機動戦士ガンダムSEED ~出動!日本国自衛隊~(現在リメイク中   作:名無之助

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遅れました。微妙かもしれないので、何かあれば感想下さい。


底軌道会戦 2

巡洋艦”筑波”率いる臨時偵察艦隊は、避難民を引き取るため第八艦隊との距離を詰めて行くが、後少しのところでザフトと第八艦隊の戦闘が始まってしまったためそれ以上距離を詰めることができず、戦闘の成り行きを見守る他なかった。

 

「艦長、このままでは避難民が……。」

 

「そんな事は分かっている、が、避難民を救うためとは言え我々から戦闘に介入する事は有ってはならんのだ……。」

 

艦長はそう言いながらも第八艦隊とザフトとの戦闘を監視している偵察機からの映像を真剣な表情で眺めていた。

 

そして何かに気付いた様なそぶりを見せた後先ほどまで話していた鶴岡を見ると直ぐに命令を出した。

 

「鶴岡、艦載機全機発進、待機させろ、第四艦隊は到着までまだ暫く掛かるだろうから、いざとなれば我々だけで対処しなければならないぞ。」

 

「了解です。艦長」

 

鶴岡も直ぐに艦長の意図を察し命令を実行に移し、筑波に搭載されている4機と駆逐艦搭載で偵察に出ている機体以外の機を合わせ6機の白雷が発進し、待機する。

 

「ガルム1より各機、機体の状態はどうか?」

 

「ガルム2異常なし、艦内でのチェックもしたのに心配しすぎでは無いか?」

 

「念には念だガルム2、どうも嫌な予感がする」

 

「了解、ガルム1」

「ガルム3異常なし、隊長の感ですか」

 

「隊長の感は当たりますからね、ガルム4異常なし」

ガルム隊…正式名、月面基地防衛艦隊所属・第八航宙飛行中隊、編成は二個小隊八機で航宙自衛隊において精鋭と言われている。尚、彼等が所属する月面基地防衛艦隊は日本で初めて航宙戦艦が配備され、精鋭と知られているが今回、彼等、偵察部隊を選抜し派遣した他は、月面基地の警備のため動いていない。

アークエンジェル艦橋

 

偵察艦隊がMA隊を発進させた同時刻、連合の新鋭艦であるアークエンジェルの艦長であるマリュー・ラミアスは第八艦隊旗艦メネラオスに通信を行っていた。

 

「提督、本艦はこれより艦隊を離脱し地球への降下シークエンスに入りたいと思います…許可を。」

『自分だけ逃げるつもりか!?』

 

ハルバートンの副官はアークエンジェルが自身の保身のために逃げようとしていると思い問いただそうとするが、マリューの言葉に遮られる。

 

「敵の狙いは本艦です!このまま本艦がここに居ては艦隊は壊滅します‼︎」

 

『変わらんな君は…分かったアークエンジェルの地球降下を許可する。送り狼は絶対に通さんぞ!』

 

「ありがとうございます。提督」

 

マリューはハルバートンに敬礼すると、直ぐに降下に必要な指示を出していく。

 

メネラオス艦橋

 

「宜しかったのですか?提督」

 

「…何が言いたい?」

 

ハルバートンは副官を睨む様に見ながら問い副官はそれに冷や汗をかきながら辛うじて”いえ”とこたえるだけだった。

 

それを見たハルバートンは直ぐに正面に向き直ると毅然とした声で命令を発した。

 

「全艦陣形を組み直し態勢を立て直せ‼︎此処が正念場だぞ!何としてでもアークエンジェルを守り抜く!あの艦は明日の戦局のために必要な艦である‼︎第八艦隊の、地球軍の底力を奴らに分からせてやれい‼︎」

 

 

第八艦隊とザフトの戦闘は苛烈を極めていくのだった。

 

 

 

「グソー轟沈!アルバトス、ヤオスラブ被弾、戦線を離れる!…アルバトス撃沈!!」

 

退避していた戦闘艦アルバトスが撃沈され、同じく退避していた

ヤオスラブもさらに被弾した。

 

「退避中の艦を…おのれクルーゼ!」

 

「アークエンジェルよりメビウスゼロ、ストライク発進!また日本艦隊が戦域に突入してきます!避難民の引き渡しを要請しているようです!ザフトへの発信も断続的に確認!」

 

「何だと!?どう言うこと…」

 

「敵ザフト艦一隻突っ込んできます!」

 

ハルバートンの言葉を遮りオペレーターの声が響く。

 

「なんだと!」

 

「我々と刺し違えるつもりか!?」

 

副官が少し取り乱すが、ハルバートンはむしろそれで冷静になれた。

 

「避難民のシャトルを射出せよ、自衛隊とザフトにも通達しろ。」

 

「し、しかし!」

 

「此処で本艦が落ちたら避難民も犠牲になる!此処まで来てそんな事認めてたまるか‼︎‼︎」

 

「っ!避難民のシャトルを射出します。」

 

 

避難民のシャトルを射出した数分後、偵察艦隊のMA隊がシャトルを視認するが、それは隊員達にとって刹那の出来事だった、ザフトに奪われた連合のMSがストライクを攻撃しようとし、その際シャトルが目の前を横切った…いや横切ってしまったのだ。

 

ザフトのMSは目標をシャトルに変え、ビームライフルからビームが放たれた、そして、シャトルを光線が貫きシャトルが爆散するまでの間MA隊、そしてストライクのパイロットのキラにとってスロー再生の様に見えていた。

 

爆発の近くにいたストライクはその爆発により弾かれ大気圏へ落下していくが、MA隊の隊員はそれどころでは無く怒り狂っていた。

 

程なく、アークエンジェルは降下に最終段階に入り、第八艦隊は旗艦メネラオスが敵ザフト艦を撃沈したが、戦闘はまだ続いており、ザフトはあろう事か偵察艦隊のMA隊も敵と誤認し攻撃してしまう。

 

戦闘は混乱を極めていく事になる。

 




介護福祉士の試験があるので来年まで更新は休みます。(息抜きに書いたりはしますが投稿出来るまでの文章量が確保できるが確保できないと思うので。)すいませんが気長にお待ちください。底軌道会戦は後1話続きます。
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