Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜   作:かもめカメ

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ルドガー先生…其れありですか⁉︎
と言う訳でタイトルまんまのルドガー無双話。


骸殻

ーーーーーSIDEto一夏

「骸殼…25%(クォーター)……発動‼︎」

 

ルドガー先生がそう言うと先生の腕の部分が変色していく……

そして、そこから突起物らしき物が生えて、

姿を現した。

 

「これが…俺の能力(ちから)

 

…骸殼だ」

 

先生はそう言った。

腕の部分が黒く染まり、そして手には……槍を持っていた。

 

「槍⁉︎」

 

「銃に、剣に、ハンマーときて、次は槍ですの⁈」

 

「武器そのものの性質が全く異なる物達なのに、それを容易く扱うなど……」

 

「普通なら出来ない芸当だよ……」

 

上からシャル、セシリア、ラウラ、簪がそう言った。

確かに、厄介すぎる。

剣は主に近距離で斬る武器、

槌は衝撃を与える武器、

銃は遠距離から撃つ武器、

そして、槍は近距離から中距離まで対応した突くのに特化した武器。

 

それぞれの性質を把握しておかないといけない武器達を扱う事が出来るルドガー先生は……

 

ある意味、凄いかった……

 

「ぼーっとするなよ!」

 

そう言うと先生が一瞬の内に消えてしまった……⁉︎

 

「何処だ⁉︎」

 

箒がそう言った。

瞬時に消えたから、正直何処に行ったのか分からなかった。

……千冬姉が言うまでは。

 

「何をしておるか!

 

 

 

 

 

 

 

 

敵は上だぞ‼︎」

 

それを聞いて、俺たちは上を向いたが、時既に遅し……。

 

「絶影‼︎」

 

「ぐぁぁぁあ⁉︎」

 

!箒!

ルドガー先生が真上からの踏みつけ攻撃を箒に食らわせていた。

すると、槍を構えると……

 

「ヘクセンチア!」

 

そこから6本の光の柱が俺達全員に襲いかかった!

 

俺は紙一重で、皆もなんとか避けたが、箒は先の攻撃もあって、まともに食らった。

けど、ペイントは付けられていない……

まだ、箒は脱落扱いされていなかった。

 

「槍捌きを受けきるか?

蒼破刃!

シダーエッジ!」

 

そう言うと、連続攻撃を繰り出していく!

距離から離れていれば大丈夫!

だが、それが逆効果だった……

 

「バドブレイカー‼︎」

 

そう言うとなんと槍をヨーヨーのように投げてきたんだ!

それに気付いて、皆で回避したんだけど、

 

最悪な出来事が生まれてしまった……

 

 

「⁉︎」

 

「んな⁉︎」

 

「しまった!」

 

「集められた……⁈」

 

「まさか……このためにやっていただと⁉︎」

 

上からセシリア、ラウラ、シャルロット、簪そして箒がそう言った。

無理もない……

 

先程までルドガー先生を中心に6ヶ所のに散開していたはずだったのだが、

気が付けば俺達全員が一ヶ所に纏められていた……

 

 

「お前達の動きを纏めるには丁度良かったからな…行くぞ!」

 

そう言いながら、先生は槍を構え、腕全体で大きく円を描くと、

そこから……お、同じ槍が……無数⁉︎

 

「審判を超えし槍…身をもって味わい尽くせ!はぁぁぁぁ‼︎」

 

そう言いながら、その槍達を俺達に向け放った。

動かそうにも、それ以上のスピードで、確実に俺達の身体の関節部分を的確に貫いていく……

 

そして、

 

 

「うぉぉぉおおおおお‼︎」

 

そのまま突進してきた……だと⁉︎

避けたくても、思うように動けず、その突進をまともに受けてしまう…

そして……

 

「マター……デストラクト‼︎」

 

「「「「「うわぁぁぁぁ!」」」」」

 

その攻撃で、俺達は全滅した。

まだ、体育の時間が半分も残っていながらの事態であった……。

 

ーーーーーNO SIDE

こうして、ルドガーVS1年生全員による授業と言う名の手合わせはルドガーの完封勝利で幕を閉じた……

 

しかし体育の時間はまだ残っている。

 

そこでルドガー先生はある事を思いついた。

 

「ん〜……!

ディセ!俺と手合わせ頼む!」

 

その一言で、皆は驚愕した。

自分達全員で戦ったのに、ルドガー先生には傷一つ付けられなかった……

 

それを今度は転校してきたばかりの所謂「青二才」的な存在のディセたった一人と手合わせをしようとしている事に。

 

そして、呼ばれた当の本人…ディセは、

 

「んじゃあ……武器は拳と刀二本で良いか?」

 

と、まさかのやる気満々に話していた。

 

「ああ、構わないさ。

(お前がどれ程強くなったのかも見てみないとな…!)」

 

ルドガーから了承を得たディセは、2人の生徒の所へ駆け寄ってきた。

 

その2人とは……

 

「織斑!そして篠ノ之さん!」

 

「はぁ…ん?どうした?」

 

「はぁ…はぁ…私達に何かようか?」

 

自分と同じ1組の篠ノ之箒と、同じクラスメイトにして唯一だった男子生徒・織斑一夏の所であった。

 

2人は先程までルドガーとの手合わせをしていたので、かなり疲労困憊していた。

そんな2人に対して、ディセはある事をお願いした。

 

「こう言っちゃなんだけど、2人のメイン武器の刀、俺に貸してくれないか?」

 

「んな⁈」

 

「如何言うつもりだ⁉︎」

 

それは、2人のIS時の武器・《雪片弐型》と《雨月》を拝借しようとしていた。

 

「俺は武器と言う物は腰についているこの手甲のみ。

刀系の技も使えるから」

 

なんとも質素な回答だった…。

2人はお互いをアイコンタクトしながらそして、渋々ながらも2人はメイン武器をディセに貸した。

 

「あんまり無理するなよ!」

 

と、一夏がそう言うと…

 

「気にすんなって!俺、こう見えて……

 

 

 

ルドガーに10勝しているんだからな!」

 

ディセはそう言い返して、ルドガーの方へと出向いた。

そして数秒後、

全員からこの一言……

 

「・・・はぁぁぁぁ⁉︎」

 

自分達が誰一人としてルドガーに傷一つ負わせられなかった相手を軽く10勝したと言うディセに驚きようがなかったのであった。

 

ーーーーー

そして、その肝心な2人がいるグラウンドでは、お互い真剣の眼差しを見ていて、そこに他人が首を突っ込むスペースさえ許さない空間を醸し出していた。

 

「準備は良いか!」

ルドガーは双剣を持ってそう言うと、

 

「こっちは何時でも!」

 

と、こちらは手甲を装着して、拳を構えた。

構え方は、ディセが装備している武器《タイラントナックル》の元所持者…ジュードと同じく構えだった。

それを見たルドガーは、

 

「(そう言えば、前にジュードとミラに説教を食らった事もあったな〜…

今となっては良い思い出だ)」

 

と、そう心の中でそう感じていた。

 

「時間はチャイムが鳴るまで!」

 

「んじゃ!行くぜ!」

 

そう言うと2人は共にカウントダウンを始めた。

 

「「3…2…1…」」

 

徐々に減るカウントダウン…そして、

 

「バトル!」

 

「スタート‼︎」

 

その合図で2人は一気に距離を詰め始めたのであった……

それから数分間の間、一夏達はただ呆然としていたのは言うまでもなかった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…結果的には引き分けとなり、

2人の周りには無数のクレーター跡らしきものがあり、

その後、2人揃って織斑先生にお灸を据えられたのは言うまでもなかったのであった。

 

だが、これにより、IS生徒達は自分達の未熟さを痛感する事になったのであった…

何せルドガーは、今回こそは骸殼を発動してはいたが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ISは起動していないままで戦い、そして勝利したので、

生徒達はおろか、IS学園勤務の先生達にまで、

ルドガーとそのルドガーと対等に渡り合えるディセの実力に感服していたのは言うまでもなかった。




次回

救世主と剣道少年(+高貴な令嬢)

取り敢えず此処まで。
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