何に気がついたのかは本編の後!
『さあ皆様お待たせいたしました! 新人戦スピード・シューティング準決勝の開幕まであと少しです!
何と言っても注目は、女子第一レーンで行われる第一高校代表の北山雫選手と第三高校代表十七夜栞選手の対決でしょう!』
『男子では第三高校の吉祥寺選手も予選でパーフェクトを取っていますが、この二人はここまで全ての試合でパーフェクトを記録しています。優勝候補同士の対決ですね』
『その通りですよ塩川アナ!
そして北山選手が勝てば、一つの高校がベストスリーを独占するという本戦も含めて九校戦史上初の快挙も見えてきます! これは目が離せないッ!!』
『さあ、それでは試合開始です!』
『『3,2,1……Ready,Fight!!』』
—◇■◇■◇—
スピード・シューティングの試合時間は五分。その間に計100枚のクレーが出てくるが、二、三枚同時に出てくることも多い。
何が言いたいかというと、ランダムプログラムによって決められる射出パターンによっては、三十秒程度の間隔が開くことも珍しくない。むしろ栞の予選の時のように、ほぼ均等に射出されていた方が滅多にないことなのだ。
そして今が、丁度その時だった。もちろんいつ出てきてもおかしくはないが、この僅かな休憩時間を利用して栞は状況を整理していく。
(ここまで両者26枚、どちらも撃ち漏らしはない。同点の場合は延長戦に入るけど、その場合は脳に負担があるこっちが不利になる。……なら、やっぱり吉祥寺くんの作戦通りに、動く)
射出装置に目を配りながら、思考の片隅で先ほどの会話を思い出していく。これからするべき行動を、再確認するように。
………………
…………
……
『本戦に入ってからの北山選手の基本戦法は、収束系魔法でエリア中央に集めて衝突させるというものだ。この時、"範囲内のクレーのうち自分の色の密度を中央に行くほど濃くする"という定義で設定してると考えられる。準々決勝の対戦相手のクレーまで不自然に動いていたのはこれが原因だね』
スピード・シューティングのルールでは、相手クレーのみに干渉する直接改変を禁止している。逆に言えば、自分への干渉のついでに妨害するのは認められているのだ。
だが、吉祥寺の分析に愛梨は眉を顰めた。
「でも、それは妙ですわね。北山選手は、一枚しか射出されずに衝突させられない時に、予選で使った振動系魔法で破壊しています。収束系と振動系は別系統。特化型CADには同時に入れられませんわよ?」
『うん。それはその通りだ。つまり、北山選手のCADは汎用型だ』
「それこそありえません! 照準補助装置も付いていましたし、何より発動速度は間違いなく特化型でした!」
そもそも、スピード・シューティングのような種類よりも速度が重視される魔法競技で特化型を使わない魔法師はいない。起動式の展開速度が遅く、変数入力の助けとなる照準補助装置もない汎用型を使うメリットがないからだ。
しかし、そのセオリーを突き破る男が一高にいる。
『そこら辺の技術はまだ調査中だけど、北山選手の長銃型CADに使われているものは特定できた。
「車載用? なんでわざわざ」
『セントールシリーズは接続端子が多いCADだ、それを利用して照準補助装置を繋げてるんだと思う。それに、車載用ゆえの特徴的なシステムがある』
「……!ペダルの踏み込み段階による選択型ショートカットキーですか……!」
手持ちで使う他のCADとは違い、車載用CADは手が塞がっていることを想定して作られている。
もちろんタッチパネルによる発動も出来るが、よく使う、もしくは緊急時にすぐ使いたい魔法は、ショートカットを設定して足元のペダルの踏み込み段階に応じて発動できるシステムがあるのだ。
『そう。どうやらそれを
「それで、複数魔法を使い分ける必要がある戦術をカバーしてるわけですか」
「作戦はあるの?」
栞の質問ももっともだ。いくら相手の分析をしようとも、結局のところ自分にできる対策が思いつかなければ何も意味がない。ただ戦力差を突きつけられて、逆に士気を下げることに繋がってしまう。
しかし、栞も愛梨も、吉祥寺が何も考えを思いついてないとは微塵も思ってなかった。期待などではない、実績からくる信頼だ。
そして、吉祥寺もその信頼を裏切ることはなかった。
『もちろんだ。まず、解析してみると収束系は完全に同じ変数のものしか使っていない。発動速度を上げるために変数部分を定数化してると考えられる』
「それは気がついてたけど、なるほど、そういうこと。選手の立ち位置と競技エリアの位置は常に同じだから」
「わざわざ変数を変えられるようにする必要はないってことね」
『ああ。よく考えてるよ。だけど、そこに隙があった。
いいかい。僕が考えた作戦は——』
……
…………
………………
再び飛び出した二枚のクレーを衝突させて再度弾丸となる破片を作り出すと、栞は作戦を実行するための計算を開始した。
◇ ◇ ◇
「え!?こっちのクレーに破片が当たった!?」
「しかも一度じゃありません」
今までお互いに自分のプレイングに集中していた様子だったのだが、初めて状況が動いた。
二度三度と、破壊しない程度に抑えられた
雫もなんとか
ここにきて、初めて雫のパーフェクトだけが崩され、観客たちから騒めきと歓声が湧き上がった。
「偶々、ではないですね。なるほど、こう攻略してきますか」
「どういうこと達也くん?」
「高速発動を実現するために、北山さんの収束系魔法は起動式の段階で変数を固定してあります。それが相手にもバレていたのは十七夜選手の連鎖が続いていたことから分かっていましたが……さらに一手打たれました」
「何をされたの?」
「十七夜選手はその解析能力を使って収束系魔法下でのクレーの軌道を計算し、掠めるようにぶつけることでこちらのクレーの軌道を変えたんですよ。
説明の間にもさらに一枚を流され、現在二枚差。
真由美の瞳に、若干ではあるが諦めの色が滲んできていた。
「それじゃあ、北山さんは……」
「いえ、大丈夫です。これはまだ想定の内ですよ。ここから逆転します」
達也の自信に満ちた断言に、真由美の首が傾けられた。
◇ ◇ ◇
(……え?)
唐突に連鎖が途切れ、試合中にもかかわらず栞は一瞬思考を止めてしまった。
慌てて魔法を再発動しようとするも、時すでに遅し。二つ飛んでいた方の一つは既にエリア外に抜けてしまっている。もう片方も再び撃ち落そうとしたものの、予測よりも軌道がずれて再び逃してしまう。
(……まさか!?)
栞は一つの可能性に気づき、同時に驚愕した。
いくらそれを否定しようとしても、栞の持つ物理解析の目はそれを立証してしまう。
栞は一度頭を振ると、
(間違いない、変数が変わってる!)
強度こそ変わらないが、収束率と影響範囲が先程までと変化している。そのせいでこちらの軌道まで変化して外してしまったのだ。
……まだ心の中では信じられないという思いが強い。
予め起動式の段階で固定しておかないと、先程までのように毎回完璧な変数を入力するのは至難の技だ。
そして、前の試合でもこの試合の前半でも、たった一つの変数しか使ってこなかったのだ。まさか突然変わる可能性など考慮していなかった。
その上、再び飛んできたクレーを起点に連鎖を始めても……
(やっぱり綺麗に繋がる。機械的に正確な変数じゃないとこうはならない……。
まさか、変数だけ変えた同じ起動式をいくつも用意してる?)
その予想を示すかのように、再び
今度はなんとか連鎖を途切れさせないことに成功したが、変数を確定させるために一つを犠牲にしてしまった。
(これでマイナス3、逆転された。それに、変数が変わることが分かった以上、より精密な制御が必要な妨害の方は出来そうにない。
……だけど……)
かつての
お前は所詮その程度なんだと、そのに居るのが場違いなんだと。だから諦めてしまえと、あの頃の感情が指を止めようと体に絡んでこようする。
だが——それがどうした!
(変数が変わるならそれを予測する。例えキツくても、残りはたったの一分五十秒、絶対に繋げてみせる!
今までが優しかっただけ、これからが本番。これ以上は一つも逃さない!)
唇を噛み切り、体を這い上がろうとする闇を振り払う。
何よりも信頼を置く親友が、自分を引っ張り上げてくれた愛梨が、たとえ負けても認めてくれると言ってくれたのだ。
なら、もうそっちに戻る必要はない。戻れない!
——このまま愛梨とこの道を歩むのなら、絶対にここで諦める訳にはいかない!
弾幕が変わる。
今までの一射必中の連鎖ではなく、万が一逃しても必ず当てるため散弾のように面で撃ち落とす。
当然、これまでと違い作り出す破片の調整など微塵も考えていない、力任せの方法だ。だが、持ち前の把握能力で生み出された破片すべてを把握し、次の攻撃に繋げていく。
試合は再び、どちらも撃ち漏らしをしない状態に戻る。
しかし雫がマイナス2に対して、栞はマイナス3。状況は栞の圧倒的不利だ。
だが、栞は諦めない。手を抜くなど考えもしない。次の試合のことなど欠片も浮かばない。
たった一つの差だ、雫のミス一つで同点に追いつける。ならば撃ち砕くだけだ、クレーも、この敵も。何より、過去から手を伸ばしてくる悪しき記憶を!
お互いに譲らぬ、意地と魔法の張り合い。観客も手に汗握る、まさに記憶に残る名勝負。
その終わりは……そう遠くない。
◇ ◇ ◇
「……達也くん、何をしたの? 起動式は二つしか入れてないんじゃなかったの?」
紙一重で雫が逆転した様子をモニター越しに見ながら、真由美は訝しげにこの作戦の仕掛け人に問い
この試合が始まる前、汎用型で特化型に匹敵する速度を出すために起動式は二つしか入れられなかったという旨の話を、目の前の少年から聞いた記憶が確かにあるのだが。
「いえ。確かに起動式は"実質的に"二つしか入ってませんよ。ただ、収束系魔法の
万が一の時の予備策だったんですが、まさか使う羽目になるとは。予想以上に難易度が高いですね、九校戦は」
「収束系の、変数部分……
真由美の首の角度が深くなる。
そもそも変数部分は魔法式の一部。それを分けて考えることなど、常識的にありえないのだ。
尤も、目の前の少年も、
「ええ、そうですよ。
そもそも汎用型が特化型に展開速度で劣るのは、各ストレージから読み出すための処理プログラムの問題です。簡単に言えば特化型に比べて容器の口が小さいんですね。そのため一度に取り出せるデータの量に差が出て、それが展開速度に直接影響しているんです」
「それは知ってるわ。それで、それがどう関係してくるの?」
「そこで、起動式のデータを分割して複数のストレージに容れて、一回の入力で一連のストレージから連続的に読み出しを行うようにプログラムを組みました。
また、左側面にあるスイッチを押せば、9種類のうちからランダムに収束系魔法の変数部分を入れ替えるようになっています」
例えるなら、『中身が完全に詰まっているペットボトルを逆さにする』よりも、『詰まらずに取り出せる量を容れた複数のペットボトルを次々にひっくり返す』方が早く必要な量を集められる、と言ったところか。
だが、もちろんそれは容易なことではない。
「確かにそれなら、複数の起動式を容れておくのと似たようなことが出来るだろうけど……そんなこと出来るの? それもオリジナル?」
「これは半年前にデトロイトの魔法競技技術学会で発表された技術ですよ。流石にそう幾つもオリジナルは出せません」
「半年前って……最新も最新の技術じゃない。それを実用化しただけでもすごいわよ。
でも、内容にしては知られてないような? 要は汎用型CADで特化型にも負けない速度を出せるってことでしょ?」
特化型最大の利点である"発動速度"と"照準補助"を、達也は汎用型で実現して見せたのだ。それと同じことを考えなかった研究者がいないとは限らない。
そして、汎用型で特化型に匹敵する発動速度と照準補助が可能ならば、複数系統の魔法を同時に入れられる汎用型の方が利便性で勝る。つまりはこの世界から特化型CADが消える可能性すらある研究なのだ、話題にならなかったのには強い違和感が残る。
尤も、そう美味い話がないのが世界の常なのだが。
「私も司波君に聞いてその論文を拝見しましたが、タイミング調整がかなりシビアなのがデメリットの一つです。技術者にも非常に高いレベルの腕が求められる、ということでした。
また、原理的に汎用型の利点の一つである種類の豊富さを削ることになるのも痛いですね。今回はほぼ二つに絞っているのでなんとかなってますが、五つ以上になると特化型を使った方が速いとのことです。
それに、一定以上の大きさを持つ起動式でないと繋げられないという弱点もあります。北山さんの収束系魔法も、無駄な記述を増やしてわざと大きなものにしていましたね」
「まあ、市原先輩の言う通りです。競技用でしか使い道がない上に、その競技使用目的でもかなり用途が限られている、半分趣味的な研究結果ですよ。
今回は偶々合致したのでこれだけの効率を実現できましたが、発表時に話題にならなかったのも当然でしょう」
「そうなの……精密性に少し欠けるけど、規模の大きい魔法式を組み上げるのが得意な北山さんだから出来る戦法なのね」
チラリと達也に呆れた視線を送ってから、真由美はモニターに視線を戻す。
試合時間、残り10秒。たった今、最後の3つずつ、計6枚のクレーが射出され……ほぼ同時に、全て破壊される。
そして、終わりを告げるブザーが鳴り響いた。
結果は瞬時に計算され、モニターと、真由美たちからは見えないが会場の大型電光掲示板にも映し出される。
〔第一高等学校 北山雫 得点:98/100〕
〔第三高等学校 十七夜栞 得点:97/100〕
——勝者 北山雫——
地が割れるような歓声と、激闘を繰り広げた選手たちを讃える拍手が鳴り響いた。
◇ ◇ ◇
「「吉祥寺(くん)、優勝おめでとう」」
「よくやったなジョージ」
「ありがとう」
その日の夜。第三高校の本部テントには新人戦に関わる代表全員と、上の学年の首脳陣が集まっていた。
だが、吉祥寺の優勝という喜ばしい出来事があったにもかかわらず、その顔には喜びの表情は薄い。
「だが、一高はスピード・シューティング女子でトップスリーを独占してきた。点差も逆転されて10ptを追いかける形になっている。喜んでだけは居られないぞ」
「……それについては、ごめん、十七夜さんには謝らないと。準決勝の敗因は司波くんの作戦を読み切れなかった僕にある。せめてデトロイトの論文を事前に知ってれば、あの作戦も予測できたのに……」
「吉祥寺くんが謝る必要はない。私も実力不足だった。それに、準決勝で消耗しすぎて三位決定戦まで負けたのは私のミス」
「それも僕の作戦負けだと思ってるんだけどね……まさか無差別にこちらのクレーにまでぶつけてくるとは思わなかった」
相手クレーにまで攻撃するというのは、スピード・シューティングのルール上相手に得点を与えてしまうことになる。
準決勝の栞のように繊細な調整が出来れば"破壊せずに当てる"ということも出来るかもしれないが、そんなことは普通できない。そしてそれは、三位決定戦の対戦相手である滝川和美も例外ではなかった。
だが、こと対十七夜栞に関しては、それでもよかったのだ。
「栞の
ああ、もちろん栞や吉祥寺くんを責めているわけではありません。
「そのことなんだが。ジョージ、あれも司波の入れ知恵だと思うか?」
「予選からの限られた時間で十七夜さんの弱点を見抜き、自分たちの負担にならない範囲で確実で大きな成果をあげられる作戦を立てる。
……セオリーを無視して効率のみを追求したこのやり方は、北山選手の戦術と通じる部分がある。ほぼ間違いなく彼が一枚噛んでるはずだ。
しかも、その解析能力・作戦立案能力に加えて、汎用型での照準補助や分割式起動式などの研究機関ですら試作段階の技術を実用化する腕も持っている。確実に九校戦史上最強の技術スタッフだよ」
「き、吉祥寺くんがそこまで言うほどなの……?」
ざわざわと言う動揺が選手に広がる。
その悪い空気を断ち切ったのは、既に三高の精神的大黒柱になりつつある将輝だった。
「安心していい。いくら超高校生級の化け物エンジニアとはいえ、体は一つだけだ。一人の技術スタッフが受け持てる選手には限りがある。何も、これからの試合すべてで不利になっているわけじゃない。
それに、所詮はCADで二、三世代分の差をつけられている程度。もしぶつかったとしても諦めさえしなければ、俺たちの魔法力なら勝ち目はある」
「彼の戦法は、とにかく効率性だけを重視してるから、今までの対処法では役に立たないかもしれない。
だけど、こちらの戦法まで確実に対処してくるとは限らない。彼が担当した選手と戦うときは常識や固定概念を捨てて、どんな手を使ってきても動揺しないよう注意すれば、一方的にやられることは無くなるはずだ。自分のペースを守り続けることが何よりも重要だよ」
一条家の直系という三高の最大戦力からの鼓舞に、瞳に炎を宿して頷く選手たち。
その中でも一際強い光を放っている友人に、沓子は声を掛けた。
「栞はだいぶ意気込んでおるのう。そんなにリベンジが楽しみか?」
「うん。試合の後、北山選手は言っていた。彼女もピラーズに出ると。
今回は負けた。でも、負けっぱなしは認められない。今度こそ絶対に勝ってみせる」
「おお?! いつも無表情な栞が燃えておる?!
良いのう、羨ましいのう! わしにも燃えられるような強敵が現れて欲しいものじゃ!」
はしゃぐ親友たちを横目に、愛梨は少しの物悲しさを覚えていた。
(何時までも、あの頃の栞のままじゃないのですね……。
貴女は、私と共に歩むためにここまで成長してくれた。なら、私も少しは成長したところを見せなければなりませんね。
まずは明日のクラウド・ボール。栞の仇を取らせてもらいましょうか、第一高校!)
愛梨は、机の下で拳を握る。燃えているのは、悔しい思いをしたのは栞だけではなかった。自分の信頼している親友を負かされて、何も感じないほどまだ大人ではないのだ。
この日の三高テントは、短針が頂点を回っても光が灯り続けていたという。
—◇■◇■◇—
九校戦4日目結果
・第一高校
男子スピード・シューティング準優勝(森崎駿):15pt
女子スピード・シューティング優勝(北山雫):25pt
女子スピード・シューティング準優勝(明智英美):15pt
女子スピード・シューティング第三位(滝川和美):10pt
・第三高校
男子スピード・シューティング優勝(吉祥寺真紅郎):25pt
男子スピード・シューティング第四位(
女子スピード・シューティング第四位(十七夜栞):5pt
累計成績
・第一位 : 第一高校……335pt
・第二位 : 第三高校……325pt
・第三位 : 第二高校……100pt
まあ、解説役の達也と、王道主人公展開を踏破してくる三高が出番を奪ってくるから是非もないネ! じ、次回からはナギのターンだから!
……スピード・シューティングの試合時間が長すぎる問題(ボソッ)