Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
おそらく、7月投稿はよくてあと1回。
悪くてこのお話までかもしれません。
なので、この度の云々は謝罪を致します。
誠に申し訳ありませんでした。
…本当はスマホ投稿しているんですが、肝心のスマホがあられも無い姿へと変貌してしまって、それで機種変更等の云々をしていたので遅くなってしまいました。
なので、本当に申し訳ありませんでした。
では、お待たせしました。最新話…どうぞです。
ーーーーーSIDEtoキリト
俺達はログアウトが出来るか如何か試した。
そして分かった事が一つだけあった。
それは…
俺達がベッドに寝た時のみ、ログアウトが出来ると言う事だった。
ログアウトできる場所がベッドのみなのがキツいが、出来ないよりかはマシだった。
その事を皆に連絡すると、皆も就寝と同時にログアウト出来たようだ。
その証拠に現実の方で皆がメールを送信していたのは驚いたけどな…。
幸いにも今日は夏休みの期間だったから良かった…。
クラインは今回の為に有給休暇を使ったそうで、
エギルは自営業なので、不定期に休みになる事もあながち不可能では無い…。
それからしばらくの時間の間を利用して、朝食や、シャワーなどを済ませ、軽い運動をさせた後、また自室へと戻り、そしてアミュスフィアを装置すると、
俺はまた、
「リンク・スタート!」
と叫んで、またログインした。
そして俺は再び目を開けると…?
…視界が……
…見えない?
「むにゅ〜…キリト〜…」
?ストレアの声か…?
でも、何処に…まさか…⁉
その時、俺は気付いてしまった…
俺の今の状態は…ストレアの胸に、顔を…
埋められていたのであった!
如何してこうなった⁉
何とかして離そうにも…離れないだと…⁉
それも…結構、ヤバイ‼
息が…苦しい…!
俺が息苦しいと思ったその時だった。
「…起きろ〜ストレア〜!朝ご飯出来たぞ〜?」
「!朝ご飯⁉食べる食べる〜‼」
朝ご飯のワードを聞いたのか、直ぐに目覚め、そして俺は無事に開放された。
「死ぬかと思った…」
「其れほど迄とは…父も大変だな…兎に角…おはよう。キリト」
「…ありがとうな。それとおはよう。ディセ」
俺はディセにおはようの挨拶をした。
ディセによって俺はあのリア充爆発の確定要素から無事に解放された。
…父として、ストレアを後で叱っておくとしよう…うん。
そう思っていたら…
「ス〜ト〜レ〜ア〜?(^-^#)」
「お、おおお、お母さん…((((;゚Д゚)))))))」
居間の方で、ニコニコ笑顔でありながら、その笑顔は殺気を帯びた表情を見せていたアスナと、それに気付き、思いきり怯えているストレアの姿が…。
…詰んだな。
「…ストレア。…とりあえず、ご愁傷様」
「父としての威厳は何処にいった…(; ̄  ̄)」
「俺だって、アスナには勝てないよ…実力的にも、家庭的にも…」
「敷かれて如何するんだよ…」
兎に角、その後…ストレアは思いきりアスナに説教をくらったのであった。
ーーーーーSIDEtoディセ
さて、後はラザリスを捜さないといけないんだけど…
如何やらキリト達が発見してくれたようだ……感謝感謝です。
その場所が意外な場所だった…
俺達は今、その場所に居るんだが、
「まさか、此処とは…」
俺がそう思ったのは、深夜にヒースクリフもとい茅場昌彦と対談したあの場所のすぐ目の前だった。
…最初から気付いておけばよかったと思ったけど。
後悔先に立たずと言うしな…仕方ない。
「来た事あるのか?」
「…多分…」
キリトが聞いて来たのでそれなりに受け流す。
「この層のボス…」
「あんまり良い思い出は無いけどな」
キリトとクラインはそう語っている…
如何言う事なのか、アスナさんに聞いたら…
「この層のボスは一振りで体力を全て持っていくボスでね…
それで14人もこの世から消えてしまったの…
キリト君やクラインさん、エギルさんに私もその戦闘に参加したから、今でも鮮明に蘇るわ。
だから、あまり良い思い出じゃないんだ…」
と、話してくれた。
そう言えば、俺も
「良し!今回は此処をクリアする事だけに専念しよう!」
キリトの合図で皆が頷いた。
余程この層のボスが強いと言う事を示しているかのように…
そして、キリトが扉を開けていく。
そこから皆が入っていく…
俺も入り、そしてキリトが入った瞬間、
ドゴォン!
扉が閉まってしまった。
こうなると、倒すか殺られるかまで一切、扉が開かない。例え、梃子を用いたとしてもだ。
俺は辺りを見渡すが、それなりのボスがいない…
だが、キリトやアスナ、クラインにエギルは上を向いていて、他の皆もその後に上を向いていたので、俺も上を向くとそこには…
百足のような体で、骨格そのものと思えるような外見、
両手が鎌の形をしていて、
頭が骸骨のボス…
【ザ・スカル・リーパー】
其奴がその上で俺たちの様子を伺っていた。
そして俺達を見つけるや、鎌を振り上げて、そのまま急降下し、
そして真下にいた俺に向かって…
「オオオオウウウウウア‼︎」
鎌を振り下ろした…
ーーーーーNO SIDE
その攻撃をディセは紙一重でなんとか躱す事に成功した。
「大丈夫⁉︎」
アスナがディセにそう言うと、
「なんとか。だけど紙一重だったので、危なかったですけど……」
流石の救世主と言われたディセでも、紙一重で躱しきれた相手なだけに油断大敵な相手だった。
「なら、反撃と行きますか!」
ディセはそう言うとスカルリーパーの尻尾の部分の所まで走った。
そして、到着するやその尻尾を…
「よっこらしょっと!」
ガシッ!
手で掴んだ。
そしてそのまま……
「おうらぁぁぁぁぁぁ!」
「⁉︎」
ジャイアントスイングを豪快にやってのけたのだ。
それを見たキリト達は全員…
「「それ、ありかよ(なの)⁉︎」」
と、驚いていたのは言うまでもない。
そしてそのまま手を離し、投げた。
そのまま鎌の形をした刃状の腕が壁にめり込んだ。
それを見て、キリトは
「!一斉攻撃!」
「「「「了解!」」」」
全員に指示を出して、皆も攻撃を開始した。
その後も激しい攻防が続く中、
徐々にそして確実に減っていく
そして遂にあとHPバーが1本になった…その時だった。
「ウガァァァァァァァァァァア‼︎」
ボスの甲高い声で皆は一瞬動きを封じてしまった。
そしてその声を放った当のボス・スカルリーパーに変化が発生した。
身体のあちこちから、白い何かが生え始めた。
そして、鎌の形をした腕も変化していた。
元々鋭かった筈の刃がその白い何かを得た事で更に鋭利な刃物と化していた。
そして、骸骨の頭…その瞳から何かが発生していた……
それは、まるで赤い涙のように下へと落ちていっていた。
しかし、それは涙のようで涙にあらず。
その状態にキリト達は分からなかった…
だが、ディセは知っていた。
あの赤い涙の本当の正体に…
「そんな…赤い煙…だと⁉︎」
赤い煙。
それは、かつて自分が戦い、今では仲間である存在がコントロールしている能力。
煙に触れしものの願いを叶える代わりに、そのものの肉体を変化する、恐ろしい能力だった…
それと同時に、ディセは確信した…
ボスの中に必ず……自分の妹的存在の……
ラザリスがいる事に。
「くそ!よりにもよって!俺の妹があの中に!」
「⁉︎なんだって‼︎」
そう口に零したのか、それをキリトに聞かれ、
キリトが発したのをきっかけに、他の皆も驚いていた。
いつも冷静に対処するシノンやアリスでさえ、動揺してしまったぐらいに。
そこから一気に逆転させられてしまった…
「ウガァァァァァァァァァァア‼︎」
その雄叫びと共にボスの攻撃速度の間隔が短くなっていた…
「ぐわぁ⁉︎……こいつ…スピードが上がっただけで、
攻撃力自体が極端に下がってきてやがる‼︎」
攻撃をくらったクラインがそう言った。
普通なら、そんな事にはならない……
むしろこう言う時には逆に怒り、
更に攻撃力自体を上げる筈……
だが、それが行われていない……
キリト達は攻撃を対処しつつ、その疑惑に頭を考えていた……
だが、ディセはある仮定をしていた……
ーーーーーSIDEtoディセ
本来なら野生の本能で攻撃力自体も上がるはずがそうではないたとなると…可能性があるのはただ一つ……
ラザリスが抑制していると言う事…!
まさかラザリスは…あの鎌つき髑髏百足の力を抑えているのか!
だが、俺はあいつの攻撃を防ぐのに精一杯…
如何すれば…
そう俺は思考し続けていた。
…そんな時だった…
ー我らの力を与えよう…ー
!なんだ⁉︎今の声…?
男の人の声がしたけど…?
キリト達は戦闘に集中していておそらく気付いていない。
じゃあ一体…誰なんだ⁉︎
ーその答えは貴方の後ろにありますー
⁉︎今度は女性の声がした!
その声を示す通り、俺はそのまま後ろを振り返ると、
そこにあったのは…
ヒースクリフこと茅場昌彦との対面時にあった…
黒い剣と青白い剣の二つだった。
……俺に力を与えるのか?
だとしたら、俺はお前らの力なんて借りない!
お前らの持ち主は此処にいる!
そいつらを侮辱する事になる!
だから、俺はお前らの力を借りる訳には行かないんだ!
ー我らの主はその役目を終え、我々は今はただ朽ち果てるのみの錆び付いた剣…ー
ー私達の主はもう二度と私達を使ってくれる事は無いわ。
私達はこの世界で後は死ぬだけの存在。
ならば、このままと言うよりも、最後は剣としての役目を果たしたうえでこの世から去りたいのですー
…そうかよ。そこまで言うのか…
なんて言うか…感じたよ。
お前らのかけがえの無い絆を。
だったら、最後は最後らしく、俺の手の中で剣としての生涯を末倒して見やがれ!
そう言うとおれは、その剣の前まで走り、そしてそのまま勢いよく引き抜いた…
次回
再臨せし双閃