少年の幻想〜幻想の世界に作者たちが集うと・・・瑠奈サイド〜   作:瑠奈

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第2話です
面白くないと思いますが、お楽しみください


...2時間説教は不幸ですね(笑


2話 悪夢の始まり

「ちょっと!聞いてる!?」

先程から恐ろしい暁美さんが怒鳴っているよ...

どうしてこんな状況になったかって?二時間前、醤油が発した、火に油を注ぐような発言のせいでして...

「蒼月!あんた聞いてないでしょ!こいつ誰!なんなの!初対面の人に対しておぞましいオーラ放ってるとか!初対面の人に言う言葉じゃないでしょ!失礼よね!」

あー...かく言う暁美さんも初対面の人に説教して人のこと言えない気もしますが...とは口が裂けても言えない

「あの...俺...この人の弟です」

僕が怒鳴られてるというのにこいつはまたややこしくなることを...

「は?蒼月、あんた弟いたの?」

ほら...説明が嫌なんだよね...

「あー、暁美、これについては深いわけがあってだな...」

「ふーん、まあいいわ、気をつけてよね」

暁美もその短気なのを直したほうがいいよ...って口が裂けても言えない、あれ?デジャヴ?

「そういや、なんか騒がしくない?町の方」

確かに、ここは始まりの街から離れた草原なのにここまで騒がしいのはおかしいな...それに巨大な物体が空に...

「きゃあ!」

「うわぁ!」

二つの悲鳴とともに、二人はいなくなっていた

「ん?暁美?竜也?どこ行ったん...うわぁ!?」

言い終わらないうちに僕は光に包まれ、気がついたら始まりの街にいた

「なんだこれ...どうなってるんだ...」

みんな空のしゃべる物体に気を取られてるけど、僕はとりあえず、あの二人を探さなきゃ

「おーい、兄さーん!」

竜也に見つかったみたい、ふと空を見ると、大きな物体が消えていることに気づいた

「今の聞いた?」

「今のって?悪い、全然聞いてない」

そう言うと竜也は呆れた表情をして

「全く、兄さんらしいよ...俺たちは、どうやら、ゲーム内で死んだら現実世界でも死んでしまうデスゲームに閉じ込められたみたいなんだ」

なんですと?

「待て待て、じゃあ、ログアウトできないのか?」

僕は必死にログアウトボタンを探すけど...

「ない...それじゃあ、誰かが外から切るのは?」

「それやって、死者が出てるんだよ、これだと本当に100層まで行ってゲームを攻略するしか...」

嘘だろ...?ありえないよ、きっとどっかに現実に帰れる方法が他にも...

だってそんなの...危険すぎる...

「どうしたの?兄さん」

その声で、僕は嫌に怯えていることに気づく

「いや、なんでもない、とりあえず、暁美を探すぞ」

「さっきの説教女性だね、了解」

僕らはその場を後に、草原へ向かった

「蒼月...」

消え入りそうな声が僕の耳に入る、声の主を探すと、草むらに寝転がり、涙を浮かべている暁美がいた

「暁美...ここにいたのか、探したぞ」

「ね?聞いたよね...私たち...現実世界に帰れないんだよ...」

暁美の目から涙が溢れる

「大丈夫だって、きっと...」

「無理よ!こんな...モンスターにやられたら死んじゃうんだよ!?怖いよ...怖くて...戦いたくない...」

ぎゅっと抱きしめる

僕は、この子にそういう感情があるわけじゃないけど、今はこのすすり泣く少女を、そっと抱き締めておきたかった

「ありがと...蒼月、優しいんだね」

「いや...どっちかっていうと、僕もかなり不安だったから、礼なんて必要ないよ」

そう言うと暁美はにっこり笑って

「蒼月らしいね、おかげで怖くなくなっちゃった、頼りにしてるよ?」

って言われちゃったよ、頼りにしないで欲しいもんだよ

「暁美さん、俺たちと一緒に来ない?」

竜也がどさくさに紛れてパーティ申請をして...いやまあ、僕もするつもりだったけどさ

「そうね、とりあえず次の街までってことで」

「まあ、とりあえずそこまでよろしく」

そう言ってるうちにモンスターが現れちゃったよ、とりあえず、武器は...ロングソード?いかにも初期武器だね

「とりあえず...やるしかないね...」

「そうだね、兄さん、暁美さんは下がってて」

竜也がそう言うと、暁美は離れる

僕は、直剣を片手で構え、竜也は盾も持ち...

敵に向かって走っていた

「せいっ!」

子気味のいい音とともにモンスターもライフを少し削る

しかしモンスターも黙っていてはくれなかった、僕に向かい、噛み付いてきた

「っ...!!」

「兄さん!」

盾を持っていなかった僕は、狼型モンスターに左腕を噛まれる

「離れ...ろ...ってぇ...」

モンスターは離れちゃくれない、竜也は、他のモンスター相手にしてるし...

そこで一筋の閃き

「そうか...噛んでいるってことは、逆手にとって、攻撃すればいいんだ!」

ザクッと胸を一突き

するとクリティカルなのかなんなのか、モンスターのHPが0になり光の粒となって消えた

「兄さん、危なっかしい戦い方だよ全く」

「僕もそう思った」

竜也を見ると全くの無傷だった

「よく無傷でいれたな...」

「俺はβテストやってたからね、しばらく音信不通だったのもそういうわけだよ」

なるほど、だからパターンしってて無傷だったのか...

「もう大丈夫?」

暁美が寄ってくる

「ああ、大丈夫だよ、さて、次目指そう」

「うん、でも、蒼月怪我してるよ」

先程狼に噛まれたやつか...って噛まれただけで半分ぐらい減っちゃってるよ...

「待って、手当てする」

ちょ...どこから包帯持ってきたんすか...

そう思ってると処置は完了したようで

「じゃあ、行こっか」

と言われ、次の場所へ向かっていた

 

〜10層〜

「次までって言って、結構パーティ組んでるな、僕達」

そう言って、10層までパーティをちょくちょく組んでいる竜也と、しょっちゅう組んでいる暁美に目をやる

「なんだかんだ言って一番落ち着くのよ」

「俺はボス攻略いって、二人以外ともパーティ組んでるんだけどね、あ、今日はあの宿で休もうよ」

竜也はボス攻略に出てない僕たちに皮肉を言ってるのか...まあいいか、竜也が見つけた宿は手頃で3部屋頼めたし、気にしないでおこう

「ふぅ...でもそろそろ、二人よりも修行しないとな...」

僕は部屋でくつろぎながら独り言を言う

そこから間も開けず、ノックが聞こえた

「誰だい?」

僕が扉を開けるとそこには

「あ、蒼月、ちょっといい?話があるんだけど」

暁美がいた、心なしか頰が少し赤いような...

その様子を見て僕は部屋に入るように促した

 




お楽しみいただけたでしょうか?
醤油ことsuryu-氏によるとフラグ体質らしいこと言われたのでそれっぽく、後悔してます((
それではまた次回、ダスビダーニャ
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