少年の幻想〜幻想の世界に作者たちが集うと・・・瑠奈サイド〜 作:瑠奈
砂糖大量かもしれません、注意です(
それと今回から書き方が変わります
それでは、いつも通り面白くないと思いますが、ごゆっくりお楽しみください
現在蒼月瑠奈は、9層の転移門から一番近い宿屋...の扉の前で退屈していた
何故こんなことになったか少し整理すると...それはつい1時間半程前に遡る
瑠奈が朝目を覚ますと、銀髪美少女がいた、それは髪型と色を変えイメチェンした暁美であった
その後、暁美がフィールドに行こうと言い出し、瑠奈は準備をする、少し焦りながらも準備を終えると、暁美は瑠奈に部屋を出るように促した、ここまではいい
部屋を出ろと言われた瑠奈は戸惑い、どうしようかと考えていた
そのまま時が過ぎ、10分ほど経ったところで、暁美が痺れを切らしたのか
「いいから早く出てよ!」
と言い、暁美はまるで猫を扱うかの如く、襟首を掴み、外に放り出した
ここまで整理したところで、瑠奈はため息をつき
「一体どうなってるんだよぉぉぉ!!」
とかなり大声で叫んでしまっていた
あまりの大きさに町の人々は瑠奈に注目してしまう
ガチャン...
すぐ後ろで扉の開く音
あぁ、来たみたいだね
「お待たせ〜、何叫んでたの?」
その声に振り返り、暁美の姿を確認した
白基調の赤いラインが入った服、丈の短い赤のスカート、そして白いニーソックス
これはちょっとくらっときた、なんせどストライク来ちゃいましたよ
と瑠奈がまじまじ見ていると暁美は
「ど、どうかな?」
と少し頬を赤らめ、左手で髪を弄びながら恥ずかしそうに瑠奈の返答を待っていた
素晴らしい脚線美です、とか言えないもんね、変態扱いされるだろうし
などと瑠奈が考えていると、暁美は返答がないのを不安に感じ
俯いてしまった
それに気づいた瑠奈は目をそらし、照れくさそうに顔をかきながら
「似合ってるよ、か...かわいいじゃん」
と呟いた、お互い顔が赤い中、甘い空気が流れた
あー...なんだこの雰囲気...僕暁美に気があるわけじゃないのに...ちょっと照れくさいや...
瑠奈は気づいていなかった、自分の内に芽生え始めている感情に...
しばらく二人は見つめ合ったままだったが、沈黙に耐えかねたのか、暁美が口を開いた
「蒼月のその格好...似合ってるよ、その、案外黒やピンク色ってあんたに似合うんだね」
暁美がはにかみながら言うもので、瑠奈はガラスに映った自分の姿を確認してみた
白のズボンにピンクのインナー、そして黒いコート
ここまで確認し、瑠奈はため息をついた
僕のセンスって、皆無だね
瑠奈は肩を落とした、それに気づいたのか、暁美は
「私はその組み合わせ好きだよ」
と言い、瑠奈の見ているガラスに同じく目を向ける
蒼月はこんなのは好みじゃないのかな...?
どんなのが好みなんだろ
と次第に瑠奈の事を考える頻度が増えていた
お互いが物思いにふけり、再びの沈黙
5分ほどの時が経ち、今度は瑠奈が口を開いた
「で、どうしたの?急に服なんか変えて」
緊張していたのか、思いの外早口になってしまった
暁美は一瞬焦った様子だったが、すぐに笑い瑠奈の問いに答えた
「気分、気分だよ」
少しうつむき気味に言い、瑠奈聞こえない程度の声で付け足した
「本当は蒼月が気にいればいいなって思ってこの服選んだんだけどね」
瑠奈に聞こえようが聞こえまいが、そう呟いたことで恥ずかしさは頂点に達していた、顔がまるでゆでダコのようになり、少し息が荒くなっていた
ガラス越しにそれを見ていた瑠奈は
聞き取れなかった言葉によってそうなったのだろうと思い、あえて追求はしなかった
しかし、それを可愛いと思った瑠奈は、少し意地悪したくなったらしく
「ね、フィールド探索やめて、街を見て回ろっか」
と暁美の方に向き言った
暁美も瑠奈の方を向き、了承しつつ疑問を口にした
「いいけど、どうして?」
すると瑠奈はいたずらに笑い、少し顔を近づけ
「デートみたいじゃん」
と恥ずかしげもなく言った
もちろん暁美には効果が絶大で、今にもボンッ!て音が聞こえそうな程だった
「なななな、なんで私があんたと、ででででデートなんてしなきゃなんないのよ!!」
そう言いつつも暁美は、嬉しかった
顔をそらし、頬を真っ赤染め、右手で前髪をいじり出すほどに
ああもう!なんで私って素直になれないのよ!
暁美は自分に腹が立った
一方、瑠奈はさらにからかいたくなり
「僕はしたかったけどな...暁美とデート」
と肩を落とし、心底残念そうに呟いた
すると暁美は、少し焦り、俯いたまま
「あ、あんたがそう言うなら...いいよ...」
と言った
計画通り!ってあれ?なんで僕暁美とデートしたいって思ったんだろ...
その考えを振り切るように少し頭を振り
「じゃあ、行こっか」
と右手を差し伸べ言った
暁美は少し躊躇ったものの、その手を握る、二人の指は、何も言わずとも自然に絡まっていた
二人はゆっくり歩を進め、商店街に向かっていく
〜商店街〜
見渡す限りの店と人
武器屋から食料品、日用品にかけて様々な店があった
人混みに流されながら、瑠奈たちは武器屋を目指していた
「これ、手を離したらすぐはぐれそうだね」
人混みに揉まれながら、苦しそうに瑠奈は言う
「う、うん、じゃあ、こうしたら絶対にはぐれないね!」
といい、暁美は瑠奈の腕を掴み、組む
瑠奈は驚き
「ちょ!?い、いきなり何で腕なんて組んでくるんだ!?」
と顔を真っ赤にし、少し抵抗しながら言った
すると今度は暁美がいたずらに笑い
「こうすると恋人みたいだね」
と頬を染め、腕に力を込めて言う
「お...おま...なな、何言って!」
さすがの瑠奈もかなり動揺してしまった
あれ...なんで僕こんな動揺してるの?暁美にそんな感情ないはずなのに...
そう考えていると
その様子を見た暁美は、にやりと笑い
「さっきのお返しだよ♪」
と上機嫌に言い放った
そうこうしているうちに、武器屋についたみたいだ
直剣からメイスに至るまで中々の質の武器が揃っていた
値段もピンからキリまであり、瑠奈たちが買えそうなものは質がそこそこのやつぐらいであった
瑠奈はその武器達を物色しながら、何か思い立ったのか口を開く
「そうだ、お互いに似合いそうな武器見て見ない?」
と、暁美に提案する
暁美は少し不思議そうに首を傾げながらも了承した
「あっ、あれなんてどう?」
いきなり何かを見つけたのか、暁美は、瑠奈の腕を引き言う
見れば、真っ黒な刀身に少し薄めの黒の柄成る程、綺麗な直剣だ、値段は瑠奈達にも無理なく買える範囲で、瑠奈は購入を決めた
名称はブラックソードらしい、成る程、そのまんまだ
「ん、暁美にはあれが良くないか?」
今度は瑠奈が暁美に似合いそうな武器を見つける
白い柄に水色がかった透き通った刀身、それは少し刀に似た形状だが直剣らしい、値段は瑠奈達には少し高めであった
名称は雪走と言うそうだ
「ちょっと高いね...」
と、少し残念そうにしてたので、瑠奈は
たまにはいいか
と言わんばかりに有り金すべてを使い、自分の武器と暁美の武器を購入した
店を出たところで瑠奈が口を開く
「お金、全部使っちゃったし、試し切りついでにモンスター狩りにいこっか」
そう言うと、暁美はにっこり笑い頷く
「うん!元々そのつもりだったしね!」
と元気よく言った
二人は、新しく買った武器を装備すると再び手をつなぎ、フィールドへと歩き出していた
お疲れ様でした、今回はここまでです
今回はななな、なんと、メタいおまけ付きです((
それでは、おまけをどうぞ
おまけ
瑠奈「なんか今回、僕の出番がほとんどナレーションみたいな人に奪われちゃったんだけど」
暁美「仕方ないじゃん、あんたロクに説明もないんだもん」
いやでも、私としては楽しかったですよ?えぇ、
瑠奈・暁美「あんた誰!?」
ああはい、ナレーションみたいな人です、瑠奈さんの役割を食っちゃってます(にやり
瑠奈「あんたのせいで僕の出番がぁぁぁぁぁぁぁ!!」
お、落ち着いて!心情とかでは瑠奈さんが出てますし!暁美さんもちゃんと心情部分で出してるつもりなので!
暁美「ならよし!」
瑠奈「僕は良くない!」
〜to be continued〜
さて、おまけも終了ですので、ダスビダーニャ