Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
ユウキは残念ながら原作沿い同様になっています。
理由は後々分かります。
では、どうぞ。
ーーーーーSIDEtoキリト
俺達は今、世界樹の麓にある街【ユグドラシルシティ】にやって来ていた。
理由は簡単だ。
なんでも直…俺の義理の妹で、今はリーファになっている…
が教えてくれたんだが、
如何やら人気ゲーム会社とのタイアップ企画との事だそうだ。
「シノのん、凄い数の人だね♪」
「え、ええ…って、なんで私に振るのかな…アスナ?」
シノのんって言うのは、アスナって言う俺の彼女がシノンって言う女の子に対して言う愛称。
女の子達はそれで統一されそうになっていたが、本人が頑なに拒否しているので、今の所はアスナだけなんだがな。
それにしても…本当に多い…。
ALO…通称【アルヴヘイム・オンライン】は剣と魔法のファンタジーアクションを追求したゲームの事。
今、俺達はそのゲームの中にいる。
…最も、身体では無く、頭の中…つまり脳。
脳内の思考のみをこの世界に飛ばしているようなもんだと思ったら良いさ。
そんなALOにしてはかなり数が多い…。
如何してそうなったんだ?
とか考えていた俺である。
「色んなアイテムが有りますね!」
「えっと〜?
アップルグミにオレンジグミ、
シトラスグミにユズグミ…って、殆どグミばっかりじゃない⁉」
そう言うのは…シリカとリズか。
2人が覗いていたショーケースをみると…
…確かにグミばっかり売られていた…。
如何してなのか、この中でおそらく知っている派に入るであろう俺の悪友…クラインに話をした。
そしたら、
「なんでも、テイルズって言うゲームは回復の際にはグミが必要不可欠らしいぞ?
それに、料理を食べてステータスを上げる効果もあったり、スタミナ回復の役割もあるって、ダチが言っていたな?」
へぇ〜。
テイルズの回復がグミなら、俺たちの場合はポーション系になるのか〜。
「後は、状態異常の際にはグラスなどのドリンクで回復するらしいぞ?」
「って、ドリンクも有ったのかよ⁉」
「それはそうと、結構賑やかだな?」
そうエギルが言ったので、周りを見てみると、確かに賑やかだ。
「ん?如何した、フィリア?」
「あ、いや…
話を聞いたんだけど、如何やらテイルズキャラになりきれる装備一式が得られるクエストがあるみたい。
勿論、武器とかも」
「へぇ〜。
要はなりきり装備の事だけだろ?
でも、俺は如何でも良いかな?」
「なんで⁉」
うわぁ⁉お、脅かすなよ…ストレア。
「てへへ。んでも、なんでキリトは如何でも良いの?」
「前に受けたエクスキャリバーを超える武器なんて、そもそもあるのか?
有ったとしても、振り回されていたんじゃ話にならないぜ?」
「キリトが真面な事を言ったわ…」
「え、ええ…流石に引くわ…」
「って、そんな目で見るなよ⁉アリスにシノン⁉」
…って、皆もかよ⁉
「何時もは武器目当てでやってるんだもんね〜?」
「あ、アスナさん…。
はぁ〜…。はいはいそうですよ!
如何せ俺は武器が欲しい貪欲な奴ですよ〜だ!」
「「「「「(開き直った(やりがった)よ…この人…)」」」」」
何気に聞こえてきたのは気の所為にしておくか。
さて、そろそろ外に出るか!
ーーーーーSIDEtoアスナ
そう言うと私の旦那様で彼氏のキリト君は真っ直ぐ外の方へと行ってしまい、
慌てて皆も行ってしまい、私はユイちゃんと一緒に後を追いました。
そんな時でした…
ドサッ!
「きゃ!」
「⁉これはすみません!お怪我は有りませんか⁈」
「い、いえ大丈夫です。」
「こちらの不注意で申し訳ありませんでした。お嬢さん。立てますか?」
「は、はい。大丈夫です。」
そう言うと私はぶつかってしまった人の姿を見た。
紫色…ストレアよりも濃い紫色の長髪をしていて、
金色の眼をした紳士的対応をする一人の男の人だった。
種族は…インプかしら?
種族とは、私達がこの世界にいる間の姿の名称の事です。
代表的なのは、
サラマンダー、ウンディーネ、ノーム、シルフなどの精霊の名前を関した代表的な者から、
レプラコーンやスプリガンなんかのあまり知られていないような名前を関した者までいる。
インプはどちらかと言うと、あまり知らないような名称。
けど、私にとってはかけがえのない人がなっていた種族なので覚えています。
「…さん?お嬢さん?聞こえてますか?」
「ふぇ⁉あ、あ、すみません。ぼぉーとしてました。」
「あ、いやいや。では僕はこれにて…
機会があれば、今度はお詫びをしたいと思いますが、今は忙しい故、またの機会に。
可愛い妖精さんと、逞しい旦那さんと共に…ね?」
そう言うと、彼は直ぐ様に人の波を掻い潜りながら、消えて行った。
一体、誰なんだろう?
それに、私の事…少なくても知っていたみたい。
ユイちゃんは兎も角、私…まだ旦那さんと言うような事、言っていなかったような…?
そう言う風に考えてると、妖精…この世界ではアドバイスをしてくれる存在…ナビゲーション・ピクシーになった我が娘・ユイちゃんが私の裾を揺らしていた。
「?…如何したの?ユイちゃん?」
「あの、ママ。その手紙なんですか?」
「え?」
そう言われて、私の右手にはいつの間にか一枚の手紙が持っていた。
知らないし、いつの間に?…誰の手紙?
しかも、これ…私宛⁈誰がこんな事を⁈
そう頭の中の思考が混乱していた。
取り敢えず仕方が無かったので、人を避けつつ、なんとか座れそうな場所を見つけたので、座って、ユイちゃんを膝の上に乗せると、私はその手紙の中を渋々ながらも見た。
そこに書いてあったのは、ちょっと変わった内容だった…
"初めまして。妖精さん?
いきなりで申し訳ないんだが、この手紙を持って、
真の人間を探したまえ。
彼が君等に力を貸してくれるだろう…
それとしばらくの間、彼と彼の妖精達を見守っていてくれたまえ。
汝らに救世の光の加護が在らん事を…此処に願う。
Dr.ジェイルより"
Dr.ジェイル?聞いた事ない人の名前…
一体、なんで私の所に?
それに真の人間って、一体誰の事なんだろう?
彼が君等に力を貸す?
彼を見守ってくれ?
なにが如何なっているのか、いくら攻略の司令塔とも言われた私でも、頭痛がする程、痛い。
それぐらいにまで頭の中をさらに混乱させていた。
そう考えていると、ユイちゃんが今度は上を向いていたので、上を向くとそこには私の彼氏であるキリト君が、心配して見にきてくれました。
流石、私の旦那様♡
でも、もう少し女の子とのコミュにケーションを補った方が良いと思うな〜?
「ア、アノ〜…アスナサン?
エガオヲシテイルハズナノニ、
サムケガスルノハ、キノセイデショウカ?
((((;゚Д゚)))))))」
如何して片言になるのかな〜?
でも、それはあながち気の所為じゃなかったりして☆
「…と、兎に角、皆の所に行こう。
如何もなんか可笑しいんだ…」
そう言って、キリト君は話を逸らした。
色々、言いたい事があるけど、
「可笑しい?
取り敢えず、皆の所に行きましょ?」
そう言うと私はユイちゃんとキリト君…家族三人で一緒にいく事になった。
ーーー
そして、着いたら皆困った顔をしていた。
如何したの?
「あ、アスナ。
実は…」
シノのんから詳しい話を聞いたんだけど…
如何やら、この街にイベントの混乱を避ける様にイベント用の門番をしているNPCが、何やら困った顔をしていながら、この街から出られなくなってしまっていたらしいの。
まあ、私達を始め、此処にいるPC…プレイヤー達は妖精で、羽根があるから、それで飛んでいったりしてるんだけど…
でも、その所為で、この街にいるNPC達が困っていたと言う。
なんか訳ありみたいな感じだね?
私が聞いてくるわ。
そう言うと私はその門番の所に向かった。
「こんにちは。」
「むっ?…ああ、これはこれは妖精さん。如何かしたのか?」
「あの〜、私達この先に行きたいんですけど?」
「ああ、そうか。でもな〜…む〜しかし、妖精の方に無理に押し付けるのもな〜…」
「?」
そう話していると、門番の頭上からフキダシと「…」のマークがついた。
私は躊躇いもなく話を続けた。
「良かったら、話を聞かせてくれませんか?」
「え?良いのかい?」
「はい。困っている人を救うのが、私達のモットーなんで。」
「そうか…よし、此処はお願いしてみるか!話を聞くだけならタダって言うしな!」
そう言うと門番は話を聞かせてくれた。
「実はほんの数時間前に妖精いや…人間だな、あれは。
その人間がこの街にやってきたんだけど…
そいつ、自分の荷物を置いていったきり、帰ってこないんだ。
それを聞いて届けようかと思ったんだが、
何分、私は門番…此処から自由に動く事は出来ないんだ。
もし、良ければ、彼にこの荷物を届けてくれないか?」
そう言うと私の目の前にメニューウインドゥが開かれたそこに書いてあったのは…
"EXクエスト
人間の忘れ物
内容 門番から荷物を預かり、
その人間の荷物を届けよ。
人間の場所はマーキング済み"
と言う内容だった。
皆と話し合おうとしたけど、既に纏めていたようで、
「受けてみるか、そのクエストを」
代表してキリト君がそう言ったので、私も頷き、そして
内容の下に有った。YES/NOボタンのYESの方にボタンを押した。
「分かりました。荷物を届けますね!」
「おお!それは真か!いや〜恩に着るよ!
そう言う事なら、此処を退くとしよう!皆に迷惑をかけたしな!」
そう言うと門番は私達に荷物を預けると、そのまま門の端に移動した。
「これで、普通に行き来できるね。」
「ああ。さて、その人間の場所に行かないといけないけど…
ユイ、分かるか?」
「あ、はい!探してみますね!」
そう言うとユイちゃんはその人がいる場所を探し始めた。
「…!居ました!場所は…此処から先にある樹海です!
名前は…【コンフェイト大森林】?だそうです!」
コンフェイト大森林?
「そんな名前の場所、今迄あったかしら?」
「おそらく、イベント用のマップかも」
「スメラギ達は?」
「知らないわよ、そんな場所」
「兎に角、今はそこにいくしかないと言う事か…」
そうみたいですね。
「そうとなったら、行こうぜ!」
そう言うとキリト君、颯爽と空を飛んだ。
「もう、待ってよ!キリト君!」
そう言って私も彼の後を追った。
それに続いて皆も呆れながら、ついて行く事になった。
ーーーーーSIDEtoディセ
さて、話を纏めると、
①この世界にはマナがある。
=魔法が使える。
②この世界では妖精が平和に暮らしつつも、魔物と同じ様な存在に日夜戦い続けている事。
=戦う事もできる。
③この世界で使える武器は今の所、不明。
理由は、俺のデバイス・アルマがこの世界では使いものにならないから。
=俺は自らの拳以外、武器を所持していないに等しい。
尤も、ジュードから譲り受けた護身用の籠手を持ってきていたから、なんとかなるけどな。
それでも、全く困ったもんだよ。
おまけにラザリスとセディは小ちゃい妖精になるし。
本当に困ったもんだ。
そう考えながら、俺は空を見上げると、そこへ巨大な要塞らしきものがゆっくりとながら、周りにあるプロペラらしきもので上空を浮遊して居た。
当然、俺の顔は…
((((;゚Д゚)))))))
こうなるよな?普通。
そんな風に考えてると、俺はこの樹海から抜け出していた。
如何やら気付かない内に森を抜け出たようだ。
なんだったんだろうか?あの要塞…え?
すると、俺はまたあの要塞を見た。
いや、訂正。
要塞では無く…城其の物だった。
何層にも積み重なってできた大きな城だった。
浮遊城。
そう言っても過言では無かった。
そう考えていると、ラザリスとセディから光が…!
そして、それと同時に俺にもそれと同じ光が…!
如何なるんだよーーーー⁉
ーーーーNO SIDE
ディセ達に襲いかかった謎の光。
その光は最後に一際眩しく輝いた。
そしてそこにはもう…
ディセ達の姿は無かった…。
果たして彼らは何処へ?
次回
アインクラッド