Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
それはこの世界でも同じ事が言えるいや、言えたのであった…
ーーーーーSIDEtoディセ
久石学園長が行ってから、俺は外の様子を見たいから、ジェイルから支給された携帯型のTVを起動して見た。
そこには黒い機体が暴れまわっていた。
そこに三台の車が現れたと思ったら、変形した⁉
「もしかしたら、この世界の理なのかもしれないよ?」
「そうだな…ラザリス。」
『ドゴォォォン‼』
「あ、終わったみたいだよ」
「ああ、そう見たいだな…」
でも、何だろう…この感じ。
凄く嫌な気配しかしない…
そんな時だった…
ヴロロロロン‼
「⁉」
俺は周りを見渡すと、
俺が気に入った車・ヒョウエンがライトを点けてエンジン音が聞こえた。
もしかして…乗れって言っているのか?
でも…
「兄さん」
「ラザリス…?」
「兄さんは、救世主でしょ⁉
自分の命を犠牲にしてまで誰かを守る…
それが、
だったら、こんな所で油を売ってないで早く行って!」
ラザリス…
「大丈夫…僕は平気だから…」
「…ふっ。
まさか、妹に叱咤されるとは…
俺もまだまだと言う事か…
分かった!行ってくる‼」
「うん…気を付けて…」
「ああ!」
そう言うと俺はヒョウエンの車内に乗り込んだ。
こんな俺だけど…力を…
誰かを守る力を貸してくれ、ヒョウエン‼
ブロロロロン‼
そう言うと俺はヒョウエンを起動した!
ーーーーーSIDEto駆流
っく…!
こいつ…やるじゃねぇかよ…
『おいおい!こんな程度とはな‼』
あれから数分が経った。
けど、あいつの攻撃を簡単にいなしきれないなんて…
『如何だ!この俺様の愛車…
マグマ・ブレイズは!』
マグマ・ブレイズ…ゼツボー的にカッケー名前だぜ…
『否定して欲しかったけど…』
『それ以上の実力だから如何しようも無いね…』
ああ…と言うより、まずいな…りんね、ソウタ。
『あと少しで大破しそう…』
『こっちももうあまり…』
っく!ごめんな…ライバード。
お前がいながら俺は如何する事も出来ないのか…?
『さて、後はこれで最後だ‼』
そう言うと相手は炎を灯した剣でライバードを斬ろうとした…!
此処までなのか…
その時だった…!
ブロロロロン‼
『あぁ?なんだ、あれ?』
俺達もそっちに振り返るとそこには…
赤と青のカラーリングが施された車が…!
『嘘⁈なんであの車が⁉』
『如何して動いているんだ⁉』
ヒョウエン⁉
なんであの車が⁉
俺達選ばれしドライバー全員が動かす事も出来なかった車がなんで⁉
ーーーーーSIDEtoディセ
ようやく追いついた。
後は実戦でやるしか無い‼
そう言うと俺は赤い車達を斬ろうとした赤と黒のカラーリングがしてあったロボの周りをドリフトした。
『くっ!ちょこまかちょこまかと!』
そう言うと相手は剣を振り下ろすが、そう簡単にやられるつもりは無いんだよ‼
その攻撃を全て紙一重で躱す。
『ああ〜くそ!こうなったら!
マグマ・スラッシング‼』
そう言うと奴は回転斬りと同時に周りにマグマを連想する衝撃波を発生させた。
うわぁぁぁぁぁ‼
…くっ!強い…!
だけど…俺だって負けたく無い‼
でも、如何すれば…
ーハンドルを前に押せー
⁉なんだ…⁉今の声⁉
若しかして、お前なのか…ヒョウエン?
ブロロロロン‼
…そうか…分かった。
なら、その力…見せてくれ‼
行っけぇぇぇ‼ヒョウエェェェン‼
そう言うと俺はハンドルを前に押した。
ーーーーーNO SIDE
そうすると、ヒョウエンは起動を確認したのか、
ランプを一回点滅した。
すると、前輪のタイヤから冷気と熱気が発生、
すると、駆流達と同じ、ゲートを潜り抜けた。
みるみると変わっていくその姿。
左右のカラーリングが別々になった
右手から炎を、左手から氷を顕現、
そして顔らしきものが現れると、
左目から炎を、右目からは氷を思わせるオッドアイに光が灯った。
「な、なんだ⁉この車は⁉」
突然のサプライズにフレイムは驚いていた。
「炎と氷の…戦士…」
そうソウタは言った。
それに頷くカケルとりんね。
「あれが…ヒョウエンの…」
「ジャイロゼッターか…
ゼツボー的にカッケー‼」
…またしてもカケルは違った使い方をしているが、それは今は如何でも良かった。
でも確かにそれはかっこいいと言われても可笑しくは無かったのであった。
すると、上空にいるヘリは現場をウヨウヨと滞空していた。
「ご覧下さい!
アルカディアが誇る選ばれしドライバーが絶対絶命の大ピンチのまさにその時!
赤と青と言う異色のカラーを施した一台の車が超速変形して今!
この場に姿を現しました‼」
…なんとも熱い実況である…。
まるで、ディセの仲間の1人・スタンを彷彿とさせているかのようだ…。
「愛する者を守護する紅き焔の加護と、
仇なす者を滅する蒼き氷結の裁きを与えん…
ヒョウエン!見参‼」
これがディセとヒョウエンとの初めての出会い、
そして初出撃となったのであった…。
ゼロス「ゼロスと!」
ディセ「ディセの!」
「「テイルズオブ・ゴールデンビクトリー!出張版‼」」ゼロス「はぁ〜い♡可愛い子ちゃん達♡またまた俺様の活躍がやってきたぜ!」
ディセ「そろそろ前振り変えたら如何なんだ?ゼロス」
ゼロス「そう簡単に治せると思ったら大間違いだぜ?ハニー」
ディセ「いや、だから俺はハニーじゃないし‼」
ゼロス「うぉぉぉ!久しぶりに聞いたぜ!ディセのナイスツッコミ‼」
ディセ「その為の話か‼」
ゼロス「まあまあ、落ち着けって。
さて、今回はついにお前さんのこの世界の奴とご対面だな?」
ディセ「?」
ゼロス「武器だよ!愛機だよ!デバイスだよ!」
ディセ「何故、お前がデバイスの事知ってるんだよ⁉」
ゼロス「伊達にお前さんの活躍を見たんじゃねぇんだよ!」
ディセ「・・・取り敢えずジュディス直伝…」
ゼロス「Σ(゚д゚lll)って!ちょっと待って⁉」
ディセ「嵐月・燕‼」
ゼロス「ぎょぇぇぇ⁉」
ディセ「取り敢えずそのままにしてろ…
さて、次回は…
炎と氷の
ゼロス「次回も俺様の…」
ディセ「そのセリフはもう聞き飽きた!コハク直伝!砕心脚‼」
キーーーン!
ゼロス「うぐぉ⁉…俺様…もう…ダメかも…がふっ」
ディセ「………。ごめん、やりすぎた…。あそこは駄目だよな…やっぱり」