なんかいつもより早めの投稿ですね。前話が19日なので更新までの間は3日です。記録更新ですよ。
小説情報をみていたら評価をされていました。数値云々の前に評価されるのって嬉しいものですね。どんな評価を受けてもちゃんと向き合っていくのが作家として大切なものだと思います。さて、前書きはこれくらいにしておいて本編どうぞ。
ポッケ村に入った二人はオルド達を探すために足を進める。
「へぇ……ここがポッケ村なんだ。なんかユクモ村とは違う趣があるわね」
「だろ?って言っても俺がポッケ村で生活してたのは6歳までだったからな……そんなに覚えてないんだよな」
と、二人が武具屋の前を通りかかったとき、武具屋の男性が声をかけてきた。
「そこハンターさん。もしかしてトール君かい?」
急に自分の名前を呼ばれ驚くトールを他所に、男性は話を続ける。
「いやぁ、懐かしいね。覚えてるか?トール君がまだ生まれて間もない頃よくお守りをした叔父さんだ。いやぁ……大きくなって……トール君が来たという事はさっきの二人はオルドさんとティリスさんか!ちらっと見ただけでわからなかったけどなんか見覚えのある人だな、なんて思ってたけどやっぱりか!いやぁ……本当に嬉しいよ。ポッケ村にお帰りなさいだな、トール君」
と、自分の言いたいことを言い終えた武具屋の叔父さんは、店から飛び出るとトールの下に行くと、トールの手を握り嬉し涙を溢した。
「ははは……こんなことで泣いちゃうなんて俺も歳を取ったなぁ」
「そんなことないですよ、叔父さん。ただいま……かな?俺はユクモ村でも元気でしたよ」
「おぉ、そうか。トール君が元気なら俺は頑張れるさ。
ところで……そこの女性はトール君のお嫁さんかい?」
叔父さんの言葉に一瞬その場の時間が止まった様に静かになった。
そして……
「いやいやいや!そんな関係じゃないですよ!なぁ!ユーカ!」
「そ、そうよ!ただの狩り仲間よ!ね?トール!」
そう二人とも答えたあと顔を見合わすと頬を赤く染めて顔を背けたのだった。
≡≡≡≡
あれから二人が落ち着くまで、数分程かかった。
先に気分が落ち着いたトールは数回深呼吸すると、叔父さんに一つ問うことにした。
「……それで叔父さん。父さん達がどこに行ったか知らない?さっき姿を見たみたいな事を言ってたけど……」
「うーん……どうだろうね。しっかりと見た訳じゃないからはっきりとは言えないけど多分ギルドマスター達に挨拶しに行ったんじゃないかな?」
「ありがとうございます!それじゃあ集会所に行ってみますね!ほらユーカ、行くぞ!」
「……えっ?ちょっと腕引っ張らないでよ!」
トールに引っ張られるようにユーカはポッケ村の集会所に向かっていった。
◇◆◇◆
二人が集会所に着くと叔父さんの言う通り、オルド達は集会所で楽しそうにポッケ村のギルドマスターや、村長達と会話を始めていた。
「父さん、先に行くなら教えてくれてもよかったじゃんかよ」
「んぁ?トールか。いや、お前が実にぐっすり寝ていたから起こすのもあれだと思ってな?」
「……本当は?」
「……本当にトールは鋭いな、起こすのが面倒だったんだよ。まったく……こんな大衆の前でんなこと言わせるなよ……」
トールとオルドの会話を遮るようにティリスが口を挟んだ。
「ごめんねトール。お母さんは起こそうと思ったんだけどお父さんが早く行きたいって煩くてね……」
「母さんがそう言うなら……」
トール一家の話が落ち着いた所でギルドマスターが口を開いた。
「まぁまぁ、久しぶりのポッケ村なんだしそんな暗くてどうするのよ~、今日は楽しまなくちゃダメよ?
さ、トール君も…………?貴女は誰かしら?」
ギルドマスターはユーカを見ながら「誰?」と首を傾げた。
「えっと……ユクモ村のハンターのユーカと申します」
ユーカがそう答えるとギルドマスターは
「トール君のお嫁さん?」
と、また首を傾げて言うのであった。
◇◆◇◆
◆◇◆◇
「えっと……ユクモ村のハンターのユーカと申します」
私がそう答えた直後、目の前にいるギルドマスターらしき女性はなぜか
「トール君のお嫁さん?」
と言葉を放った。
まったく訳がわからない……なんでこの村の人は私がトールのお嫁さんに見えるのだろう……
トールに助けを求めるように視線を送ったら目を逸らされるし……
はぁ、とため息を吐いたあと私はこのまま誤解されたままは嫌なので、
「トール君とはただの狩り仲間です」
と、きっぱり言ってやった。トールの方を横目で確認すると、なんか落ち込んでいる様に見えたのだけど、落ち込むところなんてあったかしら?
まぁ、今はこの歓迎会を楽しみましょうか。料理も出てくるらしいしね。
なんて思っていたら私の前に飲み物の入ったグラスを持ったギルドマスターらしき女性が立っていた。
「ユーカさんだったかしら~?このギルドのマスターをやっている者よ。以後お見知りおきを。
はい、どうぞ。美味しいわよ?」
「あ、ありがとうございます」
やっぱりギルドマスターだったんだ。ユクモ村のギルドマスターは龍人族のお爺さんだったけどこの村のギルドマスターは女性なのね。なんて思いながら受け取ったグラスの中に満ちている飲み物を一気に飲み干した。だって喉乾いてたんだもん。
「あら、いい飲みっぷりね。美味しかったかしら?
……ん?今あの人なんて言った?芋酒?酒ぇ!?
嘘でしょ……あれがお酒だったなんて……
確かになんか身体がポカポカし始めてきたけど……
あぁ……ダメ……意識が朦朧としていく……
走馬灯のようにユクモ村での思い出がフラッシュバックされる。
トールと温泉に浸かってることや、トールと温泉に浸かってることや、トールと温泉に……なんでトールと温泉に浸かってることだけなのよ!
なんて思っている間に私の意識は途切れた。
いやはや、ユーカちゃんには酒に弱いという欠点を追加しました。これで暴走させやすk…何でもないです。
この話を書くために久し振りに2Gを弟とプレイしました。調子にのってミラルーツなんて行くもんじゃありませんね。即死ですよ 即・死!
さて、戦闘描写から逃げているような気がする今日この頃。狩人の里帰り編は一回位狩りの話を書けたらいいな……なんて思ったりしてます。
そう言えばギルドマスターって集会所の中に入って近くにいる女性であってますよね?ギルドマスター=爺という自分の考えをどうにかしたい……