Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
そうこうしているうちに、
「fate/」や「戦国BASARA」に、
「プリキュア」「スーパー戦隊」「仮面ライダー」「ウルトラマン」と言った英雄達とかも良くねえか?
と脳内思考を繰り返していたら、いつの間にか更新するのが遅くなりました。すみませんでした。
え?ポケモン×リリなのはどうした?
中々思い浮かべないのが現状です。
それと、今回の話…またグダグダです。
すみませんm(_ _)m
それでも良いというのならどうぞです。
ーーーーーNO SIDE
無事にラザリスを救出したディセとキリト達一行。
その後はラザリスも意識を取り戻して一安心していた。
……余談だがその後、ラザリスはレインやフィリア、ストレア達に完全に弄ばれていた。
主に顔に付いているサンゴ状の眼帯や白い身体や赤みがかった髪などで弄くり回され、
終いにはキリトの娘であるユイとストレアと一緒にベッドに横たわって、すぐに三人揃って爆睡していた…
…何故かセディも一緒に寝ていたのは言うまでも無い。
……その日の夜。
ディセは今、たった一人でとある場所にやって来た…
…75層のボスの間だ。
皆が就寝した頃合いを見計らい、1人だけでやって来たのだ。
「……人を待たせるとは…随分とお気楽な人なんだな。
……
「……うむ。待たせたのなら詫びを入れよう…済まないね」
そうして待っていると、
ディセの後ろから紅の鎧を纏った騎士・ヒースクリフこと茅場昌彦がやって来た。
如何やらここで話し合いをするようだ。
「さて、君の決断は?」
「…答えは……YESだ」
ヒースクリフからの質問にディセは答えた。
その目にはこの間の時より瞳の中にあった曇りは何一つとして無かった。
それを見たヒースクリフは少し笑みを浮かべた。
「そうか……キリト君やアスナ君には?」
「アスナさんもキリトも、「お前が持っていてくれた方が良い」と言う結果になった。
だから、俺はこうしてこの双剣を納めているんだ」
そう言うとディセの背中と右腰にはかつてのキリトとアスナの愛剣…
エリシュデータとランベントライトの二つが鞘に収まっていた。
この層のボスの後、2人に話をした。
そして当の2人はディセが言った通り、
「俺達の意思を受け継いでくれないか?
俺とアスナもそれが良いと思うんだ…」
と言っていたようで、
ディセはその言葉に甘える事にした。
今まで拳と魔法のみで戦っていたので、剣の熟練度にかなり鈍かったようだ。
それも相まって、2人のご好意に甘える事にしたのだ。
「そうか…さて、この話は終わりとしよう。
さて、ここへと呼んでおいては何だが…
君の目的は私かな?」
「⁉︎…へぇ〜…伊達に仮想世界を行き来してはいないんだな?」
そうすると茅場は話を切り上げて本題に入ったので、ディセは驚きながらも冷静に話を進めた…
そう…ディセがここにやって来たのは目的がある為である。
それは以下の通り…
①紅の聖騎士の力を得る事
②青薔薇の騎士の力を得る事
③《絶剣》と呼ばれし妖精の力を得る事
この3つである。
そのうちの1つ目の項目、
①紅の聖騎士の力を得る事。
それこそ、今ディセが目の前にいる男…
茅場昌彦そのものの力の事であった。
「単刀直入に言う…あんたの力が欲しい!」
ディセはいきなりそう言った。
だが、それを冷静に聞いている茅場昌彦は流石に凄い…
伊達に仮想世界を創生した男では無い。
「成る程…なら、私の答えはただ一つ…!」
そう言うと盾に納めていた剣を引き抜き、ディセに向けた…!
それを感じ取ったディセはすかさず右肩と右腰に納刀していた剣…エリシュデータとランベントライトを抜刀した。
力を得る為には力で示せと言う事…
とどのつまり、
「《半減決着》で決めようではないか?」
「…構わない。始めろ」
そう言うとディセとヒースクリフの周りを何かが覆い、
そして2人の中間点でモニターと共にカウントダウンが始まった。
5……4……
徐々に減っていくカウント。
そんな中で…
救世主と言われし男…ディセと、
魔王と言われし創生主…ヒースクリフ。
その2人は構えをとっていた。
3……2……1……
そして…
……START!
「「っ‼︎」」
ガキィィン!
合図と共に一斉に瞬時に間合いに入り、共に剣と剣による鍔迫り合いを起こした。
その一撃に生まれた衝撃波で周りにあった小石等は簡単に吹き飛んだ!
「はぁぁぁぁぁ!」
ディセはそこから剣を受け流すやそこから細剣と片手剣による乱舞をお見舞いさせる。
……だが、その全ての攻撃をヒースクリフは元から持っている自らの力…
神聖剣は最強の防御性能を誇る力。
ありとあらゆる攻撃を盾で防ぎ、そしてカウンターを与える。
元からチートクラスの防御力は別の言い方で表すのならば…
たった1人の剣士が、要塞相手に立ち向かうのと一緒なのである。
だが、ディセはそんな事は如何でも良かった…
元からヒースクリフを相手にはしていないのだ…今の彼には。
「(この者の眼は…今何処を向いているのか?
私相手には不満なのだろうか?)」
茅場はそう思った。
今、刃を違えている相手の眼差しは自分の方に実際に向けていても、
確実に他の所へと向けているのに気付いていた。
「…君の瞳は今、何処を向いているのかい?」
少し後退してヒースクリフはディセに言った。
だが、ディセは
「俺は……」
何かを言いかけようとしたが、その後、口を閉ざして剣同士での鍔迫り合いがまた始まった…
尚も激しい剣戟は続いていく。
かれこれもう10分は何も口に出さず、そして剣と剣が激しくぶつかり合う音しかその場には響いていなかった。
だが、ここでディセは口に出した。
「…あんたの剣はかつての自分を思い出す。
大切な者を守る為に剣を振るう…かつての俺に。
だけど、今の俺にはそれが無い。
だから俺はいろんな奴の力を取り込んで、皆を守る力が欲しいんだ。
だけど、如何やら俺は昔の俺に似たあんたには…勝てないようだ」
そう言い残すと剣を鞘に戻した。
「成る程…だが、それは私も同じと言う事だ」
そう言うとヒースクリフも剣を盾の真後ろにある鞘に納めた。
「私はこの仮想世界を渡っていろんな事を見てきたが、キリト君とアスナ君に勝る者は1人しかいなかった。
だけど、今日君という新たな存在を見つけた事に喜びを味わっている」
「…それで、結果は?」
淡々と述べるヒースクリフ=茅場。
ディセは単刀直入に言うと茅場の口からこう発した…
「君の勝ちだ。ディセ君いや…
ディム・センダース……
異界の地の救世主よ」
彼はそう言った。
何故、自分の事をここまで知っているのかは知らなかった。
けど、今はそれよりも何故勝利したのか、全くもって分からなかった。
そうするとヒースクリフは上へと続く階段の方へと歩み始めた。
「さて、私はそろそろ行くとするよ…
…ああ、そうだ。
次の目的地を教えておこう」
「…?」
ヒースクリフからの口から思いもよらない言葉が飛び交ったのか、
ディセは少し首を傾げた。
そう言うと茅場は話を始めた…
「次に行く場所は此処…アインクラッドは第1層の更に下にある地下層があるのだが、そこに目的の一つがある。
だが、その場所に行くには《青薔薇の剣》を持って行く事だ。
なに、心配はいらないさ…
アリス君とキリト君に聞けば分かるだろう…
では、またいつか会おう……」
そう言うと茅場は階段を上り、消えていった。
「……《青薔薇の剣》…
キリトさんとアリスさんに聞けば分かる?…まさか…あの時の奴かな…?
…兎に角、今日は此処までだな…」
そう言うとディセは茅場とは反対の方向へと歩み始めたのであった…
《青薔薇の剣》
果たしてディセは次の力を得る事が出来るのであろうか…?
次回
青薔薇の騎士
次回はキリトが所縁ある存在の登場!
ヒントは…アリシゼーション です!