リアス達が富士の樹海の聖域にて修行を始めて約9日後… この日でここでの修行は終わりであった
それは童虎が決めたことであり。
次の日が戦いの日であると決まっているのならば、一日かけて体調を整えて戦う日に向けての体を休めるのも修行の一つであると、聖闘士達ならば誰だって知っている事であるからだ。
そのために木場にしても聖闘士達の極めるはずの小宇宙には目覚めてはいないがそれでも転生悪魔として下地があったお陰とまた聖闘士側の木場についたマリン師匠の指導の下にマッハ2程度のスピードを手に入れることは出来た。
ただしだ、同時に体力も聖闘士並程度には育ってきたのだが。
「今日でここでの修行は終わりだ、木場よ 明日はゲームの本番だろう、だからこそ明日に備えて今日からは自らの体を癒すのも修行の一つだ、それが出来ないのであれば戦士であることを辞めろ」
「それは…ですが自分はまだ【バランス・ブレイク】にもマリン師匠も一撃も与えてはいないのに修行が終わりなんて、あきらめません、ですから限界ぎりぎりまで修行の続きをお願いし…まっ・・・」
その後の言葉を木場はマリンにはいえなかった、それはマリンが問答無用で木場を気絶させたからだ。
「木場め 馬鹿なやつだ… 肝心な時に戦えなければ 意味はないというのに」
これは聖闘士にしてみれば当たり前の感覚でもあった、戦士ならばいつ戦いになってもいいように自らの体調を整えるのは当たり前である。
それを無視してでも修行をしつづける人間は現場では邪魔でしかないのだ。
修行をしている最中に戦いに参加しても それは体力や精神力も含めて通常時に比べてなにもかも劣っているのだ、そんな人間を戦場に出せば…
こたえは誰だって知っている そいつをかばうために味方が死ぬか重傷などを敵の攻撃を受けてなる可能性が高いのだ。
それを知っているからこそマリンは木場を気絶させてでも修行を終わらせたのだ。
そしてリアスもまた修行を終えていた。
リアスの修行は主に精神修行と指揮官として心構えを童虎がマンツーマンで教えていたが
それも今日もまでである。
「リアスよ、今日でおぬしの修行は終わりじゃ…明日のゲームの日のためにも身体共に休むのも指揮官としての勤めじゃいいな」
「はい 童虎様… それに指揮官としての心構えをこの短い期間でありましたが、色々と教えていただき。本当にありがとうございます」
リアスはここ一週間ほど 本当に童虎によって様々な戦場を提供し。
それをリアスはことごとく指揮をしてなんとか戦いを終わらせていたがそれでもリアスにしてみれば
自らの眷属を大事にする性分でもあったために、最初の戦いでは味方を犠牲にしなければ戦いに勝利を導けないという難しいステージを用意させてリアスをかたどっている精神を童虎は丸裸にしたのだ。
最初のステージにいたっては 王が健在ならば いくらでも駒は戦えるとステージであったがそのルールであってもリアスは簡単に降伏してしまった。
そのことを童虎をリアスに対して怒りをあらわにして、攻撃的な小宇宙を出して説教を始めたのだ。
「リアスよ 主はふざけているのか? 戦いとなれば双方が当然無傷で戦いを終わらせることなどできるわけがなかろうが、しかもじゃ それが実力が均衡している者達ならば共倒れは当たり前じゃ。
それを簡単にあきらめるとはおぬしは一体何様のつもりじゃ、この戦いで傷つき戦った者達はお主の勝利の為に戦っていたものをお主の我ままでそれすらも裏切ったのじゃ、なにが自らの眷属を大事にするじゃ…主は単に自ら集めた眷属という奴らを心から信頼も信用もしてない証拠じゃ、どちらかがあるのならばなぜ相手に勝つまで信用も信頼もし続けない それがおかしいのじゃ おぬしは」
「それは…ですが 私の眷属です 傷つき倒れるのを黙って見続けるなんてことは私には出来ません」
それを聞いた 童虎はただ黙って リアスを見つめてこの言葉を言った。
「それじゃあ わしわはリアス殿にはなにも教えることはないのう…指揮官とはどんなに過酷な状況で有ろうと己の部下達を信じきることじゃ、たとえそれで己の部下が敵と戦いで犠牲になったとしてもじゃそれを乗り越えて指揮官は現場を指揮を続けなればならないのじゃ、その心構えがないリアス殿は指揮官の器ではないのかもしれないがのう」
確かにそうなのだ 原作でもリアス達はイッセー達の指揮官として動かないといけない場面がいくらでもあったがそれを自らのプライドでつぶして。
逆に自らを含めた眷属を窮地に追いやっているのだからこれでグレモリー家跡継ぎなのだから、実家の方でなにを教えていたのか心配でならないのだが…
実際にリアスは貴族として器ならばある程度は見てられるが、それでもだ戦いに関しては童虎は一切手を抜かずにここまで指導していたのだ。
そのおかけでリアスは最後の最後までは自らの王としては動かずに部下を信じて戦場を見て戦いの流れをある程度読める程度には成長していた。
これは原作のリアスがフェンリルやロキの襲撃の事件を受けてようやく指揮官として成長できたことがここでは童虎の指導もありなんか9日間で追いつけたのだから。
童虎がどれほど主導者として優秀ならかリアスには十分すぎるほど分かってしまった。
「ではたびたびの失言等にあきらめずにこのリアスに指導してもらい本当にありがとうございます童虎様、それでは今日一日はゆっくりと身体共に休んで明日のゲームに向けて体調を万全にします」
「中々 リアスも最初の指導の時よりかは幾分かはましになったようじゃ、だが忘れるでないぞ、お主程度の指揮官は世界中にごろごろといるのじゃ、それを忘れて精進せねば実力は今のままじゃそれを忘れるでないぞ」
「はい」
こうしてリアスは童虎との話を終えて自らにあてがわれた部屋に戻り明日になればゲームが開始されたそれが追わればまた学校の生活が始まるためにリアスは今日一日を使って滞在していたときに使っていた下着類などを自らもって来たバックに詰め込んでいつでも帰るように準備を始めていた。
そしてそれとは別で 今回ゲームに参加する聖闘士側には聖域がある種のペナルティーを貸すために童虎がいる場所まで集まってもらっていた。
もちろん既にアーシア・黒歌・小猫・朱乃の四人である、本来ならばここにイッセーも入るのだがそれはイッセーも含めた魔界側も流石にイッセーにゲームに入ることを辞退してくれと魔王が頼んだほどである、
そして待ち合わせの時間となり童虎もその待ち合わせ場所にはいると四人の女性聖闘士が仮面をつけたまま黙って座っていた。
それをみた童虎はただ静かに
「おぬしら、表を挙げよ、今からは言うことは明日のゲームに関することじゃ、本来我々聖闘士側が悪魔側のゲームに参加するは、よほどのことがなければ無理なのは分かっているとおもうのじゃが…」
ここで一拍童虎は呼吸を整えて再びしゃべりだした、
「わしら、聖闘士側が持つクロスの防御力は知っていると思うのじゃが…今回のゲームでは各々のクロスを着て戦うことを禁じる、分かっている思うがクロスは我々聖闘士の小宇宙も挙げてくれる増幅器の役目を得ているからのう、そのためにクロスの代わりとしてお主達はここにクロスを預けておき
自ら選んだ服で明日のゲームに参加することじゃ、無論こは相手側も承認しているからそれを踏まえてよく考えるがよい」
そういうと童虎は自らその部屋を去っていき、残された黒歌達にしてみれはクロスに関しては仕方がないとあきらめていた、確かにあの防御力であればいくら相手があのフェニックスであったとしもてだ、こちら側が有利で戦いが終わってしまうからだ。
それを避けるためにも今回のルールが設けられた上に事前に童虎が教えてくれたのだから一日を友好的に使わなければ無駄になるのは必然であった。
「黒歌姉様… ならは私達はどうしましょう スパツやスボンにしてもどの道尻尾が通る穴を用しておかなければなりません」
「そうだにゃあん…私達も猫又だから、その特殊能力までは封じなれていないにゃあ…ならあの服でいいじゃないかな小猫」
黒歌のいうあの服とは原作で小猫達が着ていたあの服のことである、ただし原作側より小猫の胸があるために下着も色々と買って換えているがそれでも戦闘用の吹くとしてならあの服は一番ましらしい。
「分かりました…でもいい加減に 黒一色や白一色で服の色を統一するのはやめませんか 主にフリルも可愛いのは認めますが…」
「なにをいうにゃんあ 私達は姉妹にぁん、そしてなにより黒と白なら【無フリクラ】という美少女アニメのコスで戦うのもありにぁん それに小猫もまんざらでもないにぁん」
たしかにそうなのだ、今ではフリクラはどきゅどきゅというシリーズまで進んでいるがそれでも黒歌と子猫は無印の方が作品としてもコスをするにしても色々と好きらしい。
また朱乃にしてもアーシアにしても 二人とも元々は教会や社などが属していたために
「やっぱりアーシアちゃんにはこの教会の服が良く似合いますね」
「それでも…その朱乃さんの巫女服にはかないません」
そうなのだ確かにアーシアの教会の服は確かによく似合っているがそれでも朱乃の巫女の服は色々と強調されているために胸か小さいことを悩んでいるアーシアにしてみれは色々と足りている朱乃の巫女服は反則だとアーシアは思っていたりする。
「私も…もう少しだけ胸があればイッセーさんに… いいえなんでないです」
「あらあら かわいいですわ、それにちっちゃくて本当に 妹のようにかんじますわ」
そういいながもアーシアを抱いてしまう朱乃であった。
こうしてこの日が各々で過ぎていくなか いよいよ 午前0時の時刻になるとグレイフィアが富士の樹海の聖域の目の前までやってくるリアスをはじめとした今回ゲームに参加する人達を含めた悪魔も準備は整っていた。
「リアスさま 準備の方はいいでしょうか? 良いならば 私が用意した魔法陣の中にお入りください、それでゲームの用意されている場所へ跳べる用に出来ていますから」
「分かったは それじゃあ 行きましょうか 皆」
「「「「「はーい」」」」
それ黙ってマンリをはじめとした聖闘士達が黙ってみるなら、リアス達が乗った魔法陣が光りだして
その魔法陣の光が収まると同時にリアス達の姿は完全に消えていた。
「では聖闘士の皆様方、今回の件本当にありがとうございます それでは再び合えることを」
こうしてグレイフィアも自らの魔力で魔界へ跳んで行き富士の聖域は再びその静けさを保つのであった。