Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
そして来たのは近くにあった大型スーパー。
ここでルドガーはいつものように…
「♪〜♪〜♪〜♪〜」
鼻歌交じりで買い物をしている…。
何処かの専業主夫か、お前は…。
「でも、ルドガーの料理は美味いからね?」
「うんうん♪」
「今日はトマスパをやろうと思うんだが、良いか?」
と、ルドガーが声をかけて来た。
「別に構わねぇよ。ルドガーの作る料理には毎回感動するし」
「あはは…。それじゃ、買い物を済ませようか!」
そう言った途端に買い物をチャッチャッと済ませていく…。
本当にお前ってすごい奴だよ…いろんな意味で。
と、そんな時だった…
『緊急事態!緊急事態!只今、スーパー近隣にてテロ活動が開始されています!
危険ですので、係員の避難の指示に従って下さい!繰り返します!…』
と、またか…。
もはや、デジャヴを感じるんだが…。
「はぁ〜…。
行くか?」
「当然…」
そう言うと俺とルドガーは買い物カゴ等をセディ達に託して、
その現場まで急行した。
何回か検問に引っかかりそうになったけど、なんとか無事に乗りきった。
そして、そこにいたのは…
「きゃははは!さっさと金を寄越しな!」
と、ギャーギャー喚く女性のドン。
他にも構成員もいるけど、結構女性の割合が高いな…。
「…やるか?」
「其れしか無いだろ?」
そう言うと、俺達は前に出た。
ーーーーーNO SIDE
ディセ達が前に出たので、女性のドンは、そちらに視線を向けた。
「あぁ?何だテメエら?男2人にあたい達が相手になると思ってんのか?」
彼女の言い分がそう言う。
彼女の言ったのは事実な事だ。
現に彼女の周りにはざっと60名を軽く越すぐらいの構成員の数。しかも殆どが女性。
其れなのに、前に出たのは、たった2人。
其れも男性である。
本来なら男性の方が優勢になるのだが、女性のドンには何処か絶対的自信が身に付いていた。
のだが…
「取り敢えず、弾丸は衝撃系統にして、刃物はカバーを掛けて、ハンマーは…まあ、衝撃が来るくらいにまで抑えて行動しておこうっと…」
「一、二、三、四、二、二、三、四。っと、準備運動完了っと♪」
「人の話を聞けよごらぁ⁉」
如何やら全く話を聞いていなかったディセとルドガーの2人…。
「ああ?んなもん聞いてねぇよ。あんた等が折角の買い物を台無しにしてくれた…
それだけで万死に値するんだからな!」
「ふぅ…さあ、始めるか!」
そう言うとルドガーは双剣を構え、
ディセは拳を構えた。
「ふざけやがって!IS展開!」
そう言うと彼女の周りをISが展開されていく。
そこには、資料館と同じもの…「IS・打鉄」を纏った女性がいた。
しかし、ディセはこの後、衝撃の言葉を言い放つ…
「ふぅーん…
んで、何?」
その一言でカチン!と切れたのか、女性は瞬時にディセの目の前に来た。
そして女性は既に持っていた打突剣で斬りかかろうとしていた…だが、
「腹にぐっと力を込めておけよ?」
「は?…⁈ぐはっ‼」
その一言を聞いた女性は何かされたのか分からなかった。
「臥竜砕…」
ディセはそう呟いた。
「臥竜砕」
それは、瞬時に懐に入り、腑を抉るような猛烈なアッパーカットを繰り出す格闘家時の技。
其れを食らったので、女性は腹を懸命に抱え込む。
「(ば、馬鹿な⁈女性が男性に負ける事など…)」
女性はそう思考で整理していたのだが、
「女性が男性に負ける事など無いって?」
「⁉」
ディセに心の中を読み取られ唖然となった。
そんな中、ディセは話を続けた。
「男性の強さは女性を護る為にあるもんなんだよ。
だから、男性は異性にも同性にも強いんだよ。
分かったか、下劣女。
男は更に逞しくなり、「漢」になる。
その「漢」の背中には「業」を背負っている。
女性には女性のやり方がある…
…と、遠回しになったが、簡潔に述べるとだな…
女性なら女性らしく生きてみやがれ‼」
「‼…ま、参りました…」
その一言でテロ行為をしていた女性は投降した。
そして他の構成員達はと言うと…
「はっ!そぉらっ!祓砕!斬!はああぁっ!零水!!」
と、言うセリフを言いながら、ルドガーがカバー付きの双剣で斬りかかれば、ハンマーでドンドンぶん殴り、終いには衝撃弾で一網打尽にしていた…。
「うわあ…やる事なす事えげつな〜…」
と、ディセが言いながらも、テロ行為は呆気なく鎮圧されたのであった。
ーーーーーSIDEtoディセ
「ふぅ!満足満足♪」
やっぱりルドガーの料理は美味いな〜♪
あの後、お礼として、俺達が買った品物がタダになったから、この際だから、必要な物も購入しておいたんだ。
「こんだけあれば、やりくりしながら…ニヤニヤっ」
そう言えば、ルドガー…リドウ?とか言っていた奴の陰謀で、借金背負っていたっけ?
その影響か、かなりドケチになったのは言うまでも無いんだけどな…。
今俺達は拠点の場として、山の中にある自家製のログハウスにてのんびりとしている♪
キリトの世界の家を見て、構造を把握したおかげで、こうやって建築にもできるようになったから、暇を一つ無くせたな〜って、今思っている。
「ねぇ…あれ、何?」
「?」
如何やらセディが何か見つけたような雰囲気で指を指していたので、俺はその方向をみると…
「…え?…ロケ…ット⁉」
そう、ロケットである。
しかも、まっすぐ…こっちに向かって来てるだと⁈
「ど、如何しよう⁉」
「だったら、俺が!」
そう言うとルドガーはハンマー・クランズウェイトの強化版…クランズW・EVOを取り出した…
「って、お前がやるとこの山自体が危ないっての‼」
「じゃあ…こっちで!」
そう言うと今度は双銃・クランズオートの強化版…クランズA・4304を取り出したんだが…
「それだと、被害が更に増えるだろうが‼」
「じゃあ…やっぱり!」
そう言うと今度は双剣を構えた。
双剣の名はカストール。
ルドガーの兄・ユリウスの愛用していた武器だ。
最も、今のユリウスにはそれの改良版のカストール改を持っているので、今ではルドガーの愛用武器…
って、何呑気に話してんだよ、俺は⁉
「今度は今度で家を壊すつもりか‼」
「じゃあ如何すんだよ⁉」
そうパニック状態になるや、ロケットが…え?
パカッ!
「「「「パカッ⁈」」」」
いきなりロケットから人が現れるや、
「じゃんじゃじゃーん!呼ばれて飛び出て束ちゃんでーす♪」
…まず一言…。
「「「「ハ○ション大○王か⁉」」」」
そこから現れたのは、紫の髪で、ナイスボディな身体つきをした女性…何故かうさ耳っぽい機械部品が付けられているのは気の所為として。
「ヘェ〜?君達がジェイ君の…」
「…は、はい?」
今、この人…ジェイ君って言わなかったか?
ジェイ君って、まさか…ジェイの方か?
「えっと〜、お?あったあった!ホイこれ!」
そう言ってその人は胸の谷間から何かを取り出し、それを手渡されたのだが、
「何処に入れてんだよ!この無駄兎‼」
「無駄兎とは心外だな〜?こう見えても、ジェイ君とは親しい仲なのに〜」
そう言って来るその実行犯…。
もう、流石に疲れたから、後は手紙の内容を見た。
そこに書いてあったのは…
"やあやあ、束君。元気にしてたかな?
もう直、僕の親族がそっちに来るから、面倒を頼んだよ?
名前は、
高町・ディム・センダース。
高町・セディ・タンザー。
高町ラザリス。
そして、ルドガー・ウィル・クルスニク君だから♪
それでは宜しくね〜♪
P.S.
あ、そうそう千冬君にもお願いしておいても構わないし、彼女が働いている所へおいて来ても構わないからね〜♪
それじゃあ宜しくね〜♪
貴方の愛しのダーリン…Dr.ジェイルより♪"
「「「「ふざけんなーーーーー⁉」」」」
やはり先ず皆、そう言うと思ったよ…。
「あんた、あのJマッドの彼女かよ⁉」
「うん、そうだよ♪」
ふざけんなーーーーー⁉
なんであんな変態地味た奴とカップルなんだよ⁉
「てへ☆」
そう良いながら、テヘペロ☆ってすんな‼
「取り敢えず、俺達は何をすれば…」
そうルドガーが声を掛けた。
だが、中は間違いなくこんがらがっている筈だ…。
「取り敢えず…これを持ってみて!」
と言って渡されたのは、ブレスレット型のアイテム?
そう言われ、俺とルドガーは手に持つと…
「うわあ⁉」
「な、何だ⁈」
突然、光が…!
俺とルドガー、セディにラザリスも目を瞑った。
そして、目を開けると…
「…?…!な、何だこれは⁈」
俺は変な装備を身に包みこまれていた。
翼を模したがめつい機械に、手には銃火器と剣を持っていた。
「んな⁉な、なんで…⁉」
対してルドガーは…⁉
「ルドガー…なんで骸殻状態になってんだ⁉」
そう…ルドガーが骸殻状態になっていた。
しかも、
「やっぱり凄いね〜!2人ともISを起動するなんて♪」
と、そう言うのは、俺達にブレスレットを渡した女性だ。
所で…
「今更ながらなんだが…
あんた誰?」
「ん?篠ノ之束だよ〜♪
IS…インフィニットストラトスの生みの親だよ?」
「…はい?」
「「「え?」」」
そして、しばらく沈黙の後…
「「「「えええええええ⁉」」」」
こう言ったのは無理もないのであった。
ーーーーーNO SIDE
その後、何の因果か…
この事がたちまち情報として流れてしまい…
遂には…
『ニュースです。
つい先日、新たにISを動かせる男性が2人も発見されました!
以前、報道した世界初の男子操縦者に続いての出来事なので期待が高まります!』
と、ニュースにて報道されていた…。
果てさて、ディセンダーとルドガーはこの先、如何なる事やら…。
続く。
篠ノ之束。
彼女の声はまさかのなのはと同じ⁉︎
其れにより戸惑ったディセなのである。
しかも今作の彼女…
ジェイルの彼女と言う設定…。
はっきり言おう…何でもありだなおい⁉︎
と言う訳で、
次回
○○嫌いな転校生