青い太陽の伝説   作:nonota

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結構、勢いで書いている部分がありますが、一応、調べたりもしています。
誤字などありましたら、指摘してください。


第一話 誕生~幼年期

○月×日

はじめまして、ウルトラマンシグマと申します。

転生ってやつをしたみたいです。

前世とか正直よく覚えていないけど、どうやら特撮好きだったらしくてウルトラマンとか仮面ライダーとかスーパー戦隊とか、とにかく、特撮についての記憶だけはやたらと持ってます。

で、自分についてですが、両親ともブルー族の科学者で、当然、自分もブルー族だ。ついでに顔は、セブン系ですが、アイスラッガーはありません。

現在は、小学校に通っている。

小学校と中学校は、全種族共通だけど、そこから先は、基本レッド族は宇宙警備隊訓練校へ、ブルー族は宇宙研究学院へ、シルバー族は、本人の希望だ。

とは言っても、最終的には、レッドもブルーも本人の希望で、好きな方へ行ける。

自分としては、前線に出ることのない研究職につきたいから、学院に行きたいところだけど、ウルトラマンになった以上、光線とか出して戦いたくもある。

まぁ、まだまだ、時間もあるし、のんびりと考えていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△月□日

中学最終学年となりました。ウルトラマンって勉強することがめちゃくちゃ多い。三千歳超えた今でも、子供だしね。

さてさて、進路だけど、宇宙研究学院にしようと思う。

前世の自分が特に好きだったらしい特撮のグリッドマンに憧れを感じたが、この世界にグリッドマンは存在しない。

いないんなら、作っちゃえばいいやんって考えたんだよ。

すでに構想も考えてあるんだ。

アンドロメロスのコスモテクターやヒカリのアーブギアみたいに、グリッドマンのあのとんがった部分を鎧で作って、胸部のクリスタルコンバーターにプラズマスパークの力を貯め込む機能を付けて、活動時間を大幅に増やす。他のパーツには、クリスタルコンバーターからエネルギーを集めることで、攻撃力の強化が出来る。

ってな感じの事を考えて今日、進路担当の80先生との面接の際に設計図込みで説明した。

先生は、「君の気持はよくわかった、私は君の夢を応援するよ」と言ってくれた。

本当にいい先生だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<80side>

 

シグマという生徒は、少し他の生徒と、変わっていた。

中学生でも使用できる光線の訓練場で、誰もが、基本であるスペシウム光線を練習する中で、唯一人だけ変わった光線を放っていた。体の前で両腕をクロスさせた後、左腕を腰え、右腕をアッパーを繰り出すように前に出して光線を放っていた。その光線の威力は他の生徒たちより低かった。

また、格闘の訓練でも、努力は認めるが、実力がついてきていないという評価だった。

そのシグマが、今日、私と進路についての面接を行った。

彼は、私の正面に座るや否や、ファイルを取り出し、自分の構想するプロテクターを説明しだした。教職にはついているが、研究職を専門としているわけではない為、彼の話の大部分がわからなかったが、彼の構想するプロテクターは、力不足を補うものであるということがわかった。

なるほど、彼は、自分自身の弱点を理解し、それを補う方法を彼なりに模索していたようだ。

最後に、私は彼に聞いてみた。

 

「君の目指すものは何だい?」

 

「自分は、ヒカリのような(スターマークをもらえる)、存在になりたいです」

 

「そうか、ヒカリのような(文武両道な)、存在になりたいのか、わかった。

君の気持はよくわかった、私は君の夢を応援するよ」

 

退室した彼を見送りながら、彼の進路について考えた。

彼の希望通りにするのなら、やはり、訓練校だな。ただ、彼の構想するプロテクターの開発もさせてあげなくてはならないから、学院にも連絡を入れなくては。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆月+日

何故か、自分の進路が訓練校となっていた。しかも、プロテクター開発の為に学院への出入りの許可も出ていた。

なってしまったものはしょうがないと、覚悟を決めて訓練の毎日です。

でも、一つ言わせて下さい。

 

タロウ教官、自分はプロテクター開発の為に学院行くからその分の体力を残すようなメニューにしてくださいよ!!

あんたの鬼畜訓練メニューを終わらせた後に学院行って寝そうになるのを必死にこらえてプロテクターづくりをするこっちの身にもなってくれ!!

 

まぁ、あの厳しい訓練は期待の裏返しと思えば、頑張れるんだけどさ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<タロウside>

 

80にくれぐれもよろしくと頼まれたシグマという訓練生は、実力不足に感じられてしょうがない。

しかし、自分でやらせておいて言うのもなんだが、実力以上の訓練メニューも泣きごと一つ言わないで、取り組み、ギリギリではあるが、合格点を出せるだけの成果を上げているそのガッツは、とても評価できる。更に驚かされるのが、あれだけの訓練をした後に、学院へ行き、プロテクター製作まで行っているらしい。

根性だけなら、宇宙警備隊の正式隊員やウルトラ兄弟に匹敵するかもしれない。

学院にいる知り合いから、シグマがいつもボロボロの状態でやってきて、フラフラしながらも、作業だけはしっかりとしていて、手だけが別の何かに操られているようで怖いと報告を受けた。

フム、もう少し、メニューを軽くすべきだろうか?

だが、80から聞いた彼の目標を考える限り、あまり緩くするわけにもいかない。

セブン兄さんやレオにも話を聞いてみるべきだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆月-日

ついにプロテクターが完成した。グリッドテクターと名付けた。本当は、グリッドマンの外見そのままにしようかと思ったけど、自分はブルー族だし、名前もシグマだしってことでグリッドマンシグマ風のプロテクターを作った。

腕と脚のパーツは赤、肩と胸は銀、頭には羽飾りの様なパーツの付いた兜。

自分で言うのもあれだが、とても素晴らしい出来だ。

さて、試運転というということで、訓練所で軽く流そうとしていると、視察に来られたレオ隊長が、自分を指名して手合わせしようとか言い出した。

あわてて、完成したばかりのプロテクターの試運転をするんで、と辞退しようとしたが、なら、なおさらやろうじゃないかと、何故か余計にノリノリになり、助けを求めようとタロウ教官の方を向いたけど、良い顔してサムズアップしやがった。

仕方ないので、何度も、ならし運転ですからねと、念を押してから、手合わせ開始。

レオ隊長、絶対に脳筋だ。

何一つわかっちゃいねぇ。

手加減とか一切なしだよ。

格闘オンリーってことで必死こいて攻撃したけど何一つ通らず、ボコボコにされて、気がついたら、医務室にいましたよ。

グリッドテクターの兜が全損してました。マジふざけんな!

しかも、起きた自分に向かって、第一声が、完成したばかりの物を壊した謝罪ではなく、手合わせでの俺の問題点でした。

確かに、戦闘中自分でも気になったことだから、めっちゃタメになったけど、まずは謝罪しろや!!

って怒鳴れたら良いけど、自分、口下手だから、なんも言えませんでした。

後日、アストラさんに引っ張られたレオ隊長が、謝罪に来ました。で、その時にプロテクターに頼らず、体を鍛えろを言ってアストラさんにハッ倒されていました。

いいぞ、アストラさん、もっとヤレ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<レオside>

 

タロウ兄さんから相談されたシグマという候補生。

たまたま、ゼロの訓練をアストラに任せて手が空いた為、訓練校に行くと、プロテクターを身につけた訓練生がいた。そいつがシグマらしい。

早速、手合わせしようとしたが、なんだかんだと言い訳を付けて拒否しようとする為、一喝して手合わせをすることになった。

タロウや80たちには、努力は認めるが、実力がついてこないという評価だったが、そんなことはない。明らかに訓練生のレベルを超えている。

こちらの攻撃を冷静に分析し、的確に隙を突いてくる。俺やゼロの様な直感で動くタイプではなく、思考しながら戦うタイプらしい。

彼の飛び蹴りなど、とっさにウルトラマントでガードしなければ、俺でも危なかった。

最後は、シグマのパンチと交わし、クロスカウンターで放ったレオパンチがシグマの頭部に直撃して終わった。

レオパンチを放ってから、しまったと思ったが、シグマのプロテクターの兜が壊れたが彼は気絶しただけだった。

後でタロウに聞いた話だが、彼の戦闘レベルはあれほど高くはなかったはず、恐らく、あのプロテクターの恩恵であろうということだ。

数日後、アストラに捕まって説教された。なんでも、シグマのあのプロテクターは昨日完成したばかりで完成したその日に俺が壊してしまい、相当ショックを受けているそうで、アストラに引きずられて彼の家に行き、シグマに謝罪させられた。

だが、言わせてほしい。プロテクターに頼っていては、真の強さは手に入らない。プロテクターによる強化を否定するつもりはないが、シグマの憧れるヒカリだってアーブギアは切り札として使っていたのだ。

だから、身体をちゃんと鍛えろと言ったら、アストラに殴られた。

兄はそんな弟に育てた覚えはないぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#月*日

グリッドテクターをグレードアップしました。

これでも、レオ隊長に破壊されないはず!

 

突然ですが、自分には幼馴染がいます。

女の子で、ウルトラウーマンリトと言います。

レッド族です。バリバリの戦闘族です。子供のころからケンカをして勝てたためしは一度もありません。学校の成績は、自分の方が圧倒的に上でしたけどね。

その幼馴染は、レッド族として当然のように訓練校へ進学し、実力ナンバーワンといわれている。

自分? グリッドテクターナシだとダントツのドべです。

で、リトが今日誕生日なのです。すでに4000歳超えてもまだプレゼントがほしいとか、自分なんて、1000超えたあたりから、プレゼントもらうのが心苦しくなったというのに…

今までは、なんだかんだ適当な物を用意してきたけど、今は訓練校に通う身だ。下手な装飾品よりもこっちの方が良いかと思い、自分用に作っていたバリアシールドを再調整してプレゼントした。

周囲からめちゃくちゃ顰蹙を買った。

リトには、ぶん殴られた。

自分で使う為に頑張って作ったものを譲ったっていうのにこれはどういうことだ?

やれ女の子にこんなもの贈るなんてとか、幼馴染としてそれはどうなんだとかetc.etc.

正直に、将来、宇宙警備隊に入るとして、怪我をするのが日常茶飯事な職だけど、女の子として怪我はあまりしてほしくないから、これをプレゼントしたのだと、説明し、その性能まで我が身で披露してみせた。

何故か、タロウ教官に叱られました。マジ意味わかんない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<リトside>

 

私には、幼馴染がいる。

はっきり言って変人だ。

何か色々と達観していたり、変なことを始めたり、あんまり仲が良かった覚えがない。

家が隣同士だったこともあってよく遊んだけれど、シグマは全然弱くてつまんなかった。

小中と同じだったけど、あいつは、座学で常に上位にいた。たまに私の勉強を見てくれたのは助かった。

中学を卒業したら、学院に行くと思っていたけど、なんと、シグマは訓練校にやってきた。

で、なんでかは知らないけど、シグマはタロウ教官のお気に入りで特に目をかけてもらっている。

 

ドベのくせに…

 

みんな、そう思っていたついこの間までで、シグマがレオ隊長と手合わせする姿を見て、私は呆然となった。

自分があのウルトラマンレオを相手に例えプロテクターを付けたとしても、あそこまで戦えるだろうか?

あのウルトラ兄弟の中でも格闘術に関しては、最強と噂されるウルトラマンレオ相手に…

最後、レオパンチの直撃を受けて兜が粉々に砕けて倒れ伏したシグマを見て、誰もが死んだとさえ思った。

翌日、けろっとした顔で現れた時は、なんと言っていいかわからなかった。

 

 

今日は、私の誕生日だ。両親や友達から色々なプレゼントをもらう中で、シグマがくれたのは、盾だった。

シグマ曰く、柄の下の部分は、剣になっていて更に盾と剣を組み合わせて大剣にしたり、盾を折りたたんで斧にも出来るらしいけど、女の子の誕生日に贈るものじゃないよね!?

みんなもそう思ったらしくてみんながシグマを攻め立てたけど、シグマは相変わらずの様子で

 

「リトは女の子だから、警備隊に入っても怪我とかはしないようにと思ってこれを用意した」

 

そう言った後、どれだけの性能か見せてやると言い出し、盾を持って一人訓練場の中央に立ち、好きなだけ攻撃して来いと言い出した。

みんな呆気にとられたけど、一人が攻撃を始めると、すぐに全員が攻撃を始めた。

みんなの憧れであるウルトラ兄弟に目をかけられているあいつにみんな多かれ少なかれ、嫉妬心があった。それを誰にもとがめられることなく発散できるこの時に、みんなの感情が爆発したみたいだ。

騒ぎを聞きつけて飛んできたタロウ教官が止めに入ってみんな光線を出すのを止めた。土煙が晴れたそこには、無傷のシグマがいて、

 

「どうだ! これで、このバリアシールドの性能がわかったか!」

 

とか、言ってた。

その後すぐ、この騒ぎの元凶としてシグマはタロウ教官に連れていかれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




日記調でやっている作品を見て、自分もやってみようって思ったんですけど、思いのほか難しいですね。
100話以上続いている方とか、尊敬します。
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