
それは人間を『次のステージ』に送る、可能性の矢。
スタンドという力を授け、スタンドを持っている人間にはさらなる力を授ける。
例えば『剣を扱うスタンド』を『近くにある魂同士を入れ替えるスタンド』に変えたり。
例えば『生命を与えるスタンド』を
『全ての意思をゼロにするスタンド』に変えたりする。
だが
これを使うにはそれなりの『器』が要る。
イタリアのマフィアである、あのディアボロでさえも選ばれなかった。
この世で矢に二度、選ばれた人間はジョルノ・ジョバーナただ一人。
ポルナレフはスタンド能力が弱まり暴走してしまったし、成功者のジョルノでさえも自分の能力を理解しきれていなかった。
正直、これはかなり危険な賭けである。
覚悟を持った人間でも、完全に選ばれたのは一人。
今の自分では到底選ばれるとは思えない。
だがそれではインデックスを救えない。
ここでやらなきゃ後悔する。
初めて、誰かを救うのだ。
今まで自分が夢見てた存在、『ヒーロー』になるために。
使いこなせないスタンド達と一緒に。
弱々しい波紋で。
不安定な回転で。
今にも折れそうな意思で。
救うのだ。
インデックスも、ステイルも、神裂も、そして上条も。
だから
「応えろ!俺の初めての思いに!」
「『救うのは………俺の『スタンドだ』ッー‼︎』」
そう言うと、修夜は自分の胸に向かって矢を突き立てる。
矢は胸を貫き、心臓にまで達する。
意識が遠のいてく。
全身から血の気が引いていくのがよく分かる。
このままでは、自分は5分と持たないだろう。
だが不意に、妙な鼓動が胸から聞こえてくる。
確かに自分の胸元から聞こえてくるが、それは自分の心臓の鼓動ではない。
そう
矢が鼓動を刻んでいるのだ。
よく確かめてみると、呼吸ができる。
それどころか波紋が練れる。
しかもいつもよりも濃い波紋が練れている。
感覚でわかる。
回転も、今ならできる。
黄金の回転はまだ無理だが…………普通の回転以上は確実に出せる。
最高のコンディションだ。
これならいける。
確実に”あのスタンド”を使える。
「今だけでいい………力を貸してくれ『
修夜がそう言うと、いつもとは違いすぐにスタンドが背後から姿を現す。
『ナゼイマ、ワタシヲヨンダ?』
「あれを止めたい」
『…………カクゴハイイカ?』
「あぁ。俺は後悔したくないんだ。やっと…………やっとなんだ。誰かを救えるのが。覚悟しなければ先に進めない………さっきそれを理解した」
『…………10秒ダ。ソレイジョウハ、オマエノセイシンガモタナイ』
「分かった」
修夜とレクイエムは、魔術を放射しているインデックスの方を向く。
「インデックス!上条だけじゃなくて、俺も混ぜろ!」
『カウントカイシ』
修夜は上条の隣に立ち、レクイエムの力で上条と同じように魔術を消していく。
一人では足りないのであれば、二人で挑めばいい。
俺の力が足りなければ、あらゆる力を使えばいい。
無尽蔵の生命エネルギーと無限の回転エネルギー。
どちらもレクイエムのエネルギーとなる。
そこに無駄のエネルギーを足せば、きっと乗り越えられるはずだった。
だが現実は非情だ。
覚悟しても。矢に選ばれても。
足りない時、あなたはどうする?