Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
ディセ「なに"伝説の傭兵"風に言ってんだよ、この阿保作者」
ガーン…
ディセ「ってな訳で、今回は1章こと選ばれしドライバー編で活躍した愛車の登場だ!」
「よろしくお願いしますわ」
「こちらこそな!」
さて、俺は今、何をしていると思うか?
※因みに場所はアリーナと呼ばれている場所に今俺とセシリア嬢はいる。
答えは、セシリア嬢との1VS1の非公式試合を執り行っている。
ちゃんと千冬先生から許可を得ている。
それに審判はルドガーだ。何の問題もなく公平にやってくれる筈さ。
え?いきなりすぎて分からん?仕方ないか…
ーー回想ーー
事の発端は今朝方である。
「え?対戦して欲しい?」
「はい!そうなのですわ!」
朝のSHRが終わり、次の授業準備をしている際にセシリアから声を掛けられたのだ。
話を聞く限り、如何やら数日前の箒との剣道戦の時の俺を見て、何かが目覚めたようだ。
その後、少し悩んだけど…
「うーん…なら、ISを用いてやってみるか?」
「⁉︎ISをお持ちなのですか⁉︎」
俺は条件をつけて了承したんだけど、セシリアが驚いていた。
おいおい…ISが無かったら、俺は流石にここにはいないって。
「では、放課後はアリーナにてお待ちしておりますわ!」
そう言うとセシリアはすぐに席に戻っていった。
放課後か……間に合うのかな…IS。
そう。この時点で俺のISはまだ所持していないのも同然である。
今現在は、俺たちの別荘を勝手に使用しまくっているDr.ジェイルのハニーこと篠ノ之束さんが俺が今回デバイスとして持ってきていた車・ヒョウエンを改造しているのだが、果たして間に合うのだろうか……。
因みになんでヒョウエンが?と思っているだろう?
理由は簡単だ…構造が似ていたから。え?理由になっていない?気にしたら負けなのだよ?少年少女達よ。
ーー回想ENDーー
と言う訳である。
……え?今の俺の状態を聞きたい?しゃあないか…
俺は手には何も持っていない。強いて言うなら、腕輪型のデバイス・アルマと腰には左右非対称の籠手型武器・タイラントナックルを装備しているだけだ。
もう気付いただろ?
俺は今、ISを一切使ってはいないのだ。
でも、昼休みの時に篠ノ之さんから機械で出来たリストバンドを届けてくれたのは驚いたが。
多分、この後、必要になる…筈。
もうそろそろ……
(マスター…遅くなりました。準備完了です)
と、言っている側でナイスタイミングだ!アルマよ!
「さて、ようやくだな…」
俺はそう呟いた。
その一言にセシリア嬢は首を傾げた。
因みにこの戦いを見ようと学園の生徒全員が観戦しに来ているのは驚きようだ。
だが、俺にはそんな事は如何でも良い。
俺の新たな力…見せてやるぜ!
…とその前に。たまには洒落込もうでは無いか!
そう言うと俺は喋った。
「レディース&ジェントルメン!ボーイズ&ガールズ!
大変長らくお待たせしました!
今の今まで隠していた俺の、俺による、俺のためだけの専用機!
我がISをお見せ致しましょう!」
「「「「「「‼︎‼︎⁉︎」」」」」」
「⁉︎…貴方のISを…見せてくれると言うのですの⁉︎」
俺の言葉に会場全体が驚きの目をしてくれている。対戦相手であるセシリア嬢もだ。
「YES of course!それと同時に、此処にいるセシリア・オルコットはこの俺のISと戦える記念すべき第1号!
存分に楽しんでくれよ!」
さて、前振りの余興はこのくらいにするか!
「さて、お待たせしました!では登場しましょう!
カモン!マイIS!……ヒョウエーーーーン‼︎」
そう言った……
・
・
・
……何も来ない。
「……え?……貴方のISは何処ですの⁉︎」
セシリアが真っ先に我に返って俺に向けてそう言った。
それを皮きりに、皆も我に返って、俺の方を見てくる…
けど、観客席にいたルドガーやセディ、ラザリスはじっくりとこちらに目を向けていた。
…まあ、慌てなさんなって。
そう思っていると…
ブゥゥゥゥーーーーーー‼︎
「「「「「「⁈」」」」」」
「⁉︎何ですの⁉︎」
「お?来たな」
そう言うと上空から1台の車がやって来て、見事に着地した。
流石、ヒョウエン!
俺はそのままヒョウエンの上へと駆け上がる!
そして真ん中まで来て、俺は喋り始めた。
「お集まりいただき誠にありがとうございます!
ご紹介しましょう!これこそ!私のISことヒョウエンです!」
「⁉︎嘘も大概にしてほしいですわ!」
と、セシリアがパフォーマンスの邪魔してきた。
「それの何処にISの機能があると言うんですの⁉︎
見た目はまんま車ですわよね⁉︎
そこからISに変えようとお思いなのですか⁉︎」
成る程な〜でもこれには秘密があったりするものさ♪
女は秘密がある方が美しいと言うけれど、
男にだって、秘密の一つや二つあっても良いでは無いか!
「そのまさかだよ?…セシリア・オルコット!」
「⁉︎」
その一言にセシリア嬢はまた驚いた…驚き過ぎだっての。
「それではとくとご覧あれ!」
そう言うと俺は右手の拳を上に掲げ、左手で狙いを定めた。
狙いの先にはマークがあり、そこに狙いを定める。
「ヒョウエン!シフト・ザ・IS展開!」
そう言うと俺はそのまま右手でそのマークに拳を叩き込んだ!
ーーーーーNO SIDE
それと同時に車が瞬時に変形し始めた。
スクラップのようにペシャンコになるのではなく、機械がまるで生命体になったかのように、徐々に変わり始めていく。(某米国ヒーローの○イ○ンマンのように)
その様子に観客にいた学園の生徒や職員はもちろん、ルドガーやセディ達も、そして1番の特等席にいるセシリアでさえも驚いていた。
みるみると異様と化していく車。
そして徐々に俺の身体にまとわりついていく。…いや、形成していっている。
そして無事に装着された。そこにいたのは…
左側は青くて冷たいしかしそこに和みがあるかのような氷を思わせるような翼と、右側の方はというと紅く熱くそれでいて燃え上がるような闘気を醸し出したかのような翼が一対となっていて、
腕にはそれぞれ炎と氷を見立てた鋭利な刃物らしき棘があり、
胸当てはまるでルビーのような輝きを放っていて、下半身は逆にサファイアを連想するような輝きを放っていた。
肩も翼と同じ配置のように左には氷、右には炎のようになっていた。
それを見たセシリアは驚いていた…
「こ、これが…ディセさんの…IS……」
そう呟いていた。
「これが俺のIS…ヒョウエン・ISシフトだ!」
ディセはそう言った後に続け様にこう言った。
「さあ!ショータイムの始まりだ!」
それを聞いたルドガーは審判の仕事をし始めた。
「…では、これよりディム・センダースとセシリア・オルコットによる非公式試合を開始する!
制限時間は10分!
先に相手のシールドエネルギーを0にした方が勝ちだ!
尚、身体を負傷させる行為をした場合、した側の方が負けになるので注意するように!
では両者構えて!」
そう言うとセシリアは自身のIS《ブルー・ティアーズ》の主兵装武器《スターライトmarkⅡ》を展開した。
対してディセはと言うと、腰に手を当てて、そこから、
カチャッ!
と言う音が鳴り、そこからファイティングポーズを取った。
更に目を凝らして見れば、両手には腰にぶら下げていた左右非対称系籠手型武器《タイラントナックル》を装備していた。
そしてその両手を前にやり、拳を構えたスタイル…セネルスタイルで構えた。
「なっ⁉︎…それが貴方のやり方なのですね」
セシリアは一瞬驚いたのだが、直ぐに冷静になって対処し始める。
するとそこから、
「…アルマ…アロー・モード」
【了解。アロー・モード展開】
そう言うとディセの右手に嵌めてあった腕輪が光り輝き、そこから形を変えて行く…
そして現れたのは、
大きく湾曲して、弦が張ってある武器…弓が現れたのだ。
「⁉︎ゆ、弓だと⁈」
それを見た箒は驚いていた。
弓とは元来、古き時代から使われ続けている武器。
だが、銃と言う武器が現れてからはごく僅かになってしまっていた太古の文化である。
それをディセは顕現させたのだ。
「弓は変幻自在な動きを見せる遊撃手…
敵は空から奇襲するぜ?」
そう言いながらニヤニヤと不敵な笑みを浮かべるディセ。
セシリアはそれを見て一瞬、怯んでしまったが、直ぐに戻った…
と、その時だった。
「戦闘、開始‼︎」
ルドガーの一言により、戦闘が開始されたのであった!
ヒョウエンまさかのIS化⁉︎
こんな展開有りで良いんですか⁈
良いんです!
ディセ「今度は博多の有名お笑い芸人か?」
ガガーン…!て言うか、何で分かる訳⁉︎
ディセ「そう言う口調で言っているからだろ?」
そうですね…。
ディセ「と言う訳で次回
弓&格闘術VS狙撃術&ビット
またな」