世界に惹かれた魔法使い 作:イリス
お久しぶりの方がいるといいなぁ、なんて思ってます。
これからこの作品を頑張って書き上げたいと思っているので末永くよろしくお願いします。誤字脱字があれば報告お願いします。
感想もお待ちしております。
PS.作者はガラスのハートなんでそこのところを考慮していあただけると幸いです。
第0話 プロローグ
何でこうなったんだろう。
「早く死ねよっ!死ねっ!死ねっ!死ねっ!」
そういって弟が何度も俺にナイフを突き刺してくる。
もうすでに痛みは感じない。
「全部、全部、お前が・・・お前が悪いんだ!」
何か弟が叫んでいるがもう俺の耳には聞こえない。
こういうときは相手を恨むのが普通なのだろうか?
だけど俺は、もうそんなことすらもどうでもいい。
だんだんと意識も薄れ始めている。
ああ、本当に・・・なんでこんなことになったんだっけ・・・。
そこで俺の意識は完全に落ちた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
あちゃ~、彼死んじゃった。
彼も災難だよねぇ。
親友には裏切られ、周りからは毎日の様に苛められ、挙句の果てには最後まで信じていた家族に殺されるんだから。
ん?僕が誰だって?
僕は神様だよ。
いやいや、嘘じゃないって!
えっ!こんな神がいるわけないだって。
神様だっていろいろいるんだよ。
僕なんかこの前上司の神に、世界の管理を押し付けられたんだよ。
ホント、神様がこんなんじゃ世も末だよ。
う~ん、彼ちょっと可哀想だよなぁ。
そうだ!転生者枠が空いてたからそこにいれてあげよう。
ええっと、場所はリリカルなのはってところ以外は空いてないね。
仕方ない、そこにしようか。
その次は・・・特典ってのがいるんだっけ?
そうだなぁ。
これ、これ、これと・・・。
まあ、こんなんでいいや。
え?何を選んだかって?
それは後のお楽しみだよ!
知りたければ彼のこれからを見ればいいんじゃないかな。
じゃあ、またねぇ~!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
真っ暗だ。
暖かい水の中か?目も開けられないし、息もできないんだが・・・。
まあ、いいか。
もう全てがどうでもいい。
生きていようが、死んでいようが関係ない。
ここが地獄だろうが、天国だろうが俺にとっては全てが地獄だ。
もう消えてなくなりたい。
ん?なんだ?
急に頭の方から・・・。
上る、いや、降りているのか?
なんだこの狭い壁は、まるで肉壁みたいいだ。
これじゃまるで俺が赤ん坊みたいじゃないか。
明るくなってきた。
やっと出口か。
ああ、目も開きそうだ。
この世界は人には何色に見えるだろうか。
今まで俺には色褪せた世界しか見えていなかった。
白黒の何も、何も感じられない色だ。
でも、このとき俺にはきらきらしたカラフルで綺麗なあらゆる可能性の色が見えたよ。
本当に、生きていることに感謝できるような色に・・・。
この俺が生まれ変わった日、俺はこの美しい世界を視て大声で泣いた。
俺が絶望から希望に変わった瞬間だった。
いかがでしたでしょうか?
もしよかったらこれからも見ていってください。