ゼロの使い魔で転生記   作:鴉鷺

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まことにお待たせしました。


第四十八話 メイジの次元

「間違いありません。やはり彼のルーンは……」

「うむ、彼は伝説の使い魔……ガンダールヴじゃ」

 神妙な顔でオスマンは映し出された使い魔の少年を見た。

「王宮に指示を仰ぎましょう!」

 禿頭の教師コルベールは世紀の発見に少々興奮気味に話す。

「駄目じゃ。ガンダールヴは始祖ブリミルの魔法を行使するまでその身を賭して守ったといわれておる」

 ここでオスマンは一つ間を開けた。

「……始祖ブリミルの魔法は強力じゃったが、詠唱は長かったと聞く。その時間を守るためガンダールヴは盾となり数多の敵を倒した」

「はい、千人もの軍隊を一人で退けたといわれるほどに……」

 コルベールもオスマンの言っていることは知っていた。

「して、彼は本当に何の変哲もない人間だったのかの?」

「そうです。どこからどう見ても平民の少年でした」

「……この件は他言無用じゃミスタ・コルベール」

「か、かしこまりました」

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

「これからは一人の女性を愛することを誓うよ」

「オレに誓われても困るんだが」

 モンモランシーに連れて行かれたその後ギーシュが戻ってくると、頬が少しの赤くなっていた。レイジとしては完全に自業自得だと思って見ていたが、フィーネはギーシュに魔法をかけてあげた。

「ありがとう、フィーネ。感謝するよ」

 レイジはフィーネを撫でる。なんてやさしい子なのだろうか。レイジは無駄に感動していた。

「ところで、きっちり絞られたようだな」

 レイジがギーシュに向かって呆れたように話す。

「そうだね……」

 ギーシュは思い出したくないのか、レイジに指摘されると身震いをし、乾いた笑いが彼から零れた。

「お前もこりないよなぁ」

 レイジはギーシュの日々の行いを振り返って苦笑いをした。毎度毎度モンモランシーに折檻されているというのにこの始末である。いや、こんな浮気性のギーシュをずっと慕っているモンモランシーも奇特な人物だと他人事ながら思う。

「バラという存在は等しく皆に愛でられなければならないのだよ」

 そう言ってギーシュはバラ状の杖にキスをしてみせた。キザったらしいその行為に惹かれてしまう女性は間々いるのだから世の中分からないものだ、とレイジは思った。

 レイジはまた繰り返しそうだな。と言おうとしたが心の中に留めておいた。

「そういえばサイト、といったかな。彼は?」

「さっきの決闘で打撲程度の怪我はしたからな。今日はあいつの部屋で休ませてるよ」

 青銅の棍で突かれたり叩かれたりしたのだ。打撲程度の怪我は当たり前にする。さらにガンダールヴの能力により無理に引き上げられた身体能力の影響もあってから、体に力が入らなくなっており、フラフラと今にも昏倒しそうな状態だったのだ。

「そうか、機会があればいろいろ交友を深めようと思ってね」

「そいつはいい心がけだと思うぞ。人の上に立つものの務めの一環だ」

 珍しいことをいうギーシュにレイジはいい傾向だとうなずいた。

 サイトは学院職員の寮の中で自室に割り当てられた部屋のベッドの上で目を覚ました。

 翌日。

「うっ」

 彼は体を起こそうとしたが体中からくる鈍痛で顔を歪めた。

「あぁ、おれ決闘したんだっけか」

 サイトは自身が倒れる前の出来事を思い出した。体が動かせないためサイトはシミがない天井をぼうっと見ていた。

「気が付いたか」

 扉が開閉する音がしたためサイトは首だけ動かして扉を見やると、そこには真紅を思わせる髪と眼をした自分と同じくらいの年齢の少年と、桃色の髪をした少女をその目に捉えた。レイジとルイズである。

「体の調子はどうだ」

 レイジは備え付けの椅子を二つ持ってきてベッドの横に腰かけた。もう一つにはルイズが座る。そんなルイズの姿が人形みたいだとサイトには感じられた。

「どうもこうもねぇ。どこもかしこも痛ぇ」

 自分の今の情けない恰好を笑い飛ばそうとする。彼の動けない理由は別に怪我ではない。筋肉痛、ただそれだけだ。普段の運動してなかったことがこんなことになるとはサイトは思いもしなかった。

「昨日の決闘で無茶するからよ」

 少しだけ呆れた声音でルイズが口を開く。

「でだ、今日来たのは他でもない。ルイズとサイトお前たちに話しておくべきことがあると思ってな」

 軽い口調でレイジは本題に入る。

「レイジが前に言っていたことね」

 レイジは少し早いとは思うがな、と零した。

「そうだ。ルイズは今まで魔法の才能がないと思ってきただろうが、それは違う」

 レイジはそう切り出した。ルイズは前にそのことを聞いていたので無言で話の続きを待った。

「サイトのルーンを見て見ろ」

 そう言ってレイジはサイトの左手の甲をルイズに見せた。

「次にこれを見て見ろ」

 そういって取り出したのは一冊の本だ。とても古い本でありそれは装丁からもうかがえた。レイジはその書物の中の一ページを開いて示した。

「これは……」

「同じルーン……」

 そうだ、とレイジは言う。

「この書物には始祖ブリミルについて記してある。その中の一説にこうある」

 レイジはさらにページをめくる。

 

『祖は重厚にて長大なる祝詞を発する。さすらば世界を光が包み、仇名す者は消えゆくのみ。これすなわち初歩の初歩の初歩――』

 

「重要なのは世界を光が包み、仇名す者は消えゆくのみ。という点だ」

「祖はブリミル様で祝詞は呪文の詠唱……」

 ルイズは確認の意味も込めて声に出す。レイジもルイズの言葉に首肯した。

「ルイズの魔法は全て爆発する。それには光が伴い爆発させることにより標的は消える」

 表現が違うだけで起きていることはこの書物に書かれていることである。

「レイジがいうことは本当なのね」

 ルイズは言い表せない感情を顔にする。

「それで、おれとの関係は?」

「お前はルイズの盾となり剣となるべくしてこの世界に召喚されたということだ」

「そんなそっちの都合でか?」

 ふてぶてしくサイトは言い返す。

「こちらに呼んだのはこちらの意思だが、こちらに来たのはお前の意思であるはずだ」

 レイジはサイトの言い分に正論を叩きつけた。実際サイトがあの日不可思議な鏡に触れてさえいなければこの世界に来ることもなく、今頃元の世界で出会い系サイトを閲覧していただろう。

 そうこの事態を望む望まないにしても選んだのはサイト自身にあるのだ。

「それは……!!」

 サイトもそのことをわかっているようで、言い訳はそこで途切れた。

「ルイズ、このことはオレたちだけの秘密だ」

「どうして? 私はブリミル様のお力を扱える。それは素晴らしいことじゃない!」

 レイジはサイトが理解したことでルイズに向き直る。

「今は平和な世の中だ。それにお前はヴァリエール公爵家の三女という護りがある。勿論オレだってお前の身内になるんだからでき得る限り護ってやる。だが、オレはこれからもゲルマニアの貴族だ。トリステインの貴族であるお前をいつまでも護りつづけることはできない。それはお前のお父上であっても同じこと」

 レイジはカトレアとの婚約をしているが、結局この三年間が終わればゲルマニアに帰る身だ。いつまでもトリステインに居続けるわけにはいかない。これはどれだけ功を重ねようとも変えられぬことなのだ。

「そして必ず戦争は起こる。その戦争が起こった時お前が始祖の生まれ変わりだと知られていたら、祭り上げられ旗頭として前線に派遣されることは確実だ。その決定は国が行うもの。いくらお父上が強大な権力を有していたとしても覆ることは難しいだろう」

 国の決定にこの貴族社会でどれだけの発言権があろうとも、謀反を起こすほか覆す方法はない。それがこの世界の国と貴族の関係だ。

 現在のこの国の王族はアリエッタのみだ。ルイズと幼馴染でもある彼女がルイズに酷なことをさせるとは考えづらいが、彼女に老練な貴族たちに立ち向かうだけの力はない。冠を被らされてもお飾りの女王になるだけだ。

 貴族は自身の沽券利権が守れるのならば、いたいけな少女ですら敵の眼下にぶら下げるだろう。

 トリステインはその傾向が色濃い。古くからある国はしきたりや慣習を重んじる。それは尊いことかもしれない。だがそれに彼らは固執する。我が身かわいさの余り変革を受け入れられないのだ。今ある自分自身の地位が脅かされるのではないか。それが貴族というものなのだ。

「どうして戦争が起こると言えるの!?」

「近頃アルビオンが軍備を増強していると伝手から聞いた。ガリアも同様だ」

「それをさせないための姫様と王子様の結婚でしょ!?」

そのための政略結婚。

「悪いが、閣下もアリエッタ女王を欲している」

「!!」

 これはレイジが耳にした噂だ。アルブレヒト3世はまだ世継ぎができていない。さらにはゲルマニアの国という特性上アリエッタは喉から手が出るほどほしい存在なのだ。ゲルマニアの皇帝には始祖ブリミルの血が流れていない。この一点において経済的にも豊かなゲルマニアが他国よりも劣る部分である。

「まぁいろいろあるが今はまだお前はなんの力もない子供だ。目立つ必要なんてないさ。その力が知られるときは本当に周知されるべきときであるはずだ」

レイジとて多数から見れば子供だろう。しかし理不尽に抗えるだけの力を有している。

「……わかったわ」

ルイズはしぶしぶだが納得した。

「話は終わりだ。ああ、それと明日は日の出前に起きろよ」

「なんでだ?」

「強くなりたいんだろ?」

 レイジはそう言い残すと部屋から去って行った。

 翌朝、筋肉痛が治りきっていないサイトの悲鳴が学院に木霊した。

 事件が起きたのはそれから2日あとのことだ。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 レイジがいつものように朝目を覚ますと何やら職員が騒がしく駆け回っている。レイジは疑問を抱きつつも広場にでるとその疑問は氷解した。

 大穴が空いているのだ。

「なんだありゃ……場所的に宝物庫か」

 レイジは模造刀を振りながらぼうっと穴を見やってどのような場所かを思い出した。

 何が取られたのやら、大したものはなかったはずだが……ん?

 レイジはそんな悠長なことを考えて普段通りの訓練に戻ろうとしたとき、またも何か引っかかりを覚えた。

 そして知った声を聴いた。

「レイジ、頼みがあるの」

 そう言ってルイズはレイジに駆け寄る。

「なんだ? 珍しく早起きだな」

「フーケが出たわ」

「……フーケ?」

「最近貴族をターゲットに盗みをしているっていうトライアングルクラスのメイジよ」

 レイジはそのフーケという単語で記憶の底から情報をサルベージした。そういえばそんなことがあったな。とレイジは思い出した事柄を考えていたら返答が遅くなった。

「それがあれか」

 そう言ってレイジは先ほども見ていた穴を見やる。

「そう、私たちが奴を捕まえるの」

 わざわざ面倒事を引き受けるのはどうしてだったか、曖昧な記憶であるこの事柄を完全に思い出しきれないでいた。レイジはルイズの後ろに控える知人たちをみながら質問をした。

「別にいいがルイズのほかに誰が行くんだ」

 別にいいなどという軽いノリで、トライアングルクラスのメイジの捕縛に向かうものなどそうそういないだろう。だがレイジはトライアングルであったとしてもスクエアだったとしても後れをとるつもりなど微塵もなかった。

「サイトとキュルケ、タバサにギーシュ。そして引率のミスロングビルよ」

 ルイズにいる人全員じゃないか。レイジはそう思いつつも全員の顔を見終えてから言った。

「なんでキュルケ……は置いといてタバサがいくんだ」

 純粋な疑問だ。確かにキュルケとの仲はいいが無理していくほどでもない。彼女はトリステインの貴族ではないのだから。

「私が原因だからね」

 そんな元凶であることを誇るなと、レイジは呆れた表情になる。正確には元凶ではないのだが、ある意味幇助したようなものである。それはレイジの知らぬところ。

「トライアングルメイジが多い方が何かと便利です」

 これに応えたのはタバサだった。静かに言った言葉にとは裏腹にレイジの瞳を力強く見つめていった。

「まぁ相手はトライアングルのメイジらしいしな。分かった、ちょっと待っててくれ」

 レイジはそういうと『フライ』の魔法で飛び上がり、女子寮の一室の前で止まって窓をノックした。

「……レイちゃん? なあに?」

 眠たそうな瞳でフィーネは目の前に浮遊するレイジに要件を聞いた。

「これから野暮用でちょっとの間でかけるから――」

 そこまで言い終えるとフィーネの瞼は完全に開いた。そしてレイジは次に聞くセリフを完璧に予想した。

「わたしも行く!」

 彼の予想疑わずフィーネは同行するようだ。

「遊びじゃないんだぞ……」

 レイジはフィーネの着替えに背を向けてから苦笑いして呟いた。

 

 

「ちょっとどういうこと」

「わたしも行く!」

「というわけだ」

 ルイズはレイジにお姫様抱っこされるフィーネを見てため息をつく。

まぁレイジを除けば魔法の腕だけ見るならばフィーネが二番手なのは間違いない。それに戦力が増えるのはいいことだと前向きな考えに変更した。

「そうだ、8人ならタバサとオレの竜に乗り切れる。逃げられでもしたら面倒だろ。タバサ頼めるか?」

「わかった」

 数分後眠たそうな顔をしたシルフィードが広場に着地した。

「案内役はミスロングビル、お願いします」

 レイジは竜の集まる数分の間にあらかたの事情をルイズたちから聞いた。アンヴァーにはレイジ、フィーネ、ルイズ、ロングビル、サイトの

五人。シルフィードの方にはタバサ、キュルケ、ギーシュの三人だ。

「頼むぞ、アンヴァー」

 そう言ってレイジは黒竜の首筋を撫でてやる。アンヴァーは喉を鳴らして飛び上がった。

 目的の場所にはすぐに着いた。馬と竜とではそもそもの速さが違うためだ。サイトは命綱なしに地上百メイルもの上空にいることに終始ビビっていた。目的の村の近くの森の中にフーケが潜んでいるとの情報が村から得られているらしい。

「やけに手際がいいですね。盗まれたのは昨晩でしょ?」

 この場所は馬で往復六時間ほどの場所だ。

「え、ええ。必死でフーケのゴーレムを追いましたからね」

 レイジはへぇ、と相槌を打って納得したような表情になる。

「ま、いいか。例の小屋を探して乗り込もう」

 例の小屋と称された小屋はすぐに見つかった。外の茂みから確認できる限り、中に明かりは灯っていないし、人の気配もない。

「先生、オレと小屋の中を確認しましょう。みんなは合図があるまで待っててくれ」

「え!?」

 レイジはそう言ってロングビルを連れ出す。ロングビル以外は満場一致でレイジの意見に首を縦に振った。

「行きますよ」

 レイジはロングビルの手首を強引に掴んで、こそこそすることなく進みなんの躊躇もなく小屋の扉を開けた。

 中は何の変哲もない小屋だ。

「先生も探してください。…………盗まれたのはこれか?」

 レイジは小屋の中に置いてある箱を両手で慎重に開けた。『アクティブ・エアー・アーマー』を展開しているのでブービートラップではレイジに傷など与えれはしない。トライアングルの全力だとしてもこの風の装甲を突破することは無理だろう。

「破壊の杖……ねぇ」

 中身を確認したレイジは名前をつぶやいて失笑した。

「フーケが出たわ!」

「ロングビルはどこえやら」

 レイジはニヤリと笑みを浮かべてから小屋の外へと出た。

「杖を置きなさい!!」

 そう声を発したのはロングビルだった。レイジはこれに従い破壊の杖を地面に下ろした。

「先生、これはどういった嗜好で?」

 トライアングルクラスの造るゴーレムには少々彼らでは相性が悪かったようだ。

 ドットのギーシュのワルキューレが通用するわけもなく、タバサの風魔法では威力が足りない。キュルケも同様。サイトの剣は先日の虚無の日に新調したらしいが、それでも自己再生を持ったゴーレム相手では無理だったのだろう。

 扉を出た時には片膝をついたゴーレムが立ち上がっていた。

「私がフーケ、土くれのフーケよ!」

 険しい目つきをしたロングビルはそう名乗り出る。その杖はレイジの方を向いている。

「ごめんなさいレイジ」

 キュルケは申し訳なさそうに謝罪した。

「気にすることなんてないぞ」

 レイジがそういうとフーケだけが一息に上空に吹き飛ばされた。

「流石だ、フィー」

 そもそもゴーレムの術者がいるのならばそちらを叩く方が圧倒的に簡単だ。わざわざ人形ごっこに付き合う必要などない。そのことをレイジはフィーネに何度か教えていたのだ。

「一瞬で!? くっやれゴーレム!!」

 フーケは自身が吹き飛ばされたことに驚愕しつつもの『フライ』で体勢を整えゴーレムに命令を下す。叩き潰してしまえと。

「なめられたもんだ」

 レイジはそう呟くと腰に差した二本の短剣を引き抜きそのまま振り抜く。その斬撃は一瞬にして六回。短剣の長さでは絶対に届かない距離にいるはずのゴーレムは、一歩踏み出す間もなく切り刻まれ、その機能を停止した。

「っ化け物め!」

 フーケは常軌を逸した場面を見て逃げることを選択。その選択の速さは見事なものだっただろう。流石は巷を騒がせるだけの盗賊だ。

 だが逃げる速度は実に遅い。まるで芋虫だ。

 レイジはフーケが逃走を開始したと同時に跳躍し、空中をまるで地面を走るのと変わらぬ速度で駆けた。

 レイジにとって『フライ』の魔法など必要ない高度である。

 サイトたちからしたらフーケの罵り声が聞こえた次には、すでにレイジがフーケを捕えたところだった。

「事情は学院で聞かせてもらおう」

 レイジは捕まえたフーケにそういうと足と手に風の錠をかけ、杖を没収した。

「クソ……!!」

この場の全員が一様に思う。彼は次元が違うのだ、と。




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いやですね、リアルが忙――――。

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