求聞史紀
ーーーー幻想郷縁起ーーーー
百鬼を率いて空をも
【
[能力]不明
[危険度]測定不能
[人間友好度]不明
[遭遇頻度]極低
[主な活動場所]妖怪の山の洞窟
幻想郷に住まう人外の中でも最強格に位置する謎の存在。幻想郷縁起を記す上では、彼ほど重要かつ正体不明な者はいないだろう。平時は妖怪の山にある洞窟で日々を過ごしているらしい(*1)。その洞窟付近は妖怪の山を実質仕切っている天狗たちですら滅多に立ち寄ろうとしない(*2)。
彼の力量に関しては彼が放つ尋常ならざる覇気から、相当の実力者であると判断できる。実際に妖怪の山の住民たちに百鬼空亡の名を出した場合、襲われることが無くなった。それどころか、護衛や歓待を受けたほどに百鬼空亡の名には力があった。この事から妖怪の山を裏で支配する首領は彼ではないかと推測される。彼の正体に関しては、その一切の情報を得ることが出来なかった。彼の名前に関しても本当の名前ではないらしく、過去の紆余曲折の末に付けられた渾名のようなものだと言う。総じて情報が少ないので、書き記すことができず困っている。
[能力]
これに関しても、上記と同様に真の一端にすら触れる事は出来なかった。現状で分かっている事は彼が魔術や魔導に関して並外れた知識を持っているという事である。他にも医術、錬金術など様々な知識を有し、気まぐれに人間、妖怪へ助言や手助けをする。ーーーしかし、百鬼空亡の最も恐るるべき能力とは魔術や知識といったものではなく、他とは隔絶した凄まじい力にあるのではないか。山の妖怪たちは彼が神、鬼といった人外の猛者をモノともしないと口々に語る(*3)。
[交友関係]
交友関係と銘打っているが百鬼空亡と友好的な関係を築いている者は誰一人としていない。彼の周りにいるのは敵対関係を取らないとした者か、彼個人が気に入った者、または彼に従属する妖怪のみである。御阿礼の子は彼に気に入られたため頻度は多くないが、数年に一回程度は会談を行い幻想郷縁起の編纂具合を報告している*4。
基本的に何事もなければ言葉
[対策]
妖怪の中でも彼ほど強い存在は、そうはいないだろう。従って退治する、逃げるといった選択は不可能であり、彼と敵対したならば
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*1稗田阿礼が実際に踏み込んだ
*2時折、天狗たちが食料や酒を運んでいるため、立ち寄る者が皆無という訳ではない
*3妖怪の語ったことなので、どこまでが本当なのか
*4百鬼空亡の名前を出せば、妖怪たちに襲われることなく話を聞けるため編纂に便利である
*5逆に妖怪たちの間では百鬼空亡の名を知らぬ者はいない
*6普通ではない者が集う幻想郷では現れる可能性がある
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ーーーー幻想郷縁起・初代編纂者……稗田阿礼が此処に記すーーーー
思いつきで書きました、本編と関係なくてすみません。
この話は逐次、改稿や書き足しを行います。
本編を書かずに横道にズレてしまい、申し訳ありません。