(、、、うん?ここはどこだ?確かトラックにひかれて、、、っあ!それでどうなったんだ?死んだのか?)おそるおそる目を開けてみる、、、そこは真っ白な空間だった。ただひたすら真っ白。上も下も区別がつかない様な場所でたたずんでいた。「、、、ここどこ?」「ここは待機所、と言えば分かるかの?」いつの間にか後ろにたっていた白いひげを生やしたおっさんが答えた。(待機所?何の?っていうかこのじいさん何者だよ。)「ふむ、転生する順番を待つ場所、といえばいいか?それとわしはここに来る者に説明をする神じゃ。」白いひげを生やしたじーさんはどうやら神らしい。なんかとなりに天使っぽい人もいたけど、、、「勝手に心を読むなよな、、まあいーや。んじゃ俺は転生させてもらえるのか?」「何に、どこに転生するかはわしにも分からんけどの」(え、それってどうゆうk、、、)「その言葉の通りじゃ。転生することができる場所、個体が見つかったらGo、ってこと。」「完全にランダムなんだな、、でもそういうのも面白いかも。」「おっ、おぬしの行く場所が決まったみたいだぞ。」天使と話していた神様が俺にそう告げる。「お前が行く場所は、、、、、、、東方Projectの世界じゃ!」「まじでか!いよっsy、、、」「ただし、条件、というかお知らせがある」「え?」「一つ、ここでの記憶の完全消去。二つ、何に転生するかさっぱり分からん。能力にしてもまた然り。三つ、第2の命しっかり楽しみ、悔いないよう生きろ。それだけじゃ。それでは行ってこーーい!!」(スウーー)「ちょっいろいろ突っ込ませろーーーーー!!」、、、、、、、、、、、、
(、、、、、、ここは?)ゆっくりと目を開けてみる。「ぬあーーーーーー!」「やかましいわ!」(べしっ!)「いたっ!」目を開けたら目の前にでっかい狐さんがこっちをじっと見てた。「さてまずは名前かの。、、、毛並みが白いから雪、、よし、おぬしの名前は雪じゃ!」「、、、」「ん?きいておるのか?」「うっうん」なんか名前つけられたけどめっさ怖い。「とりあえず落ち着こうかの、わしはおぬしの母親だ、そしておぬしは妾の子、雪じゃ、いいな?」「うっうん」(自分はこのお方の子供、、、ってことはおれは狐ってことですかい?!)「えっと、俺はあなたの子で名前は、雪?」「、、、その通りじゃ。それよりも雪、おぬしは雌なのだからその口調は止めたほうがいいの」(え、俺は狐であるとともに雌なわけですか?、、、狐ってコトに違和感がありすぎて気づかなかった、、)「とりあえず、その口調を直すところから始めようかの。ついてこい。その他の訓練はその後じゃ。」「あっはい」(訓練?何の?)、、、、、わずかながらの不安を抱きながら俺の親である狐について行った。
太陽が沈みまた昇って綺麗すぎる青空の下に母狐が子狐を抱きながら寝ていた。
(母上の口調矯正術は惨いです。この世界の説明を受けながらおしゃべりをしていただけだけど、少しでも男口調がでると噛み付いてくるんだもん。体中が痛いよ。でもそのおかげでしっかりとなおせましたよ。まだ眠いやもう少し寝るとします。)「、、おやすみなさい母上、、」
母上side
(昨日から一日中言葉使いを教えてきたがなんとか直ってほっとするわい。それにしても雪の情報整理力はすごい、、、あっというまにすべて覚えてしまった。母としてうれしい限りじゃな。まだまだ教えることはあるが今は寝かせてやろう)「、、ゆっくりおやすみ、、雪、、」
翌朝
、、、「ほらほらーしっかり避けなければ逝ってしまうぞ。」「ちょっちょっと待ってください母上。さすがにいきなりだと死んでしまいます!」
こんにちは皆さん、雪です。今母上から逃げているところです。なぜっかて?朝起きて一通り食事をすませたら母上が「よし!やるぞ!」と言って母上の体の周りに白っぽい弾が十個ほど出てきてこっちに飛んできたからですよ。これを母上は弾幕って呼んでたけど、、どっかで聞いたことあるんだよな、、、(ととっそんなこと考えてる場合じゃなかった。集中してないと殺られる、、、)「やり方は昨日教えたはずだぞ。後は本能が教えてくれるはずだ。」母上が出してくる弾幕を自分の出す弾幕(あまり威力は高くない)で相殺したり身体能力で躱したりしながらなんとか命をつないでいく。、、、
「ここまで!」ほぼ一日かわし続け、もう夕方になったとき母上が突然そう言った。「よく躱し続けたのう。ここまで出来るようになるには一年くらいかかるぞ」「え?じゃあなんでこんなきつくしたの?」「なんか面白くなってきたから。」「そっそうですか。」「何はともあれ、よくがんばったな、雪」母上にご褒美として頭をなめてもらった。「えへへーーありがとーー」(なにこれめっちゃ気持ちいい)「、、、ご飯にするか」安心したのか昼ご飯食べてなかったこと思い出し突然おなかが鳴りそんな私を気遣って母上が声をかけてくる。「うん!」元気よく返事をして母上の後ろについていく。今日はなにがたべれるかな?
あれから30年くらい
別れは突然訪れた。もう子供じゃないのに母上が「今日は旨いものをとってくるから家(洞穴)でまっておれ」と家を出て行ってから二日がたちその日の夜、体中傷だらけで血だらけの母上が息も絶え絶えに帰ってきた。口には小さな肉の塊を銜えていた。すでに小さく、荒れている息で母上は言った「、、雪?」「うん!うん!」もう私の目からは涙が出ていた。「すま、んな、、なかなか、いいものを、とってきて来れな、、かった。ずっと、、待ってて、、くれたのか?」「うん!」「そうか、さすが、、妾の子、、じゃ。ほれ食べ、、るといい、、、、」そう言って母上は小さな肉の塊をこっちへ渡してきた。横に倒れて動くことすらままならない母上の横で私は涙を流しながら、その小さな塊を食べた。「、、雪お願いを聞いてくれるか?もうすぐ妾が撒ききれなかった敵が妾に止めを刺す為にこっちへくるだろう。」そこでわたしは悟った。「やだ!母上と一緒にいたい!」「雪!」突然の声に体がびくっとなる。「お前はしっかりお生き!ここは妾が足止めをしておくから早く逃げな!」「でも!、、、」「妾はお前と過ごせて幸せだった。しっかり生きるのじゃぞ!!」「っ、、」私は洞窟を飛び出して走り出した。ありがとう、ありがとう、ごめんなさい。ごめんなさい、と叫びながら。、、、、、出来るだけ遠くに、、、
母上side
「雪、、、、、ありがとう」最後の仕事の為既に限界をこえている体に鞭を打って起こす。外に出て雪が走っていった方向に背を向ける。「ここから先は行かせん!」「うるさい!貴様を殺した後子供も送ってやるから安心しろ」「っ、、、そんなこと、、させる訳なかろう!今ここで貴様ら全員殺してやる!」、、、、遠くから一匹の狐の叫びが聞こえた。、、、、、