青い太陽の伝説   作:nonota

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第2話でいきなり、原作の話に入ります。
しかも、第2話にしてすでに日記でない。



第2話 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 前篇

 

 

 

 

 

 

<シグマside>

 

リトの誕生会の終わった後に、タロウ教官に高重力惑星での長期訓練を言い渡されて今日で100年目。

ついに、帰還できる日がやってきた。

グリッドテクターの使用を禁止されていたから、到着当初は、マジで動くこともままならなかった何とか慣れてきてからは、出された課題を消化する毎日。

しかも、自分以外誰もいないから、マジで寂しかった。

たまに、アストラさんが様子見に来てくれるのが心の支えでした。

しかし、今日でこの星ともおさらば!

勢いよく惑星から飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<リトside>

 

召集を受けて私たち訓練生もウルトラ戦士と共にプラズマスパークタワーに着た。

なんでも、宇宙牢獄に投獄されていた最悪の存在がここに向かってきているらしい。

そいつは、隕石のように降ってきた。

衝撃と煙が晴れたそこには、黒と赤のカラー、大きく裂けた口と鋭い爪、棍の様な武器を持ったそいつは、片手で軽々とタロウ教官を吊るしていた。

思わず、バリアシールドを強く握りしめる。正直怖い。でも、宇宙警備隊を目指す訓練生として、ここで逃げるわけにはいかない!

ゾフィ隊長を先頭に全員で一斉に襲い掛かる。

次々と、仲間たちが吹き飛ばされ、倒されていく。

ベリアルという敵が棍を振り上げたのが見え、とっさにバリアシールドを掲げた。物凄い衝撃が腕に伝わった。

 

「っ!」

 

「ほぉ、これに耐えるとは、少しは見なおしたぞ」

 

手がしびれたけど、私は、他のみんなの様に吹き飛ばされることなく、そこにいた。

ベリアルは、私を見て、ニヤァッと笑った。

やっぱり怖い。でも、シグマのバリアシールドは、こいつの攻撃に耐えられる!

防御するので精一杯でプラズマブレードを抜く余裕はないけど…

 

「みんな、私がガードに入るから、攻撃に専念して!」

 

ひたすら、ベリアルの攻撃を受け止め、ウルトラ戦士たちの攻撃のサポートをする。

手の感覚がなくなってきてもひたすら耐える。

 

「良く耐えたな。だが、もう少しマシになってからこい!」

 

攻撃を受け止めて動きが止まった私の首を掴み、ベリアルはそう言うと、腕を振り下ろした。

 

「ごめん……シグマ…」

 

私は地面にたたきつけられた衝撃で意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<シグマside>

 

おかしい。

碧く輝いていた光の国があった場所にあるのは、まるで死の国の様だった。

3度、位置を確認し、ここが間違いなく光の国であると確認できても自分は信じられなかった。

自分は、即座にグリッドテクターを装着し、星へと降下した。

降下した先には、二人の人間が、ドラコ、ベムスター、サラマンドラに襲われていた。シャプレー星人の姿も見えた。

まさか、帰還してすぐに実践とは思ってもみなかった。

ベムスターを蹴り飛ばして、三体の注意を引く、ドラコの火炎攻撃を回避しながら、距離をとり、拳にクリスタルコンバーターから、エネルギーを集め、ドラコに叩きこむ。

 

『超電動ナックル!』

 

ドラコは吹っ飛んで空中で爆散した。

仲間が倒されたにもかかわらず、動揺もなく突っ込んでくるサラマンドラの突進を蹴りで迎撃したが、サラマンドラは自分の蹴りなどモノともせずに自分を氷壁に叩きつけた。

 

『グハッ』

 

さらにベムスターがたたみかけるように突っ込んできた。すでに回避は不可能な距離でとっさにガード態勢に入った。

 

「行け! ウインダム、ミクラス、アギラ!」

 

その声とともに、ミクラスとアギラがベムスターとサラマンドラに襲いかかり、ウインダムが自分を助け起こしてくれた。

 

(今の声… それにあの怪獣たちがいるってことは…)

 

「シグマ! サラマンドラの弱点は、喉だ!」

 

「そして、ベムスターの弱点は背後だ!」

 

『はい!』

 

声の主を確認するよりも先に、自分は、怪獣へと走った。

ミクラスがサラマンドラに体当たりし、サラマンドラが上を向いた。その瞬間に、自分は、両手を前で合わせ、右腕から必殺の光線を放つ。

 

『グリッドォビーム!』

 

喉を撃ち抜かれ、サラマンドラが倒れた。

続いてアギラとウインダムが2体がかりでベムスターの動きを封じ込めてくれた。

クリスタルコンバーターのエネルギーを右脚に集め、飛び蹴りを放つ。

 

『超・電動キィック!!』

 

ベムスターの背中から腹に大穴をあけて倒した。

振り返り、足元を見ると、先ほどいた人間以外にもローブを纏った人間が二人増えていた。

 

 

 

 

 

<レイside>

 

ウルトラマンメビウス・ヒビノミライに導かれ、ウルトラの星へとたどり着いた俺が見たのは、まるで氷河期のような世界だった。

呆然とするのもつかの間、怪獣に襲われた。

その時、空から、鎧を纏った青いウルトラマンが現れた。

 

「あれは…シグマ?」

 

「シグマ?」

 

ミライは、あの青いウルトラマンを知っているようだ。

 

「はい。宇宙警備隊の訓練生で、今は他の惑星で長期訓練を行っていたはずです」

 

「チィ、まだ生き残りがいたのか! お前たち、そのウルトラマンを血祭りにあげてしまえ!!」

 

シャプレー星人の指示を受けて怪獣たちがシグマに襲いかかる。

俺もゴモラで援護しようとしたが、シャプレー星人の射撃でネオバトルナイザーを弾き飛ばされてしまった。

すぐにとりに走ったが、バトルナイザーは谷の手の届かない所へと落ちてしまった。

そんな事をしているうちにシグマは、ドラコを倒すも、サラマンドラの体当たりを受けてピンチに陥ってしまった。急いで助けようと焦るが、バトルナイザーに手が届かない。

その時、声が響いた。

 

「行け! ウインダム、ミクラス、アギラ!」

 

その声とともに、ミクラスとアギラがベムスターとサラマンドラに襲いかかり、ウインダムはシグマを助け起こした。

何とかバトルナイザーを回収した時には、シグマと三体の怪獣の連携で敵は撃破されていた。

ローブを纏った二人の男が現れ、俺に声をかけてくれたこの温かな感じ、以前にも感じたことがある。

 

「あなたたちは、ウルトラマンとウルトラセブン!」

 

二人はニッコリと笑ってくれた。

背後で光が放たれ、振り返ると、まだ10代前半くらいの少年がいた。

 

「シグマ、良く帰還してくれた」

 

「いえ、丁度、長期訓練が終わったもので…」

 

シグマは困ったようにメガネをクイッと上げた。

それから、俺の方を向いて、頭を下げてきた。

 

「訓練生のシグマです」

 

「あ、ああ、俺は、ZAP SPACYのレイだ。よろしく」

 

こんな幼い子供だったなんて…

 

 

 

 

 

 

<シグマside>

 

自分が全く状況をつかめていない為、説明してもらった。

 

「今は、ウルトラマンとして戦うこともできない」

 

「この姿でいることが精いっぱいだ」

 

マジか!?

メビウス先輩もメビウスブレスが壊れて変身できないらしい。道具さえあれば、自分が修理するところだが、生憎、今手元には道具が一切ない。

 

「恐れていたことが起きた。怪獣墓場の怪獣たちが、一斉に復活したぞ」

 

これもプラズマスパークのコアを使ったベリアルの仕業らしい。

これより、プラズマスパークタワーへ行き、タロウ教官が、力を振り絞って護っているという光を手に入れに行くこととなった。

 

「あの、隊長」

 

「なんだ、シグマ」

 

「自分は、ウルトラマンの姿に変身可能です」

 

「「なんだと!?」」

 

「自分の、グリッドテクターのクリスタルコンバーターは、先ほどの戦闘で少し消耗しただけで、まだ、8割近くエネルギーが残っています。

自分がみなさんを連れて一気にタワーまで運んだ方が早いのでは?」

 

「いや、確かにそれなら早いかもしれないが、まだ、他にも怪獣たちがこの星に来ている可能性がある。その怪獣たちと戦えるのは、今はシグマ、おまえとレイだけだ。ならば、エネルギーは温存しておくべきだ」

 

「わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<レイside>

 

吹雪の中、俺たち5人は、タワーへ向かって進む。

不意に、ダンさんが立ち止まり、空を見上げた。

 

「彼の事が気になるのか?」

 

「そうだ。今こそ、彼を呼び寄せるべきです!」

 

ハヤタさんやミライのいう彼とは一体、誰なのだろう。シグマも首をかしげている。

 

「彼?」

 

「まだ若いけど、無限の可能性を秘めた戦士がいるんです」

 

そんな戦士がいるなら、早く呼ぶべきだと思ったけど、ダンさんは、首を横に振った。

 

「ヤツは、レオに預けてある。全ての修行が終わるまでは、会うわけにはいかない」

 

今は、そんな事を言っている場合じゃないだろう?

 

「何故なんだ?」

 

俺の問いに応えたのは、ハヤタさんだった。

 

「彼は、強さにあこがれ、プラズマスパークに手を出したんだ」

 

「未熟だった彼は、もう少しで、邪悪に心を奪われてしまうところだったんです。

……あの、ベリアルと同じように」

 

なるほど、良く言ってしまえば純粋だったが故の過ちかもしれないが、過去に悪しき前例を作ってしまった以上、厳しく取り締まらなくてはならないのだろう。

 

「バカな奴だ。我々の気持ちも知らないで…」

 

ダンさんは、どこか寂しそうに吐き捨てた。

 

「正義を持たない力がどんなに危険な物なのか、彼はまだ、知らないんです」

 

ミライの目は、その“彼”とやらにたいして、大きな期待を抱いているのは感じられた。

なんだか、その“彼”とやらは、他人事とは思えないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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