機動戦士ガンダムSEED ~出動!日本国自衛隊~(現在リメイク中   作:名無之助

4 / 13

戦闘描写が……


第二話 戦士の死

第七航宙艦隊には、8隻の巡洋艦が所属しており、その全ての艦が4機ずつの艦載機を搭載している。

 

 

そして、ザフトが戦闘を継続する意思を見せた時、日本が再構築戦争後、七十年近く実戦において発令したことの無かった命令が発令された。

 

 

'合戦用意'自衛隊で実戦において最後に発令されたのは、七十年近く前、日本海にて、海上自衛隊の艦隊が、中韓連合艦隊との決戦に挑む際に、当時の自衛艦隊旗艦、空母やまと、にて発令されたのが最後であった。

 

 

それ以降は、実戦での発令はなく、自衛隊もこの七十年実戦は1、2回程度しか経験していない。

 

しかも、その実戦も、警戒体制、即応準備体制は発令されても、戦闘になることはなく、実質的な戦闘開始を意味する合戦用意等の命令は発令されていない。

 

 

それが今、へリオポリスを襲撃したザフト部隊に対し、七十年ぶりに発令され、第七航宙艦隊の隊員たちは緊張に包まれていた。

 

 

それは、MAの搭乗員達も例外ではなく、そのなかにどこか幼さを残す隊員、白井 京谷(22) 階級は3等宙尉 がいた。

 

 

「隊長、ザフトのMSにこの機体で対抗出来るんですかね?」

 

 

京谷は、操縦席のモニターの横に母親からもらったお守りを取り付けながら隊長に質問した。

 

「……さあな、だが、最初から弱気だと対抗も何もできないさ。

対抗出来るかじゃなく、相手を負かすくらいの気持ちで行け……て、いつも嫁の尻に敷かれている俺に言えたことじゃないがな。」

 

 

隊長は京谷に答えると、妻と娘と自分が一緒に写っている写真をモニターの横に空いているスペースに貼り付け、その時、自分の手が震えていることに気がついた。

 

 

(俺もまだまだだな……)

 

そう考えた時、副官から通信が入った。

 

 

「隊長……娘さんの尻にも敷かれてますよね?」

 

「……お前……この間飲み屋でナンパしてたの嫁さんにばらすぞ?」

 

「ヒィ!……勘弁して下さい!すんませんした!!」

 

 

副官が隊長をからかうと、隊長から手痛いカウンターをうけ、それを聞いていた京谷達他の隊員たちも含め笑が沸き起こった。

 

 

(……いい感じに緊張がほぐれたようだ…… これなら大丈夫だな。

いい副官を持てたな俺は……。)

 

隊長はそこまで考えて、隊員の中でも一番若い隊員である京谷を見た。

 

 

「京谷、一言言っておく、戦闘になれば躊躇うな、躊躇ったら死ぬぞ?」

 

「了解です。

隊長こそ暴走しないでくださいよ?フォロー大変なんですから」

「……新米に言われるとは……隊長、俺らの苦労分かりますか?」

 

 

「……各員、準備はいいか?」

 

 

「ちょ!話そらしましたね!?……ホワイト2…最終システムチェック…オールOK」

 

 

「うるさい!……ホワイト1、最終システムチェックよし。」

 

 

隊員にからかわれ隊長は一喝し最終確認をしていく。

 

 

「……新米の前でなにしてんすか……ホワイト3、最終システムチェックOK」

 

 

「はは……はぁ……ホワイト4、最終システムチェック……OK」

 

 

「ホワイト中隊全機、システムオールグリーン、発進準備完了」

発進準備が完了した時、艦長から全員に通信が入った

 

 

 

『ホワイト中隊各機へ、艦長の古井だ。

諸君は、戦後初の実戦に身を投じることになる。 私から一言伝えたい……MAでMSを相手取るのは厳しいだろうが生きて帰ってきてくれ、それだけだ。』

 

 

『ホワイト大隊第一中隊全機、発進して下さい!』

 

 

艦長からの通信が切れると、入れ替わりにオペレーターから発進命令が下った。

 

 

 

第七航宙艦隊旗艦 艦橋

 

「司令、全艦載機発進完了しました。

ザフトMS発進を確認、一部がコロニーへ向かっていきます!

また、ジン6機が本艦隊へ向かってきます!」

 

「第ニ、第三中隊は艦隊に向かってくるMSを迎撃、第一中隊にはコロニーへ向かった部隊を押さえさせろ!

艦隊全艦、対艦、対MS戦闘用意!!」

 

 

 

 

 

ザフト MS隊

黄昏の魔弾と呼ばれるエースミゲルは、コロニーへ侵入する直前に日本のMAの攻撃を受け、戦闘に入っていた。

 

 

しかし、彼以外のMSは全機コロニーへと侵入に成功していた。

 

 

「くそ!ちょこまかとぉ!!MAごときにぃ!」

 

 

叫びながらライフルを射撃するが、日本のMAは連合のMAとは明らかに違う性能を発揮し、それをかわす。

しかし、それでも余裕があるわけではなく、すでに一個小隊分、4機のMAがミゲルによって撃墜されていた。

 

 

「……連合のMAとは違うようだが……、なかなか楽しめるじゃないか、黄昏の魔弾の実力思いしれぇー!!」

 

 

ミゲルは叫びをあげると、ライフル構え、向かってくるMA隊に連射しながら突撃し、回避の遅れたMA2機がさらに撃墜されてしまう。

 

 

また、ミゲルは更に攻撃をしようとライフル構え(ジンがライフルを構えるカッコいいポーズを想像してください)残ったMA部隊に対し容赦なく襲いかかった。

 

 

「くそ!なんだあのMSは!!ただのジン1機に6機も撃墜されるとは……。」

「ホワイト3より隊長!!さらにMS1機がコロニーに侵入!」

 

 

「なに!?……グオ!?」

 

 

 

 

ホワイト3の報告に気をとられた隙をつかれ隊長の機体を無数の弾丸が貫いていった。

 

 

(……恵美…渚………すまん)

 

 

最後に自分の妻と娘の事を思い、隊長の意識は眩い閃光と共に消えていった……。

 

 

 

 

 

第七航宙艦隊 天津艦橋

「司令!MA隊の損害多数!!大隊長兼第一中隊長の立花 高次3等宙佐戦死!」

 

 

「な……立花が……そうか、あいつとはよく飲みにいったが……それで、第一中隊の状況は?」

 

 

「既に二個小隊が全滅、ただ……敵は1機です」

 

 

その報告に司令を始め艦橋にいる隊員は言葉を失った。

 

 

それは、実際に艦隊に向かってくるMS部隊に対し迎撃に行った部隊は、ジン6機を相手に12機の損害を出しながらも撃退に成功していたからだった。

 

ただし撃破ではなく撃退であり、ジン4機を撃墜するに止まり、あとは損傷は負わせるも撃墜は出来ていない。

 

 

そして、その数分後、第七航宙艦隊は衝撃的な光景を目の当たりにすることになる……。

 

 

「……司令、へリオポリスが……崩壊していきます……」

 

「何てことだ……全艦に緊急電!!コロニーの民間人救助を行う!全艦全力をもって救助に当たれ!! ザフト部隊にも本艦隊はこれより民間人救助を行うむね伝え一時停戦を打電だ。」

 

 

 

 

 

 

時間を遡りコロニー崩壊の数分前、ザフトのエース、ミゲルは戦っていたMA隊を撃破し、最後の一機と対峙していた。

 

 

そして、苛立ちを露にしていた。

 

 

「……くそ!当たらないだとぉ!!」

 

 

そのMAはミゲルの放つ76㎜弾をギリギリで機体を右や左に捻らせ回避していた。

 

 

ついに、ミゲルはライフルの弾が無くなり、重斬刀を取り出し右手に持ち降り下げるように構えると、そのMAを両断しようと突撃する。 「MAごときが!舐めるなぁ!!」

 

 

ミゲルは重斬刀を横なぎに振り抜くが、MAを引き裂く事はなかった。

 

 

京谷はミゲルからの横凪ぎに振るわれた重斬刀を機体を回転させ、それと同時に機体に逆噴射をかけミゲルの攻撃を回避すると同時に後ろを取ることに成功する

 

 

「隊長の皆の仇だ!全弾くらえぇーー!!」

 

 

叫びながら京谷はミサイルと機銃の引き金を同時に引いた。

 

 

 

 

「なにぃー!?後ろだと!?……グアァ!!!!」

 

 

後ろか襲いかかる衝撃にミゲルは意識を永遠に失った。

 

 

「……ハァ……ハァ……っ、勝った。

隊長の、皆の仇を……っ!?」

 

 

京谷が呟いた直後、へリオポリスが轟音を響かせ崩壊した。

 

 

京谷はその光景になにもできず、突然目眩に襲われ、意識を失うのだった……。

 




誰か戦闘描写のアドバイスを下さい……。

隊長の名前がないのは仕様です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。