Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜   作:かもめカメ

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仲間の力からの続きです。
はっきり言います…ディセ君、あんた無双しすぎです…。

まぁ、作者である私の勝手なんですけどね…。
と言う訳で、最新話どうぞです!

ラストは意外な結末が…!


絆の力の顕現

ーーーーーNO SIDE

ディセはクラインに刀を返すと今度はエギルの方へと向かった。

けど、この中での最年長であるエギルはディセのやる事に確信を得たのか、

 

「受け取れ!」

 

なんと、自分の斧をディセに託したのだ‼︎

 

「!…ありがとうございます!」

 

「ちゃんと返せよ!」

 

「はい!」

 

そう言うと再びディセは須郷の元へと駆け巡る!

 

エギルの近くにいたリズとシリカはエギルに質問をした。

 

「なんで、彼奴に武器なんか渡すのよ⁈」

 

「そうですよ‼︎其れが無いと私達戦え無くなるんですよ!」

 

「確かに其れもあるが、彼奴は彼奴なりに俺達にお礼でもしたいらしいのさ」

 

「?「お礼?」」

 

エギルの意味深な答えに首を傾げるリズとシリカ。

 

「まあ、見てれば分かるさ…」

 

そう言うと3人は再びディセの方へと視線を向ける。

 

ディセは須郷相手に斧を華麗に振り回しながら、須郷が密かに用意していた剣を相殺する。

 

「何故だ…何故、NPCモドキかこの僕の攻撃を全て防ぐんだ⁉︎」

 

須郷はそう叫ぶ。

しかし、ディセは至って冷静に剣を対処しながらその答えを言う。

 

「伊達に回避行動が特化した立ち回りを教わってはいないからな!」

 

そう言うと、ディセは須郷の隙を瞬時に見抜き、そこから斧を用いて、須郷から剣を弾き飛ばした。

 

「一気に決めるぜ!

"これで…!終わりだ‼︎"

(プレセア秘奥義)緋焔滅焦陣‼︎」

 

そうするとディセはそのまま斧で地面を叩きつけ、灼熱の炎と共に振り上げた!

 

その驚愕すぎるド派手なエフェクトにより、シリカやリズは驚いていた。

そして攻撃をし終えたディセはすぐにエギルの元へと走り、すぐに返還した。

すると、先程まで反感を持っていた2人が今度は…

 

「あんたがやりたいようにやりなさい!」

 

「私も信じてますから!」

 

お互いの武器をディセに渡し出したのだ!

 

「!…ありがとうございます!」

 

そう言うと、ディセは腰に短剣を納め、片手棍で須郷の元へと駆け巡った!

 

「ぐぬぬぅぅぅ…だが、こんな程度で終わらせるものかーーー‼︎」

 

そう言うと、オベイロンの周りの空気がまるで鎧のようにオベイロンを纏わりついた。

 

「ははははは!どうだ!これで貴様の攻撃は通用しなくなったぞ!」

 

自慢げに言う須郷。

しかし、ディセは皮肉めいた口調で其れを返した。

 

「ふ〜ん?…寒くならない(・・・・・・)ように気をつける事だね?」

 

「………………はぁ?」

 

その一言が何なのか、勿論の事だが、須郷は知らない。

だが、自分がやった行為が逆に自分の首を絞める事になろうとはこの時の須郷は知らない。

 

「やってやりますか!

"氷結せよ!"」

 

そう言うとディセの掌から氷属性の魔法が発生した。

しかも、其れはなんと、風の鎧の方へと引き込まれたのだ!

 

「‼︎」

 

この時、須郷は気付いてしまった…

 

"奴はこれを…狙っていただと⁈"という事に。

 

だが、気付くのがあまりにも遅かった。

風の鎧はみるみるとその冷気を帯びた氷属性魔法を吸収していく。

 

そして、瞬時に完全に自分の周りが凍てついてしまったのだ。

須郷は氷結化され、身動きが取れなくなってしまったのだ。

…自業自得である。

すると、氷結化された須郷に近づくディセ。

そして、持っていた片手棍を両手で持って、振り回し始めた!

 

「" お前の全てを砕いてやろう! "

(ウィル秘奥義)ジ・エンド‼︎」

 

そして最後に豪快な叩きつけをして、須郷を氷ごと吹っ飛ばした。

 

「がはっ⁉︎」

 

その攻撃で、須郷の周りの風の鎧が一瞬で消え去った。

 

「ば、馬鹿な…!この僕の完璧な計画が‼︎」

 

「常に世の中、完璧な奴なんていねんだよ。

例え其れが、人であろうと、獣であろうと。

悪魔や天使であろうと、神や魔王であろうと。

そして…精霊や創造主であろうとな。

勿論、俺だって完璧なんかじゃ無い!

だが、仲間を得る事で完璧になれる奴は大勢いるのを俺は知っている。

その中に俺も入っている。そして、此処にいる皆も同じだ!」

 

そう言うとディセは片手棍を納めると今度は短剣を構えた。

 

そして、ディセはその短剣に魔力を注ぎ込んだ。

そしたら、急に短剣が…霞の様にぼやけ始めた。

 

すると何と!その短剣を…投げたのだ!

 

「話は終いだ…蜂の巣にしてやる!"数多の刃よ、ここに集え…"」

 

その一言を言った瞬間、景色が変わった。

 

周りの色がモノクロカラーの世界へと変わり、今此処にいるディセ以外…いや、訂正しよう。

 

「え?…何?これ…」

 

シリカの声だった。

シリカは周りを見渡すが、全員が…止まっていた。

 

まるで…時を奪われたかのように。

 

すると、ディセは引き続き唱え始める。

 

「"汝が見る夢、刹那と消える!"」

 

すると、ディセが放った短剣が無数に飛び散り、須郷の周りを死角が無い様に埋め尽くされていく。

 

其れを見たシリカは驚かされていたのであった。

 

(シェリア秘奥義)決まれ!」

 

するとディセは指パッチンをした。

すると、視界が元の景色に戻ると、そこから無数の短剣が須郷の元へと向かった…

 

「百花繚乱!」

 

「⁈いつの間…ギャぁぁぁぁ⁉︎」

 

その攻撃を真面にくらった須郷。

 

その間にディセは短剣と片手棍を2人に返却した。

するとディセは今度は細剣《聖剣・ランベントライト》を構え、そして突進した!

 

「はぁぁぁぁぁ!決まれーーー‼︎」

 

そう言うと、ディセは唱え始める。

 

「"一瞬で決める!剣閃よ、唸れ!疾風のように!"」

 

そう言うとユウキのOSS(マザーズ・ロザリオ)と同等の数のヒット数を繰り出していく!

そして突き抜け、左手で掌握した。

 

(リチャード秘奥義)ヴァーテクス・ローズ‼︎」

 

するとそこから爆発が須郷を襲った。

その衝撃により、須郷は何か言おうとしたが、言えず終いに終わった。

 

「さて、ラストは双剣3連撃…見せてやるぜ!」

 

そう言うとランベントライトを左手に持ち替えて、背中に納めていた片手剣《魔剣・エリシュデータ》を抜刀した。

 

するとディセは左手に持っていた細剣を逆手に持って攻撃を繰り出した!

かつて、ラザリス救出の際に見せてくれたあの戦闘スタイルで。

 

「はぁぁぁぁぁ!」

 

そう言うと、須郷を相手に容赦なく斬りつけるディセ。

とは言え、元からマッドな相手なだけに、情けは無用なのもまた頷ける事実に変わりは無いが…。

 

するとディセは其々持っていた剣を構えた。

其れを見た須郷はすかさず、

 

「!…隙ありぃぃぃ‼︎」

 

と、勝利宣言を掲げるような雄叫びを上げるが…

敢えて言おう…

 

それ、死亡(確定)フラグだって…須郷さんよ…。

 

 

「"チガチヲコバム(交わらざりし命に)

ココロガココロヲクダク (今もたらされん)

キセキハオトズレナイ(刹那の奇跡)

ユメナド(時を経て)

ソコニハソンザイシナイノダカラ(ここに融合せし未来への胎動)…!

アラガウカ(義聖剣ッ)!! "」

 

ディセの無数の斬撃により須郷は完全に油断されてしまった。

しかし、まだディセの攻撃は…終わってない!

 

「"俺は過去の罪を償う!"(ジューダス秘奥義)真神煉獄刹‼︎」

 

最後に豪快な突きでフィニッシュさせた。

しかし、これはまだ1発目である。

続け様にディセは剣を両方、順手で構え直した。

するとそこから、ディセは足で…跳んだのだ!

 

「"見せてやる…喰らえ!"(ロイド直伝秘奥義)翔破ッ!蒼天斬!!」

 

「ぐわぁぁぁ!」

 

そしてそのまま剣で須郷の近くの地面に叩きつけた。

するとその周りから魔法陣が現れ、

大地からマグマが噴き出し、須郷はそれを真面にくらった。

 

「ぐぅぅぅぅ…よくも…良くもこの僕を!」

 

完全に理性等保っていない須郷の言葉。

しかし、ディセはまだ終わっていなかった。

最後に飛びっきりの…秘奥義(攻撃)を。

 

すると、ディセは先程とは逆に左右の剣を入れ替えて、右手の剣を逆手に持ち替え、左手を前に突き出した。

 

 

「これで終いだ!"覚悟は出来たか! 過去を…!断ち切るッ!!"

 

(リオン秘奥義)魔神剣・刹牙‼︎」

 

「がはっ⁉︎…ぐはぁ⁉︎…うがぁぁぁぁぁ‼︎」

 

途轍も無い無数の闇の斬撃が須郷を襲い、須郷は見た目は勿論、ダメージもあと一撃くらったら終わる所まで迫っていた。

 

「あんたみたいに、自分勝手な奴にアスナさんが惚れる訳ない!

俺だって、そしてあの子…ユウキは少なからず気付いていたよ。

アスナさんを護れるのはお前じゃない!

 

黒の剣士(キリト)さんだけだ‼︎」

 

「なっ…」

 

「⁉︎で、ディセ君⁈///」

 

「カミングアウト過ぎだろ…」

 

ディセの余計(?)な一言で、須郷は完全に精神がK.O.し、

アスナはアスナで、動揺しつつ顔を紅く染め、

キリトはキリトで、苦笑いしていた。

 

「だから、最後はこれで決めてやる。

 

アルマ!いい加減、起きてるんだから、起動しやがれ!」

 

ディセは自身が嵌めてる腕輪に向かって語りかけた。

 

それを見た皆は首を傾げるが、

 

【起動してますよ!全く、これだからマイマスターはせっかちなんですから…】

 

「愚痴は後で聞く。

どうせ、俺の脳内の記憶を探ってたんだろ?」

 

【あ、バレてました?】

 

腕輪に嵌っている宝石が光を点滅しながら、何処からともなく、声が聞こえたので、皆は驚かされたが、ディセはそんな事はスルーして、呑気に話をし出したのだった。

 

「バレバレだ。

俺の思考の最中に勝手に弄り回りやがって…」

 

【でも、良いものがあったから、良いではないですか?】

 

「良いもの?」

 

【今、具現化しますね♪

レプリカクリエイト。

オブジェクトネーム…R・H…クリエイト】

 

そう言うとディセの手から、機械的な杖が現れた。

しかも、杖の先には赤い宝石が埋め込まれていた。

それを見たディセは、目を仰天させた。

何故なら…

 

「⁉︎って!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイジングハートじゃねぇか‼︎」

 

 

そうなのだ。

それは自身の義理の妹・なのはのデバイスであり、【不屈の心】と言われる杖…

 

 

レイジングハートだったのだ!

 

【しかも、あの技(・・・)も使用可能ですよ♪】

 

「あの技?………⁉︎ちょっと待て!お前、アレを放てって言うのか⁉︎」

 

アルマの一言で、最初は首を傾げるディセ。だが、思考を巡らせて嫌な思い出が蘇り、止めさせようと言おうとしたが、

 

【この忌々しい奴を野放しにする方がよっぽど悪を広がると思いますが?

それでしたら、その技で身も心も地獄の底へと叩き潰しちゃった方が良いと私は思いますが?】

 

「…お前、キャラ設定滅茶苦茶だぞ…」

 

【そういう性格なので♪】

 

「はぁ…仕方ないか…」

 

アルマの毒舌により、ものの見事に言い包められたディセであった。

そう言うとディセは杖を上に掲げ、掌で回し始めた。

 

「これがお前への魂の餞別(レクイエム)だ!そらぁ!」

 

そう言うとディセは杖の先を須郷に向けて風属性の魔法を放った。

 

その攻撃をくらった須郷は、目を見開かされ驚かされた。

 

「!…⁉︎う、動けない…だと⁈」

 

「簡単な風属性のバインド効果付きだ。それがなけゃ、無駄撃ちになっちまうしな?」

 

そう言うと、なんとディセが上空へ浮上したのだ!

 

羽根を展開せずに。

 

『それありかよ⁉︎』

 

皆んなの声がそう聞こえたが、ディセは軽くスルーする。

そして詠唱を始めた。

それは、ディセによるディセだけの詠唱方法だった…

 

「"我が義理の妹から授かりしこの奥義…

その目にしかと焼き付けるが良い!

合言葉は…全力全開‼︎"」

 

そしてディセは杖を須郷の方へと向けた。

すると杖の先に巨大なピンクの魔法陣が展開された!

まるで、義理の妹(なのは)と同じように。

 

(なのは直伝秘奥義)

 

スターライト…

 

 

ブレイカーーーーーーーーー‼︎‼︎」

 

そして、杖をその魔法陣に突いた。

するとその魔法陣から特大のビーム砲が発射された!

 

「⁈いやだ。やめろ…やめろ…やめろぉぉおおあああぁぁあぁぁ‼︎」

 

須郷の命乞いもディセの耳には届いてすらいなかった。

大切な仲間を傷付けた当然の報いであった。

須郷改め、オベイロンの体力はもう0だった。

ようやく戦いの幕が一つ終わったのだった。

 

ーーーーーSIDEtoディセ

 

ふぅ…。

やっと終わった…

後はあの仮面野郎のみ。

 

パチンッ!パチンッ!パチンッ!パチンッ!

 

「お見事。流石、仲間の力を糧にして立ち向かううら若き英雄さんね♪」

 

⁉︎この声は…

 

そう言うと俺は後ろを振り向いた。

そこには…

 

「はぁ〜い?お元気かしら?」

 

「‼︎…オーシャン…」

 

ユージオと戦った場所にいた女…

 

ハイドロ・オーシャンがそこにいた。




ディセが今回放った秘奥義はそれぞれ、

ヒューバートの秘奥義《ヴァンフレーシュ》

ルカの代表格秘奥義《魔王灼滅刃》

スレイの代表格秘奥義《雷迅双豹牙》

アスベルの代表格秘奥義《白夜殲滅剣》

プレセアの秘奥義《緋焔滅焦陣》

ウィルの秘奥義《ジ・エンド》

シェリアの秘奥義《百花繚乱》

リチャードの秘奥義《ヴァーテクス・ローズ》

ジューダスの代表格秘奥義《真神煉獄刹》

ロイドの秘奥義《翔破蒼天斬》

リオンの秘奥義《魔神剣・刹牙》

そしてなのはの代表格秘奥義《スターライト・ブレイカー》。

それはつまり、彼等の《直伝技》をマスターして開花させたか、
本人に出会い、その技を見よう見真似で憶えたのかのどちらかになる。

尤も、アスベル、ジューダス、リオン、なのはは本編に早々に登場しているので、憶えるのは造作も無い事であるが…。

次回

捨て駒と決着
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