IS×フレームアームズ(仮)   作:9割のサド1割のマゾ

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次話でアニメの展開に持っていきます

6/13 10:25 改訂


phase2

IS学園に入学することが決まった翌日

私が行った入学試験の噂が皆の知るところになっているようで毎日誰かしら押しかけてくるのだ

そして今日、生徒会長からの果し状が届いたのだ

なぜかというと織斑先生に聞いたところ生徒会長とは全生徒の中で最強の座に君臨するものの称号らしい、そこで織斑先生を下した私に最強の座を賭けた戦いを挑むと言うのだそうだ、もちろんそんな無益な戦いを受けるわけもないのでスルーするが

今日1日何もすることがないのでベッドに横たわり時が過ぎ去るのを待つ

そして日が水平線の向こうに半分ほど沈んだ時、後方の入り口のドアの方向に人の気配を感じた

 

「お姉さんのお誘いを断るなんて、釣れない子」

「・・・あなたが生徒会長ですか」

「そう、更識楯無よ」

 

自己紹介をした彼女は扇子を広げる、そこには『夜露死苦』と書かれていた

私は彼女に向き合い説明をしてみる

 

「率直に申し上げると、私はあなたみたいに強さに固執しているわけでも、この学園における絶対的な地位が欲しいわけでもありません、なので今回のお誘いはお断りします」

「そう、けどあなたに拒否権はないわ」

「それはなぜ?」

「生徒会長権限」

 

扇子を開く、そこには『絶対』と書かれていた

 

「わかりました、ですが今日は遅いので日を改めてもらえますか?」

「いいわ、入学式の早朝アリーナの使用申請を取っておくわ」

 

じゃあね、と言って更識はドアから出て行った

 

 

 

 

あれから日が過ぎ、月も変わり、いよいよ入学式の日

IS『漸雷』をまとった私はアリーナの中央で更識の到着を待っている、約束の時間は6時だが時計は6時15分を刺している

その時、アリーナピットから水色の機体が飛び出してくるのが見えた、そして私の目前15メートルのところに着地した

見た目は漸雷とは対照的で装甲があまりにも少なく代わりに液体の膜を張っている特殊な姿をしている

 

「ごめんごめん、お色直しに手間かけちゃった」

「構いません、始めましょう」

「そうね、時間も惜しいもの」

 

漸雷の拡張領域からフォトンブースターユニットを呼び出し肩部とバックパックに装着する

そして連装式バズーカ『ライドカノン』を分離状態で呼び出し両肩に担ぎ戦闘体制を整える

一方更識生徒会長はランス一本だけを呼び出して構える

 

「では・・・いきます」

 

手持ちのライドカノンのトリガーを引く、その砲身から放たれた砲弾は一寸の狂いもなく彼女の足元を吹き飛ばす

しかし間髪入れずに上空に向けて放つ、ちょうど爆煙の中から飛んできた更識の機体に直撃しダメージを与える

 

「しまっ!?」

 

彼女の悲鳴なんて御構い無し、ライドカノンの弾が尽きるまで打ち尽くすがある時から手応えがまるでなくなった

 

「これ以上・・・」

 

煙の中から出てきた彼女は水のヴェールをまとっていた、それで爆風の熱と衝撃を緩和したのだろう

 

「防がれましたか・・・伊達に最強と言われてませんね」

 

そう呟き目下のモニターの端を見る、そこには『敵機の機動要素の入力率60%』と表示されている、あと少しであのシステムの稼働圏内になる

そう、そのシステムのおかげで織斑先生に快勝することができたのだ

 

「今度は仕掛けさせてもらうわよ」

 

彼女は一般機では到底繰り出せないスピードで接近しランスによる刺突を試みるがその軌道がわかっていたかのように最小限の動きでかわす

 

「少しは当たりなさい!」

 

必要最低限の攻撃と牽制を繰り返し時間を稼ぐ、そしてその時が来た

 

・・・《Z.E.R.O System》 active・・・

 

瞬間、漸雷が先ほど収集したデータで予測し導き出した敵機の動作(未来)を脳内にダイレクトに投影し始める

私は漸雷が示したものに身を委ねた、そうすれば確実に勝てるのだから

 

「目標の迎撃を、再開する・・・」

 

 

 

 

アリーナで天を仰ぎ見るような姿勢で倒れている私、更識楯無はついさっきこの学園で初めての敗北を決した

対峙した機体は外見上、推進機関をオプションでつけなければまともに飛ぶこともできない、いわゆる陸戦型のISだった

そんなISは『白騎士』と『暮桜』を除く第一世代のごくごく初期のISの特徴によく似ている、なのに途中から私の第三世代型IS『ミステリアス・レイディ』を凌ぐ機動性を発揮しものの数秒で圧倒して見せた

 

「何者なの・・・あなた」

 

脳裏には、強く輝く緑色の光がどうしても忘れられないほどに焼きついていた




主人公の設定

氏名 如月一世

織斑一夏と同年代の少年
篠ノ之束に匹敵する天才科学者を両親に持つ、本人もそれに遜色無いほどの知性と行動力を持つ
しかし白騎士事件と同時期にISによって殺されており、今はそれに対する復讐心で生きている
本来は優しい少年だが自分の目的のためなら人を殺すようなことも厭わない残忍な一面を持つ

IS編

『三二式一型 轟雷』

如月一世の扱う第一世代型の標準的な機体
装備を自由に変更でき、それによって『榴雷』と『ウェアウルフ・スペクター』、『漸雷』と『漸雷強襲装備』に変更できる
さらにそれぞれの装備やパーツは戦闘中に自由に変更できる
単体での飛行能力は無いに等しい、しかし外付けのフォトンブースターユニットの推力はそれ単体でIS一機分の推力を優に超える、それを四機搭載することであまりある機動性を確保している
武装はありとあらゆる状況に対応できる二百を超える武装を全て拡張領域に収納している

『Z.E.R.O System』

轟雷とその派生機の単一仕様能力にあたる能力
戦闘データを収集しある一定に達するとそのデータから予測した『これからくる未来』といっても過言ではないビジョンを搭乗者に見せる能力
織斑千冬戦と更識楯無戦で使用(前者は使用したことにしている)
データを集めれば集めるほど完璧な戦闘システムに進化する

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