少年の幻想〜幻想の世界に作者たちが集うと・・・瑠奈サイド〜 作:瑠奈
暁美が可愛く見えればいいなと((
それでは、いつも通り面白くないと思いますが、どうぞお楽しみください
さて、今、僕は宿屋の部屋で暁美と二人きりの状況にあるわけだけど
「で?どうしたの?」
要件を聞くと、暁美は少し顔を赤くして
「あの...suryu-さんおいて...ダンジョン行かない?」
なんですと...?
危険だと思いつつも、どこか流された自分がいて
最低3人で行きたいところなんだけど
「危険なことしなきゃいいよ」
なーんて許可しちゃった訳でして...
夜のフィールドを二人で行くことに
「とりあえず、来たはいいけど、どうするの?」
フィールドに出るなり僕は暁美に聞く
「いい狩場があるんだって」
そう言って暁美はフィールドを走っていく
まあ、行くって言っちゃったし、僕も行かないとね
「この辺なんだけど...」
暁美が案内した場所は、モンスターが一匹もいない場所だった
「...なんもいないけど、場所間違ってるんじゃないか?」
「でも確かにこの辺って情報だったんだけどなぁ...」
情報?情報屋なんているのかな?
「誰に聞いた情報?」
「情報屋のアルゴって人」
情報屋本当にいたんだ..と言うかいつの間に情報手に入れてたんだろ
そう考えていると、遠くで光が散るのが見えた
「ん、あっこにだれか居るみたいだね、行こっか」
そう言うと暁美は何も言わず頷いた
発生源近くまで行くと黒いコートを纏った、真っ黒の剣士がいた
「ソロプレイヤー....?」
思わず声が出てしまい暁美に静かにと咎められる
そこで僕たちは驚くべき光景を目の当たりにした
黒の剣士は、モンスターの動きを見切っているのか、最小限の動きでかわし、攻撃を加えていく
反応速度だけでなく、攻撃速度も僕たちを遥かに凌駕していて思わず見とれてしまう
5〜6体に囲まれていたのにあっという間に斬り伏せ、こちらに気づいていたのか振り向く
「さっきからそこにいるのは誰だ?」
いつ気づかれたんだよ...焦るって
そんなことを考えつつ、僕と暁美は茂みから出て行く
「何してるんだ?」
黒の剣士が問う
「この辺りでいい狩場があるって聞いて来たら、すごい戦闘してて見とれちゃいましたよ」
僕がそう言うと黒の剣士は照れ臭そうに笑う
「そりゃどうも、俺はキリト、あんた達は?」
黒の剣士...もといキリトが名乗り、こちらの名を訪ねてきた
うん、名前を聞く時に自分からなのってくれるっていいよね
「僕は蒼月瑠奈、瑠奈でいいよ」
「私は結城暁美、結城って呼んで」
暁美さんや、少し冷たくありませんか
「それで、結城と瑠奈はカップルなのか?」
ブッフォ!?
いきなりなんてこと聞いちゃってくれてんですかキリトさんは!?
そんなこと言われると僕も恥ずかしいじゃないか!ほら暁美も紅く...ってもじもじしてる...とりあえずここは...
「いや、そんなんじゃないよ」
こう答えておこう
「その割には赤いけどな」
キリトが笑っていう
でもそれあんたが意識させたんだよ!
「も...もう!蒼月、行くよ!」
暁美が袖を引っ張りながら言う
「あ...ああ、それじゃ、また機会があれば」
社交辞令だけど、また見て見たいかなって思ったりね
「ああ、気をつけてなー...俺なんか悪いこと言ったかな...」
最後の方は聞こえなかったが、また会えるといいな、キリト
と言うか...僕は何故に引きずられているんでせうか
「暁美さーん?いつまで引っ張るんだよー」
僕がそう言うとやっと気付いたのかはっとした様子で
「あっ...ご、ごめん」
「一体どうしたんだ?」
聞くと、暁美は俯き
「なんでもない」
そう言っただけだった
しばらく無言でなんか話そうかなんて考えて歩いていると、暁美の方から口を開いた
「ねえ、蒼月ってさ、どんな髪型でどんな髪の色の子が好き?」
と聞いてきた
唐突に何を聞くんですかね、暁美さんは...などと考えていると
「私には答えられない?」
と上目遣いで聞かれたものだから思わず赤くなってしまった
答えるしかないか
「そうだねー...ロングでピンクとか銀髪とかが好きかな」
そう言うと暁美は少しうつむいて小さく
「そっか」
と呟いた
と言うかこれからどうするんだろ
「し...下の層で宿取らない?」
少し疑問に思った
「ん?この層じゃなくて下の層?なんで?」
そう聞くと暁美は少し怒り気味になった
「なんでも!行こってば!」
有無を言わせてくれないらしい、仕方ないね
「分かったよ」
はぁ...なけなしのお金が...不幸だ...とは言ってられないね
とりあえず、転移門で9層に転移してっと...
「あの宿にしよ」
暁美が着いてすぐの宿屋を指差す
「んー、そうだね、一刻も早く休みたいし」
ちょっと高めで一部屋分しか借りられなかったや...
「あ、あのー、暁美さん」
「なによ?」
不機嫌そうだ
「部屋一つになっちゃったからってそこまであからさまに機嫌悪くなられると流石に傷ついちゃうんだけど...」
そういうと、暁美はそっぽを向いたまま
「別に、嫌なわけじゃないよ...どうすればいいのかわからないだけ...」
はい?なんのことを言ってるんでせうか暁美さんは
「ああもう!なんでもない!寝るよ!」
全く...なんだって言うんだよ...
そう思いながら僕は眠りについた
〜翌朝〜
ん...なんだろ...なんか騒いでるな...
と思いつつ体を起こし寝ぼけ眼をこする
「うーん...こんな感じかなぁ...」
なにか聞こえて、その方向を見る、僕は驚愕した
「え...だれ...?」
そう思ったのはそうだろう、暁美と同じ部屋にいたはずなのに、ロングストレートの銀髪少女がいたのだから
少女がこちらに気づき、少し不機嫌そうに言う
「私、暁美だよ」
次の瞬間、僕は声を失っていた
だって暁美って金髪で不良っぽいんだよ?どこをどういじったらこんな銀髪美少女に...
「え...えーと、本当に暁美さん?」
そう聞くと目の前にいる暁美を名乗る銀髪少女がさらに不機嫌になり
「本当だって言ってるでしょ!蒼月、フィールド行くからさっさと準備して!」
あ、この強引さ、暁美だね、うん
「はいはい、準備しますよって」
全く、何がどうやってるやら
よし準備完了っと
「ねえ、蒼月、先出てて」
「ん?え?」
戸惑っていると暁美は顔を真っ赤にして
「いいからさっさと先でて待っててよ!」
などと言うもので仕方なく...と言うか服まで変えるつもりだったのかな
にしても急に髪型と髪色変えるなんて変だなぁ
お疲れ様です、今回はここまでです
キリトの登場シーンは結構迷いました
余談ですが、3話作ってる途中に弟氏につっこまれたので、2話から3話は制作途中より結構改変してるんです((
次回も楽しみにしてくれたら幸いです
それでは、ダスビダーニャ