コードギアス反逆のルルーシュ 道化師は魔王の為に   作:悪逆皇帝

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更新遅れました!!これからテスト期間に入るのでまた投稿するのが遅れると思いますが、テストが終わったら早く投稿出来るようにしたいです。


トウキョウ租界

シンジュクゲットーへ向けての準備が完了し、団員たちはナイトメアを収納している数台の大型トレーラーに乗って元は地下鉄が通っていた線路を通って二日程たった。

シンジュクに近づくにつれ、団員たちはナイトメアの整備を始めており、幹部の四人はトレーラーの中のとある一室である人を待っていた。

 

「………暇だな」

 

ふと、幹部の一人である金髪の長身のブリタニア人――ジノ・ヴァインベルグが椅子に寄りかかりながらそう呟いた。

そしてジノの仮面には獅子座の印がついている。

 

「シンジュクまであと少しなんだから我慢してください」

 

神羅は本の方に目を向けながらもジノにそう言った。

 

「神羅はさっきから何の本を読んでるんだ?」

 

ビャッコは先程から疑問に思っていたことを神羅に聞いた。

因みにビャッコの隣に座っている榛名は日本刀の手入れに集中していて、先程からのジノたちの会話は聞いていない。

 

「これ?今度ナイトメアに加える新しいシステムについてのいくつかの案が書かれてる本だよ」

 

読む?と神羅は聞いたがビャッコとジノは丁重にお断りした。

二人とも本を読むのはあまり好きではないようだ。

そして全員が話すこともなくなると静かになった。

 

『遅れてすまない。ナイトメアの確認に時間がかかってしまった』

 

そしてドアが開くとクラウンが中に入ってきた。

クラウンに気付いた四人は今やっていたことを止め、その場に立ちクラウンの方へ体を向けた。

 

『そう畏まらなくていい。ここには我々しかいないのだからな』

 

クラウンはそう言いながら右手を仮面の方に伸ばすとその白い仮面を顔から外した。

仮面の下にあったのは艶のある黒髪にアメジストとルビーのオッドアイのブリタニアの少年の顔であった。

 

―――リオン・クライス

 

それが今の少年の名前である。

 

「全員、ちゃんとナイトメアの確認はしてきたのか」

 

リオンは榛名たちを見ながら空いている席に座った。

 

「ちゃんといつでも行けるように武頼改、グロースター、夜天、スレイプニールのそれぞれのナイトメアのメンテナンスは完璧にしてあります」

 

手元に持っていた本を机の上に置きながら神羅はリオンに言った。

 

「そうか。それならいいんだ」

 

リオンは神羅からそのことを聞き終わった直後、リオンの通信機にクラウンへの連絡が届いた。

リオンは変声機を通信機につけてから通信に出た。

 

『こちら第一特務隊隊長五十嵐。只今シンジュクゲットーに到着しました』

 

『そうか。なら他の部隊がつき次第、どこか安全な場所で私の指示が出るまで待機だ』

 

『了解!!』

 

通信が終わるとリオンは通信機をテーブルの上に置くと榛名たちに指示をし始めた。

 

「榛名たちはこのまま他の部隊とともにシンジュクゲットーで待機していろ。俺とジノはトウキョウ租界で情報を集めてくる」

 

俺がそう言うと榛名は文句を言いたそうな顔をしているがイレブンと呼ばれる彼女が行っても悪目立ちするだけなので連れていくことはできない。

 

「すまないな榛名。俺はお前が傷付くのを見たくはないんだ」

 

リオンは榛名の頭を撫でながらそう言うと榛名は顔を伏せているがその頬は赤く染まっていた。

その様子をジノは顔をニヤニヤしながら見ており、ビャッコと神羅は特に興味がないようであった。

 

「ジノ、準備が終わり次第すぐに行くぞ」

 

「仰せのままに、殿下」

 

ジノはリオンに軽く頭を下げ、リオンはトウキョウ租界へ向かうための準備をするために自室へと向かった。

 

◆ ◆ ◆

 

準備が終わったリオンとジノは榛名たちに団員を任せた後、情報を集めるためにトウキョウ租界を歩き回った。

 

――トウキョウ租界――

 

エリア11におけるブリタニア支配の中枢、総督府の所在地である租界。

租界の建造物の多くはブリタニア本国を意識して造られている。

今リオンとジノは租界のゲットー側にある裏路地にいた。

そこには賭博や賭けなどをやる店しかなく、ブリタニア人がスリルや金などといったものを求めてやってくる場所で、一部の店では裏ルートから手に入ったの軍やテロリストたちの情報を買うことができる。

 

「ブリタニア軍の情報を売ってくれだぁ?」

 

リオンとジノがいる店は主に貴族が賭けチェスをやっており、二人はその店の店長から情報を買いに来た。

だが、店長らしき男に情報を求めると怪訝そうな顔でこちらを見てきた。

因みにジノは話に参加する気がなく、店の中を見ていた。

 

「えぇ、有るなら売って貰えませんか?『コウモリ』さん?」

 

男はリオンの言った名前を聞くと眉をピクッと動かした。

 

――『コウモリ』

それはブリタニア人でありながら反ブリタニアとしてブリタニア軍の機密情報をテロリストたちに情報提供している男としてテロリストたちの中では有名な名だった。

 

「……何故、その名を知っている?」

 

男はリオンを睨みつけながらそう質問してきた。

 

「さぁ、何ででしょうね?」

 

リオンは笑みを浮かべながらそう答えた。

男はしばらくの間リオンを睨みつけていたが観念したらしく答えてくれた。

 

「酒に酔ったブリタニア軍人から聞いた話しだがなんでも毒ガスを作っているそうだ」

 

「毒ガス?なんでそんなものを?」

 

「さあな、そこまでは知らないな」

 

男の情報を聞いたリオンは少し何故ブリタニアが毒ガスを造っているのかを疑問に感じたが

 

「情報提供ありがとうございました。これはそのお礼です」

 

分からないことを考え続けても意味がないのでリオンは金を払い、店の中を見ていたジノの首根っこを掴んで店から出た。

 

◆ ◆ ◆

 

店を出た二人はその後も他の店から情報を集めようとしたが、特にこれといった有力な情報を手に入れることは出来ず、日は落ち人通りが少なくなっていた。

 

「殿下、もう暗くなり始めましたし今日は」

 

「そうだな………」

 

リオンもジノと同じらしく、今日の情報収集は終わりにすることにした。

 

「それで?今日のところはゲットーの榛名たちと合流して明日のことを話し合いますか?」

 

「いや、ブリタニアがどう動くのか分かるように今日はレオンハルトの家に泊めてもらおう」

 

レオンハルトとは白銀の方舟のジノの部隊の副隊長であり、軍の情報を集めるために租界に滞在している。

 

「暗くなってきたし、とっとといこう」

 

「そうですね」

 

リオンとジノはレオンハルトの家へと向かい始めた。

リオンは今日手に入れた軍とは関係ないがリオンにとって衝撃だった情報のことを思い出していた。

 

―――そういえばこの間君と瓜二つの子が貴族と賭けチェスをやりにきてたよ。

 

店の男は他にも何か色々と言っていたがリオンはよく聞いていなかった。

リオンは自身と顔が似ているものなどこの世でただ一人しか知らない。

 

「生きているのですね。兄さん………」

 

リオンはそう言いながらトウキョウ租界の夜空を見ていた。

 

 

 

 




や、やっと投稿出来ました……
小説を書くのがこんな難しいとは思っていませんでしたが頑張っていこうと思うので皆さんなにか不明な点があったら教えてください。
それではまた次回!!


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