新世界より ~千年前からのメッセージ~   作:キリュウ

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今回は短めです!

ごめんなさい!


新世界より ~第三話~

 

 

麗子と一緒に町を出て30分くらいたった。

 

 

「ね、ねぇ松君。ど、どこまでいくの?」

 

 

俺の後ろ歩いていた麗子は緊張から疲れてきたのだろう。

軽く息を切らしながら、俺に尋ねてくる。

 

 

「あぁそうだな。じゃあ歩くのはここまでにしよう。」

「う、うん。え?でも、ここからどうするの?」

「さっき言っただろ?業魔化をコントロールできる奴を二人知ってるてって。今からその一人の所まで飛ぶ(・・)。」

「と、とぶって...え、飛ぶの?」

「あぁまぁ俺に任せとけ、ここからなら5分もかからないだろう」

 

 

俺は呪力を使い麗子を浮かせそしてそのまま一緒に西に100km(・・・)ほど移動した。

飛んでいる間、麗子が何か叫んでいたがまぁ今は気にしているときじゃない。

 

 

「っと、ここだ」

「も、もうちょっとゆっくりお願いしたかったよ」

「あぁ...ごめん。あんまし時間がなくてな」

 

 

俺たちは神栖66丁目から西のほうにある場所まで移動した。

移動した場所は神栖66丁目のような町ではなく本当に周りは木があるだけで何もないような辺鄙な場所だ。

まぁ今の時代じゃ人が住んでいない地域は人以外のものが住んでいる可能性があるから生活するにも危険がある。

だが、そんな場所に、俺の知り合いがいるのだ。

 

 

「カリン?いるか?」

 

 

俺は、近くにある木の上を向いて、その知り合いの名前を呼んだ。

すると10秒も経たずに、女の声が木の上から届いてきた。

 

 

「あ!松!来たんだ!あれ?でも、なんで?」

 

 

そういって木の上から降りてきた人物が俺の探していた、女、カリンだった。

見た目は20歳前後の金髪美女だが、年齢に関しては見た目に反してかなりいっている。

 

 

「あぁ、ちょっと神栖66丁目でな。この子なんだが...」

 

 

俺は簡単に何が起きてここに来たのかをカリンにかいつまんで説明した。

 

 

「なるほど、それで私にこの子を預けたいと?」

「え?預けるって松君は一緒じゃないの?」

「あぁ、麗子には悪いけど俺は町に戻る。まだあいつらのことを見ててやらないといけないからな」

「ホント松はすごいね~。でも無理はだめだよ?私の時みたいに危険なことはしないこと!」

「わかってるさ。とりあえず、麗子!」

「は、はい」

「こいつの名前はカリンって言うんだ。まぁ見た目ほど若くない「ちょっと!、それはあんたもでしょ!」...まぁそうだが、とりあえず業魔化をコントロールする方法はカリンが教えてくれる。もし何かあったならカリンに頼めば俺に連絡がとれる。麗子にはきついかもしれないけど業魔化を完全にコントロールできるようになるまでは神栖66丁目には戻れないってことを理解しといてくれ」

「う、うん。でもコントロールできるようになればまた、皆と一緒にいられるんだよね?」

「あぁ、それは俺が約束する」

「...わかった。私、が、がんばる」

「そこは噛まないで言ってほしかったな。まぁカリン、悪いが後は頼む。」

「はいはい、任せといて。あなたに助けてもらったの比べたら安いものです」

「助かる。それじゃ、麗子!時々は会いにくるようにするから、がんばれ!」

 

 

俺はそう言って麗子とカリンの場所から、来たときと同じように飛んで帰った。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「あ、あの?」

「あぁ自己紹介がまだだったね。私はカリン。ここらへんに住んでるんだ。松から聞いてるかもしれないけど、業魔なんだよ?」

 

 

そう言った彼女の表情はとても明るかった。

 

 

「そ、そうなんですね。わ、私もその業魔化しつつあるらしいんです」

「みたいだね~、ってもまだ見た感じは初期の初期だけどね。業魔化が本格的に始まったら結構進行スピード早いから頑張ろうね?」

「は、はい!よろしくお願いします!」

「うんうん、任せて。今からならおそらく大丈夫だよ。始めは結構大変だけど私もいるから信じてついてきて!」

「はい!...あの」

「うん?どうしたの?」

「えっと、その、業魔化には関係ないんですけど、その...松君とカリンさんってどういった関係なんですか?」

「...気になるの?」

 

 

そういったカリンさんの表情はとてもニヤニヤしていた。

 

 

「え?えぇ!?そういうわけじゃなくて、その、業魔化をコントロールすることができるなんて初めて聞きましたし、カリンさん年上なのに、何故か松くんに丁寧に話してるからどういうことなんだろって」

「あぁ~そっか~松のこと知らないんだ?まぁそうだよね~変な上下関係?みたいに思うか~、う~ん、松が言ってないことを私が言うのもな~」

「あ、別に無理にとは」

「まぁでも松のことだから話してもいいでしょ~、それにいつかは知ることだしね~」

 

 

カリンさんは少し歩き、近くにあった手作りの椅子に座って話始めた。

 

 

「そうだね~まず、松のことどれくらい知ってるの?」

「え?えっと~名前が一松で年が12歳でえっと~あれ?」

「あぁわかったもういいよ。なるほど。全く教えてないんだね。まぁそうか教えれることでもないからね」

「松君ってその、何者なんですか?」

「何者ときたか~、まぁそうだね~、一言で言うなら...」

 

 

 

 

そのとき、カリンさんが言った言葉の意味が私には正直理解できなかった

 

 

 

 

「松はね、悪鬼(・・)なんだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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