Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
SAO編が終われば次はラッキースケベで唐変木なあいつの所に行こうと思います。
でも、終わるまではしばし時間かかりそうです。
暖かいご声援をお願いします。
ーーーーーSIDEtoディセ
さて…茅場の奴が言っていた《青薔薇の剣》について調べなくちゃいけなくなったな…
「…此処にいたか」
?…アリス?
「…如何してお前が此処に?」
考え込んでいたら、アリスが俺の前に現れた。
…如何やら待機…と言うより待ち伏せされていたようだ。
因みに今の俺は現在転移門を潜り抜け、
そしてキリトとアスナの愛の巣兼俺とセディとラザリスとの居候先である家へと帰宅している最中である。
「今までどこに行っていた?」
アリスから意表を突く一言。
俺は少し悩んだ…だが、すぐに俺は話した。
「…75層はボスの間にいた」
俺は正直に話した。
理由は単純だ…嘘をつくのが苦手だからである。
見た目は12歳の餓鬼同然の俺。
…俺が言うのもなんだが、ピュアである。
なので、あまり嘘をつく事はないのだ…
現にエイプリルフールでは全部本当の事しか言っていなかったからな…まあ、その日が俺の誕生日だから、嘘は付かないしな。
「…そうか。なら、戻ろうか…」
そう言うとアリスは帰路に着こうとした。
なので俺はあれを言ってみた。
「あ、あのさ!」
「?…どうした?」
「こう言っちゃなんだけどさ…
《青薔薇の剣》って、知ってるか?」
「⁉︎…何故、君が⁈」
やっぱりか…
予想通りの展開だ。
前に見た
……自分自身で自由に発動出来ないのが欠点だがな。
「……付いて来て」
アリスがそう言って来たので、俺はアリスと共に行動した。
ーーーーー
そうして着いたのはキリトさんの家だった。
「ここで待っていてくれ」
そう言うとアリスは俺を残して家の中に入った。
・
・
・
数分もしないうちにアリスはまたやって来た。
けど今度は……キリトも一緒だった。
「キリト…」
俺は口を開けて言おうとしたけど…むず痒い。
こんな時にはっきりと言いたいのに…
「無理に話すことはないさ」
そう思っていたら、キリトに止められた。
……済まない。
俺がやっている事はとてもじゃないが、秘密に値する行為。
それを未だに疑ってくれていながらも、それでも信じてくれるキリト。
ありがとう…
俺は心の中で呟いた。
「さて、アリス。行くぞ」
「!…行くのか…」
「ああ…ディセの事情は何なのかは知らない。けど、何か役に立てるのならやるしかないしな」
そう言うとアリスとキリトと共に転移門へと向かった。
そして、着くやキリトがすかさず転移先を口にした…
「転移!はじまりの街!」
それにより俺達は光を纏い、そしてその場所から消えた。
ーーーーー
ー第1層 はじまりの街ー
「…着いたぞ」
キリトに言われ、俺は目の前の光景を見た。そこにあったのは…
とても広く、まるで古き大都市を醸し出すかのような世界だった…感服していた。
そう思っていたら、キリトとアリスが一目散にとある場所へと向かっていったので、俺も慌てて二人の後を追った。
ーーーーー
そして俺達3人はある場所の入り口にやって来た。
着くや否や、キリトが左手を上から下にかけてフリックした。
するとそこからある物が浮かんだ…まるで液晶ホログラムみたいに。
そう感じていると、キリトがある物を具現化させて、此方に話しかけて来た。
因みにキリトが手にしていた物は剣で、それは青白く、柄の部分には青薔薇をあしらったモチーフがあった。
ただ、その剣先が欠けていた。
「此処から先はお前の力で行ってくれ」
…はい?
「如何言う事?」
俺は疑問に思った。無理もない筈だ。
いきなり過ぎだからだ。
そう思っていると今度はアリスが説明してくれた。
「此処から先は貴方1人だけで行って貰いたいの。私達では此処までしか案内が出来ない。けど、
《青薔薇の剣》が必ず道を示してくれるわ」
成る程…
「…分かりました」
そう言うとキリトから《青薔薇の剣》を貰い、そして入り口へと入って行った。
ーーーーー
中は非常に暗く、下手をしたら、真っ逆さまに落っこちるんじゃないのかと思った程だ。
だが、青薔薇の剣から光を放っていたおかげでその心配は杞憂になったのは言うまでもない。
そして入り口からかなり離れて来た時に一際大きな空間へとやって来た。
俺はその空間に一歩前に出た…その時だ。
……ボォッ!
「⁉︎」
壁に掛けられていたであろう蝋燭が灯された。
それをきっかけに…
……ボォッ!…ボォッ!…ボォッ!ボォッ!
奥へ奥へと蝋燭に火が灯され始め、
そして奥が灯ったのを最後にあたりの空間を見渡した。
そこはとても広く、まるで闘技場を思わせる様な構造をしていた。
そしてその中央に光が発生していた。
俺はその場所まで行った。
すると、そこへ導くかのように所持していた青薔薇の剣がその光に飲み込まれていった。
その瞬間だった…
「……初めまして」
「⁉︎」
その一言で俺は咄嗟に光から離れては腰と背中に携えた剣を構える体勢をとった。
何故そのような事をしたのかだって?
何故かは分からない…でも、それでも怖かった。
だから、俺は咄嗟に身構えてしまったんだ。
そうしていると光が徐々に形を作り、そして人の姿へと…変わった。
姿は、青い騎士服を纏い、金のショートヘアの水色の瞳を持った青年だった。
「僕は…ユージオ。君は?」
彼…ユージオは軽くながらも自己紹介をした。
だから……
「ディム・センダース…旅人だ」
俺もそう言って互いに自己紹介を済ませたのであった……
次回
蒼き騎士VS虹の騎士