兵藤一誠として転生してやく六年が経過していた…
そのためか四歳児の時から神聖衣聖闘士天秤座の童虎との修行が開始されたのだ。
童虎いわく
「確かにのう…四歳児には強力すぎる小宇宙じゃがあ…それも仕方あるまい、小宇宙を封印する事はできるが・・・それは根本的解決にはならないのじゃあ、この世界の本当の姿を知っていればのう?」
確かにそうなのだ、天使・悪魔・堕天使の三大勢力は常になぜか人間がいる地球という舞台で戦いを行っている。
それゆえに女神アテナを筆頭にした一部の勢力は人間を守るために作ったのが各地の聖域であり。
聖衣はあとから登場したのだ、聖闘士を守るためにアテナの勢力が聖闘士が身にまとう防具として各々の守護星座の形を象ったオブジェ形態から分解・変形して、聖闘士の身体を包む防具になる。
それを扱うのが小宇宙である、これはいわば生まれてすぐに小宇宙に目覚めている天性的なタイプと命がけの修行により目覚める後者のタイプの二種類に分けられる
後者は各地の聖域で修行して初めて会得できる一つの真理でもあった。
前者の方は生まれ持って現れる人達である、この者達はちゃんと小宇宙の扱い方と体力や技術を身に着ければ一人前の聖闘士として認められるが、聖衣に認められるかどうかは別なのだ。
それいえに兵藤家としてもちゃんと童虎にその事を教えられており誓い将来の折に必ずどこかの勢力との接触かまたは殺される可能性を示したのだ。
「「わかりました、あの子を頼みます」」
親が承認したのだだからこその修行であった、そうでないといくら童虎といえども修行はせずに小宇宙の封印だけで済ましたのだ。
そして今イッセーは小宇宙の扱い方がやっとひと段落して、隣の家でイギリス宗教を家族ごと教えを超えている人達の子供である紫藤イリナと共に近くの公園に来ていた。
「イリナはまだ神様存在をしんじているの?」
イッセーのたわいもない質問では会ったが元もイッセーは転生する前にこの世界の話を知っており神は存在してない事を知っていた、だが精神が肉体に引っ張られるようで六歳児では理性を封じることはできなかったのだ。
「違うもん・・・神様はいるもん そんなイッセー君なんて知らない」
イリナはそういって泣きながら公園を走りだしてしまった、このままいればイリナは別の未来をつかめたのだが、運命の分岐点はどこにも転がっているのだ。
無論イッセーにしてみれば小宇宙を扱えるようになったのでマッハ1までのスピードを出せるようになっていたそれゆえに油断していた。
「そこの坊や…ちょと紙芝居を見ないか 面白いよ」
「いいよつまらなそうだし」
だがイッセーの体は動かなかった、まるで金縛りにあったようにまったく動かなかったそして始まる変体による変体のための紙芝居その題名は【おっぱいがいっぱい…おっぱいは最強だ おっぱいはいいものだ】というありえない題名であった。
「そうして男性は色々なおっぱいを味くらべをしたんだ、そう様々な大・中・小・極小の胸を持つ女性のはべらせてね、おっぱいこそ世界の真理だ、おっぱいにまさるものはなし」
そうして話が続いていくなか…周りの人達もさすがに
【なに子供にそんな話をしているの?】的な視線を感じたのか、紙芝居の男性はとっとと店じまいをしてどこかえと消えてしまった。
「うそだ…気配も感じられなかったし、なにより近づかれるまでわからなかった、それになんだが胸の奥で…なにかが動き出している?」
そうそれは双子の宿命でもいえるイッセーが一人しか生まれていないために、また人格も一つしか出てなかった為に転生した自分も童虎も親も見過ごしていたがしかしここで確かにエロが大好きな人格が生まれた瞬間であった。
しかし問題はそのあとであった、いきなりイッセーがいる公園そのものが、ひどく気分の悪い空間というか変な感じが充満していた、これは堕天使が張った結界であった。
この世界では幾ら堕天使でも聖闘士の存在を無視できるほどではなかった、最下級聖闘士とはいえ同じ下級の堕天使の一個大隊をたった一人の人間に消されてしまったら、それは警戒もするだろう。
それゆえにこの任務を請け負った堕天使もハラを立てていた。
「ちっ…わざわざ結界なんてはる必要があるのか? 掻き消える人間風情によ」
「わかっているだろう、ここに来る前にやつが神聖衣聖闘士の闘士の一人がいるという情報をもらっているからこその結界だそうでなければだれが張るものか」
「ふん たしかになやつらは自分達の事を神と同等の力を持つから、そう名乗っている連中がいなければいいものだ、それで雷光のバラキエル様の血を分けた忌々しい人間は確実にここにいるんだろうな」
「いる、そうでなければだれが結界をはるか」
この堕天使の二人組みは共に黒い羽が三枚であり中級クラスといえる力を持っているがそれでも神聖衣聖闘士にかかれば簡単に消える存在である
「ちっ面倒だ…これで消え去れ人間どもめ 巻き込まれたやつらは我らに消されることを誇れ人間」
そういうと柄の悪い堕天使は自らの手に光を集中させて30cmほど光の玉を作り出して公園の中央へと投げつけたのだ、その威力は確かに公園その物を消し去るほどの威力を有していた、そうあたりさえすれば。
「させるかーーー」
そうここにはイッセーがいたしかもだ、自らの小宇宙を拳にまとって一秒間に百発の拳を光のたまに向かってぶつけたのだ、元々小宇宙は神聖衣聖闘士クラスでありながら、そのすべてを扱いきれていないために威力は半減どこではないが、それでも一つ一つの拳は原始を砕く威力を有している、
それは光の玉その物を消し去り同時に投げた柄の悪い堕天使の左手に多少の血を流すダメージを与えたのだが・・・
「なんだ、この餓鬼は報告にもないが俺に堕天使様に傷をつけた礼は万死に値するぞ」
「ばかじゃないか、貴様は俺は結界を張るのにいそがしいからさっさとすませろよ、この結界が張られている間はやつの娘とそれを生んだ女は逃げられないかな」
「ええいわかっている、この程度で時間をとらせる必要ない」
そういうと今度はまた光の玉を作り出したが、その量はざっと数えて500個以上は空に浮かんでいた。
「確かにお前は強いがよ、これほどの光の玉を消せるなんて思うなよ えええ わかっているだろうなくそ人間が」
そういうと今度はその玉を一斉にイッセーの元に向かって投げたが同時にイッセーもサイズにこれだけの数を消せるなんて思ってなかったためにあの技を使うことにした、そう一度だけ双子座の神聖衣の意思で夢で教えたくれたあの技を。
「はぁーーーーー」
イッセーは自らの小宇宙を最大限まで高めているその最中に両腕を自らの頭の上に上げてその腕を自らの腹部の前まで持っていくとその技の名前を唱える…
そう双子座の代名詞ともいえるその技の名前は…
「ギャラクシアンエクスプロージョンーーーーーーーー!!!!!」
そう銀河を砕く大技でありながらこれを打てないと双子座ではないと言わしめる技である。
「「その技は…まさかゴールドセイントだと…そんな馬鹿な」」
「きえろーーー 消えてなくなれーーー なぜそんなにも人間を馬鹿にするんだーーー」
それはイッセーに生まれてから初めて言った罵倒であった、同時に公園に結界を張った堕天使も光の玉を投げた堕天使も共にギャラクシアンエクスプロージョンの技とその余波で問答無用に完全に消えてしまった。
だが同時にイッセーは極限にまで高めた小宇宙のダメージを受けていた、確かに小宇宙の扱いは教えてもらっている最中であり、体力も未だに年齢より若干ほど高いだけである、そんな子供が小宇宙を極限まで使えばあとは簡単である気絶しかない。
だがここで問題が起きた、この気絶に伴ってもう一つの人格であるエロ人格が表に出てきたのだ。
だか表に出ただけであり、体は休憩を求めているためにやはり意識を失ったが人格は交代したままである事はだれも気が付かなかった。
そして今回は堕天使の二人組みに襲われそうになった女性と幼女の二人組みにしてみれば、子供が堕天使を消した事実を受け取り、また命の恩人であるために気絶した子供をその女性がおんぶして自らの住まいである神社へと向かっていく。
「ねっお母さん、本当にいいの? 命の恩人だけど子供だけど子供じゃないかもしれないよ、転生悪魔の可能性だってありえるんだから」
そうたしかにいえることなのだ、姫島 朱乃は堕天使の幹部の一人娘であるがゆえに裏の事も知って育っているのだ、だからこそ幾ら命を助けてもらったとはそう簡単に人間を信じられないでいた、
だが姫島 朱乃の母親である姫島朱璃もそれはわかっているがそれでも人間としてまた人としての尊厳までは捨てられない捨てていたらそもそも娘は生まれてはいなかったのだから。
「でもね、確かに可能性はあるけどねそれでも私は人としての道徳は失いたくないよ、その事は私の娘であるあけのもわかるわよね」
「うんわかるけど」
こうして二人は神社へと戻ってその子供為に客間に布団を引いて、その子供をその布団の中へ置き布団をかけてやって意識が戻るのを待っていると夕飯の支度が間に合わない為に、その子供の世話をあけのに任して母親は晩御飯の支度をはじめていた。
その頃童虎は極限に高まった小宇宙の残りかすがある公園にやってきていた、ちゃんとパンドラボックスは担いでいないあれは目立ちすぎるために普通の服とズボンで公園の周りを調べていた。
「やはりのう、イッセーめ・・・あれほどあの技を使うなというのに使い追ったな、そのおかげでイッセーの小宇宙がほとんど感じられんわい、これは探すのが苦労しそうじゃ」
そう童虎に限らず聖闘士には小宇宙を感じてどこに誰がいるか程度は大体わかるがそれでもやはりある程度距離が離れてしまえばその者かある程度小宇宙を燃やしてくれないとさすがに感じられない。
「まいったのう…じゃが確実に堕天使が動いているのは確かか、ならばこの近くで人間に比較的良い態度を取っている奴に聞いてみるか」
そうしてイッセーが倒した二人組みの堕天使の黒い羽一見にすればカラスの抜け毛ともいえる二つの羽を持ってそのものがいると思える場所へ向けて童虎は進んでいく。