コードギアス反逆のルルーシュ 道化師は魔王の為に   作:悪逆皇帝

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今回、前回の人の招待が明らかになります


魔王、灰色の騎士と契約する

「っ!ここは………」

 

銀髪の少年に殴られて気絶したルルーシュが目覚めた場所は廃れたホテルのとある一室だった。

部屋のボロさから見てここは租界の中ではなく、ゲットーであることがわかる。

だが、何故自分がここに連れてこられたのかがわからない。

 

「(奴は俺がギアスを持っていることを知っていた。なら目的はなんだ?それに何故ヤツにはギアスが効かなかったんだ?)」

 

ルルーシュは先程あった少年のことを考えていた。

ルルーシュの正体を知ったブリタニアが送ってきた刺客だと思ったが、それならこんな所に連れずに殺すか、本国送りにするはずだ。

 

「いや、今はそんなことを考えるよりもここから脱出を―――」

 

「させないよ」

 

ルルーシュが脱出しようと考えていたら、後ろの方から銀髪の少年の声が聞こえたので、振り向くと銀髪の少年は両手にカップを持っていた。

 

「少し話がしたいんだけどいいかな?」

 

銀髪の少年はニコリと笑いながらそう言った。

 

 ◆ ◆ ◆

 

「先ずは自己紹介だな。僕の名前はライ・アルトリス。よろしく」

 

カップを渡した後、銀髪の少年――ライが自己紹介を始めた。

ルルーシュは最初はなんとか逃げようとしたがすぐに取り押さえられたので逃げることは不可能だと言うことがわかった。

ならコイツから得られる限りの情報を得るだけだ。

 

「お前の目的はなんだ。何故俺のことを、ギアスのことを知っている」

 

ルルーシュの質問を聞いたライは持っていたカップをテーブルの上に置くと、真剣な表情でルルーシュの方に向き直った。

 

「ルルーシュ。僕と契約しないか?」

 

「契約だと?」

 

「そう。僕は君に答えられる限りのことを教える代わりに僕をきみの仲間にして欲しいんだ」

 

ライの提案にルルーシュは少し考えた。

ギアスのことを聞けるのはとても魅力的なことだが、相手の正体が何なのかも分からないのに仲間にするのは危険ではないのか?

 

「もし、君が僕は危険な存在だと思ったら僕を殺せばいい」

 

そう言ったライの目は真剣そのものだった。

その目をルルーシュは今まで見たことがあった。

ルルーシュの親友スザクと今は亡きルルーシュの双子の弟リオンが試合をしたときの目と似ていた。

その目を見ているとルルーシュはライのことを敵だとは思えなくなっていた。

 

「お前が答えられる情報を先に教えろ。内容次第でお前を仲間にするかどうかを考える」

 

だからルルーシュは信じるかどうかを決めるためにライから先に情報を教えてもらおうとした。

 

「ありがとうルルーシュ。はなしを聞いてくれる気になってくれて」

 

ライは微笑みながらそう言って、ルルーシュにいくつかのことを話した。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆

 

「ギアスの暴走にそれを抑えるためのコンタクトレンズか」

 

ライがルルーシュに話してくれたのはギアスを使い続けると暴走し、制御ができなくなり発動しっぱなしになること。

そしてそれを抑えるためのコンタクトレンズはつけているときはギアスを封じることができ、それをつけていたおかげで、ルルーシュのギアスが効かなかったと言う。

そして……

 

「やはりお前もギアスを持っているんだな」

 

「うん僕が持っているのはルルーシュと同じ絶対順守のギアスだけど僕のはルルーシュの視覚系じゃなくて聴覚系だけとね」

 

「俺のものよりは使いやすそうだな」

 

ルルーシュのは相手の目を見る必要があり、効果範囲も制限されている。

それに比べ、ライのは命令内容が聞こえていればいいのだ。

どちらがいいかと言えば後者だろう。

 

「とりあえずこれはルルーシュにも渡しておくよ。ギアスが暴走したときのためにも必要だと思うから」

 

ライはコンタクトレンズの入っているケースを机の上におき、ルルーシュはそれをとると ズボンのポケットの中にいれた。

 

「ありがたくいただこう。だが、その前に聞かせてもらいたいことがある」

 

「なんだい?」

 

「お前は何者だ?何故俺に協力する?」

 

ルルーシュはずっと気になっていたことをライに聞いた。

 

「今はまだ教えることはできない。だけどいつかちゃんと話すよ」

 

「ふん、貴様もあの魔女と同じか」

 

当然、答えることはないと思っていたがこうもC.C.と同じように言われたのでルルーシュは少し腹が立った。

 

「それで?僕との契約はどうするの?」

 

ライはそうルルーシュに尋ねた。

無論。ルルーシュの中では答えは決まっていた。

 

「いいだろう。結ぶぞ!その契約!」

 

「そうか。ありがとう」

 

ルーシィが契約を結ぶことにライは嬉しく思ったのか笑顔を浮かべた。

そしてルルーシュとライは契約成立ということで握手した。

 

「それじゃさっそく始めようか」

 

「は?何をだ?」

 

ライはルルーシュの肩を掴むとニッコリと笑った。

ルルーシュはライが何を言っているのかわからず、困惑した。

 

「何って決まってるでしょ。特訓だよ。いざという時のためにね」

 

「はぁ!?」

 

「それじゃさっそくランニングから始めよっか!」

 

「ちょっとま―――」

 

ルルーシュは反論も無視され、ライによって無理矢理連れていき、五キロほど走らされ、その後軍から奪ったらしいシュミレーターを使ったナイトメアの訓練を終えたところで気を失った。

気を失う途中、ルルーシュは契約したことに対し、少し後悔したのであった。

だが、その顔には少しだけ笑みを浮かべていたのを本人は気づいていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――これが、魔王と灰色の騎士の出会いだった。




とういわけで、LOSTCOLORSからゲーム版主人公のライを黒の騎士団側に入れました。
ついでに体力ないルルーシュを鍛えてもらいましょう。
ただ、ライの機体を月下先行試作機にするかランスロットクラブにするかで少し迷っています
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