自由気ままに生きてみる   作:カンタロス

6 / 9
キングクリムゾン!!!!!


第五話

前回……俺にブサイクな従者ができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、俺は風邪を治してから、自分の容姿を確認した。驚いたことに俺の姿はあの黄金の獣と同じものになっていた。俺は黄金の獣の大のファンなのでとても嬉しかった。喜んではしゃいだ後に、俺はヘルパーにこれから修行を始めると言われた。

 

 

 

それから後はずっと魔法球の中で修行をし続けてきた。最初はただただ、ひたすらに基礎訓練を続けた。その中でも最近の1年くらいは決められたノルマを達成することが全く出来ず、修行中は鬼のように厳しいヘルパーから毎日のように罵声をかけられていた。

 

あの醜い外見のヘルパーに罵られる度にもの凄く惨めな気持ちになったが、自分は今憧れの人の姿をしているのだから無様を晒しちゃいけないと自分を叱咤し、気持ちを盛り返した。

 

だいたい20年くらい経ってから精神修行もやるようになった。座禅をしながら滝にうたれるという、古典的な修行の他にも地味で辛い修行が多く、最初は辛かったが、毎日やり続ける内に段々平気になっていった。最近ではやらないと、すこし違和感がある程だ。

精神修行もやるようになってから同じく20年くらい経ってから魔法球の外の猛獣や魔獣達とも戦うようになった。修行の成果がでたのか会った猛獣、魔獣の1/2くらいのやつは簡単に倒せた。(魔法球の中の猛獣、魔獣達は外の奴らより格段に強いらしく、まだ戦う許可をもらえなかったーーーーーーーーーその格段に強いはずの魔獣達の中でも特に強そうなドラゴンみたいなやつを倒せたヘルパーはどんだけ強いんだとも思ったがーーーーーーーーあんな外見をした奴が途轍も無く強いという現実を認めたくなくて思考を放棄した)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして遂にこの世界に来て修行を始めてから50年以上もの時が経ち、俺はようやく《想像を現実にする程度の能力》を使えるようになった。

 

 

 

 

ちなみに、どうして分かったかというと、突然俺の頭に直接

 

 

「オメデトウゴザイマス、アナタハ《想像ヲ現実ニスル程度ノ能力》ヲ使エルヨウニナリマシタ。コノ能力ヲ用イ、更ナル高ミヲ目指シテクダサイ。健闘ヲ、オ祈リシテオリマス。デハ、サヨウナラ。」

 

 

と機会音声が聞こえたからだ。最初は疑わしく思っていたが、身体に意識を集中してみると何か新しい力を感じた。俺は直感的に能力が使えると悟った。

 

 

 

 

そして今俺は、能力を使いあるものを手にいれようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

『亮介様、現実にしたい物事を頭に思い浮かべるのです。そうすれば、能力を発動出来るでしょう。』

 

 

 

 

 

俺はヘルパーの助言の通りに現実にしたい物事を頭に思い浮かべた。ーーーーーーーーーーーーーーーーちなみにヘルパーの俺への呼び方が変わっているのは、俺がそう呼ぶように頼んだからだ。会ってからずっとヘルパーにマスターと呼ばれ続けて、ふと、自分の名前って何だっけと思ってしまって、自分はこのままだと自分の名前を忘れてしまうのではないかと恐れたからだ。自分にとって名前は家族との唯一の繋がりだったから、なおさら怖かった。

 

 

 

 

ーーーーーーー現在の俺の姿と同じあの人がそれを手にしている姿を思い浮かべるーーーーーーーー

 

 

 

 

想像を確固たる物にすると同時に俺の眼前に光が溢れ、収束すると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーそこには黄金の輝きを放つ【聖約・運命の神槍(ロンギヌスランゼ・テスタメント)】があった。

 

 

 

 

 

俺はそれを視界に収めると同時に、突如意識が落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

目を覚ますと俺はベットの上に寝ていた。

 

 

 

 

 

「あれ、俺なんでここで寝て…………あぁそういえばあれって目視するだけで常人なら死んじゃうんだったっけ?だから1回死んだのかーーーーーーーーー初めて死んでみたけど、別に気持ち悪いわけではないな。………にしても、いや〜〜失敗したな〜。次能力を使う時は聖約・運命の神槍を見ても死なないようにするために魂の質を上げないとな。まぁ、水銀に刹那、黄金、それに、黄昏の女神を足したぐらいでいいだろう。」

 

 

 

 

少し過剰すぎるような気もするが、別にいいだろう。

 

 

 

そう反省して1年くらい経ってから能力で魂の質を上げた。その後、ヘルパーに封印してもらっていた聖槍をとりにいった。ーーーーーーーー聖槍を封印出来るってあいつはどんだけ凄いんry

 

 

 

 

 

 

約1年ぶり聖槍を見るが、相変わらず神聖な感じがする。が、それ以外特に何も感じなかったので実際に手に持って、握り心地等を確かめてみた。

 

ーーーー初めてとは思えない程しっくりする。まるでずっと使い続けていたかのようだ。ーーーーーー

 

 

そして俺は実戦でも使ってみようと魔法球の外に、魔獣と戦うために行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今、魔法球の外の密林の中で驚きの余りポカーンと口を開けていた。そんな俺の前には今までは強くて倒せなかった魔獣が倒れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………今さっき起きたことをまんま言うぜ

 

 

 

 

魔獣と遭遇したら突然倒れて死んでしまった

 

 

 

 

 

何を言ってんのかわかんねぇだろうと思うが、俺にも分からなかった

 

 

 

 

 

 

何か恐ろしいものの片鱗を感じたぜーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「どういうことだ?」

 

俺はポル○レフごっこを止めて、何故こんなことが起きたのか考えてみた。

 

 

………………………………どう考えても魂を強化したことが原因だよな〜。いや、まさかここまでとは思ってなかった。これは明らかに過剰に強化し過ぎたな。

 

 

………………………………多分このままだと他の世界へ行った時に人と会うとそれだけで死なれてしまうよな。

 

………………………………次は自分の状態を自由自在に操れるようにしよう。

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。