「くっそ、いくらあてても刃が通らなけりゃダメージにならねぇな」
「ははは、最初の勢いはどこに行った?糞面
こんなんじゃあいつまでたっても僕にダメージを与えられないぞ?」
「ハッ、ほざいてろ。
そっちこそ動きがのろすぎて俺に攻撃が当たってねぇじゃねぇか!
デブにしては早くても所詮デブだな!糞豚ァ!」
「言ってくれるじゃないか糞面ァ!」
うわー、罵り合いながら思いっきり殺す気で戦ってるよあの人たち。
ブッチャさんとは今日あったばかりだけど扱い方たぶんザップさんと同じだと思う。
「つーか止めなくていいんですか?クラウスさん。
あの二人たぶんどっちか死ぬまで続けますよ?試験とか忘れてますって。」
「うむ、確かに実力は十分に見れたか。そろそろ止めるか」
「どうやって止めるんすか?二人とも周りの声なんて絶対聞こえてないっすよ?」
「そこは大丈夫だ、考えてある」
クラウスさんはそういうと数歩二人に近づくとメリケンサックを拳につけ
「ブレングリード流血闘術39式 血禊防壁陣」
拳で地面を殴るとまるで二人を隔離するように血でできた十字架が現れてきた
思わず二人が動きを止めた
「二人とも十分だ。これで試験は終了とする。」
「おいおい、待ってくれよ旦那!この糞豚は一回〆とかなきゃならねぇ!」
「よく言うよ!内心負けなくてよかったって安堵してんじゃないの?」
「よく口のまわる豚だなぁ、アァ?そのセリフ鏡に向かってもう一回言って来いよ。」
「なんだと?この糞面がやんのか?」
「二人ともやめたまえ、やめないのならば私も実力行使に出るほかなくなるぞ?」
その瞬間クラウスさんから何か、オーラのようなものが噴出しているように感じた。
二人も感じ取ったらしく、一気におとなしくなった。
「わかってくれてうれしいよ。
それでは事務所に戻ろうか。もちろんブッチャくんは合格となるぞ。」
「あ、ありがとうございます」
「それでは自己紹介をしてもらおうか」
「はい。みなさん初めまして、御仏 一茶といいます。ブッチャって呼ばれることが多いので皆さんもそう呼んでください。
好きなものは食べ歩き、嫌いなものはそこにいる糞面です。
よろしくお願いします。」
「おい待て、今の自己紹介は本当によろしくお願いする気はあったのか?アァ?」
「もちろんお前意外だよ糞面糞」
「何気なく糞を増やしてんじゃねぇぞデブが」
「ブッチャ、あなたとはとても仲良くなれそうだ。
わたしの名前はチェイン・皇という。よろしく。
ちなみに嫌いな存在はそこの糞猿だ。」
「よろしくお願いします、チェインさん。」
「おい、犬。よろしくしようとしてんじゃねぇよ。
しかもお前も糞とか言ってんじゃねぇよ。」
「ははは、二人はクズ嫌いで気が合うんだな。
僕はスティーブン・A・スターフェイズ。スティーブンとよんでくれ」
「よろしくお願いします」
「番頭までそっち側かよ!
しかもさらっとクズ扱いするよね、ほんっと自然だよね!」
「糞猿糞、自己紹介中ぐらい静かにできないの?脳みそまで糞なのかしら?」
「糞面糞猿には何を言っても無駄じゃないですか?チェイン先輩。
おそらく存在が糞で理解できてないですよ。」
「よーし、そこの豚と犬ゥ、表でろ!
叩きのめしてやる!」
「うん、早速みんな仲良くなってくれて私は安心したよ。」
「クラウスさん…たぶん仲がいいのはザップさんという共通の敵がいるからであって、みんなではないっす」