第一話
「おいっ!起きろ人間!」
・・・・・・・・なんか声がする。普段起こしてくれる母さんの声と全然違う低くて野太く、そしてなんか威厳に満ち溢れている感じがする男の声が。
でも昨日はゲームを夜遅くまでしていたので、もう少し寝ていよう。
「ということで後240分寝かせてくれ。」
「あぁ、わかった後240分だな。・・・・・・・・・・・・などというと思っているのか人間!とっとと起きろ!!」
「グフっ!!!」突然腹に蹴りを叩き込まれて吹っ飛ばされてしまった。
おかげで意識が覚醒してしまったので、いい加減現実に目を向けることにした。
腹の痛みを我慢して立ち上がって辺りを見渡すとそこは真っ白な小さな部屋だった。
そして正面に某征服王そっくりの偉丈夫がいた。
「ハッ!!?何じゃこりゃ〜〜!!」
「黙れ、人間。」
「これが黙っていられるか〜〜〜〜「フンッ!」ぶべらっ!!!」
「黙れと言っただろう人間。神のいう事に逆らうな。」
「す、すびばぜんでした。」なんつー理不尽な。ところでさっきこいつ聞き捨てならないことを言っていたような。
「申し訳ありませんが、先程あなた様は神と仰いませんでしたか?」
「あぁ、そう言った。私は神だ。」
俄かには信じられないがこの部屋にこいつの半端ない威圧感、十中八九本当だろう。機嫌を損ねんようにせねばならないな。
「神様が自分のような普通の人間に何の御用でしょうか?」
「お前には転生してもらう。」
「えっ!?………えっとそれは俗に言う二次創作であるような転生でしょうか?」
「その通りだ。お前に力を与えて転生をさせる。ちなみにお前に拒否権は無い。それに例え拒否しても、お前はもう以前の世界にいなかったことになっているので無駄だ。」
なっ、何だと!それではもう、父さんや母さん、それに弟や妹の中では、俺はいなかったことになっているということか!ふざけるな!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仕方が無いか。神様には逆らえないしな。
「それで神様、自分にくださる力はどのようなものなのでしょうか?お教え下さいませんか?」
「ふっ、それは転生してからのお楽しみだ。」
チッ!教えてくれねぇか、仕方ない。転生してからのお楽しみか。
「それでは、行け、人間よ。」
あいつがそういうと、いきなり俺は光に包まれた。
そして目覚めるとそこは熱帯のジャングルっぽい所だった。
初めて書いてみましたが物凄く時間がかかってしまいました。たぶん滅多に更新しないと思いますがよろしくお願い申し上げます。