先程間違えて前書きの部分に書いていることに気付き、コピーして貼り付けて……
やっと完成しました……
もうこんな間違いはしたくないですね(笑)
そして皆さんに謝ることがあります。
イビルジョーとの決着は次回です。ごめんなさい
それでは本編どうぞ
トールはユーカと別れたあとエリア8に向かうとイビルジョーは捕獲され身動きの出来ないリオレイア希少種を喰らっていた。
「……やっぱり喰ってるか……」
トールは足元に落ちている石ころを拾うと狙いを定めイビルジョー目掛けて投げつける。
『グォ?』
石ころを当てられた事でトールの存在にに気付いたイビルジョーはその場で咆哮をする。
「ったく……煩いな……」
トールはそう言うと閃光玉を投げつける。
(残りの閃光玉は2つ……まぁ問題はないな)
アイテムポーチを確認したトールは王牙刀を構え視界を奪われたイビルジョーの脚を斬りつける。
「ハァッ!」
二撃……三撃…………順調に攻撃を与えていたトールだったが受け続けるままのイビルジョーではなくその場で右脚をあげると地面を叩きつけた。
「クッ……」
地面を叩きつけた衝撃により周囲が揺れトールの攻撃が止まった。
トールの攻撃が止まった事に気付いたのか、イビルジョーはもう一度脚で地面を叩きつける。
「うぉっ!?」
先程の揺れから立ち直ったトールは二度目の叩きつけは横にずれることで回避した。
叩きつけの直後閃光玉で奪われていた視界が戻ったイビルジョーは全身の筋肉を隆起させるとその場で咆哮をあげた。
『グォオオオオオッ』
◇◆◇◆◇◆◇◆
怒り状態になったイビルジョーはトールの方を向くと龍属性ブレスを放つ。
しかし、ブレスが放たれる前兆を読み取ったトールはイビルジョーの懐に潜り込むと足元に落とし穴を設置する。
(ユーカ、落とし穴使わせて貰うぞ)
足元に設置された落とし穴にイビルジョーは落下し身動きが取れなくなる。
「ハァッ!」
トールは溜まっていた練気を解放しイビルジョーの頭部に鬼刃斬りを与え続ける。
鬼刃斬りによる斬撃でイビルジョーからは鮮血が飛び散る。そして斬撃を与え続けたイビルジョーの頭部には額から顎にかけ王牙刀による切り傷が見られる。
「そろそろ落とし穴の限界か……」
トールはそう呟くとイビルジョーから少し距離をとると閃光玉を取り出す。トールが閃光玉を取り出すのとタイミングでイビルジョーは落とし穴から脱け出した。
脱け出すことに力を使ったのかイビルジョーは口からよだれを垂らしながらその場で威嚇をしている。
「お疲れか?ならこれでも……くらえ!」
トールはイビルジョーに向け再び閃光玉を投げつける。
(あと一つの閃光玉はピンチの時の為に残しておくか)
眩い閃光で視界を奪われたイビルジョーの脚に再び斬撃を与え続けるトール。
そして脚にたまったダメージによりイビルジョーはその場に倒れこむ。
(ここで倒すのは不可能だろう……なら深手を与えるまでだ!)
トールはそう考えながらイビルジョーを斬り続ける。
イビルジョーに数回攻撃を与えているとイビルジョーは立ち上がり、エリア6に向かって走っていく。
それを追うようにトールもエリア6に向かっていった。
◇◆◇◆◇◆◇◆
トールと別れたユーカはフレイを探すためにエリア2に戻ってきていた。
「……もしかしたらエリア5に……」
いるかもしれない、とユーカは思った。
ジンオウガというモンスターがいるが、そのモンスターはこのエリア2の崖からエリア5まで跳躍し移動する。簡単に言うとこのエリアからエリアにはマップには書かれていないが繋がっていると言えるのである。無理矢理な考えではあるが、エリア2から落ちたのならその可能性は0ではない。
「よし! エリア5に行ってみよう!」
ユーカはそう言うとエリア5に向かって行った。
エリア5に着いたユーカはまず、エリア2に近い草むらを捜索し始める。
「フレイさーんいたら返事してくださーい」
だが返事はない。
「……もしかしたらここじゃないのかな?」
その時だった――
『ガサッ』
近くの草むらで何かが動く音がした。
「!! フレイさん!?」
音のした方に行ってみるとそこには……
オルタロスがいた。
「なんでオルタロスなのよ!!」
ユーカの声がエリア5に木霊する。
「だ……誰かいるのか?」
ユーカの背後から声がする。それも男性の声だ。
ユーカは振り替えるとそこには
「ひっ!」
その姿に驚き悲鳴をあげるユーカ。
「あ……すみません」
と、男性は言うと頭に着けている防具を外すと、赤い髪があらわになった。
「えっと……その……どうもフレイと申します」
「え……貴方がフレイさん?」
「ん?そうだけど……」
「よかったぁ……」
ユーカから安堵の声が漏れる。
「さぁ、フレイさん キャラメルさんが心配してますからユクモ村に帰りましょう」
「あぁ……だが一つ聞かせて欲しい。この渓流にいた黒い竜は一体なんだい?」
「それは……イビルジョーです」
「イビル……ジョー?
ソイツは今どうしてるんだい?」
「……今はトールというハンターが一人で戦ってます」
ユーカは俯きながら答える。
「……そうか」
そう言うとフレイは持っていたデスギアゲヒルを被る。
「なぁ君の名前は何て言うんだ?」
「ユーカですけど……」
「そうか、ユーカ
君の武器を貸して欲しい」
「え……」
フレイの口から発せられた言葉は驚きのものだった。
「ど……どういう事ですか!?」
「君が戦わないなら代わりに僕が戦うという事だ
さあ、君の武器を貸してくれないか?」
「っ……」
確かに私はイビルジョーと戦おうと思うと足が竦んで何も出来なくなる。今回の狩りもまさにその通りである。だからといって自分の魂である武器を他人に渡し代わりに戦ってもらうなどもっての他である。
ここで乗り越えなければ私は一生イビルジョーと戦う事が出来ない。
「それは……出来ません」
私はここで過去と決別しないといけない。
「フッ……それでこそハンターだ
……ところで地図持ってないか?」
「は……はぁ……」
◇◆◇◆◇◆◇◆
エリア6に向かっていったイビルジョーを追いエリア6に入ったトールだったが待ち伏せしていたようにイビルジョーがトールに飛び掛かった。
「うわっ!?」
イビルジョーの拘束攻撃を受けたトールは身動きが取れず足掻こうにしても手足を圧迫され何も出来ない。
さらにイビルジョーの唾液により防具は腐食し確実に体力を奪われていく。
(肥やし玉なんて持ってきてねーんだよ!クソッ!)
抵抗のしようのないトールが諦めかけた時何かがイビルジョーに直撃した。
『グォオ!?』
鼻を塞ぎたくなるような悪臭……それは肥やし玉だった。
突然ぶつけられた肥やし玉によりイビルジョーは拘束を解く。肥やし玉が飛んできた方をみるとそこにはユーカの姿があった。
「トール……一体何やってるのよ」
「なッ!?ユーカお前こそなんでここに!」
「……ただ昔の私と決別しにきただけよ
さあ、トール。さっさとアイツを倒すわよ」
「――あぁ!」
本当にごめんなさい。
ずっとユーカのトラウマにしようと思っていたイビルジョーですがそのままだとユーカが成長しないな……と思いこんな展開になってしまいました。
そのせいで決着も……
次回もよろしくお願いします。