Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜   作:かもめカメ

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ついに物語もラストに近づいて来たーー‼︎
そして、ラストで新たなオリ敵登場!
1つの物語が間も無く終わりを告げ、
新たな物語が始まる。

…スタートします。


捨て駒と決着

ディセ達は須郷と死銃(デス・ガン)との戦いをし、

この世界の仲間達の武器と自身の仲間の力を持ってして、

ディセは須郷のライフを0にし、ようやくあと1人となったその時、

 

ディセが危険視する妖麗な女、ハイドロ・オーシャンがやって来たのであった…

 

ーーーーーSIDEtoディセ

突然の拍手に戸惑いつつも、その場に現れたオーシャン。

あの女、何故か好きじゃない。

まるで、プィラを思い出すかのような風貌を醸し出しているかのように。

 

すると、俺と戦っていた須郷もといオベイロンが彼女の方に近づいたて、何かを訴えかけていた。

 

「オーシャン様!どうかこの僕にもう1度チャンスを‼︎」

 

その言葉で俺はカチンと来た。

 

結局は他人を頼らなければ自分では何も出来ない愚か者だと言う事を。

 

しかし、俺の心は…危険信号が発せられていた。

 

須郷より…オーシャンの方に。

 

何故?と、考えていると、オーシャンは笑顔で須郷の方を向く。

 

勿論、須郷も同じように気色悪い狂った笑みを見せる。

その時だった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グサッ‼︎

 

 

 

 

『⁉︎』

 

俺達は目を見開かさせた…

何故なら…

 

 

「うふふ♪」

 

「あ…がぁ…はぁ…」

 

オベイロンの身体をオーシャンが何処から取り出したかも分からない針並に細い剣をとてもつもないスピードで…

 

 

 

 

串刺しにしていた。

 

「あ…がぁ…おー…しゃん…さ…ま?」

 

須郷がそう問いかけるとオーシャンは口にした。

 

「役立たずは要らないわ。

それに貴方は単なる、す・て・ご・ま なのよね〜♪」

 

「⁉︎」

 

その一言で俺は一気に近づこうとしたが、

 

バァン!

 

「!」

 

俺は足下を狙われ、緊急回避をした。

 

そして、撃った方向を見ると、そこには死銃がいた。

 

「ありがとう♪死銃さん♪」

 

「…」コクッ

 

如何やら死銃は端からオーシャンとグルだったようだ。

 

「それに、私のボスは貴方みたいに自分の独占欲に飢えた様な奴は真っ先に殺せと仰せつかっているのよね〜♪」

 

「⁉︎」

 

「命乞いなんて辞めてよね〜?

私はこの身は悪の組織の幹部だけど、

ラブラブカップルを引き裂こうなんて、これっぽっちも無いのよね〜?

寧ろ、敵だけどキューピッドになって、2人の恋路を応援したいのよね〜!」

 

なんだよ…それ(・_・;

お前って、どっちの味方な訳?オーシャンよ。

 

「だけど、貴方は最低の屑よ、須郷。

貴方のような奴は生きる価値なんか無いわ」

「だから、この場を借りて、救世主《ディセンダー》自らの手で葬りさって欲しかったんだけど…如何やら、彼…本来の50%(半分)すら出せない状態なのよね〜?」

 

『⁉︎』

 

その言葉で俺達は色々と驚かされた。

おそらくキリトさん達は俺がまだ本気すら出していなかった事にようやく気付いたんだろう。

対して俺の場合は少し違う。

俺を使って、奴…オーシャンは、この男…須郷をこの世から消え去ろうとしていた事にしていた。

 

そうなっていたら、俺はあと1歩で殺人を犯そうとしていた所だったと言う事に今更ながら気付かされたのであった。

今は本来の武器では無いから、そこまで殺傷を秘めてはいなかったと言う事に俺は救われたようだ。

 

「だから、私が今、こうやって貴方の肉体を串刺しにしたと言う訳。

ゲームの中だからって、油断しすぎにも程があるわね?

貴方の頭に被っているのはね?

 

ナーヴギア?だったかしら?

それと同じ原理で作ったアミュスフィア?だっけ?それを被っているのよ」

 

「⁈」

 

「な、ナーヴギアだって⁉︎」

 

オーシャンの一言で、須郷は血の気を引き、キリトは驚愕されていた。

 

「そ!それを使えば、貴方はこの世界で死ねば、身体の方も死ぬ。って事なのよね〜♪

 

だから、最後にこれだけは言わせておくわ。

 

 

屑の分際でお天道様の下を歩くんじゃ無いよ!この糞豚マッドサイエンティスト‼︎」

 

そう言うとオーシャンは更に深く刺し、

 

そして…

 

「…があ…は…‼︎や…めて…くれ〜〜⁉︎」

 

 

パリィン…

 

 

須郷の身体が半透明になり、そして四散していった。

 

「ふぅ…」

 

そしてオーシャンは針にも似た剣を魔法のように消し、俺達の方に向いた。

 

「お前!人の命を何だと思ってやがる!」

 

皆を代表してクラインが叫ぶ。

が、オーシャンは、

 

「あんな悪をほっておく今のこの世を怨む事ね!坊や達!

まぁ、でも、そこの黒ずくめの少年君と水色の少女ちゃんには是非ともお幸せになって欲しいわね〜♪」

 

この緊張した空気でも自分のキャラを崩さないオーシャン。

 

はっきり言おう…(色んな意味で)強い!

 

「さてと、さ!行きましょ♪死銃さん♪」

 

「…」コクッ

 

そう言うとオーシャンは死銃の腕に抱きつき、この場から離れようとしていた!

 

「!待てよ!オーシャン!」

 

「ん?…あら〜♪これはこれは救世主君♪如何かしたの?」

 

何ともお気楽すぎる…が、それは振り払い、俺は話をし出した。

 

「お前…本当にお前らのボス(あいつ)の仲間なのか?」

 

「あいつ?…ああ。…うん!そうだよ♪でも、あの方は私に下した命令は2つ。

 

"救世主《ディセンダー》の殺害を禁ずる"事と、

"死を呼ぶ狙撃手を連れてくる"事の2つだけなのよね〜?

勿論、貴方は立ち向かってくるなら、正当防衛で返り討ちにしても良いわよ?」

 

そう言いながら、右指を舌に絡ませるオーシャン。

身体面も相まって…エロかった。

だが、俺はそんなのは如何でも良かった。

俺には大事な人がいるから。

 

「まぁ、良いわ。私はもうクタクタなのよね〜。

だから、また会った時、それもあの方から直に殺害許可を頂いたら、真っ先に貴方を始末して・あ・げ・る♡」

 

そう言うとオーシャンは投げキッスをお見舞いさせるが、そんな物はヒュルリと躱す動作をする俺。

 

「あんたの投げキッスは他の男共には一撃かもしれないが、俺には効かんぞ?お前らのボスから聞いていなかったのか?」

 

「うーん…それもそうね♪

それじゃあ、また何処かで会いましょうね〜♪」

 

そう言うとオーシャンの真下から魔法陣が展開された!

 

しかも、転移系ときた!

 

「‼︎待て…ちっ、逃げられた…」

 

手を伸ばすも瞬時に転移してしまい消え去ってしまったのであった。

 

「オーシャン…お前は一体…何者なんだ…」

 

俺は呟いた。

 

とは言え、こうして無事にアスナさんを取り返した俺達。

帰りの道中では俺は質問攻めにあったが、そこは割愛する。

 

 

ーーーーーSIDEtoオーシャン

 

私は今回のターゲットである存在、死銃さんと共にとある施設へとやってきた。

 

「此処が貴方の今度の狩場へのベースキャンプよ♪」

 

「!」

 

そう言うと死銃さんは驚愕していた。

それもそうよ。施設と言うより要塞なんだもん♪

 

そうしていると、

 

「はぁ〜い☆マドモアゼル、オーシャン!今回はそいつを拉致って来たのか?」

 

すぐ側に幹部の1人、【光を司るチャラ男】ワイルド・シャインがそこにいた。

 

「拉致とか言わないの!あの方からの直接の命令でスカウトしたのよ!」

 

「ふぅ〜ん?ま、別に良いけどな☆それはそうと俺様もそろそろ行きますかね〜?」

 

そう言うと私がやって来た方向へと足を進める。

 

「何処へ向かうつもり?」

 

「あの方からのご命令でな?なんでも、"《天災科学者》と呼ばれる女を連れて来い"だってさ!」

 

「天災科学者?何よそれ?」

 

「俺様も分かんない〜。けど、これから行く世界は面白くなりそうだからな!」

 

「?」

 

如何いう事なのかさっぱりな私は首をまだ抱きついたままの死銃さんの肩に身を預けた。

すると彼はこう話した。

 

「その世界はな?女を敬い、男を見下す…

 

女尊男卑な世界なんだってよ!

だったら、俺様にとって、これ程ハードルが高い場所は楽しみでしょうがないんだよなーーーーー!」

 

「それは構わないけど、私の事を思っているなら、カップルには手を出さないでよね?」

 

と、私は笑みを浮かべながら、見つめる。

尤も、体外から黒いオーラを出しているけど。

 

「ご心配無く!あ、でも…そうでない奴等はOKって事だよな?」

 

「そうね〜…それなら構わないわね。恋が実らない花は摘むのが一番だし」

 

「んじゃそう言う事だから、俺様は行くぜ〜!」

 

そう言うとシャインは転移魔法でその世界へ向けて消え去った。

 

「…ま、大丈夫でしょ。

さ、行きましょうか?死銃さん♪」

 

「………」コ、コクッ

 

「ごめんなさいね〜。脅かすつもりは無かったんですよ〜?」

 

私は弁明しながら、長い廊下を死銃さんに抱きつきながら、歩いて行った。

 

 

ーーーーーNO SIDE

此処はとても大きな部屋の一角。

そこに奴は鎮座していた。

 

「ふぅ…まだ1%ぐらいか。…だが、順調なのに変わりはない。

ゆっくりとでも構わない。その時までは…

お前を殺す事はせんさ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高町・ディム・センダース。

 

貴様の目の前で大切な存在を消す…

 

 

 

 

 

その日まで!」

 

そう言うと奴は口元から笑みを浮かべて、笑い声をあげたのであった…




須郷は現実及びゲーム内で死に、
死銃はオーシャンと共に何処かへ。
そして、ディセとキリト達の物語も遂に終焉へ。

次回

お礼という名の《贈り物》
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