Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
そして暗躍者が動き出す…
ディセは駆流の案内により、多少なりだが、学園内の場所をある程度覚えた。
「ありがとな。駆流」
「気にすんなって!困った時はお互い様だろ?」
如何にも何処かの熱血主人公を思わせるような事を言い放つ駆流を見て、ディセは少し笑顔になった。
…言葉の使い方さえ間違っていなければ完璧なのだが。
そんな事をしていると、
「駆流君!」
と、大きな声が響いたので、その方向を見ると麗しい女性がやって来た。
「げっ!赤名先生⁉」
「何がげっ!よ!良い加減、授業を受けなさい!」
如何やら授業をサボっていたようだ…。
「あ、あの〜」
何気にディセが言ったのか、赤名先生と呼ばれていた人はディセの方に振り向く。
「あら?…貴方は?」
ようやく本題に入れると思い、ディセは安堵したのであった。
ーーーーーSIDEtoディセ
ふぅ〜。これなら話が進めそうだ。
「申し訳ありませんでした。御宅の生徒さんを勝手に連れ回したのは自分です。」
「そ、そうなんですか?」
「はい。あ、申し遅れました。
自分…高町・ディム・センダースと言います。
真ん中のディムが名前なので其処に気をつけていただければ後は構いません。
それと、こちらにいるのが、私の実の妹の…」
「高町ラザリスです…よろしく」
「そ、そう…!ご、ごめんなさいね⁉私は赤名累よ。この子、駆流君の先生です。それで、如何して此処に?」
「あ、実は…学園長と言う方とお会いしたくて。」
「⁈…そ、そうだったのね!分かったわ、ついて来て。駆流君は授業に戻る!良いわね!」
「はぁーい。んじゃあな!ディセ!ラザリス!」
「ありがとな」
「バイバイ」
「さあ、こっちよ」
そう言うと俺たちは赤名先生の後をついて行く事にした。
ーーー
そしてついた場所はこれまた豪華な扉ときたもんだ。
すると、
コンコン!
赤名先生がノックする。
「赤名です。学園長にお会いしたい人が2人程お見えです」
『入りたまえ』
「はい。入って」
そう言うと俺たちは中に入って行った。
其処にはたくさんの表彰状と様々なトロフィーが飾られていた。
…凄いな…これは。
そんな中、1人、窓の先を見ていた人がいる。
「赤名君、ご苦労であった。授業に戻って構わない」
「はい」
そう言うと赤名先生は俺達に手を振って去って行った。
此処にいるのは俺とラザリス、そして目の前にいる学園長だけとなった。
「"近い内に私の身内が貴方の学園にお邪魔します。
できる限りの事をしてあげて下さい。
よろしくお願いします。
Dr.ジェイルより"
この手紙の内容からして、君達で間違いないかな?」
と、その人は言ってきた。
…身内ってな…。あんたの養子になった憶えは無いんだが…まあ、いいか…。
「はい。そうです。」
「うん。よく来てくれた。
私はこのアルカディア学園の学園長、久石だ。今日から君達を我がアルカディア学園は歓迎いたそう」
「「ありがとうございます」」
「自己紹介がまだでした。
高町・ディム・センダースです。」
「妹のラザリスです…」
「君達は今日からこのアルカディア学園にて少なくても1ヶ月、滞在する事になっている。それでも構わないか?」
「はい、構いません。」
「僕も同意見です」
「そうか、では君達のクラスについてなんだが…
年齢上、ディム君は6年生のクラス、ラザリス君は5年生のクラスに編入する事になった。それでも構わないか?」
「特に問題視する事は無いです。けど、妹の様子が可笑しい時は迷わず自分の所に来てくれると助かります。
妹の事に詳しいのは自分だけですから。」
「うむ、善処しよう。では、これを君達に…」
そう言って渡してくれたのは…カード?
「これはドライバーIDと言う物だ。本来ならこれと運転講習さえクリアすれば、小学生でも公道で運転する事が可能なのだ」
すげぇ…。
「ただ、君たちの場合は其処までの猶予が無い事は百も承知している。なので、殆ど実践形式の講習となってしまうから充分に気をつけてくれたまえ」
「はい…!」
「うむ、では、君達の為の車を見つけに行こうか…」
そう言うと、学園長は俺達を手招きして移動し始めた。
俺達は?マークを浮かべながらもついて行く事にした。
ーーー
そしてついた先には様々な車がたくさんあった…。
だけど、これと言ったものが無い事は空しい。
「この中から好きな車を君達にやろう」
学園長はそう言ったんだけど、俺もラザリスも中々良いものが…?
ふと、俺はある車を見た…
スポーツカーとか言うタイプの車なのだが、
色合いが…赤と青と言う本来なら相反するカラーが混ざっていないどころか、うまい具合にカラーリングされていた。
まるで…俺のオッドアイのようだと。
「ほぉ?それを見たか…」
「久石学園長?」
「あの車の名はヒョウエン。氷と炎と書いて氷炎と呼ぶ。
二つの力を持ち合わせている車なんだ。
私はおろか、この世界を救った"選ばれしドライバー"達でさえ扱う事が出来なかった逸品車だ。
もしかしたら、君の為にあるのかもしれないな?」
俺の為…ですか?
「僕はあれがいいな…」
そう言うとラザリスは白の車を見つけた。
「あれはエコカータイプのエンジェルーナ。
あれも誰も扱えなかった車だ」
俺達って一体…。
そんな時だった…
ヴィー!ヴィー!ヴィー!ヴィー!
「⁉この音は⁉」
「まさか⁉」
そう言うと久石学園長は最初来た道とは違う方向の道に行ってしまった。
一体…何が起こっているんだ…⁈
ーーーーーSIDEto???
さあて、一丁ハデにやりますか‼
カオス様のご命令とは言え、なんで彼処までしでかすのかな〜?
まあ、そんな事は関係無いけどな!
さて、立ち話は此処までっと!
さあ、暴れようぜ!イビルゼッター!
此処からはこの俺!
炎を扱う熱い男!
フレイム・マグマ様の…
快進撃だぜ‼やっはーい‼
ゼロス「ゼロスと!」
ディセ「ディセの!」
「「テイルズ・オブ・ゴールデンビクトリー!出張版‼」」
ゼロス「可愛い子ちゃん達〜♡俺様の活躍がやってきたぜ〜‼」
ディセ「まあ、こんなナンパ野郎はほっといて話をするぞ〜」
ゼロス「ちょっとまて!なんでそんな言い方しかしないわけ⁉もう少し労わろうぜ?」
ディセ「お前と話すと碌な目にしか遭わない事は百も承知だからな?」
ゼロス「俺様ショッキング〜(−_−|||)」
ディセ「一生、そうしてろ。
さて、今回は俺とラザリスが見つけた車の事を軽くだが、紹介するぞ?」
・ヒョウエン
カータイプ・・・スポーツカータイプ(スピード重視型)
色…赤と青のストライプ。
本作オリジナルの車で、久石学園長はおろか、今いる世界を救った"選ばれしドライバー"達でさえ扱う事が出来なかった車。
その実力は未知数との事。
氷の力と炎の力を宿していると言う…。
・エンジェルーナ
カータイプ・・・エコカータイプ(回復重視型)
色…ピュアホワイト系色
こちらも本作オリジナルの車で、
こちらはラザリスが気に入った車。
もちろん、選ばれしドライバー達は扱う事が出来なかった車。
ヒョウエンよりも回復が得意。
光の力を宿していると言う…
ディセ「と言う事らしい…」
ゼロス「なんか色々と面白そうな者を持つようになったな〜?」
ディセ「そうか?まあ、それは良いとして、不穏に動く影…」
ゼロス「俺様がいればなんの心配も無いぜ?ハニー」
ディセ「因みにだが、ゼロスの出番はこの後書きのみらしいぜ?」
ゼロス「ちょっと俺様の待遇が〜⁉」
ディセ「取り敢えず…御愁傷様だ」
ゼロス「俺様、そんな事までしてないぜ〜⁉」
ディセ「因みにだが、ゼロスはこのタイトル上はこの後書きのみらしいから一切本編に出ないようだぜ?」
ゼロス「あ〜もう!俺様、今日こそは拗ねてやる〜‼」
ディセ「ロイドみたいに構う事なんでしないからな?」
ゼロス「俺様、ショッキング〜(−_−|||)」
ディセ「パート2だな…。
さて、次回。
この世界での戦闘」
ゼロス「少しは俺様を見習えよ?」
ディセ「そう言う態度さえ無ければ考えていたかもな?」
ゼロス「もう俺様、疲れたぜ…」