Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜   作:かもめカメ

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と言う訳でまた投稿します。
今回は不人気ヒロインと呼び声高い少女と、プライド高い少女の登場ですが、はっきり言います。

…これって、原作とかけ離れてない?そのぐらい性格可笑しいよ⁈

そんな感じの話になっていますので、お気をつけを。

では、どうぞ。


救世主と剣道少女(+高貴な令嬢)

ーーーーーSIDEtoディセ

ルドガーとの手合わせを終えてから早くてもう1週間。

 

ルドガーとの手合わせはまずまずの出来だ…だが、それでも敵わないのは事実…

このままだと、救いたい命も救えない…

如何すれば良いものか…

 

「?…おーい!ディセ〜!」

 

「…ん?」

 

俺を呼ぶ声がしたので、俺はその声の方に振り向くと、そこには…

ポニーテールで髪を纏めた女の子…箒だった。

箒はそのままこっちに来たので、

俺は立ち止まり話をし始めた。

「如何したんだ?束の妹さんよ?」

 

「⁉︎な、何故姉の名を⁈」

 

…動揺してるよ…。

篠ノ之って、そう簡単に見つかるような苗字でも無いだろ…普通。

「あんたも束さんも同じファミリーネームを持ってるからなんとなくだよ。

それよりも、俺になんか用か?」

 

俺はそうやって話の内容を受け流した。

本当はその本人に会ったんだけとな…入る前に。

すると箒は話をしてきた。

 

「あ、ああ…そうだな…。

そう言えば、ディセは刀を使っていたから、刀の扱いに長けているのかと思ってな?」

 

…ああ、そう言う事か…。

まあ、刀を使える事は使えるが…

「生憎、刀に関しては俺の仲間が使用していてな。そいつらの技をダビング…要は真似しただけだ」

 

「なんと!真似しただけでそんな風に使いこなせると言うのか⁉︎」

 

…うーん…あっているような、そうでないような…。

まあ、良いか。

「それに俺はどちらかというと剣が得意だ。

後は、拳に拳銃、弓や斧に短剣、杖が得意武器だな…

刀は主に護身用か、暗殺…ううん、なんでもない。

そんなぐらいだし、後は槍にハンマーも多少なりとも扱える。

重火器?だったか?

そちらのお得意武器だけは俺には向いていないけどな…」

 

「…なんか、いろんな武器を扱っているんだな。

…?杖と言っていたが、それは如何いう事だ?」

 

⁉︎しまった!やっべぇ!

この世界ではマナらしきものがある事はあるけど、

魔法はこの世界では皆無に等しいと言われていたな…

ロマンチック的な存在に関する事だとも言われていたような気もする…

兎に角、俺やべぇよ!

 

「まさか……」

 

⁉︎ギクッ!まさか…バレちゃうのか⁉︎

ああ、俺の人生…終わった…

あ、いやここは現代語で言うならオワタやorzになるのか…

 

「杖って、木刀と似たようなものなのか?」

 

…………え?

その時、一瞬頭が呆然としていた。

だが、すぐに元に戻し、

「え、ええ!そ、そうなんですよ〜!」

 

とか言って、焦りながら誤魔化した。

いや敢えて言おう……

 

絶対にバレてしまったと。

だが、

 

「そうか!なら、今度剣道場に来てくれ!

ディセの剣術を見てみたいからな!ではまたな!」

 

と言って、そのまま自分の寮部屋へと帰って行った……。

 

……え?……えええ⁉︎

まさかの気付いていなかったパターン⁉︎

 

はぁ……まあ、何はともあれ回避する事が出来たのは良しとして、

剣道場か…行ってみようかな……

 

そう言うと俺は教室へと足を運んだ…。

え?なんで寮の方じゃないかって?

……忘れ物を取りにだよ!

 

ーーーーー

そして、翌日の放課後。

俺は教室から剣道場へと向かっていた。

因みに俺は今1人である。

何故かって?それはだな……

 

セディはこの世界で早速クラスに馴染んで、今では「最強の兄を持つアイドル娘」とか言う変な称号を貰っていた(本人は自慢していたけどな)。

後は2年で生徒会長をしている楯無さんとは同じ姉として友好的に話していた。

 

ラザリスはラザリスで、あまりクラスに馴染んではいなかっただけに「クールシスター」とか言われている。

後は4組の簪とか言う…あのルドガーの本気を目の当たりにした唯一の4組の生徒…とは同じ妹としての立場とか、同じ性格が幸いな事に意気投合していた。

 

俺はそんな2人と共に行こうと思ったが、

俺は敢えてそんな事はしなかった。

ここでも、友達を作って欲しかったからだ。

 

自分のいた世界…ルミナシア。

なのは達と出会った…第97管理外世界「地球」。

 

そこでは彼女達はあまりクラスに馴染もうとはしなかった。

だから、この際だから友達をいっぱい作って欲しいと言う…

兄としての切なる願いでもあった。

 

 

だから、俺は2人を置いて、校内地図を片手に剣道場を探していた。

 

すると、そんな俺の所に…

 

「ディセさん!」

 

と、どこか上品な声を発しているのが分かったので、その方を見ると、

金色の髪に青のカチューシャを付けている高貴なオーラを醸し出していた女の子…セシリア・オルコットが俺を呼んでいた。

「如何した?オルコット令嬢」

 

俺はセシリアのファミリーネームで呼んだ…

何故か令嬢と言う言葉を用いて…。

まだそこまで親密にはなっていないのに、何故かそう呼んでしまった。

 

「セシリアで構いませんわ。

それよりも今からどちらへ行かれようとしていたのでしょうか?」

 

セシリアは名前で呼んでも構わないと言い、

そして告げ口に何処へ行くのかと聞かれた。

 

「これから、箒さんがいると思わしき剣道場に行きたいのですが…

所謂「迷子」でして…」

 

と、俺は何気に謙虚さで、話した。

 

意図してやっている訳では無い。マジな話だ。

この場所……校内の構造が入り組み過ぎてる!

それなのに、この学園の生徒達はまるで自分達の庭のように普通に生活しているのだから驚くしかない。

 

「なら、私が連れて行ってあげましょうか?」

 

と、セシリアがそう言ってくれた。

 

セシリアさん!貴方はなんと広いお方なんだ!

 

「お、おほほ…。心が広いって言っていますけど、私はそこまで広くはありませんよ。むしろ小さい方ですよ?」

 

!…ありゃ?なんで俺の心の声が聞こえたんだ?

え?顔に書いてあるからじゃ無いのかって?

…あり得る…。

 

「さ、箒さんがお待ちになっている筈でしょうし、参りましょうか?」

 

「お願い致します。セシリア令嬢」

 

「その令嬢と言うのはなんとかなりませんか?」

 

「その…貴方からロイヤルオーラが見えたものなので、つい……」

 

セシリアが箒がいる剣道場に参ろうとして俺は同行する事になった。

 

そして、俺が令嬢と言うのにやや抵抗感があったそうだが、

俺がマジに言った事で、少し頬を紅く染めていたのは言うまでも無かった。

 

ーーーーー

そして、剣道場に着いた。

そして、一言呟かせてくれ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かりにくいよ‼︎

 

結局、10分間も捜索に時間がかかってしまった。

けど、もしセシリアが教えてくれなかったら、今日一日探し回っていた事だろう…

なので俺はセシリアにお礼を言った。

「ありがとうな!セシリア令嬢!」

 

「どういたしましてですわ♪それと今度から令嬢と呼ぶのは2人だけの時でよろしいですか?

その…ちょっと恥ずかしかったものなので…/////」

 

お礼をしたら、セシリアがそう言って顔を紅らめていた。

成る程…あまりこう言うことに耐性が無いのかもしれ無いな。

確かに高貴な雰囲気を醸し出しているけれど、周りの女の子達には信頼関係があるから、そう言われると少し気恥ずかしいのかもしれ無いな。

「…分かった。じゃあ俺と2人だけの時には令嬢って言っても良いんだね?」

 

「ええ、お願いしますわ。それと話が変わるんですけど、

私にもディセさんの強さが見たいのですが、よろしいでしょうか?」

 

そうセシリアが聞いてきたので、俺は直ぐに

「減るもんじゃないし、別に良いよ」

と言うとセシリアは笑顔を見せて少し興奮していた。

何気にこんな笑顔…俺は好きなんだな…

なのはの時のあの太陽のような笑顔や、

カノンノの時のように真っ直ぐに輝いた笑顔…

 

カケル達の未来へと紡ぎたすような笑顔。

キリト達のように死との隣り合わせの際にも、

それでも温もりを感じさせるような笑顔…

 

どれも素晴らしい笑顔だ。

俺はこう言う時のために戦ってきているのかもしれ無いな。

 

「!…あ、あの〜…私、変でしたか?////」

 

と、我に帰ったセシリアがそう聞いてきたけど、俺は

「いや、ただ笑顔が可愛くて、上品でそして何よりも優しかったからついな?」

と、言うとセシリアの顔がさっきよりも顔を真っ赤に染まっていた。

もしここにルドガーの兄・ユリウスがいたら、

 

「お!こんな所に人の顔をしたトマトが!」

 

とか言ってそうなくらいにまで真っ赤に染まっていた。

 

「さて、行こうか?」

 

「あ、はい!」

 

そう言うと俺はセシリアと一緒に剣道場に赴いた。

 

ーーーーー

そして剣道場に入って見た光景。

一言で表すなら……

 

 

 

 

素晴らしい。

 

これで充分だった。

そうしていると、

 

「?……!ディセ⁉︎それにセシリアも!」

 

と、遠くにて素振りをしていた箒が驚きながらもこちらに気付いてやってきた。

そして、何故こんな所にいるのかの経緯を粗方話した。

昨日、剣道場に来てくれと言った事。

そしてその剣道場に赴こうにも迷子になり、

その時にセシリアと出会い。

セシリアと共に剣道場までやってきた事を話した。

因みに説明の際はセシリアを普通に呼び捨てをした。

今は2人だけでは無いから。

そうして話を聞いた箒は、

 

「来てくれるとは流石に私も思わなかったが、そうかそうか!

流石男だな!一夏とは大違いだな!」

 

と、感心していた。

だが、一夏と大違いとは如何いう意味なのか?

そこで、

 

「一夏とは大違いって?」

 

俺はその話をした。すると、

 

「一夏はちょっといや、度が過ぎる程鈍感なんだ…」

 

はい?

まあ、鈍感なのは授業を見て分かった事だから、あまり大した事じゃ無いな。

 

「普通に約束事を忘れていますし…」

 

それは行けないぞ。うん。

俺だって約束事をした時はカレンダーに書いているぐらいこまめにしているぞ。

 

「しかも、運が良いのか悪いのか…

ひょんな事で発揮するラッキースケベでもあるし……」

 

ら、ラッキースケベ⁈

そんなもん背負ってるのかよ、あいつ……。

 

「終いには女の子の裸体をその時こそ手違いで起こってしまったのですけれど見ましたし……」

 

はぁ⁉︎なんだよそれ⁉︎

最早犯罪レベルまで行ってやがるだと⁉︎

よし!俺が取っ捕まえてやる!

 

「⁉︎ちょっと待てディセ!」

 

「こちらの不手際で起きた事なのですから、一夏さんのせいではないのですよ⁉︎」

 

「……え?そうなの?」

 

そう言うと俺はその怒りを納めた。

兎に角、一夏の奴、完全にハーレムになろうとしていないか⁉︎

下手したら、この学園全部乗っ取るつもりじゃないのか?

 

と、そう思っていたら、2人は俺の顔を見て、如何やら俺が言いたかった事を否定した。

 

「あいつは先も言ったが、鈍感だ。

唐変木だ、朴念仁だ。

だから、お前の考えてるような事は少なからず一夏には無い」

 

「才ですか……」

 

「それよりも早く見せて下さいませんか?

ディセさんの実力を!」

 

「ああ、そうだな。防具は如何する?」

 

と、言って本題の方へと話をし始めた。

 

「防具はありでお願いします」

 

「分かった」

 

そう言うと箒は更衣室から剣道に使う防具一式を持って来た。

それでは早速着替えるとしよう!

そうすると、

 

「⁉︎ちょっと待て!ここで着替えなくても⁉︎」

 

「ちょっとディセさん⁉︎」

 

2人が同様しているが時既に遅しだ。

 

「なんか言ったか?」

 

「「着替えるの早っ(早いですわ)⁈」」

 

着替え始めて早10秒……うん、常識外れだ。

 

それだけで下地は着替え終えたのだから、驚かれて当然だ。

 

「さ、始めるか?」

 

俺はそう言うと箒も直ぐに我に振り返って、「あ、ああ分かった」と言って、俺と反対の方へと歩んだ。

 

その間に俺はその他の防具の部分を嵌めていく。

面についている紐はセシリアにお願いして、通す所までさせてあとは自分で結った。

 

「準備はいいか?」

 

と、対面の場にいる箒が声を掛けたので、俺は直ぐに手を挙げて了承のサインをとった。

 

そして、お互いそれぞれの間の距離を縮めてそして中央まで歩み剣道の一通りの作法をして、構えをとった。

え?何故知ってるかって?

…伊達に士郎父さんから教わってはいないんだよ!

 

さて、構えをとったのは良いが、

箒は上段の構えと言う剣道をやる人達にとっては非常にポピュラーな構えをとったのだが、俺の構えは左手で持って、そのまま竹刀を肩に乗っけている構えをとった。

…所謂「ローウェルスタイル」と言う奴だ。

 

「⁉︎お前、ふざけてるのか⁈」

 

「ふざけてたら、さっきの作法の時に既にふざけてるっつうの」

 

当然箒は怒る。けど、俺は適当な事を述べたので、箒は渋い顔をしていた。

 

「言っておくけど、この構えも俺の仲間の構えを模したスタイルの1つだよ。

所謂「スタイル」と言う奴だよ、お嬢さん?」

 

「……はあ…。

そう言う事にしておくか。

なら、遠慮なくやらせてもらう!」

 

「OK、OK。飛ばして行きますか!」

 

そう言うと俺も箒も準備を整え、そしてセシリアが合図をした。

 

「…では……始め!」

 

それを合図に異色な剣道が始まった……




箒の正統の剣道に対してディセは自分の仲間であるユーリと同じスタイルで挑む!

次回

正統派の刀VS変幻自在な刀
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