Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜   作:かもめカメ

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双閃。
それは《黒の剣士》と呼ばれし勇者と《閃光》と呼ばれし英雄の力を一つに合わせた力…

今宵…救世主は、《黒の剣士》と《閃光》の力を得る……


再臨せし双閃

ーーーーーSIDEtoキリト

 

戦闘の最中、ディセだけは何か考えていた。

だが、しばらくすると、ボスとは真反対の方向へと駆けぬけて行っていた。

そしてその見据える先には錆び付いた二つの剣が深々と刺さっていた…

本来なら深々と刺さっている剣の名称など他の者達にとっては知らないのが当たり前だ。

 

だが、少なくとも俺とアスナだけは知っている…

 

剣の腹が細い方の剣・細剣の名は………ランベントライト。

もう一つのかなり錆び付いている剣の名は………エリシュデータ。

 

かつての俺の愛剣と、アスナの愛剣だ。

 

そこを目掛けて一直線に走ったディセはその二つの剣の前までやって来るや……

 

「俺に力を貸してくれーーーーー‼︎」

 

と叫び、そして剣を……

 

 

 

 

 

 

 

引き抜いた。

するとディセの周りを閃光弾のような輝きを放った。

それを見た俺たちはもちろん、

この層のボス・スカルリーパーもそれを食らって目くらまし状態になった。

 

本来ならそんなアルゴリズムは無い筈なのに、如何してそう言う現象が起こったのかは分からない。

だが、そんな事を考えている暇は今の俺はもちろん…

他の皆も無かった……

 

何故なら……

 

光が消えて、そこにいたのは……

漆黒の剣を右手に携え、

透き通る水色の細剣を左手に携え…

 

白のvネックシャツと黒のジーンズと言うモノクロカラーのコーデをして、

髪型はサムライヘアーであった少年…ディセが…そこにいた。

 

「…黒と…白の…双閃…」

 

途中で俺の近くにいたアスナがそう呟いた。

 

それはまるで俺とアスナから産まれた息子のような面持ちを表していた。

 

「……行くぜ」

 

そう言うとディセはその場から消えた…⁉︎

気付いた時にはもう既に……

 

ジャキィ!ジャキィジャキィ!

 

「グァァァァァ⁉︎」

 

スカルリーパーの身体にダメージを与えていた。

 

素早さはアスナと同等だった…のだが…

 

「わ、私よりも速い…⁉︎」

 

アスナからの一言で動揺してしまった…

あの《閃光》まで呼ばれていたアスナでさえ、速いと言った…

 

それにあの戦闘スタイルは俺やルクス、そしてレインと同じ二刀流で戦えていた…

 

はっきり言うなら……凄い。

俺たちの戦闘スタイルとはまた違ったやり方だが、それでも様になっていた。

 

(リオン)……(お前の力を貸してくれ)……」

 

そう何か喋っていたようなのだが、小さく言ったので何を言ったのかは分からない…

けど、そこからそれぞれの持ち手の剣を軽く投げるやそれを反対の手で持ち、

そしてランベントライト…アスナの愛剣を逆手に持った。

 

…何をするのか?

俺はそう思った…その時だ。

 

「月閃光!」

 

左手に持ち替えた俺のかつての愛剣…エリシュデータで三日月を描くような軌跡で攻撃して、そこから更に…

 

「月閃虚崩!」

 

左手を一周させて同じ軌跡を描いた後、逆手に持ったアスナの愛剣で更に三日月の軌跡を描いた。

だが、そこからまた驚かされた…

 

ディセが瞬時に一歩後退するやそこからいなくなった…⁉︎

 

どこにと思ったら……そいつはいた……真上に。

そのまま一閃、また一閃と次々に連続で斬りかかる。

そして目の前に現れて…

 

「崩龍斬光剣‼︎」

 

最後にX斬りをお見舞いさせた。

 

速い…!

アスナでさえ俺の隣で驚いていたのだから…

だが、奴はまだ続けていた。

今度は俺の愛剣…エリシュデータも逆手に持って、攻撃を仕掛けた。

 

「一迅!舞斑雪!鳴時雨!」

 

突進、受け流し斬り、乱舞からの蹴りを連続で決めた。

 

「これで終わらせる!」

 

そう言うと再びエリシュデータを順手で持つや両手に携えた二つの剣から……

 

ボォォォ!

 

紫の炎…だと⁉︎

 

「塵も残さん!

浄破、滅焼闇‼︎」

 

X斬り後に更に双刃による平行垂直斬りをお見舞いさせた。

そこから紫色の闇の炎がスカルリーパーに大ダメージを与えていた。

 

「ウガァァァァ‼︎」

 

激しい痛みで呻き声をあげるスカルリーパー。

 

だが、ディセは容赦しなかった。

そこから更にランベントライトも順手に持つとそこから高く跳躍した。

 

「ベルフォルマの力…受けてみよ!」

 

そこから地上に向かいながら回転斬りを決めていく。

 

「天地空、悉くを制す!

 

神裂、閃光断‼︎」

 

着地するとそこから横薙ぎで敵を浮かせると連続で突いていた。

 

その刺突攻撃はもう何回やったのか分からなかった。

 

少なくてもユウキのOSS(オリジナルソードスキル)……《マザーズ・ロザリオ》の倍以上のヒット数があった。

 

「ウガァァァァァァァ……」

 

そうしていると、スカルリーパーはその声を最後に地べたに伏し、そしてポリゴンの破裂音と共に消えた…

 

そしてその中心部に光があった。

ディセはその場で剣を刺して、その場所まで行った。

そして、彼はこう言った。

 

「……おかえり…ラザリス…」

 

この言葉を聞いて、俺たちは勝利した。

 

一時はどうなるかと思ったが、無事に終わってよかった…

 

ーーーーーNO SIDE

キリト達がディセと共にクエストボスに挑んでいた最中。

 

場所はとある刑務所内…

 

そこにいたのは1人の痩せ細れた者がいた…

 

「今度こそは…今度こそはーーーーー‼︎」

 

そう嘆く者は髪が白かった。

だがそれは元からでは無い……

 

元は黒混じりの茶髪だった。

とある一件にてそのような髪色になったのだが……

その原因がまさかのゲームによってとは誰しも思ってはいないだろう……

 

そんな奴の所に1人の警官と1人の女性がやって来た。

 

痩せ細れた者はすぐに黙った。

警官の前では大人しくするようにと言付けられたのか、身体が勝手にそうなっていた。

そんな最中でも、2人は話を始めていた。

 

「こいつを監視でもするんですか?」

 

「こいつは色々と役に立つのよ。

それとあの子もね。

兎に角、この者とあの者の2人は私が責任を持って監視するから、

釈放させなさい。

良いわね?」

 

「は、はい…」

 

何の話をしてるんだ?

 

痩せ細れた者はそう思った。

それに気が付いたのかは定かでは無いが、

女性が格子のそばまで来て話しかけた。

余談だが、既に警官はいない。

 

「貴方は色々と運が無かったのね〜?

でも、大丈夫。これからは貴方がこの世を統べるのよ。

妖精王オベイロンいや…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

須郷伸之さん?」

 

「⁉︎」

 

痩せ細れた者の名は須郷。

本名……須郷伸之。

 

かつて、キリト達がプレイしているゲーム会社《アーガス》の責任者を務めていた者であり、

同時に《アルヴヘイム・オンライン》…キリト達が遊んでいるゲームの名称の事…では《妖精王オベイロン》と言う役職を請け負った者。

 

しかしそれは表の顔に過ぎない……

 

裏では強引なやり方で、様々な実験を行っていた。正に真なるマッドな男なのだ。

 

そんな奴が相手だったが、キリトに仮想でも現実でも破られて、

今現在は刑務所内で判決を言い渡されて、現在はその執行猶予中の身である。

 

そんな自分の正体を言い当てた女をよく見ると、

全く持って知らない存在だった。

 

髪は水色でショートカット。

露出度高めの私服の上にロングコートを羽織っていただけの女の子だった。

 

「そう言えばまだ自己紹介もしていなかったわね?

私の名前はハイドロ・ウォーター。

この世に混沌を生み出せし者……

 

混沌の根絶者(デリート・ザ・カオス)の幹部よ。

宜しくね〜〜」

 

その者の名はハイドロ。

そして彼女の組織名はディセにとっては因縁のある組織だった。

 

 

そしてそれと同時に…

この場にディセの宿敵がこの世界にやって来た瞬間でもあった……

 

 

続く。




ゼロス「ゼロスと」
ディセ「ディセの」
「「テイルズオブ・ゴールデンビクトリー!出張版!」」
ゼロス「可愛子ちゃん達〜♪俺様ゼロス様の登場だぜ!」
ディセ「それと久方ぶりのミニコーナーだな」
ゼロス「そうなんだよな〜。
作者の奴、何してたんのよ‼︎おかげでこっちは色々と暇だったんだからな!」
ディセ「えっと〜?仕事が深夜まで続くわ、ゲームのイベントで更新が遅くなるわ、
録り溜めしておいたドラマやアニメを見ているだので、更新が遅くなった。っという事らしい」
ゼロス「ほぉ〜?それで、結果は?」
ディセ「結果?……うーん…?」
(カンペ)
ディセ「えっと〜?何々?……
更新が遅くなった分、この作品に影響を及ぼす作品が多く集まった…だと⁉︎」
ゼロス「当分は頑張ってね〜!ハニー!」
ディセ「お前もやるんだよ!このコーナーは!」
ゼロス「嘘だろ〜⁉︎」
ディセ「と言う訳で次回

紅の騎士VS救世主」
ゼロス「次回も見てくれよな〜!」
ディセ「更新は何時になるか分からないから気をつけてくれよ」
ゼロス「俺様の活躍も楽しみにしてくれよな!」
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