Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
と同時にサブタイ通りあの人出ます。
「おかえりなさい♪」
「…なんでさ……」
やあ、読者諸君。それとISファンの諸君。
魔導師である高町ディム・センダースだ。
さて、冒頭でいきなり変な感じになっているのはどうしてか、気になるか?
では、敢えて言おう…変態が俺の部屋に居ます。
因みに俺が言った台詞は、某半人前の魔術師の口癖なんだが……はっきり言おう…本人そのものだ。また中の人ネタらしい。
はぁ〜…。作者にはつくづく呆れる。
「ってちょっと⁉︎私は変態じゃないからね!」
「裸エプロンの格好で、玄関先に堂々と上目遣いでこちらを見上げる、痴女の何処が変態じゃないと言い切れるんでしょうかね〜〜?」
(^_^#)
「うぐっ……」
と言うよりこの女、明らかに俺の顔を見て推察したな…!
こう言う事するのは大抵、凄腕のスパイがやる癖の一つにしか過ぎない。
とそれよりも…この女…何しに来やがった?
取り敢えず俺は話だけ聞く事にした。
「取り敢えず着替えて下さい…更識楯無生徒会長」
「水着着てるのに?」
「着ててもです。それと、俺は小動物系が好みなんで、貴方の見てもそっちが得する事は何一つ無い事をご了承して下さいね」
「な⁉︎それどういう意味よ⁈」
「言葉通りのままですけどね〜?あ、簪さんだったら「簪ちゃんには指一本触れさせないわよ‼︎」…予測済みかよ…」
「それよりもお姉さんと遊びま「風俗紛いな事してると退学になるのでは?」…うぐっ…そこを突かれるなんて……シクシク…」
さあて、飯の支度支度〜♪
嘘泣きじゃなくて本当に泣いていたら気遣うんだけどな〜。
因みにこの女…更識楯無の事は俺も知っていた。
あんなにも堂々と有言実行する程の超お気楽生徒会長は初めて見たもんだ。
そんな訳で俺はこの女の事を知っているのである。
後は彼女の妹…かんざし?だったかな?
え?なんで憶えきれていないかって?
漢字が
難しくて憶えきれるか!
因みに一夏の名前はすぐに憶えたぞ?
多分、男同士だからだろうな〜?
ーーーーー
その後、生徒会長こと楯無さんと一緒に2人で飯を食った。
セディ達はルドガーの所で晩御飯なので、帰りが遅い。
因みに今は午後7時を回ったぐらいだ。
食事時に楯無が俺の飯を食えば食うたびに思いきり挫折と同時に恨みを持った目付きで俺に向けて来たのは言うまでも無い。
…ったく、今時自炊出来ない男子はいないと思うんだけど?……一部除いてはだが。
そしてお茶を一服取った後に本題に入った。
因みにこの生徒会長さんは今はセディの服を借りて着ている。
サイズ的にも意外とピッタリだったので、それはそれで良かったが。
「(ズジュジュジュ…)ふぅ…さて、俺になんの用だ?」
「ええとね…単刀直入に言ってもいいかな?」
「ご自由に」
「んじゃあ…生徒会に入らない?」
「………………唐突過ぎだろ」
在ろう事かこの生徒会長、俺を生徒会にスカウトさせて来やがった。
なんでさ……
……最近この台詞を言うのが多くなったな…。
「実は色々あってね〜?貴方って部活に入っていないなぁ〜って思ったからね?だから!」
とか言いながら、扇子を取り出すや広げるとそこには『お願い♡』と堂々と書かれていやがった。
何処ぞの編集長か、てめぇは。
でも確かに、俺は何処の部活にも入ってはいない。だが!
「はっきり言ってお断りします」
「嘘⁈なんで⁉︎」
俺はその誘いには動じない事にした。
因みにセディはアイドル部なるものを立ち上げてしまったのだが、これが意外にも好評価で卒業真近な三年生達まで入部して来たぐらいだ。
ラザリスは工学部に入部している。メカニック関連に関して習いたい事があったから入ったんだが、ラザリスにそれ教えたら多分2カ月も経たない内にすぐに辞めるだろうな…彼奴の頭脳は半端じゃないからな。2カ月でマスターするかもしれない…うん。するな、絶対。
そしてルドガーことクルスニク先生はと言うと体育系部活のトレーナーコーチを請け負っているのである。本人は「やります!是非やらせて下さい!」と懇願していたからな。
どれだけ働けば気が済むんだよ、
厨房に行けばシェフになり、教室に行けば副担任、
部活動ならコーチをやるって…幾ら何でも働き過ぎだ!
過労死になる奴No.1は伊達では無いと言いたいのか⁉︎
と、ここ最近の俺はそう思っている。
因みに俺は所謂帰宅部である。
さて、話が脱線してしまったので、戻すとしよう。
楯無が驚いた。その際に扇子を裏返して『なんで⁈∑(゚Д゚)』って書かれていた……どんだけ用意周到なんだよ⁈
と言うより俺は確信してしまった…
こいつ、絶対に扇子を水着の中に忍ばせてるな…と。
そう思いつつ、仕方なく俺は理由を話した。
「先ず第1に、俺は筆記関連に関してははっきり言って無能で、頭まで身体を動かさずにはいられない脳筋野郎なんだよ」
「それなら一夏君もあんまり変わんないわよ?」
そう来たか……だが!
「あのな!彼奴に出来て俺には出来ないのか?って思ってるのならそう思っておけば良いさ!
俺は体育系に関しては彼奴より上でもな、筆記系に関しては彼奴と雲泥の差があるんだぜ?」
「そんなものなの?」
「そんなものです!という事でこれが第1の理由。
二つ目!まあ、これが真の理由なんだけどな?
俺はいつも外出届を出しているのは何故か?
これは知っているだろう?」
そんな風に簡潔に纏めて俺は2つ目の理由を質問形式で話した。
「えっと…買い出しをする為?」
ほぉ〜?観察してきた訳では無いようだな?だが!
「半分正解にしとこうかね?」
「なんで⁈」
答えは…
「もう半分の答えは他の皆の軽いお願い事を叶えてあげてる事だ」
「…子供っぽいわね…」(・・;)
そう言わずに話聞けよ?シスコン生徒会長。
「軽いお願い事ならって言ってんだ。現にほいこれ」
そう言うと俺はある物を楯無に渡した。
長方形でリボンをラッピングしてある。箱は透明で中には簪が入っていた。
簪には綺麗な花の飾りが付けられていた。
そしてラッピングの所にはピンクの紙が挟まれており、そこには
『簪ちゃんが喜ぶプレゼントが欲しい♪』と書かれていた。
「え?…これ…!まさか⁉︎」
お?如何やら心辺り有りって感じだな?
「そのまさかさ。これはお前さんのリクエスト『簪ちゃんが喜ぶプレゼント』って書かれてあった紙があったから、俺はそれを買いに行く。
その為に俺は外出届を出してるんだよ」
「まさか…貴方があの
叶箱。
それは俺がこの世界に来てから、設置した箱の事。
俺って昔から人々が喜ぶような事が好きだったからな。今回は目安箱形式でやって見ようと考えたのだが、思った以上の好評価だった。
やり方は先ず、
①紙に自分が欲しい物を書き、箱に入れる。
↓
②俺が放課後、その中身を取り出して、一枚一枚メモを取って確認する。
↓
③土日に外出届を出してドライビングがてら欲しい物を集める。
↓
④帰宅後、一つ一つにラッピングを施して行く。
↓
⑤最後に①で入れた紙を添えて下駄箱に忍ばせておく。
※食べ物の際はミニクーラーボックスの中に入れて忍ばせておく。
これが一連のやり方だ。
苦労がある分、貰った人の笑顔を見たら、やり甲斐があるのである。
しかも、預金はまだまだ有り余っているので、一部を除いてはほとんど使用しているような物だ。
「そう言う訳。だから「だったら尚更生徒会にスカウトよ!」…はい?」
こいつ…まだ諦めねぇのかよ⁈
「私もそう言う事したいけど、財政難って言うじゃない?だから、大それた事が出来ないのが現状なのよ〜」
ほぉ…金に目が眩んだが…俗物が。
「でも、貴方が入れば…「言っておくけど、そう言う時に使う金なら俺は却下させるからな」嘘でしょ⁈なんで⁉︎」
なんで?簡単だろが!そんなもん小学生でも分かるぞ‼︎
「金に目が眩ん出るなら、その目をしっかりと洗ってから出直して来いっての。それで良くも生徒会長を名乗れたもんだな?
更識楯無いや本名更識刀奈…
いやこっちの方が手っ取り早かったな?
第17代更識当主
「⁈なんで…その事を⁈」
なんで?簡単な事さ。
「伊達に忍者やってた訳では無いんでね☆」
「……嵌められた…」
お褒めに預かり光栄至れりであります。
「ん?忍者?」
「知らなかったか?俺は剣士にガンマン、弓使いに格闘家は勿論だが、偵察兼暗殺として忍者と言う職に就いた事もあるんだぜ?」
「その歳で幾つの経歴を持っているのよ⁈」
伊達に多彩魔導師として言われてはいないんだよ〜だ!
それに…
「さっき言ったのはほんの一部だぞ?い・ち・ぶ!」
「……凄すぎる…」
まぁな?その分、学生としての経歴が浅はかなのは否定出来ないけどな。
「と言うわけで、俺は何者にも縛られたくは無いんでな!
生徒会へのスカウトは無かったという事にしとくように。異論は?」
「……ありません」
さすがの楯無改め刀奈もこれにより異論は無く、かなり落ち込んでいた。
無理も無いさ。得意な諜報が相手の掌で踊らされていた事に今更ながら気付かされたんだからな。
「んじゃそう言う事で、はい出て行った!出て行った!」
「え?ちょっ⁉︎いきなり⁉︎」
用件を済ました俺は楯無さんを無理やり引きずって、玄関先でぽいっと投げて、そして扉を閉めて鍵を掛けた。
楯無さんが扉越しに何か言っているが俺は気にしない。
何故なら正直あの後、ヤりかねなかったからな〜……。
あんなセクシーボディで迫られたら、
男なんて直ぐに襲いかかるもんだっての!
幸い俺は愛しき人がいるからそこまで無かったけど、正直後一歩遅かったら…獣になっていた筈……危なかった〜。
それに襲ったとしても、その状態から千冬先生が突然入ってきてからの攻撃を完全に避けきれねえしな。
まあ、受けても身体が化け物クラスなので、傷一つ付かないのは確かなんだけどな。
でも、生徒会長の性格には改められるいい機会にはなったな。
本来ならあの叶箱は書いた本人の願いを叶える為の物。悪く言うつもりも無いが、はっきり言って貪欲そのものと言っても過言では無い。
だけど、楯無さんは違った。
楯無さんは自分の願い事は一切書いていない。
だけど、家族であり、妹の簪にはとことん甘く、それでいてその妹さんの事を想っているのが紙を通して分かった。
生徒会長としてでは無く、1人の姉として接している。
そう感じる文面だった。
だから、生徒会には入りたくも無いが、依頼としてなら、手伝ってあげなくも無いのかもしれ無いな…
……なんでだろう……俺って…
兄弟姉妹持ちの人達とは何かしらに縁があるのはどういう事なんだろうな……それだけは分からんな…うん。
と、そんな事を考えていてふと思い出した…
「…セディの服、返して貰ってねぇわ…」
まあ……大丈夫でしょ!
因みにその後、事情を聞いたセディからフルボッコにされて、その日の内に返してくれました。
作者の野郎…ここ最近の俺の扱いが酷えぞーーーー‼︎
なんでこうなるんだよ〜〜〜〜⁉︎
ーーーーーSIDEto楯無
あの子…ディセ君は中々の逸材ね…。
簪ちゃんから聞いたけど、織斑先生の攻撃を完全に避けてはそこから反撃する力を秘めていたって言っていた。
おまけに先日赴任して来たばかりの男性教師兼シェフのルドガー先生に対しては互角の勝負を繰り広げていたって言っていたわ…。
全く持って侮れ無い相手だわ…何者なのかしら?
其れはそうと…
ディセ君、私のお願い事は叶えてくれたんだ…
簪ちゃんにこれをつけたら……ああ、駄目だー!
簪ちゃんが更に可愛くなっちゃう〜〜////
ディセ君ってセンスあり過ぎよーー‼︎
……でも……嬉しいな///
えへへ///……じゃ早速簪ちゃんにプレゼントよ〜‼︎
そう言うと私はうきうき気分でその場を後にした。
……其れから数10分後に、セディさんが来た。
その際に、身体全体に青い痣が山程出来たディセ君を引きずって来ていた事に私は正直こう思った…
(もしかして……妹には弱いの、ディセ君って……)
着ていた服を返却しセディさんが去る際にまたディセ君は引き摺られていたのは気の所為にしておいた方が身の為だと改めて思ってしまった事でした…。
妹には頭が上がらないのね…
と言う訳でまた連投だ。
次回
シフト・ザ・IS
次回、久方ぶりにディセの
と同時に変化が…!