判明します!
では駄文ですが暖かい目で見てください(汗)
傷ついた彼女を助けてから3日目。
その子は今イーブイ、ブラッキーと少しだけ仲良くなり、リビングで話している。
傷も少しずつ治り始め、歩けるようになっていた。しかしまだ自分が
どこの誰かなのかは思い出していなかった。
サンダース「どう思う?」
エーフィ「本当に分からないんでしょうか?」
エーフィは近くにいるシャワーズを見る。現在リビング近くの廊下で
サンダース達4匹は何かを話し合っている。
シャワーズ「嘘をついている可能性は?」
ブースター「いや、それはないだろう。」
ブースターの核心したような言い方に他の3匹がブースターを見る。
サンダース「なぜそう言い切れる?」
ブースター「うそをついているならあんな顔をするはずがない。」
ブースターの言葉に3匹は保護した子を見る。
彼女は今イーブイ達と楽しく話しているが、すぐに悲しい顔を見せる。
その様子に3匹は納得する。
エーフィ「では、やはり・・・・」
サンダース「記憶喪失か・・・」
サンダースの言葉にブースターが頷く。シャワーズも一度頷くと
その子を見た。
シャワーズ「じゃ、どうします?あの子。」
ブースター「預かるとしても・・・・・名前が分からないと。」
4匹は何か案がないかと顔を俯かせる。するとエーフィが何か思いついたように
顔を上げる。
エーフィ「そうです!教授に聞いてみたらどうでしょうか?」
エーフィの提案に他の3匹は納得するように頷いた。
教授、それはランファールに住んでいるポケモンでいろんなことを
研究しているのだ。エーフィの提案にのった3匹は頷くと出かける準備をする。
エーフィはリビングに入り、話しているイーブイ達に近づく。
エーフィ「イーブイ君、ブラッキー。出かけるわよ。」
イーブイ・ブラッキー「はーい!」
返事をした2匹は歩き始めるが、呼ばれていない彼女はリビングに留まった。
そんな様子を見てエーフィはクスッと笑うと彼女に少し近づく。
エーフィ「あなたもですよ?」
エーフィの言葉に彼女ビクッと体を震わすとエーフィをゆっくりとした動作で見る。
エーフィはそんな彼女の様子を微笑んで見ていた。
?「どうしてですか?」
エーフィ「あなたのことを聞きに行くからですよ?」
彼女はその言葉を聞くとエーフィから目線を外し、何かを考える。
エーフィはその様子をただ微笑んでジッと見つめていた。
すると彼女は何かを決心するように頷くとエーフィの方へと歩き始めるのだった。
イーブイ達の家を出てしばらく歩くと、多くのポケモン達の姿が見えてきた。
ポケモン達は遊んだり、話したりなどして生活している。
そんなポケモン達の様子に彼女は興味津々で眺めていた。
シャワーズ「めずらしいですか?」
シャワーズが彼女の隣に立ちながら聞いた。彼女はシャワーズの方を
見る。その顔はまだ興味が外されていないのか少し笑顔だ。
?「私もこんな風に暮らしていたのかなっと思いまして。」
その言葉にシャワーズも少し笑う。そんな2匹の様子を後ろから見ていた
エーフィとサンダースは顔を見合わせるとフッと笑うのだった。すると
前を歩いていたブースターの足が止まる。それにならって全員の足が止まった。
ブースター「着いたぞ。」
目の前にあったのはどの家よりもひとまわり大きい家だった。
彼女はその大きさに驚いているのか口が少し空いている。
ブースターは玄関に近づくとチャイムを押す。
しばらくするとドアの中から歩いてくる音がする。そしてドアが開く。
そこにいたのは馬型の体に足の側面やたてがみに炎をつけているポケモン、
ギャロップだった。
ギャロップ「なにかご用でしょうか?」
ブースター「ウインディ教授にお聞きしたいことがあり、まいりました。
ブースターが来たと言えば分かるはずです。」
ブースターの言葉を聞くと、ギャロップは頭を下げる。
ギャロップ「ブースター様一行が来たらいつでも通すように言われております。
中へどうぞ。」
ギャロップは後ろを向くと中へと向かう。それについていくようにイーブイ達も
家の中へと入っていく。家の中は広く、廊下の側面には絵画が飾られ
棚の上には年季が入ったツボなどが置かれていた。
しばらく全員が何も言わず歩いていくとギャロップが一つの扉の前で止まる。
そして軽くノックをした。
ギャロップ「教授、入ります。」
ギャロップは一言断りを入れると扉を開けて入っていく。イーブイ達も同様に
中へと入っていった。その部屋は壁一面に本棚があり、すべて本で埋まっていた。
そして本棚に入らなかったのだろう、地面にも本が山積みにされていた。そして
部屋の中央に机があった。それもほとんど本で埋め尽くされている。
その机では誰かが眠っていた。
ギャロップ「教授、起きてください。教授?」
ギャロップが眠っている教授・・・ウインディの体を揺すって
起こそうとするがウインディは起きる気配もない。
ギャロップは仕方がないという風にため息をついた。
ギャロップ「《かえんほうしゃ》。」
弱めの《かえんほうしゃ》をウインディに放つ。しばらく当てていると・・・・・
ウインディ「・・・・・・・あっち~~~~~~~!!!!!!」
ギャロップ「やっと起きましたか。」
あまりの暑さにウインディが飛び起きる。そんな様子にギャロップはため息をつく。
ウインディはようやく暑さから解放されると原因を作ったギャロップを見る。
ウインディ「いくら私が炎タイプだといってもダメージは受けるんだ!
その起こし方はやめろと言っただろう!」
ギャロップ「そんなことより教授、ブースター様一行がお見えです。」
ギャロップはウインディの言葉を無視してブースター達が来ていることを
知らせた。その様子にウインディは一度ため息をつくとブースターを見る。
ウインディ「いや、すまない。ブースター。昨日は夜遅くまで研究に
没頭していたのでな。それで用件とは?」
ブースター「いえ、まったく気にしておりません。本日こちらに伺った
用件は教授に聞きたいことがありまして。」
ウインディは真顔になる。その顔はいい表すなら確かに教授の顔であった。
ウインディはジッと見つめて続きを促す。ブースターは頷くと
シャワーズを見る。シャワーズは小さく頷いたあと横にいた彼女をさわる。
彼女は驚いてシャワーズを見る。
シャワーズ「ブースター兄さんの横に行ってくれる?」
その言葉に彼女はなんでなのか聞きたかったがゆっくりとブースターに
近づいていく。そして横に来ると座ってウインディ達に一礼する。
ウインディ「ほう、礼儀正しい子だね。誰かね?」
ブースター「実は彼女は3日前、傷ついていた所を私達が保護しました。
傷は回復しているのですがどうやらここに来る前の記憶を
失っているようなのです。」
その言葉にウインディはほうっと言い、ギャロップは驚いた顔になる。
ブースター「今回ここにきた理由は彼女の名前とどうして記憶が
なくなってしまったのかを調べてもらおうと思ったからです。」
ブースターが言い終わるとウインディは考え始める。そしてしばらくすると
横にいたギャロップに何かを言う。ギャロップは頷くと本棚に近づいていく。
ウインディ「最初のことについてはすぐに分かるだろう。だが、記憶が
なくなった原因についてはしばらく待ってくれるか。
私なりに調べたい。」
ウインディはブースターではなく、彼女を見て言った。彼女は一瞬戸惑ったが
ゆっくりと頷いた。するとギャロップが本棚から一冊の本を持ってきた。
ギャロップがその本をウインディに渡すとウインディはページをめくり始めた。
途中チラッと彼女を見ていることから容姿で彼女の名前を探しているのだろう。
そして本をめくり始めて10分後、ウインディの手が止まる。
ウインディ「ようやく見つけた。」
ウインディがそう言うと本を持ってイーブイ達の前に来た。
そして目の前に本を置く。イーブイ達が本を覗き込んで見てみると
その本にあった姿はまさしく彼女だった。そして名前の部分を見る。
そこに書かれていた文字は・・・・・・・
全員「グレイシア・・・・」
彼女・・・グレイシアは俯く。どうやら名前だけでは記憶は戻らないようだった。
ウインディ「まぁ、ランファールではあまり見たことがないポケモンだから
明日住民登録しにいった方がよかろう。」
シャワーズ「じゃ、エンティさんの所に行かないといけませんね。」
シャワーズの言葉にグレイシアが首を傾げる。どうやら”エンティ”が誰なのか
把握しきれていないようだった。
グレイシア「エンティ?」
サンダース「エンティ殿はこの世界、”ランファール”をお作りになった
ディアルガ殿の側近で取締役をしておられる方だ。」
サンダースの補足の説明にグレイシアは納得するように頷いた。
ウインディ「今日の所は帰った方がよかろう。記憶喪失の方は調べておくよ。」
ウインディのこの言葉によりイーブイ達は家へと帰っていった。
家に戻って夕食をとり、寝ようとする時刻。
グレイシアは寝る場所であるイーブイとブラッキーの部屋の中にいた。
布団は3つ敷かれていて一番右がグレイシアの寝る場所だ。
イーブイとブラッキーはすでに寝ていたがグレイシアは寝ないで
部屋の窓から見える月を黙って眺めていた。
グレイシア(私はどうして記憶が・・・・・)
グレイシアは目をつぶって寝ようとした。すると・・・・
キーーーン!!!!
グレイシア「いたっ。」
いきなり頭に痛みがでた。そして・・・・・
『グレイシア!!』
誰かの声が聞こえる。グレイシアは目を開けて周りを見た。
いるのは眠っているブラッキーとイーブイ。しかしさっきの声は
2匹のものとは別物だった。頭の痛みもいつも間にか消えていた。
グレイシアは一度起き上がる。
グレイシア「・・・・・私を呼んだのは・・・・誰?」
はい!ここで区切ります!主人公はグレイシアです!
でも前の話で特徴は出てなので気づいていたかな?
さて話は始まったばかりです!これからイーブイ達にどんな困難が待っているか!
楽しみにしていてくださいね!
次回エンティ登場!