Talesof・Lyrical spin-off〜救世主の軌跡〜 作:かもめカメ
それと後書きにて重大発表です!
ーーーーーSIDEto駆流
はぁー…暇だな〜
ここ最近、何も起こりはしないしな〜。
あの
「カケルー!」
お?りんね!
「何してるのよ?」
いやな?
「カケル…あんた、変な物でも食べた?」
んな⁉そんな訳ねえだろ⁉
「如何だか…あれ?ねぇ、あれって…ディセさんとラザリスちゃん?」
そう言うとりんねが指を指した方向にディセ兄ちゃん達がいた。
何処いくんだろう?
「何でも、アルカディア学園の周りの周辺を探索するそうだぞ?」
ヘェ〜…って、びっくりした‼
脅かすなよ、シュンスケ!
「別に脅かすような事はしてないんだが…」
「でも、なんで今更?」
そう言えばそうだよな?
「色々と周りながら、何があるのかと言うのを地図に書き記しているそうだ。
ディセはああ見えて、さまざまな世界を渡り歩いていたって、前に言っていたからな?」
ヘェ〜
「あれ?でも、そんな事言っていなかったような…」
「俺だけに言っていたからな」
なんだよ、それ⁉ずりぃ!
「まあ、俺達だけの秘密と言う事らしい」
秘密…?
そう言う風に言い終わる頃にはディセ兄ちゃん達はヒョウエンに乗ってドライブしに出掛けていった。
ーーーーーSIDEtoディセ
取り敢えず、セディ。
この間の模擬戦…如何だった?
「(うーん…フェイトちゃん達よりも遅かったな〜。
けど、一撃一撃の重さは避けただけだけど充分に感じ取れたよ)」
そっか…。
ラザリスは如何見えた?
「特に無いかな。強いて言うなら、機動性はフェイト達の次だね」
そうか…。
この世界の英雄達はスピードがフェイト達よりも遅いが、
パワーの方は中々と言う事か…。
そうこうしていたら、
俺達はとある物件についていた。
ん?ここは…?
「確か…あのハイテンションになったヴァンと同じ声をしていた人が言っていた場所じゃないかな?」
ハイテンションになったヴァンって…。
まあ、否定出来ないがな。
確か名前は…クロード博士だったか?
「(うん、そうだよ。んで、その人が解読に成功した予言版…
"ロゼッタグラフィー"がここに置いてあるって前に言っていたよ)」
そっか…なら、行って見る価値は充分にありそうだ。
そう言うと俺達はヒョウエンから降り、
その敷地内へと侵入した。
ーーー
家の間取り的には中々と言うべきだな。
自然と一体化している家…まさに俺の理想だ。
人と自然が共に暮らせる世界…
それが俺の目指したい目標だ。
人は自然を傷付けてはならず…
傷付ければ自然の怒りを買うだろう…
地震、津波、噴火、台風、数多の厄災が人類を滅ぼすだろう…
人は自然と調和すれば、自ずと厄災は消え失せ…
やがては大いなる空に虹が架かるだろう…
「相変わらず自然が好きなんだね…兄さん」
まあな。
人も好きだ。そして新たな物を作る事も好きだ。
だけど、やっぱり俺は自然と一体化しているような物だからな。
この世界は空気が美味しい。
本来なら車から排出されるガスとかが空気を汚し、新たな災厄を生み出してしまう。
だけど、この世界はそうとは限らない。
何故ならば…先に言った人・クロード博士が予言版に記された物を解読し、そして出来上げた特殊なエンジンコア…
"
そのお陰でこの世界の空は非常に真っ青な天気が見れると言う事になるんだよな。
俺のいた世界は戦争ばかりしていた…
そのお陰でこの世界の空よりも遥かに濁り、そして空は紅蓮の赤へと染まり狂っていた…
俺はそんな世界は嫌だったからな…
尤も今はそんな事はなくなったけどな。
「まあね…あれ?久石学園長?」
そう言うとラザリスが見ていた方向をみるとそこには確かに久石学園長がそこにいた。
「ん?…ディム君、それにラザリス君。
如何して此処に?」
色々散策がてらに此処に寄りました。
「そうか…」
学園長。それは…?
そう言うと俺は学園長が手をかけていた岩に指を指した。
そこには何やらいろんな文字やら設計図みたいなのが描かれていた。
「ん?…ああ。これか…
これこそ、あの【ロゼッタグラフィー】なのだよ」
⁉
「それが…⁉」
「今はその役目を終えて、永い眠りについたのだがな。
だが、今回やってきたあの
何一つ無かった…と言う事ですね?
「うむ。悔しいが…
だが、我々は何時如何なる時でも人々を守る事に徹して来た。
そして何時の間にか新しいエーアイカーを続々と作り上げて来た…
ヒョウエンやエンジェルーナもその内の一台だ。
だが、他の車は学園の生徒が扱えたと言うのに、
この二台だけは言う事を聞かなかった…
もしかしたら…君達と共に行きたかったのかもしれないな…」
…車にも意思がある…と言う事ですね。
今までそんなのはないと言っていた。
けど、今回の事を機に一気に変わりました。
確かにこの世界の車は意思がある…。
俺も似たようなものだから…
そんな時だった。
ヴィー!ヴィー!ヴィー!ヴィー!
⁉まさか!
『総司令!デリート・ザ・カオスが!』
「何っ⁉分かった、すぐ行く!
私はアルカディア学園まで戻る!君達は現場まで行くんだ!」
「了解」
分かりました!良し!行こう、ラザリス。
「うん…兄さん」
そう言うと俺達はヒョウエンに乗り込んで直ぐさま現場まで急行した。
ーーー
そして、現場に来たら来たらでとんでもない状態だった。
目の前に広がるのはもう火の海同然の景色。
救急車や梯子車なんかが人命救助をしていたのだ。
酷い…誰がこんな事を…!
そうしていると、俺はその火の海の先を見た。
その奥にはパトカーのカラーリングをしたパンダ型のジャイロゼッター《パトパンダー》が何かと対峙していた。
『これ以上、周りに被害を加えるな!』
とパトパンダーに乗っている人物がそう言うも、
『ふっ!俺様の獄炎の炎で生きていけないなら、俺様の
と、黒と赤のカラーリングをした三つ首の形をしたジャイロゼッターのドライバーがそう言っていた。
だが、俺には聞き覚えがあった。
間違いない…!
俺がこの世界に来て初めて戦った相手だと。
だが、今はラザリスが助手席にいる。
ジャイロゼッターは、ロボットになる際は特殊な事例を除いては基本、1人で動かさないと行けない。
如何すれば…
「僕は救助に当たるから、兄さんはあのパンダさんと一緒に彼奴を倒して!」
‼ラザリス⁈
「大丈夫…兄さんは…救世主でしょ?」
ラザリス…
分かった!
そう言うとラザリスは車から降りて、俺は超速変形させた。
超速変形‼
ジャイロゼッター…ヒョウエン‼
ーーーーーNOSIDE
ヒョウエンが姿を表した直後、ラザリスの後ろから6台の車がやって来て、それぞれカケル、りんね、ソウタ、シュンスケ、サトリ、ミチノリの選ばれしドライバーがやって来た。
「何だよ、あれは⁉」
「まるで、以前戦ったケルベイザーのようなジャイロゼッターだ」
相手の姿を見たカケルとソウタはそう言っていた。
「ラザリスちゃん!ディセさんは⁈」
そう言うとりんねがラザリスの方にやって来て、ディセが何処に行ったのか説明をした。
その話を聞いたカケルは助けようとしたが、今は人命救助が先とシュンスケに促され、人命救助を余儀無くされた。
ラザリスはりんねの車・ドルフィーネTAに乗り込むと彼等と共に救助活動を開始した。
ーーーーー
一方、ディセの方では、パンダ型のジャイロゼッターの所までやって来た。
「大丈夫ですか⁉」
「君は、この前の⁉」
ディセはその人の状態を確認した。
そのドライバーは如何やら、先日のテレビにて如何やら知っていたようだった。
「まだ戦えますか?」
ディセはそう尋ねる。
「まだまだ戦える!…と言いたかったが、実を言うともうあまり残っていない」
如何やら先の戦いで瀕死寸前の所まで来ていた。
それを聞いたディセはそのドライバーに退避するように言うと、ドライバーは「済まないが、後は頼む…」と、悔しい思いを胸にその場から退いて行った。
「ようやくだな?ヒョウエン…氷と炎のジャイロゼッター‼この俺様のNEWFACE!
ケルベロス・インフェルノを止められるかな‼」
「お前だけは…許さない‼」
実はディセが向き合っている者…
この相手、名はフレイム。
こいつこそ、この世界を脅かしている存在…
その相手…フレイムにディセは怒りの感情が露わになっていた。
何もしていない無実な人の命まで持て余している相手。
しかもそれをヘラヘラと笑っているような奴を見て、
流石のディセも怒っていた。
今まさに2人の戦いが始まろうとしていた…!
続く!
次回
ラザリス 舞う
ーーー
後書き
この《選ばれしドライバー編》はあと4回で終了です。
しかし、ディセンダー達の旅路はまだまだ続きます!
ですが!
…次行く世界…決められません。
ルドガーのあの《審判の選択》をモチーフにしたのですが…
L1…女尊男卑な世界
L2…仮想現実な世界
R1…無限の剣製の世界
R2…狩猟魂の世界
の4つです。
え?なんで普通に言わないのかって?
…ネタバレは極力したく無いからです。
と言うより、ルドガーよりも選択肢多っ⁉
ルドガーでさえ二択なのに…