「………………………」
「………………………」
「………………………」
あぁ!?なんだよ、このムード!!
あれっきり黙ったまんまじゃねーか!
あれ?あれというのはな…………
それは城戸さんの一言から始まった
……………………………………………………
「…………ところで、心くんはボーダーに入る気にはないかね?」
「……はぃ?」
俺はいきなりのことで声が裏返ってしまった
なんせボーダーに入ると聞かれたのだから
「俺はボーダーなんて入りませんよ
どうせなにをやったって俺には不向きですから」
「不向き?やってみる前から不向きというな)
「というか俺には近界民に恨みなんて持ってないし、それに近界民だって良いやついるですよね」
言ってしまった………けどいった以上後には引けない
「それに、俺は平凡に生きていきたいので」
「平凡、か」
そうだ、平凡だ
俺は平凡で平和的に住みたい
だから俺はボーダーの誘いを何回も断ってきた
「平凡にすごせられるか?この世の中で。
近界民がいるのだぞ?
それに私は君に人を守れというわけでもない、
私は君に自分の未来の
力にしてほしいのだ」
城戸さんはそう言った
たしかに未来のためにもなりそうだな
それに…人を守ることなんて考えてなかった……
「………わかりましたよ…………なればいいんでしょ?」
「そうか、わかった……感謝する」
こうして俺の人生は変わっていったんだ
「んで………ここどこ!?」
「ああ、ここは玉狛支部、俺は玉狛支部支部長の林藤だ、今日から君は玉狛支部所属となった」
「そうなんすか………」
「それにしても、君が城戸さんの甥っ子とはね………」
「いや、俺もビックリです」
まぁ本当のことだから仕方がない
「おう!帰ったぞー!」
林藤さんがそういいはなつと
リビングから人が一杯きた
「あ、林藤さんおかえりなさいっす」
最初に出てきたのは茶髪ショートの筋肉がついた男の人
「林藤さん、お疲れ様です」
次に出てきたのは髪型がもさもさしていてそしてイケメンの人
「ちょっと烏丸!待ちなさいよ!」
後を追いかけるように出てきた薄い栗色の長髪の女の人
「いやー!林藤さん、おかえりなさい」
眼鏡のまさにオペレーターっぽい人
「おー、タクミ、おかえりだぞー」
カピバラに乗ってるヘルメットを被った男の子
「おっ林藤さんが帰ってきたぞ」
白髪の三の口と目をしている男の子
「あっ林藤さん、おかえりなさい」
眼鏡をかけたきっちりとした男の子
「おかえりなさいです」
大人しめな女の子
「あっボスおかえりなさーい」
いかにもチャラそうな人
「あれ?林藤さん、誰だ?そいつ?」
白髪の男の子が聞いてきた
「あぁこいつは、今日から配属された神崎心くんだ、そして………あの城戸司令の甥っ子だ」
「……神崎心です……」
「「「城戸さんの甥っ子!?」」」
玉狛支部は何人かのこだまが聞こえたとか