前回………ヘルパーに礼を言って、旅立った。
俺が自分で開けた穴を通り抜けると、そこは、宇宙の様に暗い空間にシャボン玉の様なものが星のごとく無数に浮かんでいる幻想的な場所だった。ほんの少しの間見惚れていたが、足元に何も無いのに気付きすぐにアリィに飛行魔法を発動してもらった。
「俺はトラベラーで異世界へ行こうとしていたはずだったんだが、ここは何処だろうか?アリィ、分からないか?」
「閣下、まことに申し訳ありませんが自分にも分からないかであります。」
「そうか、まぁ仕方が無い。では、あのシャボン玉みたいなものはなんだろうか?まぁなんとなく予想は出来るが」
「自分は、あれは世界ではないかと思うであります。」
「アリィもそう思うか。」
さて、シャボン玉が世界だとしたら、どうやったらその中に入れるのだろうか?
とりあえず、シャボン玉に近づいてみよう。
俺はさっきから気になっていた、俺のまわりで1番大きなシャボン玉に近づいてみた。まわりのシャボン玉も基本、象くらいの大きさはあるが、このシャボン玉は十階だてのビルくらいの大きさはある。そして、黒ずんでいて見えにくいが中にも小さいシャボン玉が無数にある。
さっき修行用の世界から出るときは、聖槍で穴を開けて、そこを通り抜けることでここに来れたのでシャボン玉に聖槍で穴を開けたら入れるのではないだろうか。まぁ一度試してみよう。
「よし………アリィ、さっきの様に聖槍で穴を開けてみよう。もしかしたら入れるかもしれない。」
「………了解致しましたであります、閣下。」
俺はさっそくやってみようと、シャボン玉の間近まで寄った。
すると、まだ何もしてないのに突然シャボン玉に穴が空いて俺を吸い込み始めた。
「アリィーーーーーー!!!!!! 踏ん張れ!!!!!! 耐えきるんだーーーーーー!!!!!!」
「閣下…………申し訳ありませんが……………………もう……………限界であります!!!!!!」
アリィはほんの少しの間だけ耐えたがすぐに限界になってしまい、俺は吸い込まれてしまった。
「うわぁーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・・
短くてすみません。